イナイレ世界で彼女が欲しい!   作:アリファ

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しばらくエイリアメンバーは出てきません!
フットボールフロンティア編のヒロインは佐久間とアフロディのはずです。

超次元サッカーはなんでもあり!
とある仮面ライダーも使った「その時不思議なことが起こった」みたいに不思議なことが起こるのだ!


マネージャーになりました。(─原作開始)

「サッカー部のマネージャーになった2年の神白恋次です。よろしくね」

 

雷門に入学して、円堂がサッカー部を作りってから原作開始時の7人になった時にマネージャーとして入部した。

さすがにプレイヤーとしてはまだ実力差が酷すぎて……言ってしまえば出ても面白くない……。

 

ちょうどアニメの1話目の最初らしき場面だったらしく、全員揃った所での挨拶だった。

 

「あー!!あの時のすっげーシュート打ってた!!」

 

「知り合いか?円堂」

 

「5年ぶりかな、円堂くん。」

 

相当驚いてるようだ。

あれから円堂を避け続けていたので本当に5年ぶりだ。

授業には出ていないので校舎内出会うこともほぼなかったし、大きく原作を変えてしまうかもしれない行動をとったせいでしばらく病院生活だった。ちょうど瞳子さんは単身で全国を見て回っていた時なので帰ってきてから話をすると久々に凄い怒られた。しばらく家事はしなくていいとまで言われた。

 

半田の質問も聞こえてないようで、手に持っていたサッカーボールが落ちたことも気にせずこちらに指を向けたままになっている。

 

「でもどうしてマネージャーなんだ?」

 

「んー・・・、どうしてもを除いて試合に出るつもりはないからね、たまになら練習に付き合うからよろしく」

 

「オイオイ、マネージャーのくせにサッカーすんのかよ」

 

「あくまでもマネージャーがメインということだよ」

 

人数7人だしね。

負けそうになった時とか、予想外の負傷者が出た時の代わりだ。その事は顧問にも同じマネージャーの秋にも話をしてある。

顧問の冬海先生からは「はいそうですか」で終わった。

秋からは選手じゃなくていいのかと何回か聞かれた。

それなりに通じそうな理由を話すと激しく同情されて歓迎された。

 

「みんな〜、あ!恋次君!来てたんだ」

 

「やぁ、秋ちゃん。自己紹介してたところだよ」

 

「そう!みんな、こちらは新しくマネージャーになってくれた神白 恋次君!去年の事故からサッカーは控えてるみたいだけどたまに練習に参加するみたいだからよろしくね!」

 

秋によるオレの紹介中に物騒な単語があったせいで部員たちがざわめきたった。

 

「事故って…」「それならマネージャーでも仕方ないよね…そこは必殺技使わないと」「どうせ、グラウンドも借りれないしな」「大変だったんスね…」「体は大丈夫だったんですか!?」「だからマネージャーメインだったでやんすか…TPがたりないんでやんすよ!」

 

グラウンドの話のところで秋が呻いていたが多分グラウンドが借りられなかったのだろう。

 

「サッカー部に来てくれるだけでも嬉しいよ!調子が良かったらあのシュートを見せてくれよな!!」

 

「そのうちね。」

 

「で、てめぇはどこのポジションなんだよ」

 

「どこでも」

 

「へっ、面白くもねー冗談だな」

 

「そりゃ良かった」

 

「染岡君も恋次君も険悪なムード出さないの!」

 

出してるつもりはないのだが…。

やっぱり好きなキャラとそうでないキャラで対応が多少変わってしまう……直さねば……。

たとえ闇堕ちする(予定)の嫉妬心丸出しな あいにーどもあぱわー な男でもイナズマイレブンの一員。

………やっぱ染岡あんまり好きになれなさそうだわ。

 

「そうだ、秋。おれは河川敷に行ってくる!少しでも練習しなくちゃだからな!!」

 

円堂が河川敷に練習しに行った。

たしか豪炎寺との出会いだったか。

 

「みんなも円堂君を見習って練習しなさい!恋次君、私は円堂君の方に行くから後よろしくね!」

 

 

 

なにをよろしくすればいいのか…。

こいつらに練習させろとでも………?

