クロスレイズレーン ーThe Gandamuー   作:Abe

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本当に、申し訳ございませんでした!
理由はいろいろあるので察してください。
ちょっと一週間投稿は3月まで止めます。
誠に勝手ながらご了承ください。
それに加えて今回ゴミカスなので「は?ゴミやん。」って思った方。最後だけ見てってください。この作品に出す機体についての最後の募集みたいな質問にがあります。

本当に、申し訳ございませんでした!!!!!


第3話 戦う理由

争いが続く中、息を潜めていたリジェネが動き出す。いつまでも続く戦いの中に、彼らの目指すべき未来はあるのだろうか?そんな中、ヒイロの意識が覚醒する…。

 

 

 

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俺は…俺たちは、戦う。世界に変革を促したことが

俺たちの罪ならば、その罪は再び世界を変えることで

しか償えない。

             刹那・F・セイエイ

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♦️

 

アズールレーン基地 医療病棟

 

ヒイロside

 

誰かに呼ばれた気がした。……遠い記憶過ぎて顔も名前もわからない。でも声は覚えている。……とても優しい声だ。

 

ヒイロ「……夢か。」

 

ヒイロは誰かに呼ばれ、静かに目を開ける。しかし、辺りには誰もいない。ヒイロはベッドから起き上がろうとするが、その時左足に激痛が走った。

 

ー……そうか。足を折っていたのか。ー

 

ヒイロは自分の左足を掴み、力づくで繋げ直す。ゴキッ、と音が鳴るが骨を繋げることに成功する。

 

ー……ドアの前に一人か。ー

 

ヒイロの卓越した感覚でドアの前に一人の見張りが居ることに気付く。

 

ー正面は危険だ。別のルートを探すか。ー

 

ヒイロはまだ、この基地に居る人物を完全には信用していなかった。さらに、ウィングゼロを解析されれば余計な戦力を与えかねない。そのため一刻も早くウィングゼロを回収しなければならなかった。

 

ー窓からなら問題なさそうだな。ー

 

ヒイロは音をたてないように窓を開けると、夜風が頬を撫でる。窓から地面までは三階ほどの高さがある。下を眺めていくと、クッションがわりになりそうな木を発見する。それを見ると躊躇なく窓から飛び降りた。ガサッ、と音をたてるが最低限に音を抑えたため、だれにも気付かれることはなかった。体勢を低くしたまま、辺りを眺める。

 

ー外にないということはどこかに格納できる建物があるはずだ。……あれか。ー

 

ヒイロが見つめる先にはドックがある。ヒイロはその建物を目指して走り始めた。だが、そんなヒイロの姿を、目を金色に光らせた青年が静かに眺めていた。

 

 

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 ドック内

 

ウルド「ふぅー。おおかた片付いたか。」

 

ドックの中ではウルドたちが換装の修理をおこなっていた。そんな中、ドックの扉が勢いよく開き、一人の青年が入ってくる。

 

???「缶コーヒー買ってきました!」

 

青年の手には抱えきれないほどの缶コーヒーで埋め尽くされていた。

 

ウルド「おー!サンキューな、ルイン。」

 

青年の名前はルイン・エイテル。ウルドと同じロイヤルの軍人で修繕のために派遣された。紫色の髪を持ち、人懐っこい性格の明るい青年である。

 

ルイン「いえいえ。これぐらい平気ですよ!」

 

ルインが手に抱えている缶コーヒーを他の作業員や饅頭たちに配っていく。

 

ウルド「ふぅー。……これ飲んで今日はあがるか。」

 

思えば今日は半日も修理のために働いていたのだ。そろそろ切り上げ時だろうと判断したウルドは全作業員、饅頭に声をかけた。

 

ウルド「おし!今日はこれで終わりにすっぞ!飲んだらドックから出ろよ!」

 

ウルドが叫ぶと缶コーヒーを飲み終わったメンバーからドックを出ていく。

 

ルイン「お疲れさまです!お先に失礼します!」

 

ウルド「おう!帰ってさっさと寝ろよ!」

 

続々とメンバーが出ていき、最後にウルドが出てドックの出入口を鍵で施錠する。

 

ウルド「ふわぁー。……さっさと寝るか。」

 

ウルドが扉から離れていく。その光景をドックの近くに生えていた木の上からヒイロは眺めていた。念のため少し時間をおくが誰一人として帰ってくる者はいない。

 

ー……行くか。ー

 

木の上から飛び降りる。音を殺して着地し、ドアにかかっている鍵を見る。

 

ーこの程度のドアなら開けられるな。ー

 

ヒイロは鍵の差し込み口に細長いゴムのようなものを入れる。そのゴムは鍵穴で変化し、鍵と全く同じ形で固まる。ゴムで出来た鍵を回すと鍵穴が回り、ドアを開ける。ドックの中に入るとす正面の壁にウィングゼロが設置されていた。

