ソロモンの部屋でぐっすりと眠っている晴哉。
呆れたソロモンは晴哉の体を揺する。
「ハルくん。お〜き〜て。」
体が横に激しく揺れて、晴哉は目を覚ました。
「おっ……わ、お、おはよう。」
「今日は三界に行くんでしょ?頑張ってね。」
ソロモンはにこっと笑う。晴哉も笑って返す。
そして、
晴哉はクエスト選択画面の前に立つ。
三界 『
ギミックはどうやらウィンドのみ。ただしパワーアップウォール付き。
「守護ガブリエルと…あとは……マズい…適正が守護ガブリエルくらいしか思いつかない。」
一応、3体持っているが、同じ顔が3体目の前に来たらとするとなんかムズムズしないだろうか…
そんなことを考えもしない内に目の前にガブリエル達が現れた。
一体目のガブリエルは通常だが、他のガブリエル達は全員同じ顔ではあるが、髪の長さ、服の色、翼の色もそれぞれ違う。
「フレンドにもガブリエルを持っていくか…」
もう1体のガブリエルが現れたが、そのガブリエルも通常ガブリエルとは少し違う。
「宜しくお願いします。ご主人。」
一体目のガブリエルが真面目に挨拶する。
「あぁ、宜しくな。」
晴哉も挨拶し返す。
クエスト出発。古い日本の神社がある山らしきところに来た。
第1ステージ パワーアップウォールが東西南北に置かれてあるがそこまで広くはない。
そして、均等に立っているリヴァイアサンというモンスターが4体。中心にはアイスマンが堂々と立っていた。
アイスマンには9という大きな数字…
早めに突破しろということか。
ともかく、ガブリエルをパワーアップウォールに全て触れるように放つ。
パワーアップウォール一回触れ、リヴァイアサンを撃破。もう一回触れ、さらに撃破。
2体撃破することができた。上出来だ。
敵の攻撃。リヴァイアサンがアイスマンを防御アップさせた。
アイスマンはホーミングを放つ。
リヴァイアサンを駆除しなければ、アイスマンの即死を待つしかできないと言うわけだ。
二体目のガブリエルをもう2体のリヴァイアサンを倒せるよう放つ。 成功。
これであとはアイスマンを倒すだけだ。
アイスマンを倒して第2ステージを突破する。
第2ステージ パワーアップウォールが北に2つ、南に1つ設置されてある。
そしてリヴァイアサンが4体。あとは謎の蒼色の剣が北の木の上に浮いている。
「ご主人、あの木の上には届きそうにない。」
三体目のガブリエルが話しかける。クールな性格だ。
あの剣は放置…でいいらしいな。
ガブリエルをパワーアップウォールに触れさせ、リヴァイアサンを二体倒す。
剣がウィンドで引き寄せようとした、がガブリエル艦隊には効くわけない。
それと同時に剣はリヴァイアサンを蘇生した。
紫色の奇妙な光と共に、リヴァイアサンが地面から
ウネウネと出てきた。
「なるほど、一筆で倒さなきゃならないのか…」
晴哉はそう言うと、神経を研ぎ澄ましルートを確認した。
みるみる見えてくる、一筆書きのルートが。
斜めに均等に置かれてあるリヴァイアサン…
「ここだ!!」
そう叫ぶと、ガブリエルが放たれた。
ガブリエルはパワーアップウォールに触れながら、リヴァイアサンを次々倒していった。第2ステージ突破。いい調子だ。
「このままペースが崩れなかったら早く終われるぞ…」
第3ステージ 中ボスに水属性ムラサメ。蒼色の剣を構え、色気のある笑みを浮かべるその姿はどこか魅力的だった。
周りにはリヴァイアサンが3体三角形型に並べられてある。
剣が南の木の上に浮いている。
パワーアップウォールは北と東に配置されてある。
しっかりとルートを確認し、晴哉はガブリエルを放つ。ガブリエルは自慢の剣でリヴァイアサンをなぎ倒していく。
なんとかリヴァイアサンは処理できた。問題はこのムラサメだ。北のパワーアップウォール前にいるため二回触れて高火力で叩くことはできない。
一回触れ、また触れればなんとか行けるだろうか…
ガブリエルを東、北に行くように放つ。
一回触れて攻撃し、二回目に触れてもう一度攻撃。
いい火力だ。角度や放ち方さえ考えればそれほど難しいクエストではない。
さっきと同じ要領で放ち、第3ステージを突破する。
第4ステージ ボス戦…
警報音が鳴ると、水の渦から進化した水ムラサメが現れた。
体力ゲージは水色。
パワーアップウォールは東西南北に。
周りには水の進化前ムラマサが2体。そしてリヴァイアサンが1体。
面倒臭そうだ、サクサク進んできたツケが回ってきたか…
ムラマサの処理を急ごう。後々積むことになりそうだ。
ガブリエルを斜めの横カンで放つ。パワーアップウォールに触れ、ムラマサは一体撃破できた。
敵の攻撃。ムラマサは斬撃で攻撃してきた。ガブリエルから血が飛び出たその瞬間、晴哉に全身をフォークで突き刺されたような痛みが走る。
どうやらムラマサの斬撃は次元斬。どこにいようと斬ってくる厄介で少々怖い攻撃。
自分のターン、ムラマサを早めに殺っておこう。
パワーアップウォールに触れ、ムラマサを撃破。
今気づいた…ムラマサにクロスドクロがついていた。
何かを呼んだと思うと、剣が北の木の上に現れた。
剣は反撃モードになった。
(反撃モード…?何を出してくる…?)
