万物の願いをかなえる「聖杯」を奪い合い争う、聖杯戦争——。
聖杯とは、あらゆる願いを叶える願望器である。
その聖杯を求める7人の魔術師(マスター)と過去の英雄を7騎のサーヴァント(
そして、その勝者は全ての願望を叶える権利が与えられる。
始まりはアインツベルンによって聖杯が宿る器、英霊召喚の基盤には第三法の一部が提供され、遠坂によって土地・冬木市の提供、世界に
そして過去に五回、日本・冬木にて聖杯戦争が行われた。
その聖杯も時計塔の
しかし、未だに聖杯戦争を使い根源へと至らんとする魔術師はいるもので冬木の第五次聖杯戦争から数年後、第三次聖杯戦争参加者であるアサシンのマスターの一族が冬木の聖杯戦争を模倣し、アメリカ・スノーフィールドで「偽りの聖杯戦争」なるものが開催されたのも知っている者も諸君らの中にはいるのではないだろうか。
私が今語るはその『偽りの聖杯戦争』でも、並行世界の2032年の霊子虚構世界「SE.RA.PH(セラフ)」と呼ばれる仮想現実世界で行われるであろう『月の聖杯戦争』でもなく、
並行世界の第三次聖杯戦争後、聖杯戦争が世界的に広まり世界各地で開催されることになった『亜種聖杯戦争』でも、
その世界のルーマニアのトゥリファスにて7騎VS7騎+
ロード・エルメロイⅡ世が第六次聖杯戦争の開催を防いだ時より数年後に起きた全く種類の違う異なる聖杯戦争、
名付けるならば、そうだな——。