奥特曼†夢想 ‐光の三雄伝‐   作:焼き鮭

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酒豪の祭!!

 

「あ~、孝矢さ~ん」

 

〈孝矢〉「ん?」

 

 建業の城の廊下を歩いてたら、いきなり後ろから呼びかけられた。

 こののんびりした口調は……。

 

〈穏〉「ちょっといいですか~?」

 

〈孝矢〉「ああ。どうしたんだ?」

 

〈穏〉「いえその、祭さまをどこかでお見かけしなかったかと思いまして」

 

〈孝矢〉「祭さん? 見てねぇけど」

 

〈穏〉「そうですか……」

 

〈孝矢〉「祭さんに何か用なんか?」

 

〈穏〉「用ってほどじゃ……ちょっと意見をお聞きしてみたかったことがあっただけなので」

 

〈孝矢〉「何なら一緒に捜すぜ?」

 

〈穏〉「いえ、大したことじゃありませんから、自分で考えてみます。それじゃ、これで」

 

〈孝矢〉「おう」

 

 ペコリと会釈して去ってこうとする穏だが、その時に穏の服にゴミがついてんのが見えた。

 

〈孝矢〉「おい穏、腹のに辺りにホコリついてんぞ」

 

〈穏〉「埃……ですか? どこら辺ですか~?」

 

 指を指して教えたんだが、穏は自分の身体を見下ろしてんのに全然違げぇとこを手で払ってる。はて?

 不思議に思ってたら、タイタスがこう指摘した。

 

〈タイタス〉『孝矢、取ってあげたらどうだ。多分、穏には見えていない』

 

〈孝矢〉「見えてない? 何で?」

 

〈タイタス〉『ほら……彼女の視点で考えてみろ』

 

 穏の視点で……ああ、なるほど。あの胸が邪魔なのか。陰になってんのね。

 

〈孝矢〉「よく分かったな」

 

〈タイタス〉『私も、自分の足下が見えづらい時があるからな』

 

 あー、タイタス胸筋すげぇからな。

 

〈穏〉「取れましたか~?」

 

〈孝矢〉「いや……オレが取ってやるよ」

 

〈穏〉「あ~、はい。じゃあお願いします~」

 

 タイタスの指示通りに、極力穏の身体を意識しねぇようにしながら、サッと埃を手で払った。

 

〈穏〉「どうも。ありがとうございました」

 

〈孝矢〉「こんくれぇ、どってことねぇよ」

 

〈穏〉「あ……孝矢さんにもついてますよ」

 

〈孝矢〉「へ、マジ? どこ?」

 

〈穏〉「ほら。ここですよ」

 

 穏がオレの腰の辺りに手を伸ばしてきたが、

 

〈孝矢〉「ッ!?」

 

 前かがみになったんで、胸の谷間がオレの目の前にアップになった!

 でっけぇ……いつ見てもでっけぇ……!

 

〈穏〉「は~い。取れましたよ~」

 

〈孝矢〉「あ、ありがと……」

 

〈穏〉「? どうかしたんですか? 腰を引いたりして」

 

〈孝矢〉「な、何でもねぇ! オレはもう行くから、祭さん見かけたら穏が捜してたって言っとくから!」

 

〈穏〉「はあ」

 

 それ以上穏にツッコまれねぇように、そそくさとこの場を離れてった。

 

 

 

 街に出てから、タイタスが呆れたようにオレを叱ってくる。

 

〈タイタス〉『全く、恥ずかしい奴だ……。少し女性に近寄られただけで、あんなに過敏に反応して。もう少し平常心を鍛えろと言っているだろう』

 

〈孝矢〉「いやー……けどよぉ、ありゃ反則だって。あんな布地少ねーカッコしてんのがそもそも悪りぃぜ」

 

〈タイタス〉『まぁ、穏に限らず、女性陣の露出が過剰気味というのは同意だな。一体どのような風紀がまかり通っているのか……』

 

 なんてことを言い合ってると、

 

「おう。南出ではないか」

 

〈孝矢〉「ん?」

 

 声がした方に振り向くと、その先の店先のテーブルに、祭さんが陣取ってた。

 

〈孝矢〉「祭さんじゃんか」

 

〈祭〉「おう」

 

 祭さんが機嫌良さそうに盃を掲げた。……って、まだ昼なんすけど。

 

〈祭〉「どうした? はよぉこっちにこんか」

 

〈孝矢〉「はぁ」

 

 誘われるまま、祭さんのとこに近づいてく。けどテーブルの上を見て仰天。

 

〈孝矢〉「ちょ、祭さん、どんだけ飲んでんだよ。これ全部酒か!?」

 

 テーブルの上は、空の酒瓶でいっぱいだ! まさか、これ全部一人で飲んだのかよ!?

