学園イベント全員分書いて!とかいう無茶ぶりされたが頑張ってみた(全員分書けたとは言ってない)。
クルチャは二回行動でスキル再チャージが早いから、全パーティーメンバー常時繚乱とかいう頭おかしいことができるんだよなぁ。
鍵ボス百レベル突破はこの子居ないとかなり厳しいんでは。
~学園イベント・クルチャ~
「バンドメンバー確保ぉぉぉ~~っ!!」
「っ!!?」
「お願いジェニファー!何か楽器弾けたりしない?」
「いきなり何を言うかと思えば。記憶喪失と田舎巫女に何を期待しているんだ?」
「試しにやってみてくれるだけでもいいから。プリシラPからも、いくらクルチャが歌って踊れるアイドルでもそろそろ一人は限界があるって言われてるの!ソロだけに!」
「帰る」
「待って待ってぇ!このままだとウサミン星のキュートな17歳とかいう電波なキャラ付けしないといけなくなるの!厳しいアイドルギョウカイを生き残る為に!!」
「四十人以上に分身してグループ作れって言われないだけマシでは?分身なら教えてやれるけど」
「クルチャ、まだラビリナ辞めたくないなーって……」
「………はあ。まあ時間は空いてるし、やってみるだけなら」
「!!ありがとうジェニファー、お礼にクルちゃんファンクラブ名誉会員証を―――」
「あ、そういうのいいです」
「即答でお断りするのやめて!?」
~学園イベント・プリシラ~
「―――もう無理だよ。ジェニファーと一緒にバンドアイドルはできない」
「はやっ!?あの子誘ってまだ一時間経ってないでしょクルチャ!?」
「だって、だってぇ~~~」
「……もう。ボクは今来たばかりだから分からないけど、そんなに楽器ダメダメだった?」
「楽器はベースが弾けたみたい。ジェーンも、腕力凄いしリズム感もあるからいい感じにドラムがやれると思う」
「へえ。じゃあなんで一緒にできないなんて言うの?」
「……そこ。音楽室でまだ演奏中だから聴いてみてください」
「ヴォオオオオ!!♪SHUT THE F××K!!HOLY SH×TTER!!
腐った脳に中指立てろッ♪GYAAAAAっっっ~~~~~~~!!!」
「ぉぉぅ、幼女がデスボイス……」
「しかもドスの効き方半端ないし。音楽性の違いにつきバンド解散します……」
「うん。とりあえずフランチェスカ呼んでこよっか」
~学園イベント・エルミナ~
「アイリス対抗腕相撲大会、ね。我の初戦の相手は……って、怪我しない内に棄権した方が良くないか、汝は」
「いえいえー。腕の骨の一本や二本、折れる時は折れますよ」
「それでいいのか画家。というか何故そこまで?」
「はーい審判のユーです。さあお二人とも右手を握ってー」
「――――ふっ」
「おい、まさか」
「机に肘を立ててー」
「…………」
「あの、エルミナさん?」
「ふおおおおおおおおおおぉぉぉぉっっ!!」
「気合入れてるところ申し訳ないんですが、それは試合始まってからに―――」
「いや、これは―――」
「うふ。うふふふふ。幼女のおてて。はぁ、はぁっ、はあはあ、はあはあはあはあはあはあはあはあはあ…………っ」
「はい、ではエルミナさん失格ということで」
~学園イベント・リディア~
「ぐぬぬぬ……っ!」
「ふににに……っ!」
「まあ、腕相撲ならこの二人が残りますよねー」
「クレアさんとソフィさんもいいとこまで行ったんですけどねえ」
「負けない。あんただけには、絶対―――!」
「おっとリディアさんが優勢……ってぇ!?深淵!リディアさん深淵漏れてます!?」
「くっ、汝がその気なら!」
【ここに黎明と黄昏は交錯する】
「装界・深淵征刃・九天ノ一(ワールドエンチャント・アビスルーラー・ジエンド)―――」
「ええええジェニファーさん教室でそれはホント止めて―――!!」
ごん。
「「きゅう……」」
「まったく。はしゃぎ過ぎです馬鹿者共」
((ベア先生最強……))
~学園イベント・ティセ~
「ティセ、食堂に汝の忘れ物があったぞ」
「ジェニファー?わざわざ寮の部屋まで届けに―――」
がちゃ。
「「…………あ」」
「…………。邪魔したな」
「い、いいえ(つい裸のままでドアを開けてしまいました……!)」
「悪かった。しかし寮部屋で一人で発散するほど溜まっているか。よければ主上にティセを誘ったらどうかと伝えておくが」
「……??っ、~~~!!?幼女が変な気を回さないでください!!
それに違います、これはただ単に私が部屋の中では服を着ない主義だというだけで!」
「…………幼女の教育に悪いという意味では何一つ違わないと思うが」
「ぐぅ。あなたに正論を言われると無性に悲しくなります……」
~学園イベント・ラウラ~
「よ、せっ……と。これで全部か?」
「ごめん、向こうにもう一部屋ある。倉庫の搬入手伝ってくれてありがと。重い箱多いからほんとに助かる」
「それにしても今回は本が多いのか。どうりで重いと思ったが、どんな本―――」
「にゃっ!!――――子供は、見ちゃダメ」
「流石の素早さ……しかし、つまりそういうことか?ふーん??」
「あの、え?その優しい眼差しは何?」
「いや、大人しい顔して意外と汝もそうなのかと思って」
「~~~っ!!ち、違う。私の趣味じゃなくて、来週ファウスタでやる同人誌即売祭りの委託販売サービスやってるだけで……!!」
「でも検品で全部チェックしたんでしょ?マニアックなやつも多いんだよね?
ねーどれがラウラおねーちゃんのお気に入りなのー?(ロリ声)」
「~~~!ふにゃあ、きゅぅ」
「っとと!?しまった、からかい過ぎた……」
※責任持って残りはジェニファー一人でやったら許してくれました。
~学園イベント・ソフィ~
「あらジェニファー様、得物が刃物だけに手際がいいのですね」
「材料切るくらいならな。三十人近い食事の用意、毎回大変だろう?」
「皆さん学園で鍛錬してますからよく食べますしねえ。でもお腹すかせた子達のこと考えたら、なんてことありません」
「お母さんか」
「そうですねえ。冥王様に会うまでは子供を作ろうなんて思ったこともありませんでしたが、子供がいたらこんな感じなんでしょうか。ジェニファー様が手伝ってくれて、私が調理して、それを冥王様と一緒にいただく―――なんて」
「…………」
「……私達に何も言わずにいなくなったこと、私だけは責めることはできません。
私もこれまで旅して来た中で、そういう別れ方を選んだ人達がたくさん居ましたから」
「―――それは」
「だからもしまたこの場所にじっとして居られないなってことがあったなら―――その時は私もご一緒させてください。
そしていつか帰った時に、一緒にごめんなさいしましょうね?」
「……いつか帰る、か」
「ここはそういう場所になりましたでしょう?私にとっても、貴女にとっても。
だから旅の道連れです。きっとそれも楽しいと思いますよ」
「そう……だな。ありがとう、―――」
『おかあさん』。
「ふふ。はい、どういたしまして」
最後しんみりさせとけば下ネタ二連続やっても誤魔化せると思ってる作者が居るらしい。
とりあえず幼女はフランチェスカお姉さんにほっぺぐにーされました。