 

ー……コックピットが開いている?……そのような技術があるとは思わながな。ー

 

ヒイロはウィングゼロのコックピットが開いていることに疑問を覚えたが、今はそんなことを考えている時間はない。

 

ーおそらくここに作業員が戻ってくるのは朝までか。あまり時間もないようだ。ー

 

ヒイロがウィングゼロを修理するために近づいていく……が。

 

ウルド「止まれ!」

 

ヒイロが後ろを見るとそこには拳銃を持ったウルドの姿があった。

 

ウルド「俺だって撃ちたくねぇんだ。手を上げろ!」

 

ヒイロはここで抵抗するのは無意味だと判断し、おとなしく手を上げる。

 

ウルド「よし。今度はこっちにゆっくりと歩いてこい。」

 

ヒイロは言われたとうりにゆっくりとウルドに近づいていく。ヒイロとウルドの距離が1mをきる。すると、ヒイロが姿勢を低くしてウルドへと突撃してくる。

 

ウルド「!……あんま恨むなよ。」

 

しかし、ウルドも軍人のため多少の迷いはあったもののヒイロの足に向けて拳銃を発泡する。だが、ヒイロは空中で体をねじり銃弾を華麗に避ける。

 

ウルド「な!?まじかよ!?」

 

ウルドが驚いて構えようとするが時すでに遅し。ヒイロが飛びかかり、組技でウルドを拘束して拳銃を取り上げる。ヒイロは拳銃をポケットへとしまって立ち上がる。

 

ヒイロ「悪い。抵抗する気はなかったんだがとっさに体が動いてしまってな。」

 

ウルド「はぁー。やっぱ若い奴らにはもう勝てねぇーなあ。……って、お前は!怪我はもういいのか?えーと……そういえば名前を聞いてなかったな。俺はウルド・シバだ。お前は?」

 

ヒイロ「…ヒイロ。……ヒイロ・ユイ。」

 

ウルド「そうか。んでヒイロ。お前はドックで何をしようとしたんだ?」

 

ヒイロ「ウィングゼロの修理をするためだ。修理道具を貸してくれないか?」

 

ウルド「そうだなぁー。ただじゃ貸せねぇから換装の修理を手伝ってくれよ。修理の腕はどんくらいだ?」

 

ヒイロ「特に出来ないことはない。」

 

ウルド「ほーう。そりゃあお手並み拝見といこうじゃねえか。」

 

 

 

 

ウルド「う、うめぇ。下手したら俺よりもうまいぞ!?ヒイロ、おめぇいくつだ?」

 

ヒイロ「21だ。」

 

ウルド「21だと!?俺は20も下に技術で負けてるのかよ。」

 

はぁー。と、深いため息を吐くウルド。それを見かねたヒイロは……。

 

ヒイロ「確かに全てにおいて平均ほどは出来るが、お前のように一つのことに特化した技術では俺の負けだろう。」

 

ヒイロに誉められたことに、ウルドは一旦固まるが……。

 

ウルド「そ、そうだよなぁー!よし!ここは俺も頑張ってやるか!」

 

ー……バカ正直で助かった。ー

 

二人は手を止めることなく換装の修理を進めた。

 

 

 

 

ヒイロが残っている換装の修理を終えてウルドを探す。換装を背もたれにして豪快にいびきをかいているウルドがそこには居た。ヒイロは近くにある仮眠室から毛布を取ってくると、それをウルドにかける。

 

ヒイロ「ありがとう。」

 

それだけを言うと、ヒイロはウィングゼロの修理するべく歩き始めた。

 

 

♦️

 

???

 

外を眺めることが出来るデッキに腰を掛けながら独り言?をリジェネが話している。いや、それは独り言ではない。脳量子波を用いて他のイノベイドと遠距離でも表層意識を共有出来るのだ。リジェネはそれを用いて誰かと会話していた。

 

リジェネ「それで?そのヒイロ・ユイは真の意味のイノベイターになる可能性を秘めていると?」

 

???「可能性はとてもあります。彼自身が変化を求めるのであれば。」

 

リジェネ「なるほど。……ヒイロ・ユイの監視を続行してくれ。」

 

???「了解しました。それでは。」

 

脳量子波の接続が途切れる。リジェネは昇ってくる朝日を眺めながら呟いた。

 

リジェネ「ヒイロ・ユイ。君の覚醒に僕は期待しよう。」

 

リジェネは不敵な笑みを浮かべていた。

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 ドック内

 

ピピピピと電子音がコックピットに響く。ウィングゼロのパイロット、ヒイロ・ユイは目を開ける。

 

ー……2時間はやはりあっという間だな。ー

 

コックピットに再度ロックをかけてウィングゼロから飛び降りる。

 

ー……これからどうするべきか。……ウルド。奴は信頼出来るが……この基地に居るのがあいつのような奴であればいいがな。ー

 

