こんな小説でも読んでくれる読者様に感謝ヲ、
【敵無人機、及び有人攻撃ヘリの接近を感知。数100以上】
【敵沿岸陣地の観測報告。半地下式の砲台が10、露出砲塔式を13確認。野戦砲も多数配備されている模様】
【港より駆逐艦2隻、フリゲート艦2隻の出港を確認。此方へ接近中。速力10ノットより上昇中】
次々と情報が届く中、キイは次々と指示を出していた。
「敵機は無人攻撃機を優先して堕とせ、あちらの方が脅威だ」
「砲台は露出砲塔を優先して狙え。敵の火力を落とすことを優先する」
「キタカミはカミカゼとアサカゼを連れて敵艦隊の肉薄を阻止せよ。本隊への肉薄を防げ」
陸地に近づくに連れて、戦闘の激しさが増していく。
空は無数の鉄鳥が舞い、幾筋もの火線が空へ放たれる。
海には砲台と艦隊の砲撃戦に海面が賑わう。また、戦いに破れ、火を纏いつつ沈む駆逐艦と未だ霧の駆逐艦と撃ち合うフリゲート艦の勇姿があり、鎮まることが無いと思われたこの戦闘にも遂に沈黙が訪れようとしていた。
「なんだと!?」
激しく撃ち合っていたキイ艦隊の周辺に急激に増大する熱エネルギーが観測される。
「全艦クラインフィールド最大出力!防御体勢!」
瞬間───
艦隊は灼熱の炎と凄まじい爆風、そして放射能によって包まれた。
∼∼オーストラリア政府∼∼
「やりましたな」
新型水爆の集中運用。潜水艦に大量に搭載し、戦闘音に紛れて近距離まで近づき一斉に起爆。圧倒的な威力を持って霧の大戦艦どころか艦隊ごと撃沈を狙う作戦。
1度目は霧の潜水艦に沈められたが、2度目で無事成功。これで世界初の霧の大戦艦撃沈の名誉はオーストラリアが得た····筈だった。
歓喜に声を上げる兵士に思わずガッツポーズをとる首相。そんな彼らに報告する衛星解析班の将官の顔は驚愕と恐怖に満ちていた。
「衛星からの映像の解析結果•••駄目です。霧の大戦艦は健在、他の艦艇も航行中。戦闘続行可能と判断されます」
「痛覚は無い筈だが不思議と胸が痛むな」
キイは水爆を受けてなお無傷であった。
クラインフィールドこそ作動率は30%を超えていたが艦体には傷一つなく、麾下の艦艇も損傷はなかった。
「かつての私なら沈んでいただろう」
キイの艦体のいたる所から侵食魚雷が顔を覗かせる。
「だが2度目はない!」
キイから一斉に侵食魚雷が発射され、海岸線に降り注ぎ、艦砲も容赦無く撃ちまくる。
砲台は悉く破壊され、なんらかの構造物も原形をとどめていなかった。
攻撃が終わった後にはもはや動くモノなど存在しなかった。
しかしキイは止まらない。
「やってやる!先に手を出したのはそっちだからな!」
キイは暴走していた。
「攻撃目標敵首都キャンベラ!」
キイの艦体から再び大量の侵食魚雷が飛び出していく。その数は300を超え、まだまだ増える。
キイの行動を監視していた衛星からの情報を得た政府は恐慌に陥っていた。
「敵戦艦ミサイルを発射!数は不明!」
「緊急避難命令を発令!市民の避難を開始せよ!」
「ゴールバーンのレーダーがミサイルを探知!数は300を超える模様!」
「迎撃失敗。半数は街に着弾します!」
「もう駄目だぁ!」
地平線から白い尾を引いたミサイルが姿を現し、街の混乱もピークに達した時、ミサイルが次々と爆発する
頑張って書いて、おかしいと思うところを修正してこの出來
うーん難しい!
次は前話とかを修正します〜