滅&01 RIDERS STRATOS 作:G・himagin
三人称side
アリーナ、観客席は皆がせわしなく会話をしていた
ISライダーの力を持つ2人の戦闘がこれから始まるからである
様々な手札を持ち、状況状況によって多彩な能力を使うゼロワンである一夏。現状間違いなくセシリア、一夏を抜き、断トツで高い実力を持ち、遠近両方対応している滅
この2人の戦闘……既にこの戦いでデザートチケットを巡る賭けが行われている程である
そしてそのアリーナ内、フォースライザーを装着した滅、ゼロワンドライバーを装着した一夏が居た
「一夏様、勝てましたね」
「まあ、予想外を突く奇襲戦法やらなんやら…だけどな」
ISライダー滅という先入観、滅が見せたロストモデルによる防御、ゼアによって
そしてそれを告げると滅はふふっ……と微笑む
久しぶりに見せる笑みに一夏は少し驚く、最後に見たのは何年前か……等と考えていると、滅は言った
「ただ奇襲戦法のようなものが上手くいっただけではありません、一夏様がゼロワンの能力を100%以上引き出し、一夏様自身の実力によって掴み取った勝利です。……誇っても問題ないですよ」
「いや……それじゃダメだ」
「……何故ですか?」
「まだ、俺に誇れる勝利じゃない」
「…どういう事ですか?」
「…昔、滅が001になった時、俺は凄いと思った。憧れを感じた」
「そうですか」
「……でも同時に、まだ俺は守られている立場なんだ。って、わかった」
「……そうですか」
「……そしてISを起動して、皆を守れる力を手に入れたと思った。でも、まだ
「…!」
滅は表情にこそ出さないが微かに驚く
「……この力を、本当に正しく使えた時…………俺は皆を守れるんじゃないかって……思うんだ
ただ腕っ節で相手を倒すだけじゃない。この力で、何かを
「……なるほど」
「だから、俺が本当に正しく使えるまで……俺と何かをつなぐまで、見届けてくれないか?」
「……喜んで、私は織斑家の家政婦ですから」
会話を終えると、滅と一夏はプログライズキーを起動する
JUMP!
POISON!
一夏がライジングホッパープログライズキーをゼロワンドライバーに翳し、滅はスティングスコーピオンプログライズキーをフォースライザーに嵌める
AUTHORIZE!
ライダモデルがぶつかり合い、辺りの地面を凹ませるが、2人は動じる様子もなく構え、一夏はプログライズキーをゼロワンドライバーを入れ、滅はフォースライザーのレバーを引く
「……変身」
「変身!」
プログライズ!
FORCE RIZE
飛び上がライズ!RISING HOPPER!
A jump to the sky turns to a rider kick
STING SCORPION!
BREAK DOWN……
2人が同時に変身、お互いの武器を構え……試合が始まった