チルノとともにしばらく進んでいると
赤い立派な屋敷が前方に見えてくる
ちなみに道中でコッソリチルノから少し力を吸い取り、能力をいただいておいた(服)
「ほぉ、結構でかいんだな」
「これ紅魔館っていうらしいよ?吸血鬼がすんでるんだって」
吸血鬼か、もしかとは思っていたがやっぱりこの世界なら実在するんだな
「でもアタイは最強だからそんなの怖くないけどね!」
胸をそらしながら、ムフーンと誇らしげなチルノ。
そういう子供のような反応は見ていて少し楽しい気がするな
ずっとさめた霊夢と一緒だったからなぁ
こういう反応は新鮮な気がするよ
「ん?」
色々考え事をしているといつのまにか門までたどりついていたらしい
少しよってみるとそこには
「お嬢様ぁ~咲夜さん~申し訳ありません~」
赤色の髪をした、おそらくここの門番だろうか?が目を回して倒れていた
少し派手にやりすぎではないか?
門の近くではクレーターがいくつもできたいたところから多分魔理沙だよなぁ
全部終わったら、直すの手伝いにこよう……
門を飛び越えて、地面に着地する
門を開けてはいらなかったのは私とチルノじゃ重くてあけられないし、何より飛べばいいのだからあける必要はない。(この世界で門はあまりつかえないような気が…)
扉まで少し距離があるが、その傍らにはおそらく悪魔の石造だろうか?がたっていた
いかにも悪魔の家って感じもするが奥のほうに花壇があった。
少しこの外見には似合わない気もするが、結構見事な咲き具合だった
ギィィィ…
扉を開けると、中も外に負けないほど真っ赤でやはり同じように争った後が見える
そして階段にはおそらくここのメイドさんだろうか?がボロボロの姿で座ったいた
「あら…また侵入者かしら?」
「ま、そんなところだ」
「本当は追い払うのが私の役目なのだけれど……」
そのメイドは手すりにつかまり、立ち上がろうとするがまた座り込んでしまう
「このとおり、私は巫女にボコボコにされて動けないわ。いいわよ、通してあげる」
巫女…霊夢か。どうやら霊夢はもう結構先まで進んでしまったようだ
これは急がないといけない
私はチルノをつれて、そのまま飛行を開始しながらメイドにすまないと声をかける
「…地下にはいかないことね」
ボソッと咲夜が呟いた言葉を私は何とか聞き取ることが出来た。
一体、地下には何があるのだろうか?
「…迷った」
言葉のとおり、迷ったのである
この館はおもったより広く、同じような廊下が多い
「レイー、なんだか上るどころかだんだんおりていってるきがするよ?」
「…気のせいだ!」
そしてまた移動を開始して30分。
みるからも怪しい扉を発見する
「なんだこれ?」
チルノがグッと扉を押すと、簡単に扉は開いた
「おぉ!ねぇレイ!いってみようよ」
チルノがワクワクといった顔で私の手をひっぱる
「わかった、これ以外に行くところは見つからないし…行こう!」
扉の先は長い階段が延々と続いており、進むことにだんだんと薄暗くなっていく
長い階段の終わりには、牢獄のような部屋がまっていた
「何だこれは?」
私が思わず口に出して呟くと、奥のほうから声がした
「誰か……いるの?」
その声は、どうやら少女のような幼い感じの声だった
「君は誰だ?」
「私?私はフランドール・スカーレット。貴方は?」
「レイ・ドールだ」
「アタイはチルノだよー!」
チルノはニコーッとご機嫌そうに返事をする
「レイにチルノかー……!!っ…逃げて…」
少しうれしそうに私達の名前を呟いていたフランという少女が突然声を荒げた
しかし、あまりにも暗いため、何がおきているかわからない
「何でっ…ウグッ…アァァァァァア゛!!!!」
この世のものとは思えない叫び声が聞こえたかと思うと、熱風とともに、牢屋の檻がはじけ飛ぶ
「何!?」
「チルノ!さがっていろ!」
とりあえずチルノを私の後ろにさがらせ、その声のほうへ視線をめぐらせる
「アハハ…ウフフ…」
無邪気な笑い声とともにあらわれたのは金色の髪とかれた木の枝のような羽にキラキラとした宝石のようなものをつけ、赤い炎をまとった剣を片手にもった少女だった
おそらくこの子が、先ほどの声の持ち主だろう
「レイ…チルノ…遊ビマショ?」
そう言って、フランは狂気にそまった笑顔を私達に向けたのだった……
次回予告!(なるかわかりませんが)
狂気に染まったフランがレイとチルノに迫りくる!
チルノとレイの運命やいかに!
霊夢と無事合流できるのか!?
次回『破壊の力』
おたのしみに!