特異点はヒーローを目指す   作:RyujiOturu

1 / 3
ダンまちが全く書けないので逃げてきた所存。
文章が読みづらかったり飛ばしてある部分が多いのは目を積むってくだされ......

ともかく本編をどうぞ


特異点はヒーローになるために一歩を踏み出す

 私は左手をグーパーし、しっかりと感覚があるかを確認する。

 

『さぁスタートだぁ!!! 実戦でカウントダウンなんてねぇぜぇ!!』

 

 スピーカーから大音量で響く声に、焦りながら走り出す他の受験生を尻目に悠々とスタートダッシュを決めていた私は黄金の鎧を身に纏い、煌めく細剣を二振り、手に握り、目の前に現れた一ポイントの仮想敵(ロボット)に二振りの細剣を振るい破壊する。

 他の受験生がようやく仮想敵(ロボット)と戦い始めたのをちらりと見て確認する。

 

「なかなか強い人が多いみたい」

 

 一人そう呟きながら私を取り囲むように現れた仮想敵(ロボット)を一瞥し二振りの細剣を構える。襲い来る仮想敵(ロボット)を私は全力で凪ぎ払った。

 

 

 両親が(ヴィラン)に襲われ死んでから私は一人で生きてきた。幸いにも両親が残した家とお金、そして保険金があったのでそこまで苦労せずに暮らすことはできた。と言っても遺産や保険金目当てにすり寄って来た親戚達を一蹴したときは爽快だった。

 通っていた界星中学も卒業し、高校に進む事にしたが、どこに進むかと考えていたとき教師に雄英高校に進まないかと提案された。

 数年前に中国で光る赤ん坊が確認されてから世界中で〈個性〉と呼ばれる超常能力を持つ者が現れ、世界人口の約九割が個性を持つようになった。

 しかし〈個性〉を悪用するものが発生し、それを[(ヴィラン)]と呼び、それに対抗するために〈個性〉を使い人を助ける者を[ヒーロー]と呼ぶようになった。

 雄英高校とは日本有数の[ヒーロー]育成高校。

 現在のNO.1ヒーロー〈オールマイト〉を排出した高校として有名で〈ヒーロー科〉と呼ばれるヒーロー育成を主にした学科には毎年数百人の受験生が受験をし、合格するのは僅か二十名だ。

 界星中学では学力一位でだいたいの高校は行けると言われていたが雄英は個性を使った試験がある。私の個性は強個性と言われるがそれもどこまで通じるかわからない。

 しかし、せっかく有名高校に行けるチャンスがあるならそれに挑むのもいいだろうと、私は雄英高校に進学することにした。界星中学初の雄英高校志願に教師は色めき立ち学友ですら気になっているらしい、私はそんな友人達に苦笑しながら勉強に励み、試験当日を迎えた。

 

「ここが、雄英......!」

 

 界星中学の制服に身を包み、リュックを背負って雄英の校門をくぐった私は高鳴っていた胸に手を置き深呼吸を一度し、試験会場に向かった。

 

 

 特に難しい問題もなく俺は次の実技試験のことを考えていたが周りを見れていなかったのだろう、不意に横の通路から出てきた金髪の女子にぶつかってしまった。

 

「わわっ!?」

 

「おっと」

 

 どんっとぶつかり金髪が揺れる。

 

「大丈夫か?」

 

「あ、うん。ごめんねちゃんと見てなかった」

 

「いや、俺こそ悪い」

 

 ぶつかった女子はえへへ、と苦笑いを浮かべながら謝ってきたのでそれに短く答えて俺がその場を立ち去ろうとすると、

 

「ねえ、君の名前教えて? 私はジータ。蒼山ジータって言うんだ」

 

「......焦凍、轟焦凍だ」

 

「へー、轟ってことはプロヒーローの〈エンデ〉」

 

「それ以上言うな」

 

 あいつの名前が出てきたことで思わずその女子の胸ぐらを掴もうとするが、相手が女子だと言うこと、そして悪意がなく言っていることに気がつき掴もうとしていた腕をそっと下ろし女子の横をすたすたと歩いていく。