 

「小学生相手によくやるよ……」「河川敷まで遠いっスよね…」「部員も7人でやんすからね…」

 

たしかこのあとは…染岡からサッカー部が無くなる噂を聞くんだったか。

 

「おめぇら知らねぇの?もうすぐ廃部になるらしいぜ、サッカー部」

 

「「「ええー!!」」」

 

おお、良かった。これで原作に入ったことが確信できた。

 

「そんな噂があるのに良くもまぁマネージャーが来たもんだ」

 

オレへの嫌味ですか。

 

「まさかそんな噂があるなんて…せっかくサッカー部に入ったのになー」

 

「知らないで入ったのかよ。」

 

「知ってたら考えてたよ」

 

「ま、残り少ないサッカー部を楽しむといいぜ。いつもここで暇つぶしてるからよ」

 

「おーけー、じゃオレは今日はもう帰るわ」

 

「もう帰るのか?」

 

「マネージャーとしてやることも無さそうだし。それじゃおつかれー」

 

「またなー」「「「「お疲れ様でしたー!(っス)」」」」

 

………

……

 

───────────────────

 

〜次の日の教室〜

 

「転校生を紹介す「ああー!!」

 

転校生として来たのは円堂が昨日会ったツンツン頭のストライカー、豪炎寺修也。

 

「円堂、知り合いか?」

 

「あ、いえ。知り合いというわけじゃないんですけど…」

 

サッカー馬鹿の円堂には願ってもない勧誘相手だった。

 

「彼は豪炎寺修也君。前は木戸川清修に通っていた。

豪炎寺君の席は窓側の空いている席だ。2つあるが前の席に座ってくれ。後ろの席は神白 恋次君と言う生徒の席でね、いつも来ないから気にしないでいいぞ」

 

「恋次が…はい」

 

転校生紹介も終わり、朝礼が終わった。

 

円堂が豪炎寺に話しかけに行くが、豪炎寺の方は後ろの空席の生徒のことを思っていた。

 

去年のフットボールフロンティア会場において彼の妹である夕香を身を呈して守ってくれた優しそうな見た目の男。

トラックのスピードがあまりにも速かったせいで夕香は骨折に下半身の麻痺、少しだけだが体の中の方もダメージを受けていた。

助けに入った恋次も至る所に擦り傷を作り、酷い骨折と内蔵に深いダメージなど、半年間も目を覚まさずに眠り続けていたのだ。

 

恋次が間に入っていなければ夕香の即死は確実だったと教えられた。

 

その時豪炎寺はまだ木戸川清修にいたのだが、妹とその恩人のお見舞いとフットボールフロンティアに出なかったことによる、とある3人からのいびりで学校生活はあまり良くなかった。

 

恋次が目覚めてからはリハビリに付き合ったり、サッカーの話をしたりと仲良くなったのだが、罪悪感からかどうしてもサッカーをする気にはなれなかった。恋次からはリハビリに付き合ってもらったことや、医療費、個人情報の秘匿でチャラと言われてるのだがほとんどが親のした事だ。

 

俺がフットボールフロンティアに出場したから。

俺がサッカーをしていたから妹と見ず知らずだった恋次が重症になったと。その想いが頭から消えずに残り続けている。

 

親からの勧めで夕香のいる病院が近い雷門中へ転校してきたが、恋次と同じクラスになったことは豪炎寺にとってあの時の事故の返しきれない恩を少しでも返すチャンスとなった。

 

その本人はすでに完治済みでケロッとしているが……。

 

「豪炎寺、昨日は自己紹介とか出来なかったからさ…おれは円堂守。サッカー部のキャプテンやってるんだ。ポジションはキーパー。お前も入らないか…?木戸川清修ってサッカーの名門だもんな!あの力強いシュート!絶対活躍できる!」

 

「悪いな、サッカーは辞めたんだ」

 

「辞めたって……」

 

「俺に構うな」

 

 

「円堂!!」

 

半田がいつもより真剣な顔で声をかけてきた。

 

「ん、どうした半田」

 

「冬海先生がお前を呼んでる。大事な話があるから校長室に来いってさ」

 

