真夜中の公園でステカセと狂三はお互い睨み合っていた。
「…なぁ時崎?お前今の奴らに何をした?」
「狂三で構いませんわよ?えーと…」
「ステカセキングだステカセで良い」
「じゃあステカセさんと呼ばせてもらいますわ…それでさっきの質問を答えるとしたら先程の人達は…見ていたら吐き気がしたので消してしまいました♪」
「!?……なぁ狂三?いくら何でもやりすぎじゃ無いか?」
「良いじゃないですか別にあんな愚かな人達生きていたって何の価値も無いじゃないですか?」
「…どうやらお前は根っから外道らしいな!!」
「外道?違いますわ…私は
狂三の言った精霊と言う言葉にステカセは反応する。
「精霊?何だよそれ?」
「んー……ステカセさんの様な物ですわ人間とは遠く掛け離れた存在…」
「なるほどねぇ…でも幾ら人間じゃ無くても『気に入らないから殺しました』じゃ許され無いぜ?」
「あらあら…ならステカセさん貴方なら私をどうしますか?」
「俺なら……アイツらがいるあの世に送り飛ばしてしてやるよ!ケケケ!!」
そう言ってステカセは狂三を睨みながらファイティングポーズを取る。
「……そうですか…それは残念ですわね…」
狂三はそう言うとステカセに背を向ける。
「場所を変えましょう」
「何…?」
「
「……」
ステカセ黙って狂三の後を付いて行った。
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狂三とステカセが着いたのは山奥のボロボロの大きな屋敷だった。
「何だ此処?」
「此処は昔、貧しい人達を甘い言葉で誘惑してお金を借りさせ、一度金を貸したらその人達にニセ証文にサインをさせて身ぐるみ全部剥ぎ取る闇金業者の男が建てた別荘ですわ…その男今は行方不明らしいですのよ?」
「………」
「まっそんな事より早く入りましょう?」
「そうだなさっさと入るか…」
そう言ってステカセ達は屋敷の中に入ってった
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屋敷の中に入ってたステカセと狂三はロビーでお互い距離を取って睨み合っていた。
「ステカセさん…さっき会ったばっかりなのにもうお別れしてしまうんなんて悲しいですわね…あーシクシク…」
「心にも思って無い事言ってんじゃねぇーよ…てか?もう俺に勝ったつもりか?言っとくが俺は簡単に死なないぜ?」
「うふふふ…ステカセさん?貴方は分かって無いですわね……貴方はもう
そう言うと狂三の手には歩兵銃が出現し、銃をステカセの方に向けた。
「ケケケ!それはお前の方だぜ!!」
ステカセはそう言うとミラクルランドセルから超人大全集のカセットテープを取り出し、身体にセットする。
「超人大全集第29巻!」
「何をする気か知りませんが!何しても無駄ですわ!」
ステカセは身体の横にあるボタンを押した。
「
狂三が銃の引き金を引き、弾丸がステカセに向かって飛んで行く。しかし次の瞬間ステカセの姿が消え、弾丸はステカセの居た場所を通過した。
「!?――――何処に行きましたの!?」
狂三は周りを見渡すがステカセの姿は無い。
「ケケケ!上を見な!」
「?……上?」
声が聞こえ狂三は上を見上げるとそこには、背中から鷹の翼が生えていて空中に浮いてるステカセがいた。
「変身!ザ・ホークマン!」
「……キヒヒヒ…キヒヒヒヒヒヒ!!なるほどそれが貴方の能力ですか?これは面白くなりそうですわ!」
「そんな事言ってる場合か?喰らえ!スパイラル・ブレット!」
するとステカセは自分の体を羽根で包み込み回転しながら狂三に突進した。
「甘いですわ!」
狂三はそう言うと影の中に入り、スパイラル・ブレットを避けた。
