奥特曼†夢想 ‐光の三雄伝‐   作:焼き鮭

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関羽、救世の誓いのこと

 

〈一刀〉「はッ! たぁッ!」

 

〈タイガ〉『まだまだ、踏み込みが甘いぞッ! ビビったらやられるだけだッ! 恐怖心を振り切れッ!』

 

〈一刀〉「ああ……!」

 

 青州から帰還してから、俺はタイガの指導を受けて、毎日のように剣の訓練を重ねてた。いや、基礎訓練は前からやってたが、今は実戦を主眼に置いた訓練を重点的に行ってる。

 

〈タイガ〉『……今日はここまでだな』

 

〈一刀〉「ふぅ~……いつもありがとう、タイガ」

 

〈タイガ〉『いいってことよ。お前が強くなろうとするのは、俺にとっても嬉しいことだ。……しかし、また熱心に稽古するようになったな』

 

〈一刀〉「ああ……負けたくない奴が出来たからな」

 

〈タイガ〉『あの刀持った奴か……』

 

 タイガの聞き返しに、手拭いで汗を拭きながら、無言で首肯した。

 西園寺楯……明らかにこの世界の人間じゃない、謎だらけの男だった。しかし、ただ一つ分かるのは、俺よりも剣の腕が立つということ。……俺にだって一剣士としてのプライドはある。愛紗たちには及ばないにしても、せめて同じ現代人には負けたくない。だから、今まで以上に力を入れて鍛えてるんだ。

 

〈桃香〉「ご主人様~!」

 

 ひと息吐いてるところに、桃香が小走りでやって来た。

 

〈タイガ〉『桃香』

 

〈桃香〉「ご主人様、勇者様、今日の訓練はおしまい?」

 

〈一刀〉「うん。何か用事?」

 

〈桃香〉「ううん、そういうのじゃないけど……ちょっとご主人様とお話でもしたいなって」

 

〈一刀〉「そんなことで、急いで来たのか?」

 

 なんて言うと、桃香はちょっとすねたように頬を膨らませた。

 

〈桃香〉「え~? 用事がなければ、会いに来ちゃ駄目なの?」

 

〈一刀〉「い、いや、そういう意味じゃないけど……」

 

〈桃香〉「ならいいよね♪ ご主人様のことってまだ全然知らないこと多いし、もっとお話ししようよ。ね?」

 

 言い繕ったら、途端に桃香はパッと顔を輝かせた。

 う~む、天真爛漫というか何というか……。ある意味、鈴々にも負けない元気さだなぁ……。

 

 

 

 それから屋敷の廊下を、俺と桃香で並んで歩きながら話をする。

 

〈桃香〉「それでね~? この前は、鈴々ちゃんと一緒に街に行ったの」

 

〈一刀〉「へぇ~」

 

 桃香はしゃべりながらキラキラと瞳を輝かせ、コロコロと鈴のように笑う。この明るさにはこっちも釣られて笑顔になってしまう。

 し、しかし……どうして俺の腕に腕を組ませてるんだろうか。肘がほよほよと柔らかいものに当たってる……。

 

〈桃香〉「市で食べたお饅頭がとっても美味しかったの」

 

〈一刀〉「そっか……あはは、それは一緒に食べたかったな」

 

〈桃香〉「お店は覚えてるから、一緒に行こ? 今度」

 

〈一刀〉「今から街に警邏に行くから、教えておいてよ。余裕があれば行けるかも」

 

〈桃香〉「一人で食べたって美味しくないの! 今度、みんなで一緒に行こう」

 

〈一刀〉「……な、桃香さ……その、あんまり強く肘を抱いちゃうと……」

 

 話に夢中の桃香の腕に力が入ってくので、我慢し切れなくなって指摘した。

 

〈桃香〉「あ……」

 

 言われて気づいた桃香が腕の力を緩める。が、放しはしなかった

 

〈桃香〉「……ご主人様は、こういう押しつけがましい女の子は苦手?」

 

〈一刀〉「はぁ!?」

 

〈桃香〉「だって、困った顔した」

 

〈一刀〉「それは、おっぱ……ごほごほ! 気のせいだよ。押しつけがましいとも思わないし」

 

〈桃香〉「ほんと?」

 

〈一刀〉「本当、本当」

 

〈桃香〉「じゃあ、大胆な女の子の方が好き?」

 

〈一刀〉「女の子の好みってこと? 別に、こういう子ってこだわりはないよ」

 

〈桃香〉「誰でもいいの? そういう答えは、ちょっと嫌」

 

〈一刀〉「誰でもってことじゃなくて……」

 

 う~ん、桃香ってやっぱり、この世界じゃ珍しい、女の子らしい女の子だなぁ……。こういう恋バナに興味深々なところとか。

 そんな風に桃香と色々と話を、というか俺の色々なものの好みを聞かれてたら……。

 

