滅&01 RIDERS STRATOS 作:G・himagin
三人称side
跳躍し、みるみるうちに迫る滅をただ見ているだけのセシリアではなく、狙撃により撃ち落とそうとした
「堕ちなさい!」
スターライトMarkⅡの照準を滅に合わせ、ビーム弾を撃ち込むセシリア、しかしそれよりも先にアタッシュアローを展開した滅によりビーム弾は真っ二つに切り裂かれ、目指可能な距離にまで接近する
「堕ちるのは貴方の方です」
「きゃぁっ!?」
セシリアが銃口を滅に向けるよりも早く、滅は弓を引きセシリアを射抜く、絶対防御により直でのダメージこそないが、衝撃により大きく後ろに吹き飛ばされる
「ッ……わかったことがあります」
「なんでしょうか?」
着地した滅に対し、滅は仮面の下で無表情で聞く
「貴方のISは跳躍力などは高いですが
「えぇ、その通りです」
「ならば飛ばせなければ問題ない……こうすればいいのですわ!」
何を当たり前のことを、とでも言いたげに返す滅、それに対して自信満々に返すと、セシリアの周囲に浮遊する何かが現れる
「……なるほど、ビームBITですか」
その正体を知る滅は淡々と言い、これからする事を予想する
「さあ、踊りなさい!このブルー・ティアーズの奏でるワルツで!」
「生憎ダンスの知識など無いので貴方を足を踏みまくりますよ」
4基のビームBIT……ブルーティアーズが放つビーム弾を移動しながら回避する滅、走りつつも撃ち落とす機会を探り、隙を見せたブルーティアーズを一基破壊する
「なっ!?」
「隙を見せましたね?……私は粗を見つければ直ぐに潰しますよ。無論……貴方でさえもね?」
滅がそう言うとセシリアは顔を青ざめさせ、ブルーティアーズで叩き潰そうとする
しかし焦り故か粗がより目立ち、BITが一つなくなることで弾幕も薄くなるため軽くいなされ、全てが撃ち落とされる
「な……な……!」
ブルーティアーズの残骸を見てガタガタと震えるセシリア
「さて……と、貴方の弱点を当てましょうか」
「な、なんですか!?」
「貴方BIT関係においては素人なんですね、
「〜〜!!」
自身の弱点を言い当てられ、驚愕しているセシリアに対し、アタッシュアローでセシリアを切り落とそうと跳躍、腕を振り上げる
同時にセシリアの口角が上がる
「ざ、残念でしたわね!
ミサイルBITからミサイルが放たれ、滅に直撃。大爆発を起こす
「ふん。ま、まぁここまで出来たことは褒めてあげますが、やはり勝利するのはこの「……セシリア、ですか?」なっ……!?」
目の前に写っている景色にセシリアは顔色を白くさせる
爆煙が消え……目の前には宙に浮くサソリライダモデルに守られた滅であった
「ロストモデルは貴方のミサイル程度ならば防御しますよ。勉強不足でしたね」
「……ッ!?」
ライダモデルが消えると共にフォースライザーのレバーを可動させプログライズキーを一旦閉じ、また開く
STING DYSTOPIA!
右腕から現れた複数の支菅が右足に集まり、紫色のエネルギーが生成される、そしてその状態でセシリアの胸に向かい強烈な上段蹴りを叩き込む
するとセシリアのISに火花が立ち、SEが一瞬でゼロになる
「な、なぜ……ミサイルBITが…」
「口角を上げた時点で何かを使うことはわかっていましたから……そして貴方は
「あっ……」
「もう一夏様にミサイルBITもBITも通用しませんね、まあ精々手の内を明かした状態で頑張ってください」
変身を解除し、手の平をヒラヒラさせながら滅はピットに戻った