焼き直しは回避したい   作:ゆーはばっは

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第2話

冬木市某駅___

 

「結構近かったなぁ。これなら日帰りで来れるかもしれないぞ」

なんて軽口を叩いてはいるが、正直心配なことがある。

目的地は、聖杯戦争の御三家の1つである、遠坂家(場所は魔力反応がある所を見てみる)なのだが、そもそもあったとしても協力してくれるとは限らない...

「憂鬱だ...」

なんてずっと考え事をしてたからか、前の人とぶつかってしまった。

「ちょっと、大丈夫!?」

声からして女の人だ。

すみません、と声を掛けようと顔を上げると_

「イシュタル!?」

そこにいたのは第七特異点で出会った、女神イシュタル(?)だった...

 

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「なるほどね。親戚に会いに来たけど、場所が分からないと...」

「そうなんです...それで迷ってて...」

とっさに嘘を言ってしまったが、魔術なんてものを信じてくれるわけないだろうと、それっぽいことで誤魔化した。

それよりも、このお姉さんがイシュタルに似てるということだ。他人の空似だとは思うけど、似すぎなんだよな...

 

「そうだ。もし良かったら、私の家に来ない?親戚と連絡とれるまで休んでたほうがいいんじゃないの?それに私のこと女神だっていってくれたしね〜」

 

これはとても嬉しい。正直、遠坂家の人と接触するまでどうするかきめてなかったし、もしかしたら遠坂家のことも何か知っているかもしれない...

「いいんですか?」

 

「たいしたものはないけど、休むくらいなら全然大丈夫ですよ。」

 

「でしたら、是非お言葉に甘えさせてもらいます!僕は藤丸立香といいます。お姉さんの名前を聞いてもいいですか?」

 

「お姉さんだなんて、ありがとう藤丸くん。私の名前は遠坂凛よ。」

 

いやぁ、まさかとは思ったけど、ねぇ。運良すぎないか...僕?

 

 

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「さっきのは嘘です。遠坂さん。」

 

「はい?」

 

「親戚云々は全て嘘です。遠坂さんに逢いに来ました。」

 

「...ってことは魔術師のほう?邪魔だから消しにでも来たの?」

 

これは予想通りに展開だ。いくらなんでもここで納得されても逆に困る。

 

「魔術師といえばそうなんですが。そういったものではなく、個人として教えを乞いにきました。僕はやらなくては行けないことがあるんです。」

自分にできる最大限の真面目な表情を作ってみる。

 

 

「...そう。はぁ、これじゃあ誰かさんみたいじゃない。いいわよ。」

 

「いいんですか?正直無理だと思ってました。」

 

「そうやって人助けばっかりしてた人が近くにいるだけ。言っとくけど、才能がなければ直ぐにやめることも考えるから。やる以上はスパルタよ。」

 

こちらからすれば願ってもない条件だ。才能、というのが少し心配ではあるが。

 

「あと追加で条件。指導は私1人では行わないわ。もう1人教官を、衛宮くんを呼ぶから。」

 

エ、エミヤだと!?

確かに、なんかやたら日本とかに詳しかったよな...

 

「分かりました。今日からでもお願いします。」

 

斯くして、僕の修行(?)が始まった。

 

 

 




読んで頂きありがとうございます。
これから3人で行う修行はダイジェストでお送りします。
やっぱり、前回失敗した藤丸立香が1番欲しいのは、自己戦闘能力でしょう。護身くらいにはなるかと思って修行はしてるみたいですが、しっかり能力を獲得してもらおうと思います。
感想などありましたら是非お願いします!
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