〈愛紗〉「……何をイチャイチャとしているのです、お二人は」

 

 愛紗に見つかった。

 

〈桃香〉「きゃっ!? こ、これは……あはは」

 

 愛紗に驚いた桃香が、慌てて腕を解いた。やっぱり、こういうのはイチャついてるように見えるのか。

 

〈愛紗〉「意外なところでお見掛けしました。ご主人様は警邏、桃香さまは政務ではありませんでしたか? 記憶違いでしょうか」

 

〈一刀〉「今、行こうと思ってて!」

 

〈桃香〉「わたしも! すぐやるねっ、さよなら~」

 

 パタパタと廊下の向こうへ走り去ってく桃香。あれは負い目がある走り方だ。

 

〈愛紗〉「全く……桃香さまの、のんびりとしたお心根だけは変わりようがないようです」

 

〈一刀〉「あれでこそ桃香、って感じもするけどなぁ」

 

〈愛紗〉「何をおっしゃいますか。桃香さまが仕事を残していることくらい、察しがつくでしょう? たしなめていただくくらいでなければ、困ります」

 

〈一刀〉「行こうと思ってたんだってば! 俺も桃香も」

 

〈愛紗〉「執務室と外は逆方向です」

 

 愛紗に叱られてしまった。彼女からは事あるごとに注意を受ける。

 けど、桃香を筆頭に俺たちは緩い調子の人が多いから……愛紗みたいな人が必要なのは確かだ。

 

〈一刀〉「ちょっと緩んでたね。気をつけるよ、ごめん」

 

〈愛紗〉「謝っていただくほどのことでは……」

 

〈一刀〉「これからも、俺がたるんでるなぁと思ったらビシッと注意して。アテにしてるよ」

 

〈愛紗〉「……はっ!」

 

 かかとをそろえて直立する愛紗。本当、生真面目な子だな。

 

〈一刀〉「それじゃね。行ってくるよ」

 

〈愛紗〉「あ、お待ち下さいご主人様。お一人で警邏に行かれるつもりですか?」

 

〈一刀〉「へ? うん、いつもそうしてるし」

 

〈愛紗〉「ですが、青州でのようなことが起きないとも限りません。特に最近は、この付近で山が斬られたかのように異様に綺麗に地滑りを起こしているという怪現象が発生しております。大事を取って、私も同行致します」

 

 愛紗、俺のことを心配してくれてるのか……。心遣いが出来る人だ。

 

〈愛紗〉「では、参りましょう」

 

 俺の傍らに並んだ愛紗とともに、街へ出ていこうとするのだが、その直前にタイガがぼそっと、

 

〈タイガ〉『……この色男め。桃香だけじゃなく、愛紗まで引っ掛けようってのか』

 

〈一刀〉「ちょッ!? 何でそんな話になるんだよ! 桃香も愛紗も、そんなんじゃないよ!」

 

〈タイガ〉『いいや。女が男にスキンシップ取ったり、あれこれ質問投げかけたりするのは気があるからなんだぞ。ピリカが言ってた』

 

〈一刀〉「誰だか知らないけど、全員が全員そうってことないだろ。桃香はとりわけ人懐っこい子なんだからさ」

 

〈タイガ〉『……はぁ、朴念仁め』

 

 何だよ、そのため息は! 朴念仁だなんて、タイガには言われたくねぇよ!

 

〈愛紗〉「如何なさいましたか?」

 

〈一刀〉「あッ、何でもないよ! 行こう行こう」

 

 聞き返してきた愛紗にごまかして、改めて外へと向かい出した。

 

 

 

 この街も色々あったけど、この時代の人たちはたくましい。大通りには市が立ち、人々はすっかり活気を取り戻してた。

 警邏中は、ただ黙って街を見回りするのも味気ない。だから俺は途中で色んな人に声を掛けて、話をしたりする。

 

〈町娘〉「あら、北郷様! 今日も警邏……」

 

 市場では、最近よく話をする女の子が向こうから声を掛けてきたが、

 

〈町娘〉「あっ!? 関将軍……」

 

〈愛紗〉「む?」

 

〈町娘〉「し、失礼しました~~~~っ!」

 

 愛紗に気づくと、すぐにピューッと逃げだしていってしまった。

 

〈愛紗〉「……」

 

〈一刀〉「怯えてた訳じゃないから! あれは絶対、あの憧れの関羽将軍に声を掛けてしまったわアタシったら、キャー! って感じだったッ」

 

〈愛紗〉「……そうでしょうか」

 

 愛紗が静かに傷ついた顔をしたので、どうにかフォローを入れた。愛紗はこれで案外感傷的なのだ。

 でも、愛紗は雰囲気が俺や桃香たちとは全然違うからな……。どうであれ、近寄りがたい人物だと思われてるのは間違いないだろう。

 

