滅&01 RIDERS STRATOS   作:G・himagin

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ゴールデンウィーク編前日譚、はーじまーるよー


Ep:20.5

三人称side

 

「ああもう!ムカツクムカツクムカツク!」

 

女性権利団体本部、幹部である女性が苛立ちの声を上げる

 

「織斑一夏のヤツ……今も悠々と学園生活を送りやがってェ……!」

「機動部隊も()()()()()()()()()()()()()()()上に訳の分からないISモドキまで現れて……!」

「あの擬似ISもI.S.M.Sのせいで製造工場が抑えられた…!」

 

織斑一夏のこと、海上で消えたIS機動部隊の事、I.S.M.Sの事……それらが積もり積もった苛立ちであり、その苛立ちが爆発して、会議中にも関わらず苛立ちをぶちまけていた

 

「くそっ、どうすれば…!」

『迷っているね』

「だ、誰よ!」

 

男性に似た声が部屋に響き、咄嗟に全員そちらを向く

そこには白とライトグリーンで、【ライダー】という文字の複眼を付けたISライダーがいた

 

『私はウォズ、『R』の構成員と言えば……わかるかい?』

「R!?」

 

Rとは擬似ISを1番多く買っている組織であり、擬似IS産業の収入源だった存在だった

 

「Rの構成員がなんの用よ……」

『私達にとっても織斑一夏……いや、ISライダーゼロワンの存在はうっとおしくてね。君達に『処理』を依頼しに来た』

「幾ら払う」

『こんな時でも金か……まあ、そちらの言い値で構わないよ。それとコレは報酬の前払いさ』

 

そういうとウォズはストップウォッチに似たアイテムをテーブルに置く

その時計のディスプレイ部分には5本の角と紫のゴーグル、その奥には瞳があり、口は笑みを浮かべているかのように歪んでいた顔が描かれていた

その不気味なアイテムに気圧された幹部達は冷や汗を流した

 

「こ、これ、どう使えばいいのよ」

『上部のボタンを押して起動すればいい。あとは自然と力を使えるはずだ』

「そ、そう……」

 

恐る恐る、幹部の1人がアイテムを起動する

 

THOUSER……!

 

「え、な、なによ!?きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

アイテム…アナザーウォッチは幹部の手を離れ、独りでに中を浮き、起動した幹部の身体に入った

 

「な、なによこれ……!」

 

THOUSER……!

 

幹部は顔に5本の欠けた角の様なモノと見開いた目、胸部には青い装甲、背中には蛍光イエローのカブトムシの羽の様なものがあり、右腕は大きな槍と剣が一体化したような武器と一体化しており、左腕は千に近い数のプログライズキーの様なものが着いており右脚の太ももには【THOUSER】左脚の太ももには【20──】の文字がついた怪人になった

 

『素晴らしい、その力さえあれば織斑一夏など楽に殲滅出来るはずさ』

「これが、私…キャハハハハハ!」

 

完全に力に呑まれた幹部の狂喜の声が幹部達の耳に響いた

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