 なにかを言おうとしているのがわかったがそれに構わず俺は次の試験の為に説明会場に向かった。

 

 

 突然次の試験について説明をする会場に早足で向かった轟君に驚きながら私は何をしたのかと考えながら会場に向かう。私は競技場Bらしくそこに向かうルート等が書いてある用紙を見ながら特にすることもなかったので説明会場に向かう事にした。

 

『リスナーの諸君! 調子はどうだぁ!!??』

 

 相変わらずの大音量で会場を静まりかえらせる。それを気にせずにプロヒーローの〈プレゼントマイク〉は説明を続ける。

 真面目そうなメガネをかけた青年が質問していたりもしたがそれ以外は特に何もなく、私達受験生は試験会場に体操ジャージに着替えて向かった。

 

――競技場B――

 

 私は左手をグーパーし、しっかりと感覚があるかを確認する。

 

『さぁスタートだぁ!!! 実戦でカウントダウンなんてねぇぜぇ!!』

 

 スピーカーから大音量で響く声に、焦りながら走り出す他の受験生を尻目に悠々とスタートダッシュを決めていた私は黄金の鎧を身に纏い、煌めく細剣を二振り、手に握り、目の前に現れた一ポイントの仮想敵(ロボット)に二振りの細剣を振るい破壊する。

 他の受験生がようやく仮想敵(ロボット)と戦い始めたのをちらりと見て確認する。

 

「なかなか強い人が多いみたい」

 

 一人そう呟きながら私を取り囲むように現れた仮想敵(ロボット)を一瞥し二振りの細剣を構える。襲い来る仮想敵(ロボット)を私は全力で凪ぎ払った。

 合計撃破数はこれで五、一ポイントを三体、二ポイントを一体、三ポイントを一体で合計得点は八点。

 しかし私や轟君のように一人が何体も破壊してしまってはポイントを稼げない受験生もいるだろう、それも想定してあるとすると何か別にポイントを稼ぐ事ができる何か要素がある?

 そう考えながら巨大な片刃の戦斧を片手で握り、衣装は下着のようなものと狼の毛皮のようなものを被る。

 

「レイジⅣ!!!」

 

 戦斧を掲げ振り下ろすと、私を中心に橙色の波動が波紋のように広がり受験生達を包み込む。しかし受験生達の元につく頃には無色になり私の補助が効果を発揮したことに気がつかない。

 私は戦斧を担ぎ、近くにいる仮想敵(ロボット)に標準を合わせ接近する。

 それから数分後、一ポイントを二十体、二ポイントを十体、三ポイントを五体の合計五十五点とそこそこ稼ぎ、後は怪我をしてる受験生に白いバニーガールのような衣装で〈ヒールオール〉と言うRPGで言う広範囲回復魔法のようなものを使い支援をしていく。そうして粗方仮想敵(ロボット)を倒し終わったとき、

 ゴゴゴゴ......!!! と巨大な地響きを立てて何かが姿を現す。それは試験の内容について書かれた紙に記されていた0ポイントの仮想敵(ロボット)だった。

 

「いやいや、大きすぎでしょ」

 

 それが私の率直な感想だった。私と同じ感想を抱いているのか0ポイントの巨大な仮想敵(ロボット)を見つめている。

 私はグッと戦斧を握りしめ、0ポイント仮想敵(ロボット)に向けて走り出す。

 誰かが個性を発動させ0ポイント仮想敵(ロボット)を凍らせたが、すぐにその氷は破壊され一歩踏み出したがすでに私が足元にたどり着いていた。

 踏み出した足に戦斧を叩き込み、破壊する。

 体重をかけていた足を破壊されたことで大きく体勢を崩して前傾姿勢のまま倒れてきた0ポイント仮想敵(ロボット)に私は黄金の鎧に衣装を変え、顔面と思われる部位に跳躍し、双剣を振るう。

 強烈な衝撃が仮想敵(ロボット)を突き抜け、機能を停止させる。

 

