奥特曼†夢想 ‐光の三雄伝‐   作:焼き鮭

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第四の男、現るのこと

 

 変身を解いた俺は、城壁前に着地した。蟻の群れのようだった白翼党は既に逃げ出し、城の周囲は先ほどまでの大乱闘が嘘だったかのように静まり返ってる。

 

〈一刀〉「やれやれ。とりあえず、何とかなったか」

 

 城壁前で、俺は一人ため息。城へ補給物資を届けることを達成し、作戦は成功したと言えるが……公孫賛たちの突撃がなかったら、怪しいところだった。

 

〈一刀〉(何て言うか……行き当たりばったりだったな)

 

 臨機応変と言えば、聞こえがいいが……各人の判断に頼る部分が大きいのは、作戦としてはお世辞にも良いとはいえない。もっと上手い作戦を立てられてれば、そんなことはなくなるんだが……。

 俺たちには軍師が欠けてるのが、大きな欠点だよな……と、噛み締めていたら、

 

〈タイガ〉『はッ!? 一刀ッ!』

 

〈一刀〉「え……」

 

〈白翼党〉「おのれぇぇぇええッ! せめて、貴様だけでもぉぉぉおおおッ!」

 

 しまった! まだ敵が残ってのか! 後ろから斬りかかってくる!

 咄嗟に腰の剣の柄に手を伸ばす。防御を……駄目だ、間に合わない……!

 ズシャアッ!

 

〈一刀〉「……ッ!」

 

 鮮血が舞う――。

 

〈白翼党〉「――がはぁッ……!」

 

 賊の背面から。

 

〈一刀〉「えッ……」

 

 俺に剣を振り下ろす直前で、襲ってきた男は力を失い、その場に崩れ落ちた。

 その背後から斬りつけ、剣を振って血糊を払ったのは――。

 

〈一刀〉「……だ、誰だ……?」

 

 見知らぬ男だ……。歳の頃は、多分俺と同じくらいで、顔立ちもアジア系……。一見すれば、特におかしなところのない容貌に見えるけれど……格好が、この世界だと普通じゃない。

 あのジャケットやボトムスの光沢は、俺の学ランとほぼ同じ……化学繊維特有のものだ! 派手な服飾の多いこの世界と、俺の世界の服装の一番の違いがそこ。つまり、あの服はいわゆる天の国のものだということ……。それを、どうして目の前の奴が着てる? それに、今握ってる剣は……日本刀だぞ! じいちゃんの家でよく見てたから、間違えるはずはない……。

 この男、もしかして……俺と同じ世界の人間か? けど、孝矢でも鎗輔でもないぞ……。それに、あの眼光の鋭さ……それは、この世界の愛紗たちのような、いくつもの死線を越えてきた人間のものだ。それどころか、彼女たちよりももっと鋭いかもしれない……! 本当に、何者なんだ……?

 

〈一刀〉「……え、えっと……あ、ありがとうございます。危ないところを助けてくれて……」

 

 内心戸惑いを覚えつつも、助けられた事実に礼を言う。が、目の前の男はそれには反応しないで……。

 

〈???〉「……ッ!」

 

〈タイガ〉『一刀、下がれッ!』

 

〈一刀〉「うわぁッ!?」

 

 今度は俺に向かって剣を振るってきた! タイガの警告がなかったら危なかったほどの、速い剣さばき!

 

〈一刀〉「な、何するんだよッ!」

 

〈???〉「……!」

 

〈一刀〉「くッ……!」

 

 男は俺の呼び掛けには何も答えず、ただ剣を走らせて攻撃してくるのみ。仕方なくこっちも剣を抜いて、反撃しようとするが……。

 ガキィンッ!

 

〈一刀〉(くッ……速い……! 鋭い……! 重い……!!)

