ふと気がつくと、瞬夜は騒がしい建物の中に連れられていた。ジョッキを片手に盛っている見慣れない服装の人、豪勢な料理等、まるで宴会場の様な場所だった。そこで二人は空いている席に腰を下ろした。
「とりあえず、これ飲んでみろ。絶対お前が気に入るぜ」
彼はいつの間にか持ってきたジョッキを瞬夜に差し出す。瞬夜は目の前に置かれたジョッキに疑惑の視線を向けながらポールモールに尋ねた。
「……おい、なんだこれは?」
ジョッキの中身は群青色の液体だった。匂いを嗅ぐと、ほんのり甘い香りがする。
「バブルーベリージュースだ。シュワシュワして美味いぞ」
彼はそう言ってジョッキに口をつける。瞬夜は半信半疑で同じように口をつけた。
「これは……」
口に入れた瞬間、口内にシュワシュワした泡と甘味が広がり、鼻からは爽やかな旨味が吹き抜ける。色も相まってまた口に含みたくなってしまう飲み物だった。
「これうめぇ!この世にこんな飲み物があったなんてビックリだぜ!」
瞬夜は歓喜し、再びジュースを口にした。しばらくジュースを飲んだ後、彼は安堵の息を漏らした。
「ようやく落ち着いたか。それじゃ、本題に移るぞ。まず最初に言うが、お前は元いた世界からこの異世界に転生してきたんだ」
彼は単刀直入に言い切った。しかし瞬夜はさっきとは違い、冷静に状況を呑み込んだ。
「なるほど、やっぱりな。この建物といい、さっきの化け物といい、現実の世界じゃあありえねーもんな」
彼は顎に手を当て、少し前の出来事を思い出す。
「話が早くて助かるぜ。さっきの化け物はゴブリンっていう最弱の魔物だ。転生したてなら誰でもそれほど苦労せず倒せるだろう」
瞬夜に説明を続けるポールモール。しかし、瞬夜は彼の説明にいくつか疑問を感じた。
「ちょっと待ってくれ。ただの人間があんな奴に勝てるのか?」
「そういや、言ってなかったな。転生者っていうのは普通の人間より遥かに強い。その証拠に、お前の背中の傷、治ってるだろ?」
彼に指摘され、瞬夜はハッとして背中を触る。しかし、血は止まっているものの、まだ完全に治っておらず、痛みが電撃のように走った。
「いっっっ!!くぅ~~!全然治ってねーじゃんかよ!」
彼は痛みに顔を歪め、ポールモールに苦悶の表情を見せる。
「何!?転生したてでもここまでの道のりで少なくともかさぶたくらいにはなっているはずだが……」
考え込むポールモールに、瞬夜は質問を投げ掛けた。
「これ、消毒とかしなくていいのか?そもそも病院とか行かなくてよかったのか?」
不安な面持ちで彼は尋ねた。その問いに彼は何か疑問を残した様な顔で答えた。
「いや、細菌などの心配はいらない。転生者はそもそも免疫が高いんだ。それに、あの個体は毒持ちでもないしな。四肢が欠損するようなことでもない限り病院は行かないかな」
済ました顔でとんでもないことを答えた彼に、瞬夜は慌てて聞き返す。
「ちょいちょいちょい、四肢が欠損ってそれもう死ぬだろ!?そんなんにもなって生きてる人なんて滅多にいないだろ!」
「いや、そうでもないぞ。お前は転生者の再生能力を知らないからそう思うんだ。転生者の再生能力はまじでヤバイぞ?腕一本なくなっても安静にしていれば一週間位で治るからな」
冷静に答えを返すポールモール。彼の答えに瞬夜は言葉も出なかった。しかし、しばらく間を置いて再び質問を投げ掛ける。
「そ、それともうひとつ聞くけど、さっきのお前の言い方、まるで転生者がたくさんいるみたいな言い方じゃねーか?」
「ほう、鋭いじゃねーか。流石は俺の親友だ」
彼はにやけながら返事をした。その言葉に瞬夜は驚愕してしまった。
「ちょ、おかしくねーか!?漫画とかアニメとかで転生者って、異世界に突如として現れ、圧倒的力で無双して女の子をいっぱい従えるその世界のイレギュラー的存在じゃあないのか!?」
