始めに、私の家族にはちょっと問題がある
「ねぇ、湊音君ちょっといいかな」
「羽沢さん?どうしたの?」
突然質問してくるなんて珍しい
「あそこでずっと見てる花咲川の制服の子って知ってる?なにかしてる訳じゃないんだけどなんか怖くて…」
「あー…ごめん。あれ僕のストーカーなんだ」
「嘘!?」
「嘘だよ」
「え?」
さすがに困惑するよね
ストーカーは冗談だがストーカー気質な所があるのは否定しない
実際のところヤンデレに片足突っ込んでる気がするし
「あの子、湊音君がシフトの時は毎回のように見かけるよ?ここ最近」
「実はさ…あの子妹なんだよね…同い年だけど」
「え?」
そう、彼女こそ我が滝川家の問題児こと滝川
私の義両親の実子の一人である
「かなりの荒療治だったとはいえ僕のトラウマ克服のために協力してくれてたまでは良かったんだけどその後が問題でさ…」
「何故か事細かに予定とか聞いてくるようになってきて…」
「いつの間にか僕のストーカーみたいになっちゃってて…」
「えぇ…」
正直なところ完全に克服できた訳では無いがそんな状態で芸能事務所に所属したなんて行った時は家族会議だったからな
あの子が駄々こねてたもんだから羽交い締めにしても僕が非力なせいで抑えられなかったし
「まぁ、そのおかげでトラウマもある程度克服できたしトラウマ完全克服のために踏み出す勇気を出せたのもあの子のおかげだし最近はキーボード教える時くらいしか構ってあげてなかったからそれもあるかも」
「湊音君キーボードもやってたの?」
「僕の母親がピアノ、父親がギターで仕事してたからその影響かな」
別にピアノもギターも嫌いな訳では無いのだ
ただ、悲しいことを思い出してしまいそうで触れてなかっただけで
「で、羽沢さん的にはあいつどうしたいの?」
「え?」
「客として入って来て欲しいなら言えば入ってくると思うし来て欲しくないなら言えば来なくなる可能性はあるけど」
「でも、あそこにいるだけだし出来るなら外にいるだけじゃなくてちゃんと中に入ってゆっくりしていってほしいかな…まだ外は寒いし…」
本当に優しいね君は…
「分かった、行ってきます」
「え?い、行ってらっしゃい…」
────────────────────
「む!こっちに来る、隠れなきゃ」
通知 湊音
「あれ?今バイト中なのに…これはおしおきしなきゃいけないかな?」
『もうバレてるよ、むしろ心配されてるよばか』
『今バイト中でしょ?あとなんの事?私知らないよ?』
「誤魔化すなバレてるんだよ」
「あっ⋯⋯(察し)」
「じゃあ大人しくこっちこよーねー」
「あ…」
「お客様1名はいりまーす」
「え?」
「こちらの席へどーぞー」
なんでこうなった
私はいつも通り義兄のバイト先にバレないように行き
外から湊音の様子を見ていたのだ
なのにバレてたと!?
しかも普通に接客されてる
「こちらショートケーキとカフェオレになります」
「へ?あ、ありがとうございます…」
「はい、じゃあお説教だよ結羽」
oh......
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「あ、ありがとうございましたー…」
つぐみは後日幼なじみ達に怒らせたらいけないタイプだと思った事を語ったとか何とか
数分後
人前で大事にする訳にも行かないので後で説教することにしとりあえず軽い注意をしてからお茶して一緒に帰ることにした
「で、なんであんなことしてたの?いくらなんでも下手したら警察沙汰だよ?」
「お兄ちゃんさ、一人暮らし始めたじゃない?」
高校生になったことで確かに始めたけど…
「最近家にも顔見せてくれないし聞いてみればライブハウスいってるとか芸能事務所にはいることになったとか」
「あれだけ人と接するのが苦手だったくせになんか遠くに行っちゃったように感じて…」
あぁ…なるほど…
「お前友達いないだろ」
「いきなり何を言いだすの!?」
「だって休日潰してまで義兄のストーカーしてるくらいだし…」
「ストーカーじゃないもん!心配だからだし!」
ちょっと助け舟だすかな…
「朝、あの商店街にあるパン屋言ってみな」
「パン屋さん? なんで?」
「きっといい出会いがあるからだよ。知り合いがよく行ってるしあそこでお昼でも買ってみたら?」
「確かによく通るし気になってはいたけど…」
あわよくば友達になってストーカーみたいなことやめてくれればいいなと思っているのは秘密
「じゃあお説教はちゃんとしてもらうから覚悟しといてね」
「えっ!?ちょっ、許してくれたんじゃないの!?」
ここから花咲川の子達との絡みを増やしてこうかなって
アニメ時系列的にはまだりみりんとのお話の前くらい
キャラ紹介っている?
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まえがきとかで短く何回かで
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それで1話
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いらない