 

 男のあまりの剣の腕に、すぐに身を守るのが精いっぱいなほどに追いつめられる。

 こいつの太刀筋、日本の古流剣術のものだ……! 俺の実家は古くからの剣術道場で、俺もたしなみとして習ってたが……あくまでたしなむレベルの俺と比べ、こいつの腕は数段以上も上……明らかに実戦の中で鍛えられたものだ! 次元が違う!

 こいつ、本当に何者なんだ……!? 何で俺に斬りかかってくる……!?

 キィンッ!

 

〈一刀〉「うわぁッ!」

 

 答えが出ない内に、俺の剣が手の内から弾き飛ばされ、無防備になった喉元に向けて切っ先がつき立てられた。

 や、やばい……! この状況から、どうやって逃れる……!? どうすれば助かる……!?

 

〈???〉「……この程度か」

 

 しかし、謎の男はやっと言葉を発したかと思うと、それは失望の色を含んだため息だった。

 

〈一刀〉「えッ……」

 

〈???〉「天の御遣いだと持てはやされて、担ぎ上げられて……いい気になってるだけなのか? こんな実力で、この世界を救えると思ってるのか。さっきも、弓で狙われてたことに気づきもしない……。こんな奴にすがる民衆が、哀れなくらいだな……」

 

 こいつ、何を言ってるんだ……? まさか、今のは、俺の実力を試してた……?

 

〈愛紗〉「ご主人様っ! はぁぁぁっ!」

 

 と、ここに愛紗が駆けつけて来て、横から男に槍を薙いで俺の助けに入った。男が直前に剣を引いて下がると、愛紗と同行してた趙雲も俺との間に割って入った。

 

〈愛紗〉「貴様、何奴! ご主人様への狼藉は許さんっ!」

 

〈趙雲〉「こやつも白翼党か? 背には、あの羽飾りはつけておらんが。……むしろ服装は、こちらの御仁と似ておるな」

 

 愛紗が俺をかばい、趙雲は謎の男の格好を観察してた。

 対する男は、愛紗に目を向けて、呆れたように言葉を浴びせる。

 

〈???〉「主人か……。天から降ってきただけの人間を祀り上げて、求心力を得ようという訳か? 浅ましい考えだ……」

 

〈愛紗〉「な、何をいきなり……! 桃香さまのお考えを、愚弄しようというのか!」

 

 明らかに侮蔑のこもった言葉を向けられて、愛紗に怒りが生じた。

 

〈???〉「ふん。世を救済するとか大層なことを謳ってる割に、志の低いことだ……。しかも当の御遣い本人が、木っ端も同然なのがよりひどい。ウルトラマンまでが哀れなくらいだな」

 

〈愛紗〉「貴様……武将を挑発したからには、覚悟はあるのだろうな!? はぁぁーっ!!」

 

 愛紗が神速の勢いで、男に槍を繰り出す! 流石に愛紗の本気の攻撃には、男も防いだりかわしたりは出来ないはずだ……!

 が――男の姿が急に揺らいだかと思うと、半月を描くように振り上げた刀から常識外の剣圧と旋風が発せられ、愛紗を押し返した!

 

〈愛紗〉「な、何!?」

 

〈一刀〉「あ、愛紗!」

 

 男の姿が揺らいだように見えたのは――幻覚とかの類じゃなかった。物理的に違う、異形の姿になってて……俺たちはそろって絶句した。

 

〈趙雲〉「……お、鬼……!」

 

 額から突き出た一本角。角張ったプロテクターのような、身体を覆う装甲。漆のような黒い皮膚に、憤怒をこらえてるかのような形相……。

 趙雲の口から突いて出た、「鬼」という単語が相応しいような異形だ……!

