槍使ノ巫女〜煌めきし霹靂の一閃〜   作:MOKA珈琲

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槍術は齧った程度なので間違うことはあまり無いと思いますが、間違ってたらじゃんじゃん言ってください。


某人理修復ゲーでは剣が槍に強いと言われてますが、槍って剣よりも弓よりも強いですよ?(※あらゆる主観を含みます)

青春とは嘘であり、悪である。

 

青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺き、自らを取り巻く環境のすべてを肯定的にとらえる。

 

彼女らは青春の2文字の前ならばどんな一般的な解釈も社会通念も捻じ曲げてみせる。

春の麗らかな陽気になり世間では新しい年度がなんなのか、入学おめでとうなどのおめでた雰囲気になっているが生憎この学院は中学から高校までエスカレーター式であるので新しいクラスメイトとのキャッキャウフフなどを考える程ない訳でありまして。

第一に中一からぼっちの私にとってどうでもいい訳でありまして。

 

結論を言おう。

 

青春を楽しむ愚か者ども・・・

 

砕け散れ。

 

「ナニ言ってんだァ?遥ァ?」

「なんだ、(あきら)いたんだ。」

「そんなどんよりとした空気纏ってたら誰だって近付き辛いわ......」

「えっ......つまり見かけたけど帰ろうと本気で思ってたの?」

「んだよ、悪いか?」

「アハハハ......そうだよね......こんな幸薄そうな地雷系女子に近づく人なんていないよね......」

「やっぱメンドクセェ‼︎」

 

数少ない知り合いの稲河(いなご)(あきら)から面倒くさいと言われまして、本当に凹みます。

 

「......って、なんかあったのか?」

「分かるんですか?」

「そりゃ見たら分かるわ。」

「実は......」

 

あの私の祖父(諸悪の根源)とで起きた事を事細かに教えて、かつ女性なのに二十代目『本多忠勝』になった事を説明しました。

 

「うえぇ......冥界から荒魂を呼び出すって本当に人間なのかお前の爺さん?」

「最初に聞いた時は本当に『やりやがったなこのジジイ‼︎』と、思いましたよ。」

「まぁ、だけどよぉ免許皆伝や後継として認められたのは誇ってもいいと思うぜ?」

「そんなものなんですかねぇ......」

「聞いている内だが、その歴代の『本多忠勝』つうのは男しかいなかったらしいじゃん。」

「確かに、私が初めての女性家主になりました。」

「ならごちゃごちゃ言わずに胸張っていればいいんだよ、このタコ。」

「私には張れるほどの胸はないんですけどね......」

「大丈夫だァ、俺にもそんな(モノ)ねえから。」

「「......」」

 

............なんか気まずい雰囲気になってしまった。

 

「そうだ、聞きてえ事があったんだよ。」

「聞きたい事って何ですが?」

「お前って今年の御前試合に参加するか?」

「いや、それは考えてません。」

「なんでだ?お前が出たら優勝は確実だろ?」

「私が出たら面白くないじゃないですか。」

「おぉ......こりゃまた剛毅だな......流石三年連続優勝者は伊達じゃないな。」

「私が得意なのは対人戦なので私に勝ちたければ最低でも1ダース位でかかって来なさい。」

「おっ、イキリ遥久しぶりに見たな。」

「第一、剣術の御前試合に槍術が混ざることはあまり好ましく無いですし。」

「となってくると......今年は出ねえのか?」

「そうゆう事になりますね。」

「いや〜見たかったな六年連続優勝。」

「それに......学院からお達しが......」

「なんでだ?」

「私が強過ぎて他の人の機会を潰していると言われて......」

「......あぁ。」

「なんですが‼︎その『察した......』みたいな顔は‼︎」

「自覚あるだけマシだと思ってたが......自覚あったらあったでこれは悪質だな。」

 

そうは言っても......剣術の達人でもリーチが圧倒的に違うので間合いに入らせませんし。

弓も叩き落とせばいいので弱いですし......

どうやって負けろと(白目)

 

「そういやお前の目って......」

「はいそうです、これでどうやって負けろと?」

「いやな〜思考と未来が見えるのはチートだと思うぜ。」

「あげたいですよこんな(モノ)。」

 

見たくない思考まで読んで、重い過去も見れるので本当にSAN値がゴリゴリ削れるんですよ。

未来視は本当重宝してますが。

コレが無かったら私の不幸が波状攻撃してきてこの世にはもう居ないと思う。

 

『未来視は儂があげたものだからのう......』

(あっ......伊邪那岐さん起きたんですか?)

『最初から起きとるわい。』

 

つまり伊邪那岐さんから見ても私は地雷臭がしたという事でしたか。

 

『すまんな、声掛ける時期を見失った。』

「大丈夫ですよ。」

「何独り言言ってんだァ?」

「あっ......何でもないです。」

「ならいいけどよぉ......」

 

外見はヤンキーみたいな人ですが仁義にあふれていて、また可愛い物好きないい子です。

 

【高等部一年 本多 遥 至急生徒会室へ】

「なんか呼ばれたから行ってくる。」

「おっ、それじゃな。」

 

生徒会室......嫌な予感しかしません。

 

 

 

「私が御前試合の運営委員会の会長に⁈」

「あぁそうだ、今年は訳あって参加出来ない君が一番の適任だと思った。」

「いいんですか?私に任せても?」

「上は三年連続優勝者の君を殿堂入りにしたが、それだけでは不公平だと言ってな......つまり、君に任せて運営の大変さを実感して欲しいらしい。」

「はあ......」

 

本当はやりたくありません。

だって、運営委員って面倒くさいの誰がやりたがるんですか、いたら手を挙げてその人に役職を渡してトンズラしたいです。

 

「因みに、受けてくれたら授業中に寝ても咎め無しだ。」

「やらせてください‼︎」

 

こうやって私は地雷臭プンプンな御前試合運営委員長に着きました。

今思うと、これって会長にいいようにあしらわれてない??




オリ主は運営委員長になりました←NEW
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