「校長室…?」

 

「嫌な予感がするんだ…例えば、廃部の話とか……。」

 

廃部と聞いて周りからは「ついにか…」や「案外早かったな」など聞こえる。近々サッカー部が廃部になるという噂は相当広まっているようだ。

 

「廃部!?冗談じゃないぞ、廃部になんかさせるか!!」

 

………

……

 

────────────────────

 

校長室には雷門中の校長とサッカー部の顧問である冬海。

理事長の娘であり理事長代理として雷門中を運営していたりする雷門 夏未がいた。

 

生徒からした校長というのはどんな見た目であれ緊張するもので、円堂も若干声が震えながらも要件を聞き出した。

 

「ぁあ、あの…話ってなんですか。」

 

「突然ですが、1週間後に久しぶりの練習試合をすることになりました。」

 

「試合!?やれるんですか!?」

 

「相手は帝国学園です。」

 

「帝国…最強と言われる()()帝国学園ですか!?」

 

「その帝国です。どうですか、凄いでしょう?」

 

「この40年間、フットボールフロンティアで優勝し続けている無敵の学園だよ。」

 

何故日本一のサッカーチームが雷門との練習試合をするのかが不思議だ。今まで大会にも出たことがないし、目をつけられるような選手もいない。

 

「何故日本一のチームがうちと?強いチームとできるのは嬉しいですが…」

 

廃部の話かと思ってきてみれば練習試合だったのだが、サッカー部にはプレイヤーとして入部しているのは7人。マネージャーとして入った恋次に出るだけでてもらっても8人と人数が足りない。

 

「今部員は7人しか……」

 

「足りないなら、試合までに集めたらいかが?」

 

「え?」

 

「もし、部員を集められなかった、もしくは帝国学園との試合に負けたらサッカーは即時廃部。決定事項よ?」

 

急に廃部を突きつけてきた女生徒。

 

「勝手に決めんなよ!」

 

円堂は反論するが、校長と顧問は何も言わない。

 

「これは理事長と校長先生による決定でもあるの。あんな掘っ建て小屋の弱小クラブに回す予算なんかないわ。」

 

「円堂君!夏未お嬢様は理事長から我が校の運営を任されているんだ。彼女の言葉は理事長の言葉と同じだ」

 

「…必ず揃えて帝国に勝ってみせるからな!」

 

「せいぜい頑張りなさい?弱小サッカー部さん?」

 

「失礼しました!!」

 

 

 

円堂が出ていってから少しして、校長室の扉がノックされた。

 

「誰かな?」

 

『2年の神白恋次です』

 

「神白君か、入りなさい」

 

『失礼しまーす」

 

入ってきたのは理事長自らが特別に試験をして入学させた神白恋次。

入ってきた恋次は冬海先生を見つけると、校長に断りを入れてから話し始めた。

 

「冬海先生、タオルとスポーツドリンクの粉のストックが少ないので安いところに買いに行きたいんですけど少し車出して貰えませんか?あとあの汚ったない部室を掃除するのに洗剤とか欲しいんですけど」

 

「あ、ええ。わかりました。少し待っていてください」

 

冬海先生が車の準備をしに出ていくと、夏未から恋次に声がかけられた。

 

「そう、サッカー部に入ったのね。」

 

「これは夏未お嬢様「夏未でいいわ」」

 

2人は入試の際に会っていた。

そこから恋次の入院などで会うようになり仲良くなったのだ。

 

「せっかく入ったところ申し訳ないけどサッカー部は廃部になるわ。買うにしても1週間で使いきれる量にする事ね」

 

「それは…あぁ、円堂がやけに怒ってると思ったら……1週間後に廃部ですか?」

 

「つまらない反応ね。1週間後に帝国との練習試合よ。負ければ廃部、人数が揃わなくても廃部。勝つ確率なんて万が一…いえ、億が一でしょうけど」

 

「それはいい薬ですね。廃部にならないことを祈っておきましょうか」

 

「本当につまらないわね。そこは驚いて私になんでもするから廃部にはしないで欲しいって懇願するところよ?」

 

「オレをなんだと思ってるんですか。でも最悪の場合の手段として頭の隅に小さく書いておきますね。それでは失礼しました」

 

