五等分のGGO   作:夢の狩人

2 / 2
前回の続きやで!
※色々ひどいことになってるかもしれん。


episode 2

そんなこんなでGGOの街、BBCグロッケンに到着だ。

「仕事」を頼んできた依頼人にメッセージを飛ばしてから、人目のない路地裏でラフな格好に着替える。

「今日はもう依頼は無いし…店でも眺めるか。」

どこへ行こうかな、と考えながら路地裏を出ると

???「今路地裏から出てきた人に教えてもらおうよ!」

???「…もうそれでいい。」

???「そ、そんないきなり!?」

???「レッツゴー!」

何やら話した後、こちらへ向かってくる。

路地裏から出てきた人?…俺だわ。

???「すみませーん!そこのお方ー!!」

なんか5人組で走ってくるんだが。怖い怖い怖い逃げよう。

なんの迷いもなく逃げようと思う。

思い立ったが吉日! 今来た道を瞬時に戻る。

???「待ってくださいよー!」

なぜ5人もいるんだ?俺の首でも狙ってんのか!?

5人で行動するなんて普通じゃない!狩りの帰りか…?

いやアイツらの服装は初心者の物だ!!

だったら…「観念してください!」

気づけば前にさっきの奴らが3人。残りの2人は後ろからか。

万事休す…そこで1つの策を思いつく。

俺はおもむろに両手を上げ、反抗の意思がないことを示す。

「逃げて悪かったな。何が目的だ?」

???「ふっふっふー。よくぞ聞いてくれました!

    私の名前はヨツバ………」

1番アホっぽいやつが話し始めたところで床を蹴る。

そのまま壁に向かって走りマリオのような壁キックで屋根の上に登る。

ふはははは!左右に壁さえあればこんな事までできるこれが経験の差

だ!

と脳内で思いながら急いでログアウトボタンを用意する。

ヨツバ「あー!!ずるいですよ!!」

内心悪いとは思いつつ、ログアウトボタンを押す。

俺は非リア&コミュ障&童○と三点拍子揃った挙句、

(誰とも関わりを持たない…まさに孤島の戦士だぜ)

やや厨二病の症状も出ていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

ヨツバ「逃げられちゃいました…。」

イチカ「みんなで追っかけたからビックリしちゃったかな?」

ミク「ありえる。」

イツキ「もう私だちだけで頑張りましょう?」

ニノ「そうね。まずは装備を揃えるわよ!元気出しなさい!!」

「「お、おーーー!」」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜次の日〜

 

「昨日は色々あったせいで店見れなかったな…。今日こそ絶対行く。新しい武器が欲しい…。」

俺はGGOにログインしてから考えていた。

新しい武器は欲しい…。だが昨日のように事件に巻き込まれたくはない。

どうしたもんか…。悩んでいる俺にピコン!とメッセージが届く。

そうかこれだ!!

 

 

 

 

 

 

 

ヨツバ「このアクセサリー、イチカ似合いそう!!」

イチカ「そうかなー?同じ顔だしヨツバもいけるんじゃない?」

ヨツバ「えええ!…ど、どうかな?」

俺氏「………」

 

メッセージの内容は至って簡単。前々から狙ってた装備が店にはいったとのことだった。それを見た俺は、そうか!この装備で変装だ!と思い

昨日とは雰囲気が違うラフい格好に顔に狐のお面をつけるというお祭りスタイルに見た目を変えた。

しかし、これで大丈夫と思い意気揚々と店にはいった俺の目にはヤツらが写った。

神様…嘘だと言ってくれ。Jesus!おーまいごっと!

 

(…っいや俺は大丈夫だ。ヤツらはこちらに気づいていない。)

 

気にせず歩き出した俺とヨツバの目があう。

(マズいっ!…バレた?)

 

ヨツバ「こんにちは!何かお探しですか?」

俺氏「は?…い、いやまぁ、武器をちょっとね。うん。」

ヨツバ「そうでしたか!私たちも武器を探しててですねー…」

俺「わ、悪いな。ちょっと急いでるから…。」

イチカ「こっちこそごめんねー。ほらヨツバ、邪魔しちゃダメだよ。」

ヨツバ「ごめんなさーい…。」

 

なんとか嘘で切り抜けられた…。てかアイツら髪の長さとかアクセサリーの違いはあるけど、めっちゃ顔そっくりなんだが?

