東方人形録   作:doll

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リトルドリーマー凄くいい!
レ「はやくかけ!」
すいません!


第9話 破壊の力

 

「あははっさぁイクヨ?」

 

そういいながらフランはスペルカードをとりだすが、込められた力はどう考えても弾幕ゴッコの遊びようではないだろう

 

「まずは、禁忌『クランベリートラップ』!」

 

発動とともにフランの左右には魔方陣のような物が出現する

それがあたりは動き回り、弾幕を放ってくる

 

「私はスペカをもっていないというのに…」

 

あわてて回避に専念するが、私はスペルカードを持っていないのではっきり言って不利だ

霊夢がいれば何とかなったかもしれないが…

 

「ホラホラ!頑張らないとあたっちゃうよ?」

 

フランが楽しそうに笑いながら弾幕を放ち続ける

 

 

「くっ…」

 

私も弾幕を弾幕ごっこ用ではなく、殺傷能力付きでフランの弾幕を相殺させるが

攻めてに欠ける

 

「仕方ない…」

 

あまりなりたくないが(疲れるから)

擬人化!

 

「わぁ!すごいおっきくなった!」

 

「ふっ!」

 

私は瞬時にフランの背後に回り背中に思いっきり回し蹴りを放つ

 

「ガッ!!」

 

フランの小柄な体は簡単にはじけ飛んでいく

 

だがこんなことでおわるはずもない

 

「禁忌『フォーオブアカインド』」

 

はじけとんだ先からフランが四人出てくる

 

「「「「次は鬼ごっこね!」」」」

 

全員炎をまとった剣を片手に一気に突っ込んでくる

 

「今回は魔理沙のスペルを借りるとするか」

 

レイがそう呟くと同時に、レイの服が黒白のエプロンドレスに変わる

 

「箒にのるのはなれてないがな、行くぞ!恋符『マスタースパーク』!」

 

私がそう叫ぶと、太い光線がフランを包み込む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やったか?」

 

私が呟くと同時に魔理沙の服から赤白の巫女服に変わる

 

 

 

 

 

 

「…あはは」

 

 

「!?」

 

「すごい!すごい!」

 

 

砂埃から出てきたのは、少し傷つきながらも笑いながら拍手をするフランだった

 

「私の分身が全員消えちゃった!じゃあじゃあ次はかくれんぼね!秘弾『そして誰もいなくなくなるか?』」

 

するとフランの姿が目の前から消える

 

「なっ!?」

 

そのかわりフランがいた所から弾幕が放たれていく

 

「なるほど…だからかくれんぼってことか!」

 

私は擬人化から元の姿に戻り、よけることに専念するが、やはり弾幕初心者にはこれはきつすぎだ

そして被弾をしてしまう

 

「ガッ…」

 

私は人形だが無論痛みは感じる。

意識が飛ぶかと思うぐらいの痛みと私の体がギチッといやな音を出す

 

しかもいまの被弾のせいで動きに隙が出来てしまう

もう次の弾幕はすぐ目の前に来ているというのに!!

 

もう終わりだと思った瞬間だった

 

「氷符『アイシクルフォール』!」

 

氷の弾幕が私の目の前の弾幕を消していく

 

「レイ!大丈夫?」

 

下にいたチルノがいつのまにか私の近くまで来ていた

どうやら今のはチルノが放ったらしい

 

「ありがとう、助かった」

 

「いいのいいの!それよりアイツどこいったんだ?」

 

チルノがあたりをキョロキョロと見回す

 

「多分スペル時間切れをまつしかないな」

 

このスペルをブレイクするには時間切れしかなさそうだ

相手が見えていれば、スペルカードや相手自身を攻撃し、ブレイクすることも可能だが今回はそうはいかない

何せ、相手が見えないのだから

 

「とりあえずよければいいのね!」

 

「そういうことだ」

 

 

私とチルノはいったん離れて、よけることに専念する

だんだんと弾幕をよけるのにもなれてきた。

 

そしてついに時間切れになり、フランが姿をあらわす

 

「うーん、そろそろ飽きちゃった。ギュッとしてドカーン!」

 

フランが手のひらを前に突き出す

⁉︎何故か寒気がした……

 

「チルノ!おっきな氷を投げろ!」

 

フランは手のひらをギュッと握り締めると同時にチルノは大きな氷の塊をフランに放つ

 

すると中々の大きさだった氷の塊はガシャン‼︎と音を立て

て砕け散る

 

「あー、外しちゃった!じゃあもう一回!」

 

フランが手のひらを突き出し、狙いを定める。

フランの視線の先は……チルノだ‼︎

 

「ギュッとしてドカーン!」

 

フランが掌をギュッとする直前に私はチルノを突き飛ばした

そして能力を発動させる

これが有効かどうかわからないがするしかない!

 

ギチギチギチッ!

 

先ほどの攻撃より何倍もの痛みが私の体に駆け巡る

 

「アガッ……‼︎」

 

体はもう悲鳴をあげていた

 

そして、その痛みに耐えきれず、私は意識を失い地面へ落下していく

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしレイは地面にぶつかることなく、フランによって受け止められる

 

「私の能力で壊れない者、みーつけた♪」

 

フランは無邪気に、しかし狂気の瞳のままレイを抱きしめる

 

その時に、上のほうから地響きがおこる

 

「お姉様かな?…私も久しぶりに暴れよーっと!」

 

フランはレイを抱きしめたまま、羽を広げ、天井を突き破り上へと飛んでいく

 

それを呆然と見ていたチルノは、ハッと我に帰り、慌ててそれを追いかけた

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