けものフレンズR   作:ドラクオ

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最終話「星をつなげて」

イエイヌの放った一言に、行き場を失った友絵の感情はちぎれた雲のように霧散し、絶句した。

「………………………………」

青ざめた表情を見せる友絵に対して、イエイヌは少し困惑した様子でこう言った。

「あの、あなたはぼくのこと知ってるんですか?」

沈黙が流れる。シロクマは心配そうに友絵に視線を送ると、なんとか絞り出すように言葉をかけた。

「ともえ……その、イエイヌは……」

「イヤ……こんなの……嘘だ」

シロクマの言葉を遮るように呟いた友絵の悲痛な言葉。泣き出したり、笑顔を見せたりしていたそれまでと一転して、友絵の感情は冷たく凍りつき、青ざめた顔をより浮かび上がらせた。

「……あっ、ともえ!」

シロクマが呼び止める間もなく、友絵は灯台から走り去っていった。

突然のことで動揺していたシロクマは、どうしたものか悩んだ末、イエイヌにこう告げた。

「悪いけど、ともえが心配だからちょっと探してくるよ。君はここで待っててくれるかい」

「はい、わかりました」

直ぐに戻ると言い残し、灯台を出ていくシロクマ。残されたイエイヌは、去っていった少女の残り香から懐かしい匂いを感じ取ると、何か大切なことを忘れているような感覚に苛まれ、こう呟いた。

「あの子は、ヒト?」

 

灯台を飛び出した友絵は、逃げるように港町を駆けていった。氷解し、溢れだした感情により、止めどなく涙がこぼれては、その雫が風で置き去りになっていく。波止場で歌を歌っていたククは、近くを横切る友絵の姿を見付けると、声をかける。

「おはようともえさん。そんなに急いでどちらへ……」

友絵はククの言葉に反応せず、そのまま町のゲートの方に去っていった。その様子に違和感を覚えたククは、友絵の後を追いかけていく。ゲートまで着いた友絵は、呼吸を整えるため、膝に手をつき、足を止めてその場に立ちすくんだ。しばらくして追い付いたククが、友絵に問い質す。

「何か、ありましたの?」

シンプルなその質問に対して、友絵はククの方を振り向いた後、こう答えた。

「……消えちゃった。イエイヌちゃんの記憶が……私のことも、一緒に旅したことも、全部……」

そう言って泣きじゃくる友絵の姿を見て、ククは言葉を失い、代わりに震える友絵の身体をギュッと抱き締めた。

 

「おーい、ともえー」

町中で友絵を探していたシロクマの元に、ククがやって来てこう言った。

「ともえさんでしたら、さっきこの町を出て行きましたわ」

「えっ?な、なんで」

困惑するシロクマに対して、ククは事情を説明した。納得したシロクマは、ククと共にイエイヌの待つ灯台へと向かった。

 