恋次が退出した校長室。

 

「本当に…つまらなくて面白いわね」

 

夏未の独り言を校長は聞かなかったことにした。

 

………

……

 

────────────────────

 

「恋次ー!」

 

「風丸!こんな所でどうした?」

 

正面玄関から出て教員の駐車場に向かう途中、風丸に声をかけられた。

たしか円堂から勧誘されていたはずだ。

 

「いや、円堂からサッカー部入らないかって言われてな…。」

 

「あー・・・うちの部長がすまない。」

 

「いや、いいんだ。ただ相手はあの帝国学園だろ?大丈夫なのか?」

 

オレは選手として出るつもりもないし…

原作知識なら1-20で大敗ですけど。

 

「いや…今のままだと正直キツいどころの話じゃないね。でもやらなきゃ廃部だし。そりゃ円堂も必死になるよ」

 

「正直に言うんだな…。そこはもっとさ、どうにかなるーとかさ。」

 

「今のままだとって言ったじゃない。集まったメンツ次第でどうにかなる可能性もあるかもよ」

 

「なるほど…。」

 

「ま、考えてみてよ。オレも風丸はいい選手になると思うからさ」

 

「そう言われるとな…」

 

「じゃ、オレは買い出し行くのに冬海先生待たせてるからそろそろ行くわ」

 

「悪いな、呼び止めて。」

 

「構わない、待つのは冬海先生だからな」

 

「早く行ってやれよー」

 

………

……

 

───────────────────

 

買い出しも終わり。

新しいタオルにスポーツドリンクの粉。業務用の汚れ落としに芳香剤と大収穫だった。

 

今は鉄塔ひろばでタイヤを背負った円堂が木から垂らしたタイヤに吹っ飛ばされる様子を延々と見ている。

壁山が一切隠れられていないのだが、何故見つからないのか不思議だ。

 

風丸が近づいていき、円堂の必殺技ノートを見て字の汚さに困惑している。

あれ、アニメだとなんとなく何書いてあるかわかるけど実際はどうなのだろうか。

円堂家にしか解読できないらしいけど………。

 

「本気で帝国に勝つ気なんだな。お前のその気合い、乗った!」

 

風丸の言葉に円堂が感動している。

ついてきて隠れているのは元から居たサッカー部員の7人。

つまり、どんなに感動的に風丸が入ることに決まっても人数は8人と足りていない。

 

「俺はやるぜ、お前らはどうするんだ?」

 

おっと、呼ばれたね。

一応、濡れタオルと湿布とスポーツドリンクを持ってきたから後で円堂に貼っつけなければ。

 

「帝国との試合の前にお前が倒れそうだな」「キャプテン、おいらも参加したいでやんす!」「俺も一緒にやっていいスか?」

 

「みんな……もちろん、大歓迎だよ!うぉー!!おれすっげー嬉しい!」

 

 

 

 

 

それからタイヤとサッカーボールを使った練習はいいんだけど……円堂に持ってきた湿布とタオルとスポーツドリンクをなんで壁山がほとんど使うかなぁ!?

顔でタイヤ受けるし、タイヤにぶつかって倒れるしタイヤ背負ったら転ぶし。

 

一応円堂の手にも湿布は貼れたけどさ。

 

あと風丸が普通にサッカー上手い。

染岡はやっぱプレーが荒い。半田は可もなく不可もなく…。

少林はいい感じだ。宍戸は判断が少し遅い。栗松は無駄な動きが多い。壁山はもうダメだ、言い方が酷いが肉壁くらいにしか……。

 

円堂は気迫は充分なものの気迫だけだ。

 

「今日はもう暗いしここまで。試合まであと1週間だから各自体調管理と寝る前のストレッチはしっかりすること。」

 

「みんなー!今日はもうおしまいだ!しっかり練習して帝国学園に勝とうぜ!!」

 

「「「おおー!!」」」

 

本当に気迫だけなら充分なんだけどな……。

 

 





私ィ、染岡さんがァ、好きジャアーリません。

ついでに言うと、壁山も好きじゃないデス。

半田は結構お気に入りデェス。
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