『そこまでぇぇぇ!!!』

 

 自由落下運動に身を任せていた私の耳に〈プレゼントマイク〉の大声がスピーカーを通じて聞こえてきた。

 私は自分の今回の結果に満足しながら着地した。

 

 

「彼女、凄まじいな」

 

「個性を使った戦闘も一流ながら支援、回復までできるとは......」

 

「それになんとなくこの試験の本質にも気がついてる様子ですし、個性届けには今のところ十一種類は形態があると書いてあります」

 

「今回使っているのは三つ、後八つも手札があるとは」

 

「筆記も満点に近く、実技も過去最高と......」

 

「蒼山ジータの入学は決定でいいかね?」

 

 やけに高い声にその場にいた全員がうなずいた。

 

 

 試験から一週間、界星中学に私はひとつのディスクを持って来ていた。

 

「お、ジータ。久しぶりだな」

 

「お久しぶりです、泉同先生」

 

 母校に来た私を出迎えてくれたのは教頭をしていた泉同先生だった。それからすぐに私がいた頃の先生達が集まり、ディスクを見て目の色を変えて騒ぎたつ。

 それから全員で校長室に向かいディスクを開封する。そして全員が見える位置にディスクを置き再生させると、

 

『私が! 投影されたっ!!!』

 

 うわビックリした! 今投影されてるのって、〈オールマイト〉? え、なんで?

 

『なぜ私が投影されてるのか疑問だろう、今年から私も教師として雄英に就任することになった! その報告もあわせて私が君の合否を伝える!』

 

 雄英に〈オールマイト〉が就任するのか......じゃあ〈オールマイト〉が授業を? なんだか想像できない。

 

『さて、それじゃあ君の受験結果だが、筆記は文句無しの合格。そして実技は撃破点五十五で合格ラインに達しているがそこに救助点が入る。君は気づいていたのかわからないが他の受験生を回復させたり撃破を補助したりしていた、よって救助点は四十八点の合計百八点で堂々の主席合格だ!』

 

「「「「「「「「主席!!??」」」」」」」」

 

 そこで校長室がワッと沸き上がる。教師どうしで手を叩き私の合格を喜ぶ。その騒ぎで最後の部分が聞き取れなかったもののまさか私が主席で合格できるとは思っていなかった。

 その日から界星中学は雄英高校に合格者を出したと言うブランドを存分に使い多くの生徒を獲得したとか。

 

 

 合格発表後、界星中学を卒業し数週間。

 私は親戚に親の残してくれた家を譲渡し、雄英の近くにアパートを借りて引っ越しを終えた私は入学式当日を迎えた。

 真っ白のシャツに真っ赤なネクタイをピシッと締め、グレーのブレザーを羽織る。緑色のプリーツスカートを着て鏡の前でくるりと回りおかしいところがないことを確認して水筒等を入れたリュックを背負い家を出る。

 少し早く家を出たせいか人とはあまり会わず雄英高校の校門に到着する。巨大なビルのような校舎に圧倒されながらも校門をくぐり校舎に入る。そして私は〔1-A〕と書かれた教室に向かったのだが、やけに扉がデカイ、そしてものすごく軽い、異形系の個性にも配慮されているのか......すごいな。

 

「誰もいない......? ってこんなところに寝袋が......」

 

 私の席だと思われる場所に持ってきたリュックを置いて教室を見て回っていると寝袋が教卓の後ろに落ちていた、しかし膨らんでいて誰かが入っているのかも知れない。

 

「む、ぼ......俺より早く登校している人がいるとは」

 

 どうしようか迷っていたところメガネをかけた、実技試験の説明の時に質問をしていた青年が登校してきた。同じクラスなのか、

 

「やぁ、おはよう。私は蒼山ジータ。よろしくね」

 

「あ、ああ。おはよう。僕は飯田天哉だ」

 

 生真面目な性格なのか私のいきなりの自己紹介にも返してくれる。私は飯田君と試験について聞いたりしていたがどんどんと他の合格者も登校してきて、教室が騒がしくなって来たとき、