シロクマとククが灯台に帰って来ると、そわそわした素振りで待っていたイエイヌはこう言った。

「あっ、おかえりなさい」

ソファに腰を下ろした三人は、イエイヌに状況を説明するため、まずどの程度記憶を失っているのかを確認することにした。

「自分の名前はわかる?」

「はい、ぼくはイエイヌです」

「わたくしたちのことは覚えてますか?」

「えっと、ごめんなさい……わからないです」

顔を見合わせた後、ククとシロクマは改めてイエイヌに自己紹介した。続けてシロクマが質問する。

「どうして自分が眠っていたかは、覚えてる?」

イエイヌは少し考えた後、こう答えた。

「わからないです、でも長い間夢を見ていたような気がします。どんな夢だったかは、覚えてないんですけど」

シロクマはあの日起こった出来事を簡潔にイエイヌに伝えた。最後まで聴いて、イエイヌはようやく、自分が記憶を失ってしまったということを認識した。

「そっか、ぼくは記憶を失っているんですね。記憶を失う前は、あの子……ともえちゃんと一緒に旅を。それなのにぼくは、傷付けるようなことを……」

暗い表情で俯いてしまったイエイヌに対して、ククは励ますように言葉を添えた。

「そう落ち込まないで。記憶は、そのうち思い出すかもしれないですし、それに、今は二人とも少し時間を置いた方がいいのかもしれないわ」

様子を見守っていたシロクマも、イエイヌにこう言った。

「君はまだ目覚めたばかりだし、落ち着くまで、しばらくここに居るといいよ」

そんな二人の優しさを噛みしめながら、イエイヌは感謝の言葉を口にした。

「……お二人とも、本当にありがとうございます」

イエイヌは窓の外に見える海を眺めながら記憶の中を探ってみた。しかし、自分がイエイヌのフレンズであること、ここがジャパリパークと呼ばれる場所であること、それ以外のことは思い出すことが出来なかった。

 

数日後。

晴れた日の昼間、灯台の屋上で潮風に吹かれながら何気なく海を眺めていたイエイヌの背後から、何者かが声を掛けてきた。

「こんにちはー!あなた、イエイヌさんですか?」

声のする方に振り向いたイエイヌは、こう答えた。

「はい、そうですけど……あなたは?」

頭に白と灰色が混ざった羽を持ち、青みがかった白いセーラー服と、黄色いブーツを身に纏ったその人物は、元気良くこう答えた。

「ハーイ、よくぞ聴いてくれました。わたしは、カモメと言います。普段はこのエリアでお手紙などを配達する“ゆうびん屋さん”をしていまーす。ということで、あなた宛にお届けものでーす」

そう言うと、カモメは腰に提げていたショルダーバッグから紙のようなものを取り出し、イエイヌに手渡した。

「ありがとうございます、カモメちゃん」

イエイヌがお礼を言うと、カモメは誇らしそうにこう言った。

「いえいえ、みなさんの喜ぶ顔を見るのが好きでゆうびん屋さんをやっているので、わたしも嬉しいでーす。今日はポカポカ暖かくて空も晴れていて、絶好の配達日和ですしねー」

快晴の空のように明るいカモメを見ていると、イエイヌは自分の気持ちまでポカポカしてくるのを感じていた。イエイヌはふと気になり、カモメにこう訊ねた。

「そう言えばこれって、一体誰からのお届けものなんですか?」

「そのお届けものの送り主は、ともえちゃんでーす。あなたのことはともえちゃんからよーく教えてもらいました」

「……そうでしたか」

イエイヌが手に持っていた紙を広げてみると、どうやらそれは地図のようであった。その地図の所々には、星のマークが描かれている。

「それでは次の配達がありますので、わたしはこれで失礼しまーす」

そう言うとカモメは灯台から羽ばたき、海の彼方に向かって飛んでいった。手を振り、それを見送ったイエイヌは、地図の方に目をやると、虹色に淡く輝く星のマークに手を触れた。

「はっ!」

イエイヌの脳裏に流れ込んでくる、記憶の奔流。イメージが直接自分の記憶に上書きされるかのように定着したその言葉を、イエイヌは復唱する。

「地図に描いてある、星のマークの場所を辿ってきて……」

突然の出来事に心がざわつくイエイヌだったが、何をすべきかだけは、はっきりと認識する事ができた。灯台の一階に降りてきたイエイヌは身支度を整えると、星のマークが描かれている最初の場所へと向かって行った。

 