淡い期待を秘めながらドックから出ていく。ドックの外から入ってくる光に目を細目ながらヒイロは歩き始めた。

 

ヒイロ side out

 

♦️

 

アズールレーン基地 寮舎

 

カモメの鳴き声が朝の訪れを告げる。そんなときガチャリとドアが開き、誰かが部屋へと入ってくる。

 

エンタープライズ「……ヨークタウン姉さん。」

 

ベルファスト「あら?かわいい寝言ですね。」

 

エンタープライズは自分の独り言が返されたことに驚き、ベットから飛び起きる。独り言を返した人物は部屋のカーテンを開ける。カーテンから入ってくるまぶしい日差しに目を細める。

 

ベルファスト「おはようございます。ゆっくりとお休みになられましたか?」

 

エンタープライズの前には見覚えのある少女が一人。

 

エンタープライズ「…あなたは?」

 

その少女はエンタープライズに振り返り、自分の名前を言った。

 

ベルファスト「メイドの、ベルファストでございます。」

 

 

 

 

エンタープライズ「そうか。あなたに助けられたのか。すまない。迷惑をかけた。」

 

ベルファストからことの顛末を聞き、ベルファストに謝罪をする。

 

ベルファスト「大事がなくてなによりでございます。」

 

机に置かれたカロリーメイトを二つほどポケットの中にしまう。そのままドアを開け、部屋をを出ていこうとする。それを追いかけるようにベルファストが続く。

 

ベルファスト「安静にしていたほうがよろしいのでは?」

 

エンタープライズ「この程度の怪我は戦場では常だ。」

 

ベルファスト「……危ないところだったのですよ。」

 

エンタープライズ「そうだな。貴艦に感謝する。」

 

全く話を聞く様子がないエンタープライズを見て、ベルファストは小さくため息をついた。そのままドアの開けて寮舎からてでいこうとする。

 

ベルファスト「朝食のお時間ですが。」

 

エンタープライズは一度立ち止まり、先ほどポケットの中に入れたカロリーメイトを見せながら……。

 

エンタープライズ「これで十分だ。」

 

寮舎の扉が閉まっていく。パタンと音をたてて完全にドアが閉まったのを見て、再度ベルファストは小さなため息を漏らした。

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 車両内

 

一台の小型車両が二つの島を繋ぐ大型の橋を通っている。その中には二人の少女の姿。ウェールズとイラストリアスだ。

 

ウェールズ「基地に引き続き、ホーネット艦隊も救われた。彼女の力は疑いようもない。」

 

イラストリアス「でも、悪い予感は当たりました。ベルファストが居なかったらどうなっていたか。」

 

ウェールズ「気になるか?彼女のことが。」

 

ウェールズの問いにイラストリアスが小さく頷きながら……。

 

イラストリアス「彼女はユニコーンちゃんを助けてくれました。このまま戦いですり減っていく姿を、見たくはありません。」

 

ウェールズ「……ならば、陛下に掛け合ってみるか。」

 

小型車両はエリザベスたちの居る庭園へと向かって走り続ける。

 

 

 

ヒイロ side

 

ーこの島に車両……か。……重役が乗っている可能性があるな。あれを追いかけた方が良さそうだ。ー

 

相手の本陣に直接入り込むのは危険と判断したヒイロは、この島の代表と直接会話するため、その人物の居場所を探していた。そして、ヒイロはウェールズとイラストリアスの乗っている小型車両に当たりをつけて追跡を始める。ヒイロは走り始めようとするが……。

 

ー……あいつは。ー

 

ヒイロの見る先にはまだ修復作業が終わっていない船とその船の航空機の翼の部分に座っているエンタープライズが

見えた。

 

ー……本当にあいつは、昔の俺に似ているな。ー

 

そう思いながら小型車両が行った道を再び走り始めた。

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 庭園

 

庭園の中央で小さな茶会が開かれている。イラストリアス、ウェールズはエリザベス、ウォースパイト、フッドと向かい合う。エリザベスは二人からことの顛末を聞くが……。

 

エリザベス「話はわかったけど、それってユニオンの問題じゃなくて?私たちが口を挟むことじゃないでしょ?」

 

ウェールズ「そ、それは……。」

 

そんな中、地面にいるアリにパンをあげていたユニコーンが口を開いた。

 

ユニコーン「でもエンタープライズさん、ユニコーンのこと助けてくれたよ。」

 

イラストリアス「彼女の力はきっと、これからの戦いに必要になります。こんなところで終わっていい方ではありません。」

 

フッド「断言するのですね。理由を聞いても?」

 

イラストリアス「聖なる光のお導きですわ。」

 

その理由を聞いてウォースパイトは諦めに近い顔をしながら…。

 

ウォースパイト「あなたはいっつもそれねえー。」

 

フッド「けれど彼女の勘はなかなか侮れませんわ。そう思わなくって?」

 

