東方人形録   作:doll

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お久しぶりです!
レ「一ヶ月ぶりだな」
とにかく続きをどうぞ!


第10話 フランの痛み

そのころ…霊夢はというと…

 

「神槍『スピア・ザ・グングニル』!」

 

「霊符『夢想封印』!」

 

霊夢とレミリアの弾幕がぶつかりあい、あたりには大きな衝撃波がおこる

 

「うわぁ、どっちもひけをとらないな」

 

「お嬢様はお強いですから、絶対お嬢様が勝ちます」

 

「何だと?霊夢は私がライバルと認めたんだぞ?簡単には勝てやしないさ」

 

「パチュリー様に負けた貴方がいわないでください」

 

「あぁ?その霊夢に負けたお前が言うな」

 

下では咲夜と魔理沙がどちらが勝つかについて討論していた

 

咲夜は霊夢に敗退、魔理沙はパチュリーに敗退していたのでどちらも見学だ

ちなみにパチュリーは喘息が出たので休んでいる

 

 

「ふーん、貴方やるわね」

 

「貴方こそ、人間なのに中々しぶといわね」

 

二人は少し疲労を顔に浮かべながら会話をするが、どちらも隙は出さず、警戒をしながら会話をしている

だが、そんな二人の真剣勝負は、突然おきた爆発でさえぎられることになる

 

「ぎゅっとしてぇ、どかーん!」

 

そんな無邪気な声とともに床が爆発音とともに破壊される

 

「何だ何だ!?」

 

「まさか…これは!」

 

下で待機していた咲夜と魔理沙は慌てて飛び上がる

咲夜はひどく驚き、顔を青くさせた

 

そしてレミリアも同じように顔をひどく真剣なものにかえた

 

「何がおきてるの?」

 

霊夢もひどく驚いた顔でレミリアと砂煙立ち込める床を交互に見る

 

「アハハ!やっとついた!」

 

そこから出てきたのは、金色の髪と不思議な羽を持った少女

どことなくレミリアに似ている顔立ちだ

 

「何故…何故出てきた」

 

レミリアは顔を伏せて、両手をギリッと握り締める

 

「レミリア?」

 

霊夢はレミリアに呼びかけるがレミリアは反応をしない

 

 

 

そして次にレミリアが顔を上げて叫んだのは

 

「何故出てきた!!!フラン!!」

 

フランドール・スカーレット、彼女の愛してやまない愛しい妹だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アハハ?お姉さま、久しぶりね」

 

フランはそんなレミリアの険悪に動じることなくうれしそうな顔でレミリアに話しかける

 

「495年間、私はあの地下牢に閉じ込められて、人に会うことも、人と話すことも禁じられてきたわ」

 

フランは笑みをうかべたままでレミリアに語りだした

今まで自分が何を思ってきたかを

 

「私の能力は破壊する能力、すべてを壊す能力だもの。だからお姉さまは私を閉じ込めた。わかってる、勿論わかってたわ」

 

フランは顔を少しだけゆがめた、おそらく自分ではわかっていないのだろう

 

「だけど…心はわかってはくれなかったわ」

 

話すごとにフランの顔は醜くゆがんでいく

 

「寂しい、つらい、ここから出たい、そんな感情が私を蝕んだ」

 

 

 

「そして私はどんどん壊れていった、そしていつしか私は感情のままにすべてを破壊するようになった。人も、妖怪も、壁も、お人形も。すべて、すべて壊し続けたわ」

 

 

「……」

 

レミリアはそれを、体を震わせながら聞いていた

 

 

「それも今日でおしまい。だって私は壊れないおもちゃをみつけたの!

それに、私がすべて壊すもの。この私をしばる大きな牢を、この世界を」

 

 

フランはゆがんだ顔をもどし、満面の笑みをうかべ 最後にこう呟いた

 

「もう我慢しない、私は自由になるの!」




終了です

レ「私が出てない」
いやぁ、ここにレイ君が出ると水をさすでしょ?
レ「何でフランに抱えられてる私がつっこまれないんだ」
きっと霊夢はつっこみたいのを必死に我慢してるでしょう
レ「だろうな、そして壊れないおもちゃというのは私か」
はい、そうですね。レイ君おもちゃにされたら毎日破壊されますよ
レ「いや、壊れないから毎日死にそうな痛みをあじあわせられるのか、それは勘弁だな」
次回はやっと終盤ですので!レイ君は勿論でますよ
レ「それじゃあ次回もお楽しみに!」
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