GGOのシステムはどうなってんだ…。

 

…邪魔されなくなったんだからアイツらのことを考えるのはやめよう。

ん?…光剣が沢山!!これで作りたいものが作れる!

あっあっちにはナイフコーナー…このナイフ良いな!安いし丈夫!

お、この防弾プレート良さげ…。軽いし安いし丈夫だし。買おう。

このスナパ強そう…うっ値段が…。

あっちにも…………こっちにも…………。

この店良いな!欲しいものが沢山ある!!沢山買えた!!

カウンターの後ろのくつろぎスペースの雰囲気もいい…コーヒーうまっ!

 

ジーーーーーーーー…

(なんか視線を感じる…。)

イチカ「急いでるんじゃなかったっけ?」

ヨツバ「その割にはのんびりしてるような気がします。」

イチカ「あれ?」

ヨツバ「あれれ?」

(マズいな…。しょうがない。嘘も方便だ!)

ハザマ「い、いやー友達を待ってたんだけどね!?なかなか来ないなー?あー今日はやっぱ無しってメッセージ来てるわー用事なくなったわー。」

ヨツバ「そうですか!じゃあこの後お暇ですよね?」

ハザマ「え?あー、いや」

イチカ「用事無くなったんだよね?」

ハザマ「…はい。暇です。」

よく分からん圧力を感じそう答えてしまった。

ヨツバ「ならレベリングを手伝ってくれませんか?私たち、見ての通り最近始めたばっかりなので。」

ハザマ「…喜んでお手伝いします。」

イチカ「やったねヨツバ。」

ヨツバ「うん!昨日会った人なんて逃げちゃって大変だったよ」

(…ごめんそれ俺!)

…レベリングってことはモンスターを倒すと思うんだけど、狐のお面つけて戦えないしな…。どうしよう。

ヨツバ「お名前聞いてもよろしいですか?」

ハザマ「えーと、ハザマだ。よろしく。」

ヨツバ「私の名前はヨツバです!このリボンがトレードマークですよ!」

イチカ「私はイチカ。いやー付き合わせちゃって悪い気もするけど、よろしくね?」

 

 

こうして俺の今日のスケジュールが埋まった…。

 

 

 

 

ヨツバ「あ!やっと来ましたよハザマさん!」

買ったもので色々すること30分。ちょうど作業が終わったところで、

残りのメンバーが戻ってきた。

 

ヨツバ「紹介しますね!星の髪飾りをつけてるのがイツキ。蝶の髪飾りをつけてるのがニノ。ヘッドフォンをつけてるのがミクです!」

イツキ「よ、よろしくお願いします。」

ニノ「……よろしく。」

ミク「どうぞよろしく。」

ハザマ「こちらこそ…。アバターの顔がこんなに似るってことは姉妹なのか?」

ヨツバ「はい!一卵性の五つ子なんですよー!!」

ハザマ「す、すごいな…。」

五つ子なんて世界中探してもこいつらだけなんじゃないか?

ニノ「ねぇ、この人ホントに強いの?」

ヨツバ「もちろん!さっきもよく分かんないけどなんかすごいことしてた!!」

…ヨツバよ。俺は強いかどうか見せた覚えがないぞ。作った装備の試運転はしてたけどさ…。

ニノ「ふーん…。」

(いや納得すんなよニノー!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして俺は荒野にいる。このフィールドはだいたい砂ぐらいしかなく、

