滅&01 RIDERS STRATOS   作:G・himagin

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Ep:5

三人称side

 

アリーナ、観客席は皆がせわしなく会話をしていた

ISライダーの力を持つ2人の戦闘がこれから始まるからである

様々な手札を持ち、状況状況によって多彩な能力を使うゼロワンである一夏。現状間違いなくセシリア、一夏を抜き、断トツで高い実力を持ち、遠近両方対応している滅

この2人の戦闘……既にこの戦いでデザートチケットを巡る賭けが行われている程である

 

そしてそのアリーナ内、フォースライザーを装着した滅、ゼロワンドライバーを装着した一夏が居た

 

「一夏様、勝てましたね」

「まあ、予想外を突く奇襲戦法やらなんやら…だけどな」

 

ISライダー滅という先入観、滅が見せたロストモデルによる防御、ゼアによって身につけた(ラーニングした)多彩はプログライズキーの使い方……それら全てが上手く噛み合うことで掴めたのが今回の勝利であった

そしてそれを告げると滅はふふっ……と微笑む

久しぶりに見せる笑みに一夏は少し驚く、最後に見たのは何年前か……等と考えていると、滅は言った

 

「ただ奇襲戦法のようなものが上手くいっただけではありません、一夏様がゼロワンの能力を100%以上引き出し、一夏様自身の実力によって掴み取った勝利です。……誇っても問題ないですよ」

「いや……それじゃダメだ」

「……何故ですか?」

「まだ、俺に誇れる勝利じゃない」

「…どういう事ですか?」

「…昔、滅が001になった時、俺は凄いと思った。憧れを感じた」

「そうですか」

「……でも同時に、まだ俺は守られている立場なんだ。って、わかった」

「……そうですか」

「……そしてISを起動して、皆を守れる力を手に入れたと思った。でも、まだ()()()()()()()使()()()()()気がするんだ」

「…!」

 

滅は表情にこそ出さないが微かに驚く

 

「……この力を、本当に正しく使えた時…………俺は皆を守れるんじゃないかって……思うんだ

 ただ腕っ節で相手を倒すだけじゃない。この力で、何かを()()ことだって出来るはずだ」

「……なるほど」

「だから、俺が本当に正しく使えるまで……俺と何かをつなぐまで、見届けてくれないか?」

「……喜んで、私は織斑家の家政婦ですから」

 

会話を終えると、滅と一夏はプログライズキーを起動する

 

JUMP!

POISON!

 

一夏がライジングホッパープログライズキーをゼロワンドライバーに翳し、滅はスティングスコーピオンプログライズキーをフォースライザーに嵌める

 

AUTHORIZE!

 

ライダモデルがぶつかり合い、辺りの地面を凹ませるが、2人は動じる様子もなく構え、一夏はプログライズキーをゼロワンドライバーを入れ、滅はフォースライザーのレバーを引く

 

「……変身

変身!

 

プログライズ!

FORCE RIZE

 

飛び上がライズ!RISING HOPPER!

A jump to the sky turns to a rider kick

 

STING SCORPION!

BREAK DOWN……

 

2人が同時に変身、お互いの武器を構え……試合が始まった

 

 

 

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