ウォースパイトはどうしたものかと考えているようだが……。

 

ウェールズ「戦力的にもエンタープライズは、この基地の主力となる船です。彼女が抱える問題を、見過ごすわけにはいきません。」

 

エリザベスは少し考えながら……。

 

エリザベス「ウォースパイト。あなたはどう思う?」

 

ウォースパイト「陛下の判断を信じます。」

 

エリザベス「……そこまで言うなら見定めてあげるわ。エンタープライズ、彼女がどんな船なのかをね?ベル!」

 

ベルファスト「かしこまりました。女王陛下。」

 

話がまとまったその時、庭園の警備をしていた女性がこちらに向かって走ってくる。

 

警備兵「陛下!」

 

エリザベス「どうしたの?そんな慌てて。」

 

その警備兵は息を切らしながら……。

 

警備兵「病院から男がいなくなりました。1日前にあれをを動かしていたものです。」

 

その言葉に一同が驚愕した。一番に冷静を取り戻したエリザベスは……。

 

エリザベス「……総力をあげて捜索して。ここで彼の情報を逃すのは不味いわ。」

 

警備兵「了解しました!」

 

警備兵がもと来た道を戻っていく。

 

エリザベス「……まさか逃げ出されるとはね。」

 

ウォースパイト「陛下。もしそうだとしてもあれが置いてあるドック内には入れません。いつかは話を聞ける機会がありますよ。」

 

エリザベス「そうね。……それと、そこにいるのは誰かしら?」

 

ヒイロ「そうか。これではさすがにばれるな。」

 

全員の視線が声がした方に向く。そこには5メートルほどの鉄柵の上に立つ、青年がいた。

 

エリザベス「貴方は!?まさか!?」

 

ヒイロ「今話していた病院から逃げた男、になるな。……まあ、そんなことはどうだっていい。単刀直入に言おう。少し、話がしたい。お前はこの島の代表、とやらなのだろう

?」

 

エリザベス「……そうね。暫定的にそうなるわ。……なら、それでいいわよ。自己紹介がまだだったわね。私はクイーン・エリザベスよ。あなたは?」

 

ヒイロ「……ヒイロ。ヒイロ・ユイ。」

 

 

 

 

 

 

エリザベス「なるほどね。今あなたが話してくれたことが本当なら、あなたは本当はここにはいてはいけない存在、なのね?」

 

ヒイロ「ああ。本来ならな。しかし、誰かがリーオー、いや、モビルスーツをこの世界で操っている奴が居る。」

 

イラストリアス「そのモビルスーツ、というのはいったいなんのために生まれたのですか?」

 

ヒイロ「人間は誰かに勝つためには手段を選ばない。そして、戦争に技術力を注ぎ込んだ結果、あのような兵器が生まれた。」

 

ウェールズ「……酷い話だな。」

 

イラストリアス「結局のところ、人を滅ぼすのは人自身なのですね。」

 

ヒイロ「……話してほしいことはだいだい言っただろ。そろそろ俺の要望に答えてくれないか?」

 

エリザベス「ええ。あまり無理なお願いじゃないならいいけど。」

 

ヒイロ「機体の修理をするために修理道具を数日貸してほしい。

 

ウェールズ「修理道具……。ウルドに頼めばどうにかなりそうだが……それだけでいいのか?」

 

ヒイロ「ああ。」

 

エリザベス「そう。……そうだわ!あなた、アズールレーンに入らない?」

 

ヒイロ「アズールレーン?……この世界には派閥のようなものがあるのか?」

 

フッド「ええ。大きく分けて二つありますわ。私たちが所属しているアズールレーン。元はアズールレーンに居たのですが、そこから脱退して新たに作られたのがレッドアクシズ。その二つがありますわ。」

 

フッドの説明を聞いて少し考えるヒイロ。

 

ヒイロ「……俺を入れる理由は?」

 

エリザベス「あなたのモビルスーツ、それがあればレッドアクシズとの戦いを止めることが出来るわ。あなたも戦争が嫌いなのでしょう?」

 

エリザベスはヒイロがこの提案に乗ってくれると思っていた、が……。

 

ヒイロ「断る。この世界のことはお前たちでどうにかしろ。」

 

ウォースパイト「貴様!陛下の提案を無下にするつもりか

!」

 

ヒイロ「圧倒的な力で世界を抑えることは出来ない。」

 

ウォースパイト「そうか。残念だ。素直に陛下の提案にどういておけばいいものを!」

 

エリザベス「待ちなさいウォースパイト!」

 

エリザベスが止めるが、すでにヒイロのすぐ近くまで迫っていたウォースパイトを止めることは出来ない。

 

ウォースパイト「ハッ!」

 

ウォースパイトの手刀がヒイロの頭に襲いかかる。艦船は人間よりもはるかに優れているため人間が彼女たちの速度を捉えることは出来ない。……普通の人間ならば。ヒイロはそれを冷静に見切り、体を低くしてウォースパイトの足を右手で払う。

