「何で助けないんだ?」
シャンパはビルスに言った。
「僕たち破壊神は中立の立場を保つものだ」
ビルスがそっけなく言う。
悟空とベジータはゴクウブラックとザマスに手こずっていたのだ。
「確かに僕たちが加わればあっという間に終わるだろう」
「でも、それじゃ根本的な解決にはならない」
ビルスは目を伏せながら静かに語る。
だが、シャンパは納得できない。
「未来の世界って悲惨なことになってんだろ」
そこに悟空たちがボロボロになって戻ってくる
「また駄目だったのか」
ビルスは落胆の表情で言う。
「だからお前が助けてやれよ、ビルス!」
シャンパが強い口調でビルスを叱責する。
「そんなことしねえでくれ、これはオラたちの闘いなんだから」
悟空はあくまで自分たちだけで倒したいようだ。
そこにブルマがやってきて
「何つまんないことにこだわってるのよ」
「私の息子の命は大事でしょ!」
と言う.
「何とかザマスたちをやっつける方法ねえか?オラたちだけで」
そうは言ったが悟空には修行する時間などない。
どんな方法があるのかその場にいる全員思いつかない。
そして体力を回復させた悟空は
「やるだけやってみる」
と未来の世界へ向かおうとした。
「おい、これを持っていけ」
シャンパがあるものを悟空に渡した。
「それはカドルトの心臓、道具として使うと生き返ることができる」
「そしてもうひとつ、板みたいなのはちからの盾」
「道具として使うとベホイミの効果だ。ベホイミとは
どんな怪我でも回復させる魔法だ」
「サンキュー」
そう言って悟空は旅立った。
ドカ!バギ!ボカ!
大激闘が再び始まります。
「ふん、懲りないやつが、だが俺はお前とずっと遊ぶつもりはない」
ゴクウブラックはニヤッと笑ったかと思うと、
ザマスと合体しました。
その圧倒的な強さはスーパーサイヤ人ブルーでも太刀打ちできません。
「この世界の人間がもっと残っていたら元気玉で・・・・」
傷つきながら悔しい気持ちに震えます。
「これで終わりにしてやる」
合体ザマスが超特大エネルギー弾を放とうと構えました。
「ちくしょおおおお」
悟空もベジータも絶望的な気持ちになりました。
そしてエネルギー弾を振り上げたその時です。
「だあああああああ」
建物の陰からヤジロベーが刀で合体ザマスを攻撃します。
思わずのけぞる合体ザマス。
その拍子にエネルギー弾は宇宙空間へと消えていきます。
「きさま、許さんぞ」
合体ザマスは光線でヤジロベーの肩を撃ち抜きます。
悟空、ベジータ、トランクスは動くことができません。
絶体絶命と思ったその瞬間、
突然合体ザマスが悲鳴を上げます。
「ぬあああああああ」
「よく頑張ったお前ら、俺はビルスとは違うからな」
合体ザマスの後ろから何とシャンパが姿をあらわしました。
「シャンパ様、どうやって来たんだ・・・う・・」
悟空は大ダメージを負いながらもシャンパ様に聞きます。
「まあ、タイムマシンの底にしがみついてだなあ・・・」
ダメージはちからの盾で回復。
これで真の平和を手に入れた未来トランクスの世界の人たちは、
以後町を復興させ現在(悟空がもともといた時系列)とは完全に
縁を断ち自立の道を歩むのでした。