 

〈無幻魔人サイオーガ〉『そう焦るな。今日はお前らと争うために来たんじゃあない。天の御遣いを見定めるという目的は、とうに果たした』

 

 鬼の姿に変わってた男だが、そう告げながら元の人間の姿に戻り、クルリと背を向けた。

 

〈西園寺〉「……おれの名は西園寺楯(さいおんじじゅん)。北郷一刀……もし今後も天の御遣いとして脱落しないでいれば、また会うこともあるだろう」

 

 最後にようやく名乗った、西園寺とかいう男がブンッと大きく剣を振ると――不自然に風が巻き起こる。

 

〈愛紗〉「うわっ!?」

 

〈一刀〉「うッ……!」

 

 思わず目を伏せた間に――どういう手品か、西園寺の姿は忽然とかき消えてた。

 

〈一刀〉「……何だったんだ、今のは……」

 

〈桃香〉「ご主人様ー! 何だか騒がしかったけど、大丈夫!?」

 

 嵐のようだった西園寺という男と面と向かって、呆然とした俺たちの元に、桃香たちが駆け寄ってきた。

 

 

 

 一旦城内に入って、ようやく落ち着くことが出来た俺たちは、互いの情報を交換し合う。

 白翼党の追撃に出てる鈴々と公孫賛を抜いた桃香たちは、西園寺楯と名乗った男のことを聞いて、やっぱり大きく驚いた。

 

〈桃香〉「えええ!? 変わった形の剣を持った鬼が、ご主人様を襲ったって!?」

 

〈雷々〉「ご主人様、大丈夫だったの?」

 

〈電々〉「どこも斬られてない? 痛いところない?」

 

〈一刀〉「ああ、愛紗に助けてもらったからね。大丈夫だ、ありがとう」

 

 気遣ってくれる雷々たちに礼を言う。愛紗の方は、さっきの謎の男のことを気に掛けてた。

 

〈愛紗〉「あやつ、一体何者だったのか……。そもそもあれは人間なのか……」

 

〈趙雲〉「さいおんじ……聞かん名だな」

 

〈一刀〉「それはそうだよ」

 

 腕組みしてうなる趙雲たちに、こう告げる。

 

〈一刀〉「あいつは、俺と同じ国の人間だ……多分」

 

〈桃香〉「えぇぇえ!? 本当なの、ご主人様っ!」

 

〈一刀〉「ああ……。「西園寺」というのは、俺の国の名前なんだ。顔立ちも、服装も、武器さえも、俺の国の人間だと言ってるようなものだった。鬼に変身したりはしないけどさ……」

 

〈趙雲〉「あの鬼、貴殿のことを、噂の天の御遣いと言っておりましたな。となれば、あの男もまた天の御遣いの一人なので?」

 

 趙雲の問いかけに、首を振って否定。

 

〈一刀〉「それは違う。俺は後の二人に会ってるけど、そのどっちでもない。全くの初対面だ」

 

〈趙雲〉「ふむ……となると、予言で謳われていない、天の国からの者となりますな。さしずめ、第四の男といったところか」

 

〈雷々〉「第四の男……!」

 

〈電々〉「何だかドキドキするね……謎めいてて」

 

 本当に、謎に満ちた奴だった……。あんな奴が、いつからこの世界にいる? どこから現れた? 俺の前に現れた、その目的は? 俺を助けたかと思えば、いきなり攻撃してきて……何を目論んでるのか。分からないことしかないと言っていい。

 判断材料が少なすぎて、これ以上考えても埒が明かない。俺は話題を切り替える。

 

〈一刀〉「それで……この城の状態のことなんだけど……」

 

 そう切り出すと、桃香が悲しげに目を伏せた。

 この城、防衛に当たってる兵が、追いつめられてるとしてもいやに少ないと思ったが……それもそのはず。街を預かる県令は、白翼党の包囲が完成する前に、食客を護衛に逃げてしまったのだという。逃げ遅れた町民たちを、あっさり見捨てて。

 彼らのことを、趙雲や残った兵たちが守護して、俺たちが今日到着するまでずっと白翼党から籠城し続けてたという。

 

〈桃香〉「ひどいよ、そんなの……」

 

 見捨てられた町民たちのことに胸を痛める桃香を慰めるように、趙雲が告げる。

 