 

ウォースパイト「なっ!?」

 

これにはウォースパイトだけでなく他の艦船たちも驚く。ウォースパイトは空中で体勢を崩されたがなんとかたち直し、地面に着地する。

 

ヒイロ「落ち着け。別に、入らないと言った訳じゃない。」

 

エリザベス「……どういうこと?」

 

提案には却下されたが、入らないわけではないヒイロの答えに困惑するエリザベス。

 

ヒイロ「これから出現するかもしれないモビルスーツの撃退のためなら、俺は力を貸す……と言うわけだ。」

 

エリザベス「…なるほどね。」

 

現時点ではモビルスーツに対抗する手段がアズールレーンにはないのだ。ヒイロの協力の申し出を理解したエリザベスは……。

 

エリザベス「だとしても協力してくれるだけでもありがたいわ。決まりね!ようこそアズールレーンへ。歓迎するわ、ヒイロ・ユイ。」

 

エリザベスが不敵な笑みを浮かべながら手を差し出してくる。ヒイロはその手をしっかりと握り返した。

 

 

 

 

 

ヒイロが庭園を後にした数分後……。

 

ウォースパイト「申し訳ありません陛下。私が余計なことをしなければ……。」

 

エリザベス「結果的に彼をアズールレーンに取り込めたののだからいいわ。」

 

フッド「しかし、人間でありながらあの反射神経……。あれはあきらかに人間の域を超えおりますわ。」

 

エリザベス「きっと彼も、私たちのように戦争のために生み出された存在、なのかもね。」

 

ヒイロの所属処理をするためにウェールズたちを乗せた車両のエンジン音が離れていく。

 

エリザベス「頼んだわよ、二人とも。」

 

そう、エリザベスが小さく呟いた。

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 車両内

 

4人乗りの小型車両にイラストリアス、ユニコーンとウェールズ、ヒイロが向かい合うように座る。まだユニコーンは

、ヒイロに対して怖がっているようだ。

 

ヒイロ「それで、これはどこに向かっているんだ。」

 

ウェールズ「基地の指令室だ。そこに所属関係の書類があるからな。」

 

ヒイロは自分から話すことが極端に少ないため、会話がすぐに途切れてしまう。それを見かねたイラストリアスが……。

 

イラストリアス「ヒイロ様は、あの時助けたエンタープライズ様を覚えていますか?」

 

ヒイロ「エンタープライズ?誰だそれは。」

 

当然、名前を聞いたこともない人物を知るわけもないヒイロ。

 

イラストリアス「モビルスーツの攻撃から防いだ方なのですが……覚えていませんか?」

 

ヒイロ「リーオーから……あの白髪の女か。」

 

リーオーのミサイルから一人の少女を守ったことを思い出す。

 

ヒイロ「それで、その女がどうかしたのか?」

 

イラストリアス「ヒイロ様はエンタープライズ様をどう思いですか?」

 

少しの静寂。やがて答えを見つけたヒイロが口を開いた。

 

ヒイロ「あいつは……昔の俺と似てるなと。」

 

イラストリアス「似ている……ですか?」

 

ヒイロ「誰かを頼らない……自分ですべてを解決しようと思っていた時の俺とそっくりだな。」

 

イラストリアス「エンタープライズ様はとてもお強いです。しかし、あのような戦いを続けようものならいつかは壊れてしまうでしょう。」

 

ヒイロ「……なぜそんな話を俺に?」

 

イラストリアス「ヒイロ様はエンタープライズ様を救えると、私は信じています。」

 

ヒイロ「……なぜ、そんなことが言える?」

 

イラストリアス「勘ですよ?」

 

ヒイロ「……なんだと?」

 

イラストリアスの理由が勘だと聞きヒイロは耳を疑う。

 

ウェールズ「よくわからないとは思うが、イラストリアスの勘はよく当たるんだ。」

 

ヒイロ「まあ……俺に出来る範囲なら。」

 

イラストリアス「ありがとうございます!」

 

イラストリアスがヒイロの答えを聞き、満面の笑みを浮かべている。そんな中、ヒイロは車の窓から外の景色に目を向けていた。

 

ー……エンタープライズ……か。ー

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 指令室

 

鎮静府に着くとイラストリアス、ユニコーンとは別れた。結局、ヒイロとユニコーンが話すことはなかったのだが……。

 

ウェールズ「あとは書類が受理されれば完了だ。それと、この基地を案内したかったのだが……生憎まだやらなければいけないことがあってな。ベルファストがいればよかったのだが……。」

 

ヒイロ「問題ない。それぐらいは出来る。」

 

ウェールズ「悪いな。一通り見てきたら戻って来てくれ。……それと、あまり他の艦船たちと話すなよ?まだ正式に加入を発表していないのだからな。」

 