 

「はい、静かにー......君たちが静かになるまでに八秒もかかりました。不合理だ......それじゃあこれ来てグラウンドに出て」

 

 寝袋が起き上がり顔だけ出した男の人――おそらく教師だろう――が一番近くにいた私に青に白いラインが入った体操ジャージらしきものを渡してきた。

 

「いきなり! ガイダンスは!」

 

 ビシッと手を上げて飯田君が寝袋の人に質問をすると、

 

「そんなことをしている暇はない、いまや超常社会。すぐに戦力が欲しい。だから個性把握テストを行う」

 

 そう言うとさっさと行けと言ってどこかへ行ってしまう。私は全員に体操ジャージを渡して更衣室に向かった。

 

 

「おいジータ。お前中学の時のソフトボール投げの記録はなんだ」

 

「えっと80mです」

 

「なら個性を使って投げてみろ」

 

 え? と疑問に思いながらも渡されたボールを握って感覚を確かめ個性を発動させる。すると体操ジャージから狼の毛皮のようなものを被った薄着に衣装が変わる。

 

「投げますよ?」

 

「ああ、さっさと投げろ」

 

 寝袋を脱いだ教師に言って円に入る。そしてゆっくりと助走をつけ、全力で振りかぶる。

 ブンっと風を切る音と共に風圧が髪を揺らし高速で投擲されたボールはすぐに見えなくなった。

 

「記録は、905.2m」

 

「「「「「「905.2m!!!???」」」」」」

 

 乱れた髪をそっと整え体操ジャージに衣装が戻った私の元に赤髪の青年がやって来て

 

「すげえじゃねぇか! 俺は切島! あんたは?」

 

「私は蒼山ジータ。よろしくね」

 

 切島君と握手をし回りを見てみると個性を存分に使えるとウキウキしているようだったが、次の教師の発言に凍りついた。

 

「そうだな、ならトータル最下位は除籍処分にしよう」

 

 除籍処分と言う言葉に一瞬で緊張が高まり、全員の表情が固まる。私はそれを見ながら教師をどこかで見たことがある気がして誰だかを思い出していた。

 

     ――第一種目・握力――       

 

 狼の毛皮を被り〈レイジⅣ〉を使って記録は72kgとそこそこだった。

 

    ――第二種目・反復横飛び――    

 

 青く光る犬のようなつけ耳と黒いピチッとしたタイツの衣装に変わりそこそこの早さで行った結果128回だった。

 

    ――第三種目・長座対前屈――

 

 普通の体操ジャージで行った結果は75cmと普通だった。

 

     ――第四種目・50m走――

 

 反復横飛びと同じ衣装で走り3.14秒だった。

 

    ――第五種目・上体起こし――

 

 これも体操ジャージで行い結果は38回。

 

    ――第六種目・立ち幅跳び――

 

 これは反復横飛びと同じ衣装で3m71cmだった。

 

     ――第七種目・持久走――

 

 体操ジャージで走り1500mを3分41秒だった。

 

   ――第八種目・ソフトボール投げ――

 

 これは最初に投げた記録で私は記録を取らなかったが最後の一人、ほんのりと黒っぽい緑色の癖毛が印象的な男子生徒は一回目を投げるが普通の記録でなぜか手を見つめなにかをぶつぶつ呟いていた。

 そして二回目、さっきと同じフォームと力の筈だが、記録は凄まじく伸びて708.5mといい記録を出していたが指が赤黒くなり、使い物にならないだろう。

 

「君、大丈夫?」

 

「え? うわわっ!?」

 

「骨は砕けてそうだし、筋肉を裂けてそう......個性を制御しきれてないのかな......とりあえずヒールオールかけておくね」

 

 そっと近付き指を見ると酷いもので〈ヒールオール〉をかけてもちゃんと治らないだろう。

 

「うわ、怪我が治っていく......凄い個性だね」

 

「指は大丈夫? 私は蒼山ジータ。君は?」

 