〈趙雲〉「まぁ、私とて救援が来るとは信じていなかったくらいだ。あのような、命を惜しむ者どもは尚更だったでしょう。お気持ちは嬉しいが、過ぎたこと、過ぎ去った人間など最早どうでもよろしい。それより、今ここにいる人間が、これからどうするかに思考を傾けましょう」

 

〈桃香〉「うん……。私、ここの人たちと会ってくる!」

 

〈一刀〉「なら、俺も」

 

〈雷々〉「雷々も行くよー!」

 

〈電々〉「電々も一緒だよ!」

 

〈愛紗〉「私も護衛として行きましょう。まだ白翼党の潜伏がないとも言い切れません」

 

 桃香を筆頭に、俺たちは城にいる人たちに慰労に向かう。それを見送る趙雲が、苦笑を浮かべてた。

 

〈趙雲〉「やれやれ……噂通り、この腐り果てた渡世において、何とも奇特な人たちだ」

 

 

 

 その日の夜は、城の小さな庭で、残ってた人たちを集めてのささやかな戦勝会を開く運びとなった。

 

〈地和〉「みんなーっ! 次は、みんなも知ってるあの歌、行くからねーっ!」

 

〈天和〉「みんなも一緒に歌ってくれると、お姉ちゃん、嬉しいなー」

 

〈人和〉「じゃあ、始めるわよ……♪」

 

 ステージ上で歌うのは、旅芸人をしてるという三人の姉妹。彼女たちの歌に合わせて、鈴々たちや街の人たちが楽しげに歌う。まるで、彼女たちの舞台を見るためにここへ来たみたいだ。

 

〈公孫賛〉「……この街に旅芸人なんかいたのか。剛毅な連中だな」

 

〈桃香〉「うん。お城に逃げてきた人たちのお世話をしたり、歌で元気づけたりしてたみたい。……それに、今みんなが呼んでる名前って、真名なんだって」

 

〈公孫賛〉「……剛毅過ぎるだろ」

 

 旅芸人の三姉妹は、会う人みんなに真名での呼称を許してた。……真名というのは、個人によって多少の違いはあれども、親しい間柄でないと許しはしないのを考えれば、確かに相当珍しいことだ。

 

〈一刀〉「でも、真名はともかく……旅芸人って、幽州にも時々いない?」

 

〈公孫賛〉「北郷、お前なぁ……今の青州に、普通の旅芸人が来る訳ないだろう。命を落としに来るようなものだぞ」

 

〈一刀〉「ああ、そうだよな……。じゃあ、あの子たちは……?」

 

〈公孫賛〉「全員に真名を許して、表の名を明かさないことも踏まえて……よほどの事情を抱えてるんだろうな」

 

 事情……訳ありってことか。一番上の子なんかは特にのんびりした感じなのに、見掛けに寄らず苦労してるんだろうな。

 と、ここで、この宴の席に一人だけ、知った顔が混じってないことに気づいて、席を立った。

 

〈公孫賛〉「どうした、北郷」

 

〈一刀〉「いや、ちょっとね……」

 

 そっと宴を抜け出して、その人物を捜しに行く。

 

 

 

 城壁まで登って、そこで目当ての人を見つける。

 

〈一刀〉「ああ……こんなところにいた」

 

 城壁の上に腰掛けて、趙雲が一人杯を傾けてた。

 

〈趙雲〉「おや。天の遣い殿か」

 

〈一刀〉「そんな呼び方はやめてよ。普通に名前で呼んでくれていいから」

 

〈趙雲〉「ははは、謙虚なお方だ。……して、何用ですかな?」

 

〈一刀〉「一つ、聞きたいことがあってさ」

 

〈趙雲〉「はて。口説くのであれば、酒の一つも差し入れていただきたいところですが」

 

〈一刀〉「茶化さないでよ。……どうして残ったの?」

 

 ここの県令は、食客を護衛に逃げたということだ。しかし、同じ食客の趙雲は城に残った。最早、見返りなんて期待も出来ないだろうに……。その理由を問うと、

 