ヒイロ「了解した。」

 

ヒイロは扉を開けて外へと出ていく。その後ろ姿が少しエンタープライズと重なったように見えた。ウェールズが驚き、もう一度ヒイロを見ようとしたがその時には扉がしまってしまう。

 

ウェールズ「……気のせいだといいのだが。」

 

そんなウェールズの呟きは空気に消えた。

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 海沿いの道

 

ウェールズと別れてから1時間後。ヒイロは一通りアズールレーンの基地を見てきた。見てきた情報を整理しようとしたところ、海沿いの一本道にポツンとベンチが一つあるのを発見する。そこに腰を降ろしたヒイロ。

 

ヒイロ「……綺麗だな。」

 

目の前に広がる広大な海に圧巻される。戦いの中で生きてきたヒイロは、海がこんなにも美しいことにただ言葉を失っていた。……少しの時間が流れていく。その時、誰かの足音が響いた。

 

ー!……足音からして女のようだが……話すのは危険か?ー

 

足音はこちらに来るにつれ大きくなる。ウェールズから言われたように、他の艦船からとは接触を控えていたところなのだ。

 

ー…ここから隠れることは出来ないか。……知っている奴ならいいがな。ー

 

そんな淡い期待を持ちながらこちらに歩いてくる者を。腕の隙間から盗み見る。

 

ー……あの女は…。ー

 

風になびく真っ白な髪。その見た目には見覚えがあった。先程のイラストリアスたちとの会話が思い出される。

 

ーエンタープライズ…か。ー

 

 

ヒイロ side out

 

 

 

 

 

 

エンタープライズ side

 

エンタープライズは海沿いの道をただ歩いていた。その内に一つのベンチに差し掛かる。そのベンチには一人の男が座っていた。だが、エンタープライズはそんなものに興味はなく、そのまま通り過ぎようとした……。

 

ヒイロ「戦いこそがすべてと考えている奴は、いつかは朽ち果てる。」

 

エンタープライズ「…それは私に向かって言っているのか?」

 

エンタープライズは自分に向けてだと思い、少し口調が強くなりながらその男に振り向く。

 

ヒイロ「たった一人で死ぬのは勝手だ。……だが、自分のために他者を傷つけてまで戦おうとする奴になにが守れる?

 

エンタープライズ「私たちは兵器だ。私や他の誰かが死のうとまた新しい者が戦うだろう。」

 

ヒイロ「本当にそうか?お前は本当にそう思ってるのか?」

 

エンタープライズ「……それは。」

 

エンタープライズの脳裏に、ホーネットや、ヨークタウンなどの家族の顔が掠める。

 

ー……そうだ。私は死んでほしくない者だけを守ればいいと思っていたんだ。……そのために、私を頼ってくれている者たちと関わりもせずに……。ー

 

エンタープライズの頭にサーシェスに言われた言葉がよみがえってくる。

 

サーシェス『……もしかしてお前、怖じ気づいたのか?……プッ!クハハハハっ!そうそかそうか、怖いもんなぁ。自分は助けてもらったが、なにも出来ない出来損ないじゃねぇーかよ。』

 

ー私は……誰かに迷惑ばかりを……。ー

 

エンタープライズその男の言葉に耐えられなくなり下を向いてしまう。そんな姿を見て、男は優しく声をかける。

 

ヒイロ「……少なくとも俺はお前を兵器とは思っていないぞ。」

 

エンタープライズ「……え?」

 

エンタープライズが驚きのあまりその男に顔を向ける。

 

ヒイロ「人と話すことが出来るのだから、それだけで人だと俺は思っている。……それに、それを否定する絶対的根拠は、存在しないだろ?」

 

エンタープライズ「私が……人だと?」

 

ヒイロ「ああ。……だからこそ、人を信じろ。エンタープライズ。お前ならできるはずだ。」

 

エンタープライズ「!?、どうして私の名前を!?」

 

エンタープライズは男の居るベンチに目を向けるてが、すでにそこには誰もいなかった。エンタープライズは辺りを見渡すと、かなり離れた場所にその男の後ろ姿を発見する

。少しの間、その後ろ姿を見ていたが、その姿が途切れると冷静を取り戻す。

 

ーあの男は一体何者だったのだろうか?ー

 

エンタープライズは必死に考えるが答えは出そうにない。エンタープライズの頭の中には先程の男に言われた言葉が巡り回っている。

 

エンタープライズ「……人を信じること……か。」

 

エンタープライズは少し迷いながらも、その道を再び歩き始めた。その瞳は、新たな可能性を秘めて……。

 

ーそれにしても、どこかで聞いた声だったな。……いったい何処で?ー

 

エンタープライズ side out

 

 

 

アズールレーン基地 桜並木

 

ヒイロ side

 

ー……さて、これからどうするか。ー

 

先ほど居たベンチから少し離れた桜並木の道でこれからのことをヒイロは考えていた。

 