シロクマとククは二人で並んで展望台の柵越しに町を眺めていた。ゴンドラ乗り場の方から、イエイヌが二人の元へやってきて、こう言った。

「二人ともこんにちは。今日は良い天気ですね」

振り返り、イエイヌに向かって挨拶する。

「こんにちは、そうだね良い天気。空が澄みきっていて眺めもすごく良いよ」

「こんにちは、イエイヌさん。昨日来たばかりですのに、この場所を気に入ってくれたのかしら?」

「実は、ぼく宛にともえちゃんから地図が届いたんです。その地図には星のマークが描かれている場所があって、そこに行けば記憶を取り戻す手掛かりがあるんじゃないかと」

イエイヌの言葉に、シロクマは少し考え込んでこう言った。

「そうなんだ、記憶を取り戻す手がかりか……う~ん、何か重要なものがここにあるってことなのかな」

ククは友絵の絵を見ながら、あの日の夜を懐かしむようにこう言った。

「確かに、ここは特別な場所かも知れないですわね。こんな素敵な絵を贈ってもらった、思い出の場所……」

その瞬間、ククが手にしていた絵と、イエイヌの持つ地図の星のマークが共鳴するように光を放ち始めた。イエイヌは光に吸い寄せられるように、友絵の描いた絵に手を触れた。

 

『私たち、ずっと友だちでいようね』

 

「これは、この記憶は……」

イエイヌの頭の中に、あの夜の展望台の景色が流れ込んできた。キラキラとした宝石のような夜景と、二人で約束を交わす場面。まるで昨日のことのように、はっきりと鮮明に思い出すことができた。

立ちすくむイエイヌに、ククが声をかける。

「もしかして、何か思い出しましたの?」

イエイヌはコクりと頷き、二人にこう言った。

「ククちゃん、シロクマちゃん。ぼく、星のマークの場所を辿る旅に出ます。さっきみたいに、忘れてしまった記憶を、取り戻せるかもしれないし、だから……」

イエイヌの背中を押すように、シロクマはこう応えた。

「うん、行ってらっしゃい。気をつけて」

ククは寄り添うようにこう応えた。

「全て思い出せたら、またここでお会いしましょう。今度は四人で」

イエイヌは別れ際、二人に感謝の言葉を告げた。

「今までお世話になりました。このご恩は絶対忘れません。必ずまた、会いに来ますから」

ゴンドラに乗り込み、イエイヌは展望台を後にした。ククとシロクマは手を振りながら、旅立つイエイヌを見送るのだった。

 

地図に描かれた星のマークの場所を目指し、イエイヌは森の中を歩いていた。日が沈んで辺りは暗くなり、生ぬるい風がイエイヌの頬をかすめてすり抜けていく。じわじわと、孤独な不安感が心に染み渡り、イエイヌの足取りは重くなってしまう。それでも、決して前へ進むことは止めない。その先にある記憶へと、たどり着くまでは。

しばらく歩いていると、森の中にログハウスの建物が見えてきた。イエイヌは恐る恐る建物の中に入り、周囲を見回す。すると、奥の方から誰かが近づいてきてこう言った。

「あっ!イエイヌ。ひっさしぶりぃ」

突然名前を呼ばれて驚いた表情のイエイヌは、その人物にこう訊ねた。

「こんばんは、あの、あなたは何のフレンズさんですか?」

「あたしはタイリクモモンガのモモだよ。そっかぁ、本当に忘れちゃったんだ。ともえから聞いてたけど、やっぱりちょっとショックかも」

「……ごめんなさい」

イエイヌが申しわけなさそうにそう答えると、モモは大丈夫だよ、と言ってイエイヌを星のマークの場所まで案内した。

 

モモの案内で植物園の研究室へやってきたイエイヌは、自己紹介を済ませた後、リコにこう質問された。

「あなたはどうしてこの場所に来ようと思ったの?」

イエイヌは地図を取り出してこう言った。

「この地図に描かれた星のマークの場所に行けば、記憶を取り戻せるんじゃないかと思って」

リコは地図の星のマークに手を触れると、イエイヌにこう言った。

「うん、なるほどね。この星が示しているものは、きっとこれのことなの」

リコは友絵の描いた絵を持ってきて、イエイヌに手渡した。絵に触れた瞬間、イエイヌの頭の中に過去の記憶がフラッシュバックしていく。

 