正式名称は不明。1番最初のフィールドだから初心者でも大丈夫とここを選んだわけだ。

イツキ「ハザマさんはその格好のままなんですか?」

ハザマ「…まぁ君たちの動きを見るだけだから。」

…この仮面を外す訳にはいかないんだ…。

ハザマ「ととりあえずアッチの砂ワーム倒してくれる?」

そう言って俺が指差す方にはデカいミミズのようなもの、通称砂ワームがいる。現実のミミズよりキモくないんだけどな。

ヨツバ「分かりました!みんな行くよー!!」

駆け出す5人の後ろを歩きながら、装備を見る。

イツキがアサルトライフル。

ヨツバがサブマシンガン二丁。

ミクは…なんだあれ火縄銃か?分からん。

ニノが…グレネードランチャー…。

イチカが光剣と片手銃二丁…か。

一見したところミク以外はだいたい分かった。

しかしスナイパーがいないため、どうしても近〜中距離の戦いしか出来ないな…。どうしたもんか。

5人が砂ワームを倒していくのを見ていると、外部から通信だ。

万が一に備えて外からも連絡できるようになってるらしい。

どれどれ…姉からだ。

ハザマ「姉ちゃんどうした?」

姉「もうそろ夕ご飯の時間だよー。戻ってきてくれないと死んじゃうよー。」

ハザマ「笑えないからやめてくれ。今すぐ帰る。」

しまった。姉にご飯を作ってあげなければいけないのに時間を忘れていた。早く帰らなければ。

そもそもバカ正直にあいつらに従ったのが間違いだ。見てない隙に帰ろう。俺はあいつらに背を向け走る。途中で岩の陰で一息つく。

ここまで来れば大丈夫だろう。さーてログアウトログアウト…。

その時、足下に強烈な揺れを感じた。

この揺れは確かフィールドボスが現れる予兆。

あいつらが砂ワームを倒しまくったせいで条件が満たされたのか…。

やばい。このままだとここでログアウトできねぇ。街まで走ろう。

俺が逃げようとすると

「誰か…助けて…」

あの日の光景が脳裏に浮かぶ。

今でも俺を信じて探しているあいつらを見捨てることはできない…。

あの日あの子が俺を救ってくれたように…俺もまた誰かを…。

ハザマ「…しょうがねぇな。」

姉に謝るメッセージを送り、いつもの装備に着替える。

ただ単に黒いコートその下にさっき買ったプレートを着込む。

ズボンもブーツも指抜きグローブも真っ黒。ただ俺の白髪だけが日を反射し光っている。そして仮面をずらして前を見やすくする。武器を身につける。

…これで準備完了だ。

岩から飛び出し、跳ぶ。それだけで奴の上までいける。

ヨツバ「あっ…ハザマさん!?」

ハザマ「悪いな遅れた!」

背中からスナイパーライフルを取り出し、振る。

落下する勢いのまま振り奴を両断する。

着地した瞬間にスナイパーライフルの耐久力が無くなったのか、

取り付けていた光剣だけが落ちる。

やっぱ耐久力ないと剣としては使えないな。

ミク「すごい。」

ニノ「へぇ…なかなかやるじゃん。」

イチカ「お姉さんびっくりだよー。」

イツキ「どうやってあんなに高く跳んだですか!?

ヨツバ「ハザマさんすごい!私にも出来ますかね?」

ハザマ「…悪いな。遅れちまって。」

俺が謝ると彼女達は笑って許してくれた。

街まで一緒に帰ることになり、質問攻めにあって大変だったが。

どうやって跳んだの?とかスナパに光剣つけたんだ!とか、この前逃げた人だよねその顔覚えてるよ…とか。

 

…だが不思議と嫌な気分にはならなかった。それにしても、「あの子」の声は幻聴だったのだろか…? いや、そんなことは今はいい。

またいつか会える日が来るはずだ。

6人で笑って帰る帰路は輝いていた気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、今日は楽しかったな。」

機械を外し、廊下に出る。

ん?…なんだあの塊は。…動いてる…だと…!

「お腹……へった。…お腹………ヘッダヨオオオオオ!!!!」

「ヒッ、ヒエエエエエアアアアイヒー↑!!!???」

 

 

 

 

…その晩、彼の姿を見たものはいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

四葉「ハザマさんカッコよかったね!」

二乃「そう?普通でしょ。」

一花「私は感激しちゃったなー。」

五月「私達もあんな風に動けるのでしょうか?」

三玖「…あの顔…やっぱり…。」

一花「ん?どうかした?」

三玖「…ううん、なんでもないよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キャラ崩壊してるかも…二乃が難しいな…。
次回もよろぴくね!?

…とぅびいこんてっど
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。