理由はリアルが忙しかったのと、作者自身、執筆意欲が出ませんでした。
こんな作者ですが、良ければこの小説を楽しんでいってください!
世界初のVRMMORPG、《ソードアート・オンライン》が正式稼働してから、一ヶ月が過ぎようとしていた。
普通のゲームなら一ヶ月も経つと、半分はクリアしてしまうだろう。レベルは20くらいまで上がっていてもおかしくは無い気がする。
でも今の現状は、100層の中の1層も攻略できていないし、レベルも一番高いプレイヤーで10くらい?だろうか。………ちなみに僕のレベルは8。これって高い方なのかな?
………とにかく、さっきも言ったように僕たちはまだこのゲームの100分の1もクリアできないでいた。
でもこれは当然のことだろう。なんといっても今、この世界は本当のデスゲームと化している。
【この世界でHPが0になれば、現実世界の僕たちも死ぬ】のだから、戦わないプレイヤーが多いのも判る。
そのせいで攻略のスピードが上がらないのも判る。
……でも、それ以上に
さっきも言ったように、この世界で死ねば、現実世界でも死ぬ。
そして今の死者の数は1000人を超えている。つまり、現実で1000人もの人が亡くなっているってことなんだ。
そして、亡くなったプレイヤーのほとんどがモンスターとの戦闘で命を落としているんだ。
よくはじまりの街に行くと、ベータテスターは初心者にロクにレクチャーせずに一人で行ってしまった、なんて言っているをよく見るけど、初心者に戦闘指導しているベータテスターも少しだけど見るし、それに実は戦闘で命を落としたプレイヤーの中で
中途半端な知識は身を滅ぼすからね。ベータテストのときと同じ感覚で行って命を落としたベータテスターが多かったんだろう。
まあ、この情報は限られたプレイヤーしか知らないんだけどね………
なんでそんな情報を僕が知っているのかと言うと………
「ヨっ、シキト。昨日ぶりだナ」
「うわっ!びっくりした!………驚かせないでよ、アルゴさん」
今僕に後ろから声をかけてきたアルゴさんに教えてもらってるからだ。
でも、なんでアルゴさんはそんな情報を持ってるんだ?って疑問に思った人もいるかもしれない。
簡単に説明すると、アルゴさんはこの世界で《情報屋》をやってるらしいんだ。なおかつその実力は折り紙付きで、この世界で1、2を争うほどの情報を持っているらしい。
じゃあ、なんでそんな有名人と僕が知り合いなのかというと、一週間前に僕がフィールドをうろついていたときに一人のプレイヤーがモンスターに不意打ちされそうになっているところを助けたんだ。
その助けたプレイヤーがアルゴさんだったってわけなんだ。
それからいたく感謝されて、情報屋の商売道具ともいえる(っていうか実際そうなんだけど……)情報を
最初は断ろうとしたけど、アルゴさんが「いくらオレっちでも、命の恩人から金を取るわけにはいかないからナ」と言ってくれたので、今はありがたく情報を使わせてもらっている(その代わりと言ってはなんだけど、情報を集めるのに助けが必要なときは手伝う、という約束をした)。
「で、なんでアルゴさんはここに来たの?」
「ああ、そうだったナ。みんなへ伝える話だし、アキラたちが起きて来たら話すことにするヨ。………あと、アルゴでいいって言ってるだロ」
「検討は、してみます……」
ところで、話ってなんなんだろう?みんなに伝えるって言ってたし、大事な話なのかな?………もしかしたらボス部屋が見つかったとか?
と、まあそんな結論がでたところで、僕は階段の方に目をやった。
というのも今、僕たちがいるのは街に近い宿屋で、今の時刻は午前7時半。そろそろこの宿屋で一緒に泊まっていたアキラたちが起きてくると思ったからだ。
すると、そちらの方から人影が見えた。間違いない、寝癖が付いててちょっと分かりにくいけど、アキラたちだ。
「うぃーす、起きてたんだな、シキト……ってアルゴさん!?なんでここに居るんだよ?」
寝ぼけた顔で僕たちの前に出てきたアキラは、ここに有名人のアルゴさんがいることに驚きを隠せないようだ。
………まあ、僕もさっきめちゃくちゃびっくりしたからなあ。
「そうダ、オマエたちに伝えるべき情報があるんダ」
そう言うとアルゴさんは手招きして僕たちを呼び寄せた(さっきから一言も喋ってないけどちゃんとコウタたちもいるよ!)。
そしてアルゴさんはふー、と一息ついて、
「今日、1層ボス攻略会議が行われるらしいゾ」
………この世界の本格的な開始を告げたのだった。
結構作者はアルゴって好きなキャラなんですよね。
でも一番好きなキャラはやっぱりユウキです!
早くどんな形でもいいから出したいですw