『あ~楽しかった。またやりたいね、イエイヌちゃん』

 

「うっ!この記憶は……」

様子を窺っていたリコがイエイヌに声をかける。

「どう?記憶は思い出せた?」

イエイヌは若干ひきつった表情でこう答えた。

「は、はい。アスレチックで遊んだり、みなさんとセルリアンを倒した記憶が、絵に触れた瞬間によみがえってきました」

「やったね、イエイヌ!これでまた、みんなで遊べるぞ~」

三人は喜び合い、仲良くじゃぱりまんを食べると、その日は植物園の仮眠室で就寝した。

 

次の日。

「ばいばーい!今度はともえと一緒にね~」

「気をつけてね、イエイヌ。セルリアンに会ったら、無理しないで逃げるといいの」

「ありがとうございます、リコ博士、モモちゃん。また来ますね」

植物園を出発するイエイヌを、リコとモモは手を振り見送った。イエイヌの足取りは軽く、孤独な不安はもう感じなくなっていた。今まで歩んできた道のりが、築いてきた繋がりが、消えずにそこにあることを、心で理解できたからだ。

 

森道を抜けると、そこには真っ白な雪原が広がっていた。吐く息も白く、冷たい風がイエイヌの身体を包む。星の場所を目指して山道を登っていくと、途中から雪道の真ん中に何かの重みで凹んだ跡のようなものが山頂に向かって続いているのに気づいた。

「これは、もしかして物凄く大きな生き物のあしあと?」

ちょっぴり怖い想像を抱きながら、イエイヌはその跡を追うように、山頂へと歩を進めていった。その跡は雪原の丘の上まで続いていて、そこで跡は途切れていた。地図を見て、近くに星のマークの場所があることを確認したイエイヌは、足跡の疑問を残しつつ、その場所へと向かっていった。

近くまで来ると、三角の屋根の建物が見えてきた。イエイヌは中に入ると、地図の星のマークに反応するものがないか、辺りを見回してみる。すると、建物の中から力強い声が聞こえてきた。

「きみは、イエイヌじゃないか!久しぶりだな」

イエイヌは目の前に現れた大きな角を持つその人物に向かって、こう言った。

「久しぶり、ということは、あなたも以前ぼくと会ったことがあるんですね」

「うんうん、わたしはトナカイだ。実はきみが来る前にともえから色々話しは聞いているんだが……とりあえず、落ち着いて話せる場所へ移動しよう」

トナカイはそう言うと、イエイヌを建物の奥にある部屋に案内した。ソファに座り、イエイヌは旅の経緯をトナカイに話した。

「……というわけで、記憶を取り戻すために手がかりとなる絵を探しているんですけど、知りませんか?」

「おお、絵を探しているんだな。わかった、ちょっと待っててくれ」

しばらくして、トナカイは友絵が描いた絵を持って戻ってきた。イエイヌがその絵に触れると、一瞬にして、あの時の光景が頭の中に広がっていった。

 

『すごいスピードだね、ソリってこんなに早く滑れるんだ』

 

「そっか、あの足跡はソリで滑った時にできたものだったんだ」

イエイヌは記憶を取り戻す度に、隣でいつも笑う友絵のことを、少しずつ身近に感じていた。

「トナカイちゃんありがとう、また会いましょうね」

イエイヌはトナカイに感謝と別れの言葉を告げる。

「気をつけてな!今度来たときは、三人でまたソリに乗ろう」

大きく手を振り、トナカイは離れていくイエイヌを見送った。

 

