ステカセキングの奇妙な冒険   作:ブラッドマスカレイド

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影と時間の悪夢!の巻

「…ん?ふぁ〜あ…転生したのか?」

 

ステカセは目を覚まして欠伸をし、周りを見渡すとそこは噴水のある真っ暗な公園だった。

 

「此処は公園か…?周りが暗いし夜中みたいだな…」

 

するとステカセの腹がぐぅ〜う…と鳴る。

 

「腹が減った…ステカセキングは機械の超人だから何も食わなくて良いかと思ったけど違ったか〜…でも金は無いしなぁ〜…はぁ…」

 

ステカセはため息をつく。

 

「これからどうしよ…?」

「オイお前!」

「?」

 

ステカセは突然声が聞こえ驚き、声がした方を向くとそこにはガラの悪い連中がいた。

 

「あっ?なんだよ?てか誰だよ?」

「今俺らイライラしてんだよ…ちょっと殴られてくんない?」

(…な〜んだ…ただの不良かよ…無視するか。)

 

ステカセは不良達に背を向ける。

 

「あっ!逃げんのかよ!」

(無視無視。)

「シカトすんな!!」

(無視無視…てか何でこんな見た目ロボットの奴(ステカセキング)に話しかけたし?)

「つーか!そんなダサいコスプレして恥ずかしく無いのかよ!!」

「…あぁ?」

 

ステカセは見た目を馬鹿にされた事に反応する。

 

「テメェら…無視してるからって馬鹿しやがって…掛かって来いや!!ボコボコにしてやる!!」

「へっ!虚仮脅(こけおど)しが!!」

 

そう言って不良の1人がステカセに殴り掛かる。

 

「ケケケ!下手くそ!」ゲシッ!

「ぐはぁ!?」

 

ステカセは避けて腹に思いっきり蹴りを食らわせる。

 

「この野郎!!」

「やりやがったな!!」

 

すると今度は二人の不良がメリケンサックとナイフを持って襲いかかる。

 

「当たらねよ!」

『うわ!?』

 

ステカセは二人の足を引っ掛け、二人をコケさせる。そしてステカセはそのまま二人の足を持って二人同時にジャイアント・スイングをかけブン回す。

 

『うわぁぁぁぁぁ!?』

「悪魔に喧嘩売るとこうなるんだぜ!ケケケ!」

 

そしてステカセは二人を近くの噴水に投げ飛ばした。

 

『ヘブッ!?』ばっしゃーーん!!

「ケケケ!さーて…後はテメェだけか?」

「ひっ!?」

 

ステカセは最後の1人になった不良を睨みつける。

 

「す…ステレオデビル(音響の悪魔)に殺される〜〜〜〜っ」

「あっ!逃がすか!」

 

不良はビビって逃げだすがステカセは不良の前に回り込んだ。

 

「ひっ!?まっ待ってくれ!?頼む!俺だけは見逃して!?」

「ケケケ!良いか?そうやって命乞いする奴は大体助からないのがお約束だぜ!オラ!!」ドゴッ!

「ぐぼ!?」

 

ステカセはアッパーを食らわせた。

 

「ふー…あースッキリした!悪魔に関わるとろくな目に会わないぜ……ってあれ?」

 

ステカセは改めて不良達を見ると全員気絶していた。

 

「……やーばやりすぎた…どうしよ?」

 

腕を組んで考えるステカセ。

 

「まーほっといて良いか?…あっそうだ!」

 

ステカセは気絶している不良達から財布を抜き取る。

 

「ケケケ!コイツ(財布)はいただくぜ〜?」

 

そう言ってステカセはその場を去って行った。

 

「……あらあら…これは面白い物を見せていただきましたわ…」

 

しかしステカセは気づいていなかった。今のを遠くから見ていた者がいた事に。

 

 

 

 

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

 

 

 

あれから数日後ステカセは不良達から盗んだ金を使いスマホを買い、転生した世界について色々調べていた。

 

「この世界色々あるな〜…人間だけを襲い、接触した人間を炭素転換する国連総会にて認定された特異災害『ノイズ』、発生原因不明、発生時期不定期、被害規模不確定の爆発、振動、消失、その他諸々の広域振動現象の総称であり、空間の地震と称される突発性広域災害『空間震(くうかんしん)』、風鳴(かざなり)(つばさ)天羽(あもう)(かなで)のツインボーカルユニット『ツヴァイウィング』…本当に面白い世界だぜ!ケケケ!」

 

ステカセはカフェにて調べた情報を見直していた。

 

「でもこれからどうすっかな〜?何も考えて無かったけど…にしても…」

 