「この世界にそういうのを求めるのは間違ってるぜ。異世界に突如現れ、圧倒的力を持つというのは変わらないがな」
「つまりそれって……」
瞬夜は固唾を飲みながら彼に尋ねた。
「ああ、この世界では転生者が突然やって来ることなんて当たり前の事なんだ」
彼の衝撃の発言に瞬夜は自分の先入観を打ち砕かれてしまった。
(まじかよ、転生者として無双して、たくさんの人から英雄扱いされて、お金持ちになってウッハウハな生活して……あ、でも、あいつがいない世界なんてなぁ……)
瞬夜が頬杖をついて物思いに耽っていると、急にポールモールが立ち上がり、カウンターに向かって歩きだした。
「おい、ついてこい。とりあえず転生者ギルドにお前を登録しなくっちゃーな」
(と、登録?とりあえず行ってみるか)
カウンターに着くと、なにやらポールモールが受付の人に瞬夜の事を説明をしてくれているらしい。一通りやりとりが終わると、受付の人は奥の方へ向かい、しばらくして一枚の紙きれを持ってきた。
「はい、こちらがあなたのお名前となります」
受付の人に渡された一枚の紙には、[バンテージ]と書かれてあった。
「バン……テージ?」
彼は紙を凝視しながら呟く。そしてポールモールもその紙を覗き、興味深そうに呟いた。
「バンテージか。いい名前じゃないか。今日からお前の名前はバンテージだ!この世界でもよろしくな!」
彼はバンテージに向かって手を差し出した。
「バ、バンテージ……?ま、まぁよろしくな」
バンテージは若干戸惑いながら、彼の手をとった。自分の名前がバンテージという名前になることに少ししっくりこなかったが、自分の名前がわからない以上、受け入れるしかないと彼は考えたのであった。
「それじゃ、お前の家を探しにいくぞ」
彼の言葉にバンテージはハッとした。確かにこのままでは雨風しのげる場所もなく、人間らしい生活などままならないだろう。彼がどうしようと悩んだ矢先、ポールモールが考えを言った。
「つっても、引き取ってくれそうな所は心当たりがある。とりあえず、ついて来い」
ついてこいと言われたので、バンテージは少し不安に思いながらも、言う通りに彼に続いた。
しばらく歩くと森のなかに入っていき、またしばらく歩くと大きな建物が見えてきた。
「さぁ着いたぞバンテージ。ここがお前の家候補だ。それに、お前に会わせたい奴がいるからな」
ポールモールはにやけながら彼を見る。しかし、バンテージは目の前の大きな館に目が釘付けで届いていなかった。
「でけぇ家だなぁ。こんなかに俺を引き取ってくれるっつー人がいるわけだな?」
「ああそうだ。そしてその人も転生者だ」
これからこの館に住ませてくださいとお願いする人が転生者と聞き、バンテージは固唾を飲みながらドアノブを捻った。
「ど、どうも……バンテージです……」
彼はいつもより小さな声で挨拶した。しかし、玄関には誰もおらず、彼の声はポールモールにしか届かなかった。入るに入れずもたもたしていると、ポールモールがさっさと靴を脱いで中へ入ってしまった。
「そんな緊張することないって。みんないい人だから」
バンテージの緊張をほぐすように彼は優しくなだめた。しかし、思いもしない発言にバンテージは余計緊張するのであった。
「え、ちょ、みんなってどういうこと?住んでる人一人じゃないの?」
ポールモールは何の問題も感じてないように答える。
「ん?そうだが?ちなみに俺もここに住んでるから、これから一緒に過ごすんだぜ?」
「えぇぇぇ~~!?何その急展開!?てっきり、その人と二人で過ごすんだと思ってたよ」
バンテージは寝耳に水だったが、これからの暮らしに一番の親友がいることにかえって安心した。すると、玄関での話し声を聞いたのか、奥の部屋から現れた人に、彼は再び驚くこととなった。
「おかえり!ポールモ……え?」
「……」