 

〈祭〉「ごくっ、んっ……くっ……ごくっ……」

 

 その上でまだ飲み続けてる祭さんに、タイタスも苦言を呈する。

 

〈タイタス〉『祭殿、飲みすぎですよ! 過度の飲酒は、身体に悪影響です』

 

 だがまるで聞いちゃいねぇ。新しく盃に酒を注ぐ始末。

 

〈祭〉「人生の伴侶は佳き食べ物と佳き酒。そして彩りとして、少しばかりの荒事があってくれれば申し分ない。そういうものじゃろう?」

 

〈タイタス〉『祭殿の人生哲学はともかく、飲み過ぎはいけません。寿命を縮めますよ?』

 

〈祭〉「全く、つまらぬことを言うのぉ。この程度、儂には文字通りの日常茶飯事じゃ」

 

 は、ハハ……酒豪だなおい……。

 

〈孝矢〉「それよか祭さん、穏が捜してたぜ」

 

〈祭〉「穏が? 何か急ぎの用事か?」

 

〈孝矢〉「そうじゃねぇけど、何か意見を聞きたいとか言ってたぜ」

 

〈祭〉「その程度のことであれば心配あるまい。儂が口出しするまでもなく、穏なら、自分で最良の判断が出来るじゃろうし」

 

〈タイタス〉『いや、一応は聞いた方がよろしいのでは……』

 

〈孝矢〉「もしかして、面倒なんじゃねぇよな?」

 

〈祭〉「ごくっ……んっ……ごくっ……」

 

 おい、ごまかしたぞ。

 

〈タイタス〉『またそんな飲んで……。そもそも、お仕事は良いのですか? まだ日も高いというのに』

 

〈祭〉「仕事? そんなもの、酒を飲みながらしたところで、どうということはあるまい」

 

〈孝矢〉「いや、そりゃ無茶だろ」

 

〈タイタス〉『全くその通り。感心しませんぞ、その態度は』

 

〈祭〉「やかましいのぉ……細かいことを気にしとらんで、お主もつき合え」

 

 肩をすくめた祭さんは、オレに盃を押しつけてきた。

 

〈孝矢〉「いや、オレ酒はちょっと……」

 

〈祭〉「女々しいことを言うでない。いくら弱くとも、一献くらいであれば、問題あるまいて。さぁ、ぐいと」

 

〈孝矢〉「あーもー……ひと口だけだからな?」

 

 飲まねぇことにゃ、話が進みそうにねぇ。強引で困るぜ……。

 仕方なく、盃に口をつけたが――。

 

〈孝矢〉「ブーッ!?」

 

 すぐに口に入れた酒を噴射した。

 

〈祭〉「何をするか。もったいないのぉ……」

 

〈孝矢〉「いや、ちょ……これめっちゃキツイんだけど!?」

 

〈祭〉「きつい? この程度がか?」

 

〈孝矢〉「これ、何て酒だよ……」

 

〈祭〉「知らんのか? 白乾児と言うのじゃが」

 

〈孝矢〉「ぱいかーる?」

 

〈祭〉「うむ。内地では白酒とも言うがな。穀物を醸して作る酒じゃよ」

 

〈孝矢〉「そう……まぁ何でもいいけどよ……」

 

 一体アルコール度数いくつだ? って聞いても、伝わらねぇか……。

 

〈祭〉「どうしても飲めんのならそこに置いておけ」

 

 祭さんはオレが噴き出した酒を、水か何かのようにぐいぐい飲む。

 

〈孝矢〉「よくこんなきっついの、ぐびぐび行けんな……」

 

〈祭〉「これくらいの酒、この辺りでは生まれたての赤子でも飲んでおるぞ?」

 

〈孝矢〉「いや、そりゃ嘘だ」

 

〈タイタス〉『赤ん坊に酒を飲ませる親がいますか』

 

〈祭〉「ふむ……流石に赤子は言い過ぎたか……」

 

 言いながらも、祭さんは酒を飲み続ける。もうつき合ってられねぇぜ……。

 

〈孝矢〉「はぁ……じゃ、穏のことも伝えたし、オレもう行くから」

 

〈祭〉「まぁ待て。酒は無理でも、少しくらい話につき合ってくれても良かろう」

 

〈孝矢〉「悪りぃけど、酔っ払いのお相手はごめんだ」

 

〈タイタス〉『全く』

 

〈祭〉「この程度、酔っている内には入らん」

 

〈孝矢〉「酔ってる奴はみんなそう言うぜ」

 

〈祭〉「酔っておらんと言っておるだろう」

 

 言うが否や、祭さんはオレの手首を掴んで無理矢理引き寄せた!

 

〈孝矢〉「おわッ!?」

 

 バランスを崩して倒れたオレの顔が、祭さんの胸のど真ん中にダイブ!