物は試し、パワーアップウォールに触れ、攻撃しつつ、友情コンボで剣に攻撃してみる。
剣はムラマサを攻撃力アップと攻撃ターン短縮を付与した。
そして、レンズにはっきりと大きく映る、3の文字。
即死攻撃だ。
「ふふふ…あなた。私の刃に耐えれる?」
ムラマサが笑みを浮かべながら言う。
「その前に倒してみせるさ!お前の刃はくらわねぇからな!」
言ってしまった。挑発で言っても状況は変わらないが、当たった時の恥が格段に上がる。
いや、言ってしまったのだからやるしかない。
パワーアップウォールに触れながら、ムラマサの体力ゲージを削り切る。
「ふぅーん。いつまで戦うのかしら?」
ムラサメは水しぶきをあげながら山の奥へと逃げていく。
「追いかけるぞ。」
「了解、ご主人。」
晴哉とガブリエル達はその後を颯爽と追いかける。
第2ステージ
パワーアップウォールが南のみに大きく敷かれてある。
ムラサメを中心にリヴァイアサンが4体。手前には進化前のムラサメがいる。
進化前ムラサメには大きな数字7がある、早めに倒しておきたい。
パワーアップウォールに触れながら、ガブリエルでムラサメを攻撃。
剣で防がれたたが、ガブリエルはなんとかムラサメを撃破した。
「やりました!ご主人!」
「よくやった!ありがとう。」
活発なガブリエルは敵を倒したことをわざわざ報告した。
晴哉は褒めた。主人として当然だ。
敵の攻撃。リヴァイアサンが伝染霧を放ってきた。
近くのガブリエルに当たると、その霧は全員に広がった。
晴哉は海に溺れたような感覚に陥った。息が苦しい。
(被ダメがヤバい…リヴァイアサンを殺らなければ…)
伝染霧なんて予想もしてなかった。早めにリヴァイアサンを倒す。
ガブリエルでパワーアップウォールに触れ、リヴァイアサンを3体倒す。
敵の攻撃、ムラサメがレーザーを放つ。
レーザーの痛みにはとっくに慣れた。
パワーアップウォールに触れながら、最後のリヴァイアサンを倒す。
そして次のターン、ガブリエルはパワーアップウォールに次々触れながら、ムラサメを攻撃。
いい削り。
まだ攻撃ターンには猶予がある。
ガブリエルを放ち、パワーアップウォールに触れ、このステージを突破する。
「まぁだ戦うのね〜」
ムラサメはさらに奥へと逃げる。
追いかけた先は神社の中。仏壇がポツンと置かれてある。
ラストステージ。
北と南の壁にパワーアップウォール、しかし、南だけ起動していない。
リヴァイアサンが3体、クロスドクロマーク付き。
ムラサメは目だけが笑っていない不気味な表情で剣を握りしめている。
とりあえず、リヴァイアサンを素早く華麗に一筆で倒す。
ドクロマーク発動。進化水ムラマサの登場。
目が蒼く光っていて、その大きな刀で今すぐに斬られてしまいそうで足がすくんだ。ムラマサにはドクロマークが付いてある。これでパワーアップウォール起動…か。
「お前の実力、試させてもらおうか。」
ムラマサが刀を構え言った。
パワーアップウォールに触れながら、ガブリエルをムラマサに放つ。
ガブリエルとムラマサは剣で火花が散るほどの激闘を繰り広げている。
すると、ガブリエルがトドメの一撃をムラマサに喰らわせた。
「見事……」
消えかけていく声を出しながらムラマサは煙となって消え失せた。
「ふふ…強い人ですね。」
「私はこの妖刀を超える者をずっとここで待っていますの。超えてみせなさい、この妖刀を。」
「上等だ!!」
晴哉はそう言いながらガブリエルのストライクショットを放つ。緑色の美しい翼を羽ばたかせながら、パワーアップウォールに触れ、ムラサメを斬る。
「ふふふふ…本当に超えるつもりなんですね。」
「私は神の左に立つものです。その妖刀を打ち砕いてみせましょう!」
ガブリエルは妖刀ごとムラサメを貫いた。
そして、左手を掲げると、神社の屋根を破り、毒メテオがムラサメに直撃した。
「あぁ…力が抜ける……貴方のような強者に会えて良かった……」
体が消えゆくなか、ムラサメはその言葉を残し煙となってしまった。
クエストクリアの文字が浮かぶ。
「やった〜!」
「良かった〜」
などの声がする。ガブリエル達はハイタッチしたり、ハグしたりして盛大に喜んでいる。
晴哉にハイタッチを要求してきたので、晴哉はそれに答え、全員とハイタッチした。
「よく頑張ったな。ありがとう。」
ガブリエル達は褒められると、皆それぞれの笑顔を見せた。
同じようで、こいつらは皆違う。違うからこそ、こいつらは強いんだ。
ーーーーーーーー続く
遅れてしまって申し訳ないです。
楽しんでくれたらとてもとても幸いです。
本当に遅れて申し訳ないです…