バンテージはもう声すら出ず、放心していた。なぜなら自分が転生する直前にいた、自分の思い人が現れたからである。
「ふふふ、びっくりしただろ二人とも。まさか俺ら三人が揃うなんて俺も思わなかったもん」
笑いながら二人に話しかけてくるポールモール。しかし二人は今それどころではなかった。バンテージはいきなり彼女に頭を下げた。
「その……すまなかった!」
彼女は状況が掴めず、「えっと……私の名前は[セーラム]です」と考えなしに名乗ってしまった。
バンテージは予想していた返事と違ったため、彼女と同じくうろたえてしまった。
「おい、まさかまた連れてきたのか?ポールモール。一日に二人も来るなんて前代未聞だぜ全く……」
今度は二十代後半の男がめんどくさそうに現れた。ポールモールは軽く挨拶する。そしてバンテージの事を彼に説明した。
「ったく、部屋が余ってるとはいえ、そうポンポンと人を住まわせる訳にはいかねーんだよ。どうしてもっていうんなら一つ条件がある」
男はバンテージに意味ありげな言い方で提案する。バンテージは固唾を飲みながら耳を傾ける。
「俺の弟子になる覚悟があるなら住んでもいいぞ」
バンテージは一瞬戸惑った。しかし、彼は冷静に質問を投げ掛けた。
「弟子と言われても、具体的にどういうことをすればいいんすか?家事全般とか仕事の手伝いとかっすか?」
彼の質素な回答に男はかぶりを振った。
「40点というところだな。正確には、俺のもとで修行してもらうぞ」
「……ふふっそっすか、ま、いっすよ」
薄々覚悟しており、もはやバンテージは驚かなくなっていた。そしてこの世界ではありえない事が普通に起きるのだと彼は理解してしまった。おまけに勢いで男の条件を承諾してしまった。
「よーしそうか、じゃあバンテージ、今からお前は俺の弟子だ。そして俺のことは[ピース]先生と呼べ」
「わかりました~これからよろしくお願いしま~す師匠」
ようやく明かされた彼の名前だがバンテージはピース先生と呼ばず師匠と呼ぶ。すかさずピースが口を挟んだ。
「おい、師匠じゃなくピース先生……ったくこいつは……」
既にバンテージは誰の言葉も耳にも入らずセーラムと話していた。ピースは少し憤りを感じながらも三人を残して二階へ階段を上っていった。
「セーラム……だっけ。ごめん。俺のせいでこんな事に巻き込んでしまって」
バンテージは彼女に申し訳なさそうに謝罪した。
「ううん、謝るのは私の方だよ。妹のことは心配だけど、バンテージは私のために学校を抜け出したんでしょ?むしろ私のせいでバンテージを巻き込んじゃったから……ごめんね」
お互いに負い目を感じ、気まずい空気が流れる。しかし、ポールモールはあえて黙っていた。この状況をバンテージに委ねたのである。そして、彼の期待通りバンテージが沈黙を破った。
「じ、じゃあさ、お互い様ってことにしないか?この世界にも楽しい事はたくさんあるだろうし、来ちまった以上、楽しまなきゃ損じゃねーか?」
彼は、互いの失敗を帳消しにしようと明るく提案した。それに対し、彼女は少し後ろめたさを感じながらも笑って頷いた。
「そういや、セーラムはいつからこの世界にいたんだ?」
「今日からだよ。バンテージとおんなじ。目が覚めて歩いていたら街に出て、そこでポールモールと会ったの」
彼女は彼の問いに答え、言葉を続けた。
「そういえば、バンテージの髪の毛は緑色なんだね」
彼は最初、彼女の言葉を理解できなかった。なぜなら、彼自身髪を染めた経験も憶えも一度もなかったからだ。しかし、いつも黒髪だった彼女の髪が橙色なのを見てまさかと思い、洗面所へ駆け込んだ。
「なんじゃあこりゃあ~!?」
彼は自分自身の髪を掴みながら驚愕の声を上げた。彼の予想通り、自慢の黒髪が染めた憶えのない黄緑色に染まっていたからである。