〈一刀〉「愛紗は俺なんかよりずっと凛々しいし、威厳があるもんな。街のみんなは、俺とか桃香より愛紗を主って目で見てるかもよ」

 

〈愛紗〉「よして下さい、そのようなご冗談っ!」

 

〈一刀〉「すぐ怒るー」

 

〈愛紗〉「怒らせるからですっ! 先ほども申しましたが、気を緩めていい状況ではないことくらい、ご存じでしょう」

 

 また説教が始まった……。こういうところが取っつきにくい要因なんだよ。

 

〈愛紗〉「天下泰平の大願に向け、我らは一歩を踏み出したに過ぎません! 今こそ心身を引き締めっ」

 

〈一刀〉「あ、いい匂い」

 

〈愛紗〉「……」

 

 愛紗の振り上げかけた手が、すんでで自制された。ちょっと違ってたら、体罰を食らってたかもしれない。ちょっと怖かった。

 

〈愛紗〉「全く、のんきな……。勇者様からも何かおっしゃって下さい」

 

〈タイガ〉『そんなタイタスみたいなこと言うなよ、愛紗。肩の力を抜くのは大事だぜ? ずっと気を張り詰めてたら、その内バテちまうさ』

 

〈愛紗〉「勇者様まで、桃香さまのようなことを……」

 

〈一刀〉「みんながそう言うんなら、少しは耳を傾けてよ」

 

 実際、愛紗がいつか倒れてしまうんじゃないかって少し心配ではある。如何にも肩の力抜くの、下手な感じだからな。

 

〈愛紗〉「……理屈では分かります。ですが、性分なのでしょうね。私は、そのように器用には出来ておりませんので」

 

〈タイガ〉『決めつけてたら何も変わらないぜ?』

 

〈愛紗〉「いいえ。私は甘い……甘いからこそ、こうして厳しく己を律しなければならないのです」

 

〈タイガ〉『愛紗が甘いんだったら、一刀なんかドロドロの何かだろ』

 

〈一刀〉「おい、それどういう意味だよ」

 

 さりげなく俺をこき下ろすな。

 

〈愛紗〉「私が目にしている安寧など世のほんの一部。まだまだ腐り切った官僚や、飢えに苦しむ民がいるのです」

 

〈一刀〉「腐り切ったって……」

 

〈愛紗〉「では、ご主人様は今の世が正しい在り方であると?」

 

 それを言われると……街の笑い声が、途端に遠のくように感じる。

 

〈愛紗〉「朝廷の権威は既に地に墜ち、各勢力による覇権争いは終わる兆しもなく、それにつけ込む賊や異民族の影もある。大地には怪物が我が物顔で闊歩し、世は混沌の極み」

 

〈一刀〉「ちょっとちょっと、愛紗!」

 

〈愛紗〉「人が心から安らぎを得ることを許されない……これが、真っ当な世とおっしゃるのですか?」

 

〈タイガ〉『おいおい、ちょっと落ち着けって! こんなところで……』

 

 天下の往来で声を荒げてく愛紗を、俺たちがなだめる。あんまり過激なことを言うと、周りの人たちまで刺激しかねない。

 

〈愛紗〉「……失礼、興奮しました」

 

〈一刀〉「ううん、愛紗が弱い人たちのためにどれだけ一生懸命かは分かってるつもりだし。俺、尊敬してるよ。そういうところ」

 

〈愛紗〉「そのような言われ方は、恐縮するだけです。私の志は、桃香さまに『いただいた』ものなのですから」

 

 桃香との出会いか……。俺が会った時は既に三人一緒だったから、そこにどんなことがあったのかは知らなかった。

 

〈愛紗〉「かつての私は一人の武侠……世を憂い、憤りのままに刀を振るうばかり。世を変えることなどとは夢にも思いませんでした。私の武に理由を下さったのは、桃香さまなのです。桃香さまに出会う前の私と鈴々は、村を巡り、盗賊たちを討つ程度のことで満足していました。何と、矮小であることか……思い返せば顔が熱くなります」

 

 愛紗の出発点という大事な話に思いがけず触れて、その横顔に見入る。

 

〈愛紗〉「私は、私の器の中でしか物を考えず……己の限界を勝手に定めていました。はるかに強大な敵と戦うことなど、考えもしなかったのです。桃香さまは違った。敵を知り、己を知り……なお、戦うことが出来るお方です。あの細い腕で剣を握り、背に無力の民をかばい、百にも近い盗賊の前に立ちはだかっていました。私の目にあの方は大きく、まぶしく見えたものです……」

 

 桃香のことを語る愛紗の姿は、どこまでも純粋に誇らしげだ。

 