〈趙雲〉「ここで民草を見捨てるのは、美しくありませんからな」

 

〈一刀〉「美しくない……」

 

〈趙雲〉「左様。この趙子龍、酒のために売る武はあっても、美学まで投げ売るつもりはありませぬ故」

 

 事もなげにつぶやきながら、杯に酒を注ぐ趙雲。

 

〈一刀〉「誇り、みたいなもんか」

 

〈趙雲〉「安い言い換えをなさる。誇りのために戦っておられるのは、巨人となる貴殿の方でしょう。雄姿からありありと伝わりましたぞ」

 

〈一刀〉「……タイガのこと、気づいてるのか」

 

〈趙雲〉「何をおっしゃる。予言で謳われている以上、天の御遣いとあらば、すぐに察しがつくことでしょうに」

 

 それもそうか。……事前に予言の形で言いふらされてる以上、いつまで俺が天の御遣い、ウルトラマンタイガだってことを隠していられるかな……。

 

〈一刀〉「それじゃあ、改めて自己紹介しようか。俺は北郷一刀。こっちは相棒のウルトラマンタイガだ」

 

〈タイガ〉『タイガだ。よろしくな、趙雲』

 

〈趙雲〉「ほほう、首飾りがしゃべるとは。この世は私が思った以上に不思議で溢れていますな」

 

 タイガが言葉を発しても、趙雲は特段驚いたり戸惑ったりはしなかった。流石、単身敵陣に斬り込むだけあって、肝が据わってる。

 

〈趙雲〉「……時に私、実は、貴殿らのような巨人を見るのは、これが初めてではありませぬ」

 

〈一刀〉「えッ!?」

 

〈趙雲〉「元は流浪の身でしてな。苑州の陳留郡を通る祭に、青い巨人を目にしているのです。今日の貴殿らのように、怪鳥と戦っておりました」

 

 趙雲のひと言に、タイガが興奮の声を上げた。

 

〈タイガ〉『フーマを見たのか!』

 

〈趙雲〉「名前は聞きませんでしたがな。ああそれと、その際に、御遣い殿と纏う空気が似た御仁とも会いました」

 

〈一刀〉「本当か!?」

 

〈趙雲〉「見慣れない格好をしておりましたが、やたらと柔和な顔立ちで、何よりひどく細い体格で……一体どれほどの箱入りの貴族なのかと思ったものですが、なるほど、天から来た人間だったのならば納得です」

 

 その特徴なら、苑州で曹操にかくまわれてるというのは鎗輔か。孝矢の方だったら、あの顔と身体つきでそんな感想は出てこないはずだし。

 

〈一刀〉「そうかぁ……。そいつは元気そうだったか?」

 

〈趙雲〉「おや、会われてはいないのですか?」

 

〈一刀〉「ああ、まぁ。苑州ってちょっと遠いし」

 

〈趙雲〉「空を飛んで行かれれば、文字通りにひとっ飛びでしょうに」

 

〈一刀〉「ははは。まぁそうかもしれないけど」

 

 でも、なかなか機会がないんだよな。桃香たちは毎日大変そうだから、そんな中に私用で留守にするのも申し訳がない。

 それに……この世界が三国志の歴史を歩んでいくのなら、俺たちの道はこの乱が終息する頃に、きっと交わる時がやってくる。俺たちの再会は、その時でもいいだろう。

 満点の星空を見上げながら……いつかやって来るその時に思いを馳せた。

 




 
無幻魔人サイオーガ

 西園寺楯と名乗る謎の青年が変身する魔人。日本刀を得物として扱い、人間の限界を超越した筋力から繰り出される剣技の威力は、一流の武将にも引けを取らないレベル。天の御遣いに何かしらの思いがあるようだが、その行動目的や、何故このような能力を持っているのか等は不明。北郷一刀ら天の御遣いと同郷ではあるようだが……。

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