「驚いただろ?転生すると髪の色も変化するらしいな。俺も最初自分の髪が灰色でびっくりしたよ。だけどしばらく過ごしていく内に慣れるさ」
自分の髪の色に気にくわなそうな顔をしているバンテージに、ポールモールは冷静に説明する。しばらくして、ピースがドアの隙間からひょいと姿を現した。どうやら二階から降りてきたようだ。
「おいバンテージ、お前の部屋の準備ができたからついてこい」
バンテージは自分の部屋ということで、期待に胸を膨らませながら階段を駆け上がった。そして彼は自分の部屋に到着し、目を輝かせた。
「うっひょ~これが俺のマイスウィートルームというわけっすか!!なかなかいいすけど……なんなんすかこれ?捨ててもいっすか?」
彼が指差したのは自分の身長以上もある大きな竜の頭だ。こんな大きな置物なんて邪魔でしかないと思った彼はピースに捨てようと申し出た。しかしピースはそれに反対した。
「おいおい、お前床で寝るつもりか?これ意外といい値段したんだぜ?お前のためにもなるし、とっといたほうがいいと思うんだがな」
彼の言葉を聞き、まさかと思ったバンテージは彼に聞く。
「ひょっとして、これベッドっすか!?ちっともそんなものには見えないんすけど……」
信じられないバンテージに彼はこの家具について説明を始めた。
「こいつはドリームドリンクっつー竜の頭を模したベッドだ。おもしれぇだろ?舌の付け根が枕で、舌がそのまま布団になってる。のどちんこは照明になってて枕のすぐ横のスイッチで点灯ができるんだ。もう一つのスイッチは口を閉じることができるんだぜ?これでいつでも真っ暗にできんだ。後頭部はカーテンがかかってるから通気性も抜群だ。開放的だろう?おまけにこいつの鼻は加湿器になってる。現実世界じゃあ多分この快適さは味わえないだろう。ま、修行とか家事とかは明日からやってもらう。今日は転生したてで色々疲れているだろう。ゆっくり休め」
「マジすか!あざます!」
ピースからの労いにバンテージは感謝を述べた。そして間髪入れずにピースが一言付け加える。
「あ、あとこれだけは言っておくが、これから異性と過ごすんだ。変な気、起こすなよ?」
彼は厳重な面持ちでバンテージを戒める。その気迫にバンテージは少し気圧されてしまった。
「わ、わかってますって。大丈夫ですよ」
一階からかすかに物音が聞こえてきた。何の音だろうとバンテージが思っていると、ピースが「おっようやく帰ってきたか」と呟いた。階段を降りる彼にバンテージも続く。するとそこには、バンテージと同じくらいの歳の紺色の髪をした少年がいた。
「お疲れさん。稼ぎはどうだった?」
「今日のフリーハントはぼちぼちでしたね。まぁ少なくともギルドからクエストを受けてるような度胸無しよりかは稼いでますよ」
ピースが挨拶をしたその少年は、いきなり他の同業者らしき人の事を見下すような発言をした。バンテージは何のことかよく分からず、棒立ちで話を聞いていた。そしてピースは思い出したかのようにバンテージに少年の事を紹介する。
「おっと、こいつは[ラーク]っていう奴だ。お前と歳も同じくらいだろうし、仲良くしろよ」
そう言い残し、彼はリビングへと向かう。そしてバンテージはとりあえず自己紹介を始めた。
「俺はバンテージっていうんだ。今日転生してきたばっかでこの世界のことはまだまだ知らないことばかりだけど、これからよろしくな!」
彼は友好的に手を差し出したが、ラークはそれに応じず、彼に冷たい対応をとった。
「……言っておくけど、君と馴れ合うつもりはないから。目障りだから部屋にでも籠っていてくれない?」
彼の態度にバンテージはしばらく放心してしまっていた。その間にラークはリビングにいるセーラムの事に気付き、自己紹介を始めていた。
(……なんだ?何か気にさわることでも言ったか?それとも馴れ馴れしかったか?まぁだとしても初対面の人にあの態度はないだろ!)