〈愛紗〉「あの方には際立った武も、才もありません。しかし、不器用なまでの優しさがあります。あの方との出会いが、私に理由をくれたのです」

 

 俺はすっかりと、愛紗の話に聞き惚れてた。愛紗の語り口に垣間見える意志が、とてもまばゆく思えたから。

 黙ってる俺に代わるように、タイガが言った。

 

〈タイガ〉『愛紗の志がどれだけ強いか、よく分かったよ。世の人たちのために、常に高みを目指す姿勢も立派なものだ。……けど、焦り過ぎないことも重要だぞ』

 

〈愛紗〉「私は別に、焦ってなどは……」

 

〈タイガ〉『まぁ聞けって。一人でも多くの人を助けたい気持ちは分かる。が、伸ばせる腕の長さ、すくえる手の大きさにはやっぱり限りがある。それをかえりみずに無理に限界以上のものを求めようとしたら……壊れるものが出てくる』

 

 ……そう、だよな。無理に腕を伸ばしたら、脱臼してしまうだろう。

 

〈タイガ〉『俺なんか二回もやらかしたからな。他の人に、同じようになってほしくはないんだ。まぁ要するに、自分のことも大事にしろってことさ』

 

〈愛紗〉「ですが、それでもどうしてもという場面もあるでしょう。その時はどうしろと、勇者様はおっしゃいますか?」

 

〈タイガ〉『そんなの決まってるだろ。そんな時にこそ、仲間がいる』

 

 仲間……仲間との絆。タイガが一番大事にしてるものだ。

 

〈タイガ〉『仲間の力は、多分愛紗が思ってるよりも、俺が思ってたよりもずっと大きいものだ。仲間がいることで、限界を超えた先の力が得られる。だから一人で気負い過ぎるな。仲間と一緒に笑い合う! これこそが一番に大事なことだと、俺は思うぜ』

 

 タイガの主張に、俺も首肯した。

 

〈一刀〉「うん。俺も仲間として、愛紗ともっと笑顔でいたいって思ってるよ」

 

〈愛紗〉「私と……?」

 

〈一刀〉「っと、ごめん。……愛紗や桃香、みんなとね」

 

 何を口走ってるんだ、俺は。これじゃホントに口説いてるみたいじゃないか。

 

〈愛紗〉「……そうですね。人の心に安らぎを与えるには、己の心に安らぎがなければならないのかもしれません」

 

〈タイガ〉『だろ?』

 

〈一刀〉「じゃあ……さっき桃香から聞いたんだよ。美味い饅頭があったって。探してみよう!」

 

 愛紗が途端にあきれ顔になる。まぁ、そうなると分かって言ったんだが。

 

〈愛紗〉「……それはそれとして、今はあくまで警邏中なのですが」

 

〈一刀〉「愛紗がいるってだけで、十分警邏になるさ。一緒に出掛ける機会もそうそうないし、ちょっとはこの時間を楽しもうよ」

 

 思い切って愛紗の手を取ると、その手は振り払われなかった。

 

〈愛紗〉「……分かりました、同行致しましょう。放っておいて、喉でも詰められても困りますからね。ただし、引き締める時は引き締めてもらいますよ」

 

〈一刀〉「分かってるって」

 

 釘を刺されながらも、愛紗を連れて市場を回ろうとした、その時。

 

〈男〉「うわああぁぁぁぁぁ――――――――ッ!!」

 

〈女〉「きゃああぁぁぁぁぁ――――――――っ!!」

 

 街の一角から、大勢の人たちの悲鳴が巻き起こった!

 

〈一刀〉「ッ! 何事だ!?」

 

〈愛紗〉「この騒ぎの大きさ、ただ事ではありません! よもや……!」

 

 即座に俺たちは、表情を変えて身構えた。騒ぎの中心から何が出てくる!?

 現れたのは……家屋よりも巨大な異形の影だ!

 

「パァオッ! パオォッ!」

 

 緑色の肉食恐竜型の肉体に、頭部にギザギザのモヒカンみたいなトサカを生やしてる……いや、あの光沢の感じはまさか、ノコギリか!? 腹や上腕、膝にも生えてる! 両手なんか完全に丸ノコが埋め込まれてるぞ! まさしく全身凶器だ!

 

〈タイガ〉『あいつは……八つ切り怪獣グロンケンだッ!』

 

 タイガが地中から市街地に現れた巨大怪獣の名を唱えた!

 




 
八つ切り怪獣グロンケン

 一刀たちの守る街に地中から出現した怪獣。全身に鋭利なノコギリが備わっているという非常に攻撃的な肉体をしており、近寄るものは全てノコギリでズタズタに切り裂いてしまう。自然の進化で生まれ得るとは思えない形質なので、改造怪獣だという説も存在する。

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