ーやはりゼロの修理が一番現段階で最も意味のあることか

。ー

 

ヒイロはドックに向けて歩き出す。しかし、平穏の終わりはすぐそこまで迫っていた。黒い雲が、戦いを呼ぶように……。

 

 

♦️ 

 

アズールレーン基地 指令室

 

ヒイロは扉の前で服についた水気を払っていた。理由はドックに付く前に、豪雨が降ってきてしまったのだ。ウェールズに戻ってこいと言われたことを思いだし、全速力で指令室の前まで戻ってきたのだが服はかなり濡れてしまった。

 

ーやれやれ。こんなことになるとは、俺もついてないな。

 

そんなことを思いながらヒイロは指令室を開ける。

 

ウェールズ「ヒイロか!急いでドックに行ってくれ!」

 

ウェールズの必死のような気迫に押され、少し後退するが理由が聞きたかったため、そこにとどまる。

 

ヒイロ「落ち着け。何をそんなに焦っているんだ。」

 

ウェールズ「……救助信号が出た位置にセイレーンを発見したそうなんだが……。……しかもその内の1隻に格納庫つきのものが……

。」

 

ヒイロ「行こう。」

 

ヒイロはウェールズが話そうとした意図に気づき、すぐさま来た道をかけ戻る。

 

ー俺と同じような存在か。どうやらセイレーンとやらにも話を聞かないといけないな。ー

 

ヒイロはただ駆け走る。その身を雨で濡らしながら……。

 

 

♦️

 

アズールレーン基地 ドック内

 

ウルド「お!ヒイロか!こっちだ!」

 

ヒイロがドック内に入るとあわただしく動いている作業員一同が目に入る。

 

ウルド「おめぇーにゃあ、救助信号を出したポイントに向かってもらうぜ。」

 

ヒイロ「無理だ。まだウィングゼロは直っていない。」

 

ウルド「おいおいヒイロ。あれ見てまだそんなこと言えんのか?

 

ヒイロはウルドに指差された所を見る。そこには、朝に見たときはまだ半分も修復されていなかったが、目の前にあるウィングゼロは完全に修復が終わっているようだ。

 

ヒイロ「こんな短時間で……これは感謝しきれないな。」

 

ウルド「ま、今はそんなことを話してる時間がねぇーんだ。いそいでリフトから上がるぞ!」

 

すぐさま二人はリフトに乗り、コックピットへと上がっていく。

 

ヒイロ「……なぜコックピットが開いているんだ。」

 

ウルド「番号いれたら空いたぜ。って、今はそれよりもこっちだ。」

 

ヒイロ「……そうか。」

 

次から指紋認証に変えようとヒイロは心に誓ったのだった

 

ウルド「悪いが武装関係はあんまなおってねぇーんだ。サーベルとシールドしか使えねぇーけどよ。」

 

ーウィングゼロの内部にあるデータを見たのか。……もういいか。ー

 

ウルドに勝手にデータを見たことを注意しようとするが、もうどうでもよくなる。

 

「ツインバスターライフルはあるか?」

 

「あるけどよ……使えねぇーぞ?」

 

「それで十分だ。」

 

ヒイロはコックピットに入り、ハッチを閉じる。機体のシステムを起動させると、ディスプレイが外の光景を映し出す。手早く上部のレバーを引くと、頭や足などの部分が折り畳まれる。さらに、シールドとツインバスターライフルを背部に接続され、。そこにはネオバード形態となったウィングゼロが出来上がった。すでにハッチの入り口までの間には昨日まであったはずの換装などが綺麗にどかされていた。

 

ー機体の状態は良好。行けるな、ゼロ。ー

 

ヒイロがペダルを踏み込むと、ウィングゼロのバーニアに火が付く。

 

ヒイロ「出撃する。」

 

ウィングゼロが物凄いスピードで加速する。ドックを出た辺りで速度は100キロを超えていた。そのまま教えられたポイントまで飛翔する。

 

ヒイロ「到達時間はおよそ2分。モビルスーツがいなければいいが……。」

 

基地からはすでにウィングゼロは見えなくなっていた。たった30秒ほどの時間で……。

 

 

♦️

 

救助信号海域

 

ベルファスト、エンタープライズの前には先ほど破壊したセイレーンの格納庫から出てくる二機体のモビルスーツ。

 

エンタープライズ「…不味いな。」

 

ベルファスト「ええ。彼女たちが撤退するまでの時間を稼がないといけません。エンタープライズ様、貴方も撤退を。」

 

エンタープライズ「……どうやら、退く時間は無さそうだ。」

 

水の上にホバリング状態でこちらを眺めるモビルスーツ。少しの間見つめあっていたが、モビルスーツがマシンガンを取り出して構える。

 

ベルファスト「……申し訳ありませんが一体をお願いします。」

 

ベルファストが申し訳なさそうに話す。

 