彼は心の中で憤慨していた。そして彼もリビングに行くと、セーラムと少し親しげに話すラークを見た。
(なんだあいつ。女にはいい顔しやがって。セーラム~あいつろくでもない男だから近寄んなよ~)
彼が心の中で悪態をついていると、玄関の扉が開く音がした。振り向くと、そこには金髪の華奢な少女がいた。その少女は彼に気がつくと明るい顔で話しかけてきた。
「あ!もしかして新しくここに住む人ですか!?はじめまして!私は[キャメル]って言います!これからよろしくお願いしますね!」
キャメルという少女はバンテージにとても友好的に自己紹介を始め、手を差し出してきた。彼はラークとは打って変わった対応に感激し、手を震わせながら彼女の手をとった。
「ああ……ありがとう……俺は、バンテージって言うんだ……」
彼の異様な様子に彼女は思わず戸惑ってしまう。そして彼の対応に疑問を持った彼女は彼に質問を投げ掛けた。
「あの……どこか具合でも悪いんですか?」
「いや、ラークとの対応の差にちょっと感動しただけだよ」
「あ~ラーク先輩はそういう性格ですからね……でも、本当はいい人なんですよ?」
彼女は苦笑いしながらもラークをフォローする。すると、自分の話をしていると感じ取ったのか、ラークがやって来た。
「そういえばバンテージ君、君の遺伝子(DNA)は何だい?」
バンテージは遺伝子(DNA)という言葉に疑問を感じた。血液型を聞いてくるならまだしも、遺伝子を聞いてくる人になんて会ったことがないからだ。彼はその言葉に心当たりが無いような顔をしていると、ラークが呆れ顔で口を開いた。
「やれやれ、本当に何も知らないんだね。自分の遺伝子(DNA)すら知らないんじゃあ話にならないね」
彼は軽蔑するような目でバンテージを睨む。そして続け様に質問を投げ掛けた。
「それともう一つ。バンテージ君、君の服の背中のみっともない傷はなんなんだい?」
彼の一言にバンテージは思い出したように背中に手を当て、背中の傷が治っていることを確認する。
「お!すげぇ!ゴブリンにやられた傷が治ってる!転生者になれば治る速度が速くなるってのは本当だったんだな!」
彼は歓喜し、背中に何度も手を当てて傷の完治を実感する。その事にラークは手を口に当て、目を丸くさせながら彼に尋ねた。
「君、その傷ゴブリンなんかにつけられたのかい!?あの程度の魔物ならかすり傷で済むはずだけど……君、本当に転生者かい?」
彼にあらぬ疑いをかけられたことにより、バンテージは憤りを感じた。
(くっそ~このラークって奴ムカつくぅ~!こんな奴と一緒に暮らしたら一ヶ月もしない内に頭はげちまうよ!新しい暮らしに早速悩みの種ができちまったな~……)
バンテージが心の中でそんな事を考えていると、「飯だぞ~」とピースから呼び出しが入る。この世界に来てからジュース一杯しか飲んでいなかったため、バンテージは空腹だった。彼は胸を踊らせながら食堂へと向かった。
個性的な住人ですね