それはきっと、   作:ゲストU

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1歩、前へ

今日も今日とてspaceでライブを見に来たぞー!いえー

 

「お兄ちゃんの一押しのバンドってどれー?」

 

「どのバンド見てても楽しいけどやっぱグリグリだね」

 

「緑の輝きとかオシャレだよねー名前」

 

それは思った

 

 

 

今回結羽と一緒だ

なんてったってメンテナンスに出してたランダムスターを回収してから来てるから後ろの方に居ないと邪魔になってしまうから入場はギリギリの方で

 

にしても、

 

「いつも行かないって言ってるくせに今日に限って着いてくるとかどういう風の吹き回し?」

 

「たまにはいーじゃん 」

 

 

「湊音」

 

「あれ、オーナーどうしました?」

 

「見ない顔がいると思ってね」

 

 

そう言えばここにはきたことなかったっけ

 

「妹の滝川 結羽です!」

 

「義理ですけど」

 

 

「ライブハウスは初めてみたいだけど湊音がいるから大丈夫だろう。楽しんでいきな」

 

「はいっ!」

 

 

 

一通りライブ前の過ごし方を教えたけど一緒に行動するし今回は関係ないか

 

 

 

 

 

ライブが始まるとやはり興奮度合いがすごい

オーディションに合格したバンドが今日を披露していく中違和感を感じた

それはライブも終盤を迎えた頃

 

グリグリのメンバーを見かけなかった

途中ギターが重いので休憩しにロビーに出たりもしたが

 

まぁ、控え室にいるだろうし心配はなかったが事情が変わってしまった

戸山さん市ヶ谷さんりみちゃんが慌ただしくしているのを見たからだ

 

そういえば最近見かけること無かったなあの人達

 

「ちょっとここで待ってな」

 

「どうしたの?」

 

「知り合いと話してくる」

 

 

 

 

 

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「グリグリがこれない?」

 

 

 

 

「ほかの人に言ってできるだけ伸ばしてもらって時間稼ぎしてもらおうってことで伸ばしてもらってるんだけど間に合うかどうか…」

 

 

「台風で飛行機がねぇ…」

 

 

だったらこの日にやらなければいいだろうに

修学旅行に行ってて疲れもあるはずなのにわざわざこの日にライブしようとかバカなのか

意見が一致したからやってんだろうが無茶するな

 

「色々やって時間までにこなかったらどうすんの?まさか前にやったバンド引っ張り出す訳には行かないでしょ?」

 

「それは…」

 

 

 

 

「まぁもしもの時は 帰ってもらうしかないよな」

 

 

そうしているうちにも時間は過ぎる

 

 

 

もう時間はなかった

 

 

 

 

 

 

「帰るか」

 

「え、早くない?まだグリグリ見てないよ!?かえるの!?」

 

 

「お前花咲川だろ、3年修学旅行だろ」

 

「あっ…」

 

 

これを言えばもうわかったはずだ

彼女達は、来ない

 

 

 

 

もう既に客からも察しが着いたのか来ないのを疑問に思う声、帰るかどうかの相談をしてる声まである

 

 

 

 

「……」

 

 

時間は稼いだ

出番も来た

つまりそう言うことだ

 

「結羽、帰るかどうかはお前に任せる」

 

「え?」

 

 

「いってきます」

 

 

 

 

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「戸山さん 市ヶ谷さん 牛込さん」

 

「その様子じゃもう無理みたいだね」

「もう人が帰るところまで来てる」

 

「でも、ここまでやったのに…」

 

 

「間に合わないんじゃしょうがないよね」

 

 

「それでも、グリグリが来ること、信じたい?」

 

「え?」

 

 

「あともうちょっと、時間があれば来るって、賭ける?」

 

 

「あともうちょっとって、お前がステージに立つとでも言うのか?」

 

 

「そうだよ」

 

 

 

もう言ったからには下がれない

例えこの一件でここを出禁になったとしても

 

「あとはこの()、篠崎湊音に任せな」

 

 

進むため、再びこの名を名乗ろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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結果を話そう

 

グリグリは来た

 

 

ギターがあったからそれでやろうとも思ったがキーボードを借りて何曲か演奏することになってしまった

 

それでもすぐに来たらしいが用意が終わった時には演奏中だったらしく演奏終わりまで待ってたとか

 

 

そのままグリグリのライブを見て帰宅…ってなってれば良かったんだよなぁ

 

 

 

交代でステージ裏に移動した時はそりゃあ酷かった

 

足は震えて膝を着いてたくらいだし

流石にあの状況を無傷で乗り越えるのは無理だった

普通に吐いた、ストレスって怖いね

出てきた時には酷い顔色だったらしく迎えに来てもらう始末

しかも迎えが来る頃には寝てたらしい

 

携帯のメッセージアプリの件数がとんでもないことになっていた

 

 

自分でやると言ったからあれだが目当ての演奏が少ししか聞けなかったのは残念だった

キャラ紹介っている?

  • まえがきとかで短く何回かで
  • それで1話
  • いらない
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