 

〈祭〉「何じゃ? そんなところに顔を押しつけたりして。全く、男というのは、いくつになっても乳離れが出来ぬものよのぉ」

 

〈孝矢〉「いきなり引っ張るからだろ!」

 

〈タイタス〉『今のは祭殿が悪いですよ』

 

 バッと祭さんから離れる。な、名残惜しくなんかはねーからな! ホントだからな!

 

〈祭〉「何を言うか。軽く引っ張っただけなのに、簡単に重心を崩しおって……お主、鍛錬が足りておらんのではないか?」

 

〈孝矢〉「バカ言うなよ。元の世界じゃ、オレぁ体力お化けとか呼ばれてたんだぜ」

 

 まぁ、身体動かすしか能がないとも言われてたけどな……。

 

〈孝矢〉「つっても、流石にここの兵と比べりゃ、見劣りするかもしれねーけど。朝から晩まで鍛えっぱなしだしな」

 

〈祭〉「ならば、儂が稽古をつけてやっても良いぞ?」

 

〈孝矢〉「祭さんが?」

 

〈祭〉「儂では不満か?」

 

〈孝矢〉「そーいう訳じゃねーけど……一方的にボコしたりとかしねーよな?」

 

〈祭〉「手加減くらいはしてやるぞ」

 

〈孝矢〉「それでも、祭さんの強さって、化け物みてぇじゃねーか」

 

 チラッと見ただけだが、祭さんは兵の訓練もつけてる。稽古もしてるが、並み居る兵を片っ端から千切って投げるレベルだ。ありゃあ流石にビビッたね。

 

〈祭〉「化け物だと? 儂のような可憐な乙女に向かって、何と失礼な」

 

〈孝矢・タイタス〉「『乙女?」』

 

〈祭〉「何か言ったかのう……」

 

〈孝矢〉「何でもねぇっす!」

 

〈祭〉「ふんっ」

 

 あっぶねぇ……。下手すりゃオレも投げられるぜ。

 

〈孝矢〉「いやーでも、祭さん拳で岩割るじゃねーか。オレ、あんなん出来ねぇんだけど」

 

〈祭〉「それくらい、氣と武を極めれば、誰にでも出来ることじゃ」

 

〈孝矢〉「前提条件が厳しすぎだろ」

 

〈祭〉「やる前からあきらめてどうする。お主にその気があるのなら、氣の扱い方くらい、儂が教えてやるぞ?」

 

〈孝矢〉「うーん……いや、やっぱやめとくわ。タイタスだっているし」

 

 タイタスなら、出来ねぇことはさせねぇだろ。

 

〈タイタス〉『うむ。人の特訓の指導をするのも、私は得意だ。もっとも、孝矢は先に頭を鍛えるべきだと思うがな』

 

〈孝矢〉「おい、今その話関係ねーだろ!」

 

〈祭〉「ははは。ともかく、自分の身は自分で守れるくらいにはならなければならんぞ。あの、いつものほほんとしているように見える穏でさえ、必要なら、九節棍で戦うこともあるのだぞ」

 

〈孝矢〉「え? 穏が? ウッソだぁ」

 

〈祭〉「こんなことで嘘を吐いてどうする。しかし……くくっ……」

 

 何故かここで笑う祭さん。

 

〈孝矢〉「どうしたんだよ、急に笑って」

 

〈祭〉「いや、何。つい、この間のことを思い出してしまってな」

 

〈孝矢〉「この間のことって?」

 

〈祭〉「ああ。九節棍はなかなか、使うのにコツがいる得物でな――」

 

 祭さんはおかしそうに笑いながら――穏が敵と戦ってた時に、九節棍を振り回そうとして、胸が邪魔で絡まってしまったことを説明した。

 

〈祭〉「――という具合に、なかなか楽しいことになっておった」

 

〈孝矢〉「あー……」

 

 容易に想像できる。あの体型じゃ、そりゃあ武器使うのも苦労するわな。

 まぁ祭さんとかも条件同じなんだが、その辺は才能って奴だろう。

 

〈祭〉「あれは本当に面白い見世物だったぞ。相手も随分と戸惑って……」

 

〈タイタス〉『いや、見世物だとはひどいではありませんか。そこは仲間として、助けてあげねば……』

 

〈祭〉「その必要はなかった。儂が手出しするまでもなく、穏は自分でカタをつけたのじゃ」

 

〈孝矢〉「ええ? その状況から、どうやって」

 

〈祭〉「穏はあれでなかなか筋が良くてな。慌てずに、自分の間合いで戦いさえすれば、並みの相手に負けることはあるまい」

 

〈孝矢〉「へー……穏ってそんなに強かったんだな。意外」

 