「僕は緑谷出玖、怪我を治してくれてありがとう」

 

 緑谷君と言うらしい、私は体操ジャージに衣装を戻してヒールオールの調子を確認する。ちゃんと機能しているようで安堵する。

 それから出玖君は医務室に向かったようで私達は更衣を終わらせて教室にいたが、

 

「ねーねー、私芦戸奈々って言うんだ! 君はなんて名前なの?」

 

 目に見えて異形系の個性なのだろう、肌が紫色ではつらつとした彼女は芦戸と言うらしい。

 

「蒼山ジータだよ、芦戸さん」

 

「ジータさん......どこかで聞いたことがあるような......」

 

 黒髪でスラッとしている人が私を見てなにかを思い出しているようだが私は彼女にあった記憶はない......

 

「ケロッ、ジータちゃんよろしくね。私は蛙吹梅雨よ梅雨ちゃんと呼んで」

 

「今日の個性把握テスト凄かったね! 私は葉隠透っていうんだ! 見ての通り透明人間だよ!」

 

 蛙っぽい黒髪の子は蛙吹さん。制服が浮いているだけに見える彼女は葉隠さんと言うらしい。

 

「梅雨ちゃんに葉隠さんもよろしくね、好きに呼んでいいよ」

 

「思い出しました! 界星中学校の神童ですわ! そして今年の主席入学の!」

 

「「「「「主席!!??」」」」」

 

 いきなり考えていた黒髪の彼女がそう言い全員が私を一斉に見る。

 

「そんなに凄い人なん!?」

 

「そんなに凄い人なんだ......」

 

 回りの女の子がそう言うなか二人の男子が乗り込んできた。

 

「てめぇが主席だとぉ!!??」

 

「あんたが主席だったのか」

 

「あ、轟君......ともう一人は?」

 

 片方は試験日に出会った轟君でもう片方は髪が爆発していて、なんだか性格も爆発していそうな人で、

 

「俺は爆豪だ! で、てめぇが主席なのか! あ!?」

 

「主席だけど、何かある?」

 

「あるに決まってんだろ!! 俺はオールマイトを越えるんだ! こんなところでつまづいてる暇ねぇんだよ!」

 

「おい、静かにしろ」

 

 爆豪君が私に掴みかかろうとしたときに、あの先生が来る。今回は寝袋に入ってないけど......あ!

 

「思い出した! アングラヒーローのイレイサーヘットだ!」

 

「静かにしろと言った、ジータはあっているが静かにしろ」

 

 怒られてしまい苦笑を漏らすしかできない。

 

「そうそう、さっきの個性把握テストの除籍だが、あれは合理的虚言だ」

 

 その言葉に全員が脱力している、しかし私はあの言葉が嘘には聞こえなかった。その後は特に何もなく帰宅した。

 

 

 翌日、前日と同じように登校して授業を受けるのかと思いきや、

 

「私がーー普通にドアから来た!」

 

「「「「「「「オールマイト!!」」」」」」」 

 

「HAHAHA!! 私もここで教師として働くことになったのでね! そして今日が初めての授業だ!」

 

 その後長い話があったがようやくするとヒーロー側と(ヴィラン)側に別れて実戦をすると。場所は屋内、(ヴィラン)側がビルのなかに核兵器を設置したのでヒーロー側は(ヴィラン)側を確保するか核兵器にタッチすればヒーロー側の勝ち、ヒーローが確保されれば(ヴィラン)側の勝ちとなる。

 他には生徒一人一人にコスチュームが配られたことか。

 私は黒を貴重とし左側に紫色の角のような装飾とへそ回りを露出した衣装でマントも一応はついている。

 私達は競技場βに移動しペア訳をした、その結果は、

 

「出玖君がペアか、よろしくね」

 

「わ、ジータさんがペアなんだ! よろしく!」

 

 出玖君とペアになりヒーロー側になった。相手は爆豪君と飯田君だ。出玖君曰く爆豪君の個性は掌から出る汗が爆発するらしい、飯田君の個性は個性把握テストの時にわかったがエンジンのようなものが太ももについているようだ。