しばらく歩いていると、日が沈み、猛吹雪がイエイヌの身体を襲ってきた。堪らず、近くにあった洞穴に避難したイエイヌは、先客の存在に気付き、声をかける。

「ごめんください、雪が止むまでここで休んでもいいですか?」

すると、中から真っ白な姿をした耳の長いフレンズが現れ、イエイヌにこう言った。

「あ、あなたは……あの時の」

「あの時……もしかしてぼくたち会ったことがあるんですか?」

「わたしはユキウサギ……あなた、前にここで休んでた子でしょ」

「ぼくはイエイヌです、実は……」

最初は少し怯えた様子だったが、イエイヌの話を聞いているうちにユキウサギは警戒を解き、二人は雪が止むまでの間、語り合った。

「あの時は……その、びっくりして逃げちゃって……ごめんね」

「いいんですよ、急に現れたら誰だってびっくりしちゃいます」

「……その地図、あなたのものだったのね」

「ユキウサギちゃん、この地図のこと知ってるんですか?」

「うん、前に山に落ちてたのを見つけて拾ったの。それで、何日か前にともえちゃんって子がこの洞穴に来たとき、その地図が必要みたいだったから、返してあげたんだよ」

「そうだったんですか。ありがとうございます。とても助かりました」

二人はいつしか打ち解け、話してる間、自然と笑顔がこぼれるようになった。

外を見ると、吹雪いていた雪は止んでいて、空には晴れ間が差していた。

「それでは、ぼくはもう行きますね。また会いに来てもいいですか?」

イエイヌの言葉に、ユキウサギは笑顔でこう答えた。

「もちろんよ、また会いましょう」

ユキウサギと別れ、イエイヌは次の場所へと向かっていった。地図が示す、最後の星が描かれている場所へ。

 

木漏れ日が差す森の中を歩いていたイエイヌの頭上から、声が聞こえてくる。

「ひ~さ~し~ぶ~り~」

振り返るとそこには、樹にぶら下がったフレンズがイエイヌに向かって手を振っていた。

そのフレンズの近くまで来たイエイヌは、こう訊ねた。

「あなたは、何のフレンズさんですか?」

「ナ~マ~ケ~モ~ノ~」

これまでの旅の経緯を話し終えた後、イエイヌはナマケモノに質問する。

「こんな風な帽子を被った子が、ここを通ったりしませんでしたか?」

ナマケモノはしばらく考え込み、途中で少し眠りこけつつこう答えた。

「み~た~よ~」

その言葉を聞いて安心したイエイヌは、ナマケモノに別れを告げ、目指す場所へと向かっていった。

 

長い旅路の果て、イエイヌはとうとう辿り着く。見覚えはないが、懐かしい匂いがする場所へ。

夕暮れオレンジ色の光が照らす道を、一歩一歩、踏みしめながら歩いて行く。その瞬間を待ちわびるイエイヌの心は、次第に高鳴り、高揚していく。

玄関の前、ガチャリとドアを開いて中に入ると、イエイヌは一瞬で理解した。

「ここは……ぼくのおうちだ」

イエイヌは逸る気持ちを必死で抑えて、家の中を見回した。すると、持っていた地図の星のマークが、テーブルに置いてある絵に反応し輝きだす。

イエイヌは深呼吸し、おもむろにその絵に触れた。

 

『もし家を留守にしてるときにご主人が帰ってきたときのために、書き置きを残しておこうよ』

 

二人が出会った時の記憶が、イエイヌの頭の中にスッと染み込んでいく。全てのピースがはめ込まれたパズルのように、イエイヌの心は鮮やかな光で満ち溢れていた。

ガチャリと、玄関の方から音が聴こえてくる。イエイヌは書き置きの絵をテーブルに戻すと、玄関に向かって走り出す。そこには、ずっと待ちわびていた、温かくて、懐かしくて、大好きな匂いが佇んでいた。

尻尾を揺らし、とびきりの笑顔でイエイヌはこう言った。

 

 

 

「おかえりなさい」

 

 

 

今にも溢れそうな涙をこらえながら、すべてを包み込んだ笑顔で友絵はこう応えた。

 

 

 

 

「……ただいま」

 

 

 

 

≫おわり。


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