〈祭〉「強くなければ一軍の将にはなれんさ。もっとも、穏は腕っぷしの強さではなく、知謀を認められて将となっているのだがな」

 

〈孝矢〉「知謀ねぇ……。タイタスも賢者なんて言われてるからにゃ、そーいうのも得意なのか?」

 

〈タイタス〉『いや、私はあくまで文武を両立しているから力の賢者と呼ばれるようになったのであって、そもそも日頃の任務では、さほど知略を必要とはしないからな』

 

〈孝矢〉「まータイタスの場合だと、まっすぐ殴りに行った方が手っ取り早えぇか」

 

〈祭〉「はっはっはっ。儂らの戦も、全てがそんなに単純に勝てるならば、苦労はないのじゃがのう」

 

 話に咲かせながら、またグイッと盃をあおる祭さん。って、マジでさっきから手が止まらねぇな、この人……。

 なんて思ってたら……

 

〈孝矢〉「……なぁ、マジでその辺にした方がいいと思うぜ?」

 

〈祭〉「何故じゃ?」

 

〈孝矢〉「何故って……」

 

 何故かと言うと……。

 

〈冥琳〉「……」

 

 祭さんの背後に、すげぇ顔の冥琳が現れたからだ……。

 

〈祭〉「何じゃ? どうかしたのか?」

 

〈孝矢〉「いや……その……」

 

 祭さんはそのことに気づいてねぇ。やっぱ酔ってんだろ……。

 しかしあの表情……完全に怒ってるわ。そりゃあそうだ。真っ昼間から、仕事もしねーで酒盛りしてんだからな。

 ここはなるべく穏便に済むよう、祭さんに仕事に行くよう促そう……。

 

〈孝矢〉「さっきタイタスが言ってたけどよ、仕事あんだろ? そろそろ城に戻りなって」

 

〈祭〉「仕事など、酒を飲みながらしたところで、どうということはあるまいと言うたじゃろう」

 

〈冥琳〉「……」

 

〈タイタス〉『しかし、将がそれでは兵に示しがつきませんよ』

 

〈孝矢〉「それに、冥琳に見つかったらやべぇんじゃ……」

 

 もう見つかってんだけど……。

 

〈祭〉「冥琳? なぁに。あんなひよっこに何を言われようと気にせんわい」

 

 ああーもうッ! 知らぬが仏ってよく言ったもんだな!

 

〈祭〉「そもそも周家のご令嬢は、今でこそああやってエヘンと威張っておるが、昔は泣き虫でな。虐められているところを、よく儂が助けてやったものじゃ。それがいつの間にかあの通り、偉そうな物言いをするようになってしまってなぁ……全く。儂はあんな風に育てた覚えはないぞ!」

 

〈冥琳〉「私も育てていただいた覚えはありませんが」

 

 ああ……遂に冥琳が声を発した。

 

〈祭〉「……ん?」

 

 ゆっくり後ろを振り返る祭さん。目が笑ってねぇ笑顔の冥琳と目が合って、凍りついた。

 

〈冥琳〉「偉そうな物言いをするようになってしまって申し訳ありませんでしたな。これからは少し気をつけるように致しましょう」

 

 祭さんはしばらくそのまんまだったが、ギギギと音が出そうな動きでこっちに首を向けた。

 

〈祭〉「……南出、タイタスよ。儂はもしや……虎口に飛び込んだ兎か?」

 

〈孝矢〉「伝わらねーだろうけど……スリーアウトだな」

 

〈タイタス〉『既に牙が刺さっているかと』

 

〈祭〉「ぬぅ……最早死に体ということか……」

 

〈冥琳〉「さて、祭殿。そろそろ観念されましたかな? よろしければ二三、お話ししたいことがあるのですが?」

 

〈祭〉「い、いや……遠慮――」

 

〈冥琳〉「出来るとお思いか?」

 

 祭さんの腕を掴んで離さねぇ冥琳。

 

〈冥琳〉「ここでは周りの迷惑になりますから、場所を変えましょう」

 

〈祭〉「待て冥琳! 離せ! 離さんか! ええい、南出! 黙って見ておらんで助けろ!」

 

〈孝矢〉「無理っす」

 

〈タイタス〉『自業自得ですよ』

 

〈祭〉「この薄情者どもがぁ~~~~っ!!」

 

 叫び声を残して、祭さんは城まで引きずられてった。

 オレには、無事を祈ってそれを見送ることしか出来なかった。

 

〈タイタス〉『孝矢よ』

 

〈孝矢〉「うん?」

 

〈タイタス〉『あんな大人になってはいかんぞ』

 

〈孝矢〉「……分かってるよ」

 

 仕事はちゃんと、素面でやらなきゃダメだぜ!

 


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