投稿日予約が反乱を起こしたせいで大晦日に投稿する予定がパーになりました。もう信用しません。
《The Australian放送です。先日我が国の首都キャンベラに霧の艦隊による攻撃が行われた事件についてモリソン首相が以下の声明を発表しました。
「今回の戦闘は霧の大戦艦による一方的な奇襲攻撃によるもので、これを防ぐため軍の出動を要請しました。既に新シドニー港は壊滅的な被害を受けており、殉職者もでております。国民の皆様には人類は霧の艦隊という大敵を相手にしているという自覚を再び持ってもらいたいと同時に、虚言盲言には注意してもらいたいです。また····」
政府の発表によると新シドニー港の被害は····》
オーストラリア政府は直ちに情報統制を開始したが、シドニー近郊の住民は水爆による爆音、爆煙を目撃しており、徐々に真相が広まっていき、反政府デモが各地で発生。
今回の戦闘によってモリソン内閣は失脚。新しく発足したブラッドレー内閣は軍の活動を制限し、オーストラリア周辺での戦闘は急速に沈静化していった。
キイは総旗艦ヤマトの密命を受けていた駆逐艦によるキーコードの領収を受け、機能を停止、侵食魚雷には自爆コードが送られ、寸でのところでキャンベラ攻撃は防がれた。
戦闘後オーストラリア側、霧側共に撤退し、オーストラリア側は人類大反攻の日まで戦力を温存することになり、霧側は人類を海に出さなければ良しとし、オセアニア方面では平穏な時間が流れることになった。
キイは今回の暴走についてヤマトから取調を受け、再度の暴走の危険があると判断、監視のため暫くの間ヤマトに連れ回されることになった。
「見れば見るほど私にそっくりですね」
「まぁ、大和型の発展型として設計、建造されたからね」
そんな監視生活だがキイはキャンベラ戦の記憶を弄られ、名目上は湾岸攻撃の経験を共有するとなっており、名も無き小島を見つける度に実弾を用いての訓練を繰り返していた。
「ねぇヤマト、いつまでこんなことしてればいいの?」
監視生活(仮)が始まって一月が経とうとしており、偶にの訓練以外ひたすら海を眺めるだけかヤマトと軽口をたたくだけの生活となっていた。
「ハツラジマに戻らない?駆逐艦の侵食魚雷の残弾がそろそろ尽きそうだけど···補給艦も随伴してないからいざという時危険じゃないか?」
これはキイにとって都合のいい言い訳であり、実はキイはメンタルモデルを得てから暇を感じるようになるとハツラジマの人間用の娯楽施設をよく利用していたのだ。
「うーん、まだまだ先は·····おや?」
「どうし····なに?」
「至急ハツラジマに帰還、整備、補給を済ませ待機します」
次々と艦首を翻し来た道を戻り始める艦隊。キイも艦首スラスターを起動し、戦艦とは思えない旋回を見せつけるキイ。
ヤマトが急に帰還を決断した理由は霧の艦隊が人類の〘戦術〙を模倣、対抗するために作成された〘共同戦術ネットワーク〙にアップロードされた一つの情報。
「こんなのは初めて?」
「覚悟はしてましたが驚きは隠せませんね」
大戦艦ヒュウガの撃沈───
この出来事が世界を動かすとはまだヤマトもキイも知る由もなかった。
「首相、これを」
「·····詳細を」
「ニ時間前、監視衛星オオトリが撮影したものです。撮影後反転、進路、行き先は不明です」
「念の為確認するが、こっちがヤマトだったな?」
「はい、全長、武装などからヤマトと確認されました。また二番艦ムサシも北大西洋にて確認済みです」
「····となると、このヤマトより大きいこの戦艦は一体なんだね?」
「申し訳ありません。まだ正体は····」
「そうだろうな、下がってくれて構わない」
報告書を読み終えると、彼は別室にいる秘書を呼び出す。
「北先生を呼び出してくれ」
秘書に伝えると彼はひとりごちた。
「正体不明の戦艦か···北先生はなんとおっしゃるやら」
取り敢えずはキイが実戦を経験したというこが大事になります
ちなみに今年の抱負は文盲をなんとかしたいです
皆さん、良いお年を!