ステカセは周りを見ると自分をチラチラと見ている人が何人かいた。

 

「……やっぱ目立つかな?ちゃんと服屋で1番地味なの頼んだらこれだったから買ったんだがな…?」

 

ステカセは今茶色のロングコートとキャスケットを身に纏っている。どう考えても目立つがステカセは最初は気づいてなかった。

 

(それよりもさっきミラクルランドセルの中身を確認したが…)

 

ミラクルランドセルの中身はステカセの変身能力に必要なカセットテープ超人大全集(ちょうじんだいぜんしゅう)とそれ以外にも色々な物が入っていた。

超人大全集とは別にスペシャル大全集(だいぜんしゅう)と書かれたカセットテープが入っていて、それぞれのカセットテープに中に入っていたデータは…

 

・超人大全集

・1 ロビンマスク

・2 キン肉マンゼブラ

・3 ウォーズマン

・4 マンモスマン

・5 ラーメンマン

・6 ネプチューンマン

・7 キン肉マン

・8 ターボメン

・9 ペンタゴン

・10 キン肉マンスーパーフェニックス

・11 キン肉マンビッグボディ

・12 アシュラマン

・13 バッファローマン

・14 ブラックホール

・15 アトランティス

 

etc…他のにもあるが全て紹介すると長くなるので別に紹介します。(by.作者)

 

・スペシャル大全集

・1 ナツ・ドラグニル(FAIRY TAIL)

・2 クルル曹長(ケロロ軍曹)

・3 ヘッポコ丸(ボボボーボ・ボーボボ)

・4 トリコ(トリコ)

・5 噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)

・6 ブローノ・ブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険)

・7 破天荒(ボボボーボ・ボーボボ)

・8 轟焦凍(僕のヒーローアカデミア)

・9 与作(トリコ)

・10 爆豪勝己(僕のヒーローアカデミア)

・11 ラブ(トリコ)

・12 ガジル・レッドフォックス(FAIRY TAIL)

・13 グレイ・フルバスター(FAIRY TAIL)

・14 飯田天哉(僕のヒーローアカデミア)

・15 メタナイト(星のカービィ)

以上のカセットが入っていた。どうやらスペシャル大全集は特典の1つであるアニメや漫画のキャラクターのカセットらしい。ステカセはここまでは予想できていた。しかし中にはステカセの予想外の物が入っていた。

 

「まさか霊界ポケットやアノアロの杖、『2世』に出たバトルエクササイズボールまであるとはな…」

 

ミラクルランドセルにはキン肉マンに出たアイテムが入っていた。

 

「…そろそろ行くか…」

 

そう言ってステカセは席を立ち、会計を済ましカフェを出た。外は真っ暗だった。

 

「えーと今は…午後11時かこれからどうするか…またあの公園に行ってみるか…」

 

ステカセは最初の公園に向かった。

 

 

 

 

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「戻んじゃ無かった…」

「また会ったなこの野郎!!」

 

ステカセが公園に戻るとステカセはまたしても不良達に遭遇した。

 

「またお前らかよ?」

「この前はよくもやってくれたな!」

「いや確かにこの前は遣り過ぎたけど…」

「この前の借りを返してやる!!」

 

そう言って不良達は懐から拳銃を取り出した。

 

「へぇ…拳銃(チャカ)か?」

「あぁ!ちょっとした裏ルートで手に入れてな…」

「お前らにはまだ危険な玩具じゃねぇか?てか…銃刀法違反だぞ?」

「窃盗してるオメェに言われてたくね!?」

「確かにな…ん?」

 

ステカセは不良達の足元を見ると影の様な物が広がって行った。

 

(何だあれ?)

「おい!何処見てんだよ!」

 

不良がそう言った次の瞬間影の様な物から無数の腕が現れ不良達の足を掴んだ。

 

「!?」

『うわァァァァァァァァァ!?』

「なんだよコレ!?」

「離しやがれ!?」

 

すると不良達はゆっくりと影の中に飲み込まれ始めた。

 

「助けてくれ!?」

「死にたくない!?」

「こんなの嫌だーー!?」

 

不良達は影に完全に飲み込まれ、消えてしまった。

 

「なっ…何だこれ…?」

「キヒヒヒ…あらあら?思ったより動揺してますか?」

「!?」

 

状況が理解出来ず困惑するステカセは声が聞こえた方を向くとそこには黒髪を左右非対称のツインテールに括り、赤と黒を基調としたドレスを着用していて、左眼金色の時計の文字盤となっている少女が立っていた。

 

「…お前は誰だ?」

「私は時崎…時崎(ときさき) 狂三(くるみ)ですわ」

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