エンタープライズ「ああ、任された。」

 

ベルファスト「それと、あまり無理をせずに。」

 

二人で言葉を交わした後、左右に展開する。それを見ると

、モビルスーツがマシンガンを乱射してくる。ベルファストは先ほどと変わらず軽々と避けていくが、エンタープライズはそうはいかない。換装がまだ不完全な状態であるためいつ被弾するかわからない。その状態は30秒ほど続いたがついにその均衡が崩れた。。エンタープライズが波に足をとられ、一瞬だが動きが止まってしまう。それを逃すまいとモビルスーツがエンタープライズにマシンガンの照準を合わせる。それは全くの隙も与えずに、マシンガンが発射される……はずだった。エンタープライズはいつまでたっても攻撃されないのを不振に思い、目を開ける。そこには……。

 

ヒイロ「間に合ったか。」

 

そこには空中からビームサーベルを突き刺したウィングゼロの姿があった。

 

ーこの数ならビームサーベルで充分だな。ー

 

ビームサーベルを引き抜くとすぐさまバーニアを吹かせて飛び上がる。轟音が鳴り響き、一機のモビルスーツはあっけなく散る。

 

ヒイロ「次だ!」

 

ヒイロはすぐさまもう一機のモビルスーツを見る。モビルスーツはヒイロに気づき、マシンガンを乱射してくるが……

 

ヒイロ「お前の動きはすでに見切っている。」

 

素早い動きでマシンガンの銃弾を避けて接近する。そのまま懐に入りビームサーベルを横一線で切り裂く。

 

ヒイロ「終わりだ!」

 

モビルスーツはビームサーベルで体を真っ二つに切断される。そして、そのままセイレーンの船と大爆発を起こす。炎の中からバーニアからの炎で煙を吹き飛ばしながらウィングゼロが姿を表した。

 

ヒイロ「戦闘終了。これより帰還する。」

 

ー見たことのない機体か。……どうやら一筋縄ではいきそうにないな。ー

 

ヒイロはこれから激化するであろう戦いに改めて身を引き締めたのであった。

 

ヒイロ side out

 

 

♦️

 

???

 

リジェネ side

 

リボンズ「さて、これで手筈は整ったようだ。」

 

リボンズの目の前にあるのは100を超えるグレイズが立ち並んでいる。

 

リジェネ「これが出来たのはおよそ400年前か。それにしてもそんな昔からモビルスーツはあったんだね。」

 

リジェネが目の前のグレイズたちに熱心に見いっている。

 

リボンズ「そんなことはどうでもいいよ。それより重桜に他のモビルスーツは確認されていないな?」

 

リジェネ「ああ。それにしても本当にいいのかい?重桜を消して。」

 

リボンズ「あの国にはすでに価値がない。利用するだけしたさ。」

 

リジェネ「そうか。君らしいね。」

 

リボンズ「さあ、終わりの時間だよ。重桜。」

 

 

 

 

 

リジェネ「リボンズ。君は神じゃない。君は強い力を持っただけで、神ではないからね。」

 

リジェネが少し前に開かれた次元の裂け目を眺めている。かし、それは徐々に小さくなっていき、数分後には完全に消滅する。

 

リジェネ「これでこの世界の裂け目は使えない。……また新しい時代も作らないと。」

 

リジェネの前には先程の裂け目から呼び寄せた機体を海に流させた排水ゲートが見える。

 

ー重桜を救うにはガンダムしかない。おそらくは大丈夫だとは思うけど。……それにしても、あの見た目はまるで………悪魔だね。ー

 

リジェネの言う悪魔とは一体!?物語は新たな出会いへと加速する。

 

リジェネ side out

 

 

 

 

               To Be Counted

 

 

 

次回予告

                                       BgmーFIGHTー

 

グレイズの大群で破壊されていく重桜。弱者は強者に虐げられるしかないのか。そして、新たに現れたガンダム。否

、悪魔はそれを見て何を思うのか?

 

次回 クロスレイズレーン 第四話 悪魔にも心はある

 

その悪魔は優しく罪深い

 

 

 

 




はい。次回は早く書けるといいな。

登場キャラクター(確定)一覧

・刹那
・ヒイロ
・三日月
・ベルリ

・バナージ
・フォン
・ロラン

・キラ

の総勢8人となっています。

ちなみにAGEからはだれがいいですか?
やっぱり2か3ですかね?…個人的には3がいいと思っている自分がいる。

ということで残りは3人(もしかしたら2人になります。)なんですがだれがいいですか?
これに関しては皆さんの意見を知りたいのですが…。
もしよかったら募集お待ちしてます。

(ガンダムWより前は自分が出来ないんでやめてください。)
(サブキャラもアリにします。あまりにもサブの方はやめてください。)
(重桜2人。アズールレーン1人。って感じです。)
(もう出ている作品でも大丈夫です。)

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