 出玖君が爆豪君と戦いたいと言っているがなんだか私の所に来そうな予感がある。その事も伝え戦闘になった場合は無理はせずに戦うことになった。

 

『次は緑谷&蒼山ペア対爆豪&飯田ペアだ!』

 

 オールマイトの声がスピーカーから響き私は準備を進める。

 

「そういえばジータさんの個性はなに?」

 

「ジータでいいよ、私の個性は〈戦闘適応(ジョブチェンジ)〉。衣装が変わったり武器が変わったりで見極めて。後でちゃんと説明する」

 

「あ、うん」

 

 私は禍々しい剣を握り感覚を確かめる。ちゃんと力も使えるのを確認し、ゲートの前に立つ。

 

『それではスタートォォォ!!!』

 

 オールマイトの合図と共に私と出玖君はゲートをくぐる。

 私が先行しビルのドアをほぼ無音で切り裂いてなかに侵入する。

 素早く周囲を確認し、誰もいないことを確認して出玖君を呼ぶ。私は先に上の会に行こうとするが、横から誰かが迫ってくるのがわかった。

 

「死ねやくそ女ァ(アマァ)!!」

 

 真横の通路から襲撃してきた爆豪君の掌から爆発が起き、それを急いで剣を盾にして防ぐ。

 

「私はジータって名前があるんだけどっ!」

 

 防いだ後に接近していた爆豪君に剣を振るう。

 爆煙で見えない筈なのに爆豪君はコスチュームの右腕の部分についていたグレネードのようなもので防ぐ。

 

「知らねぇよ、くそ(アマ)がぁ!!」

 

 剣を防いでいない左手のひらが炸裂する。

 ように見えたが、その爆発は私の前に張られた透明の壁の前で起きていた。

 私の左手にはさっきの禍々しい剣ではなく綺麗に装飾された左右対称の直剣を握っていた。

 

「ちぃっ!!」

 

 素早く私の前を離れた爆豪君は後ろに下がった後、壁を蹴りすぐに私に突撃をしてくるが私はすでに細剣を両手に持ち突撃してくるのを予想していた。

 まっすぐに突っ込んできた爆豪君に、私は細剣を交差するように振るう。その斬線は爆豪君に向かって飛んでいく。

 それを爆豪君は見てから空中で爆発を起こさせ、その余波で回避するのだから恐ろしい。

 しかしそれに意識が向いた爆豪君に私は接近し、顔面を蹴り飛ばす。対応しきれなかった爆豪君は面白いように吹き飛び、しかし壁にぶつかる直前で身をひねって蛙のように壁に張り付くとまた向かってくる。

 私は手首に金のメダルがついたバンドをつけ、北斗流の構えをとる。

 爆発を使って加速した爆豪君は左のフックをしてくる。ように見せかけて(・・・・・・・・)右のストレートが飛んでくる。

 しかし私はそれを出玖君から先もって聞いていた。

 右ストレートをかわして腕を掴み、背負い投げの要領で地面に叩きつけ、その腕に捕縛バンドをつける。

 

「爆豪君、最後は出玖君と私の勝ちだよ」

 

 地面に埋まった爆豪君に勝ち誇った笑みで私は胸を張ってそう言った。

 

 

 その後は出玖君が飯田君と戦っている間に後ろから核にタッチをして勝利となった。




主人公の見た目はグランブルーファンタジーの女主人公のジータのまんまです。

オリ主の個性についての補足


個性名[戦闘適応(ジョブチェンジ)

グラブルのジョブチェンジシステムが個性になったもの。見た目が変わってジョブの特性を得る。特殊な服を着ていると見た目は変わらないが手に持つ武器が変わる。
武器は最終強化済みの英雄武器(検索推奨)
見た目はクラスⅣのジョブの見た目(検索推奨)
コスチュームは統べスキン(検索推奨)


感想評価等いただければ幸いです
それではこれぐらいで、また次回作に
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。