『神秘の造り手』
「な、なんで!天羽々斬があんねん!」
ナダは、驚いていた。それもそうだろう。天羽々斬は、『リュウソウ族のひとりが、とある刀鍛冶とともに鍛え上げたものだからだ。』
「それにアイツ・・・リュウソウシルバー?そないなやつ、ワイはしらんぞ?」
「おい!ガイソーグ!ボケっとしてないでお前も戦え!」
「なぬ!?言われなくてもやってやるわい!」
喝を入れられたナダは、バッタバッタとノイズを切り刻んでいった。その後の展開は、皆予想出来ているであろう。一匹残らず倒されたのであった。
「ふぅ、ざっとこんなもんや!」
そう言うとナダは、変身を解いた。
「さて、貴様を拘束する」
「へ?」
そう言われると、両手首に手錠をかけられた。
「何これ?え?ワイ、何かした?」
「貴様の存在自体が、問題だ」
「えぇ・・・」
「あ"ぁ"!!もう終わってやがる!」
「「奏!?」」
奏と呼ばれた少女にナダは、違和感を感じていた。
「・・・青髪の嬢ちゃん俺の右ポケットからちょっと引っ張り出して欲しいもんがあるんやけど」
「なに?なにかする気か?」
「ええから早く!」
「・・・・」
とても不服そうに、翼はナダの右ポケットに手を突っ込んだ。
「これはなんだ?」
「おい!そっちの銀ピカ!」
「銀ピカ?俺のことか?俺にはジ『ええから早う青髪の嬢ちゃんが持っとるもん使えや!赤髪の子にな!』なに?」
「翼!それを俺に!」
「あ、あぁ・・・」
翼は、手に持っていたものをジノに投げた。
「これは!?カガヤキソウル!?」
「なぜ貴様が?」
「そういう疑問は、オタクらの基地に行ってからでええやろ」
「・・・・分かった」
『カガヤキソウル!』
「なんだそれ?」
『カガヤキ〜』
「うぉ!?なんだこれ!?って・・・あれ?なんか、身体が軽くなった?」
「・・・・ヨカッタ」
「え?いま・・・よかったと言ったか?」
「な、何も言うてへん!」
「な、長話もなんだし!ほ、本部に行きましょ?ね?友里ちゃん!お願い!」
「え?あ、はい!」
「本部?」
さて・・・ここまでの話を一通りまとめるとしよう。まずは、ナダがどういう因果か、ノイズのいる世界線、今後は《シンフォギア世界》としよう。とまぁ、このシンフォギア世界に転生?を果たし目の前には灰の山。そして訳が分からない生物?ノイズがいる訳だ。そしてガイソーケンを使いガイソーグになったナダ。そして、何故かガイソーケンとガイソーグのアウフヴァッヘン波形が存在する特殊災害対策二課・・・なぞが謎を呼び、ナダの前には、謎のリュウソウ族《ジノ》とシンフォギア奏者《翼》が現れ、ジノがリュウソウシルバーになり、翼が天羽々斬を纏ったのであった。そして今現在のナダは・・・
「ァァァァァァァ!!」
二課のエレベーターに悶絶していた。
「着いたぞ」
「寿命が縮むはあんなん!」
「慣れろ」
「無理や言うとるんや!」
と、コントのような事をしている中エレベーターの扉が開き、クラッカーの音が聞こえた。
「ようこそ!我ら特殊災害対策二課へ!」
「へ?」
「はぁ・・・またですか?司令」
「俺は風鳴弦十郎!ジノが言った通り、ここの司令をやっている!」
「そして私がここの装備一式の開発責任者!櫻井了子よ!」
「・・・・いい歳して何しとんのや?フィオ?」
「へ?だ、誰の事かしら〜!?」
「お前や!」
「・・・・」
と、こんなおとぼけキャラをやっとるのは俺の同郷もんしか居らん・・・この感じ、間違いなくフィオそのものや・・・それにしても・・・相変わらず色々とデカいなぁ?
「失礼なことを考えるな!」
と、一言発し俺はスカイアッパーを喰らった。
「グフォ!?く・・・このキレ・・・間違いなくフィオや!」
「ほんと!そういう所は変わらないのだな!ナダ!」
「し、知り合いなのか?櫻井女史?」
「あぁ、知り合いだ・・・ついでに言うと、こいつは私の親類だ・・・もっとも、櫻井了子としてでは無いがな」
「は?どういう?」
と言うか・・・なんだ?その喋り口調は?
「・・・そのままの意味でいいんだな?了子くん?」
「そうね?この際、ジノくんたちにも話そうかしらね?シンフォギアシステムの本当の造り手を」
シンフォギアシステムの本当の造り手とは?それは一体誰なのか?翼と奏そして、ジノが疑問に思っている中、たったひとりだけ、何かを悟った顔をしているナダ。
「ナダは、知っているでしょうけど、シンフォギアシステムを作ったのは、リュウソウ族の1人・・・そして、騎士竜とリュウソウルを使うシステムを作った人でもあるわ・・・」
「誰なんだ?その人物とは?」
「・・・コウに聞いたことがあるわ」
「えぇ・・・そうね?」
「その人の名は・・・『ヴァルマ』」
さて・・・次回はシンフォギアとリュウソウルシステムについて頑張って融合させるか