「くっ!避けたか!何処にいるんだ?」
ステカセは辺りを見渡す。するとステカセの影から狂三が現れ再びステカセに銃を向ける。
「こちらですわ!」
「!?しまった!」
「
狂三が放った弾丸はステカセに当たり、ステカセは変身前に戻ってしまった。
「なっ!?変身が解けた!?」
「正しくは変身する前に戻ったですわ!」
「クソ!こうなったら超人大全集第30巻!ジェロニモ!」
今度は目元まで覆うほどの前髪、手首と足首にはそれぞれ毛皮で出来たようなカバーが付けた野生児の様な姿になった。
「また姿を変えた!?」
「今度こそ喰らいやがれ!アパッチの雄叫び!」
ステカセは息を思いっきり吸い込み、狂三の方を向く。
「ウララララララララララララーーーーー!!」
「キャアアアアアーーーーーーーー!?」
狂三は衝撃波で吹っ飛ばされ壁に激突する。
「どうだ!俺はただカセットテープをセットするだけで様々な超人の技が使えるのよ!」
「………」
「……あれ?もしかして死んじゃった?」
「……ヒヒ」
「えっ?何?」
「……キヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!」
(怖!?何この人!?怖いんだけど!?何!?頭でも打った!?)
「こんなに楽しいのは初めてですわ!!もうこうなったら手加減はしませんは!!」
すると狂三の後ろに巨大な時計塔が出現し、狂三はこめかみに銃を近づけた。
「何をする気だ?」
「
狂三が引き金を引き、銃声が響いた。
「…なっ何だ?何があったんだ?」
すると周りの影から大量の白い腕が現れた。
「なっ!?」
「ステカセさん……貴方の相手は今から
「ワタクシ達…まさかこの大量の腕って!?」
ステカセが腕の正体に気づくと影の中から大勢の狂三が姿を現れた。
「やっぱり!これ全部狂三の分身か!」
「キヒヒヒ!」
「どうですかステカセさん?」
「いくら変身能力があっても」
「こんな大勢を」
「相手にできるのですか?」
「キヒヒヒ!!」
ステカセは狂三の分身に囲まれてしまい、ゆっくりとステカセに近づいて行く。
「くっ!(落ち着け俺!?冷静に考えるんだ!大勢の敵に囲まれた時キン肉マン達はどうした!?いや待てよ…キン肉マンで大勢の敵に囲まれた時なんて無かったぞ!?クソ!どうすれば………待てよ?あったぞ!
ステカセはミラクルランドセルからカセットテープとある物を取り出す。
「あらあら?ステカセさんまだ諦めて無いご様子で?」
「あぁ!オイ!狂三共!これを見な!」
ステカセはそう言うと狂三達に1つの小さなカプセルを見せる。
「何ですかそれは?」
「まさかそんな物でわたくし達を倒すつもりで?」
「とんだ笑い話ですわ!」
「笑ってられるのも今のうちだぜ!これはな超強力な爆薬が入ったカプセルだ!コレ1つでこの屋敷を消し飛ばす事も出来るんだぜ!」
ステカセが取り出したのは『キン肉マン』にてネプチューンマンが人狼煙をするのに使った
「キヒヒヒ!でもステカセさん?」
「もしそれを使ったら」
「ステカセさんもただでは済まないですみませんわ?
「そんなの承知に決まってんだろ!おらよ!」
ステカセはカプセルを思いっきり地面に叩き付ける。するとカプセルは『ピ…ピ…ピ…』と鳴り始めた。
「行くぜ超人大全集!」
ステカセがカセットテープをセットしてボタンを押した次の瞬間カプセルから眩い光が放出し、大爆発が起きて屋敷は吹き飛んだ。
・おまけ(デート・ア・ライブネタバレ注意!デアラファンの人はごめんなさいm(_ _)m)
もしも原作デート・ア・ライブ8巻にあの超人が登場したら…
七罪「ねぇ士道君?…私綺麗だと思う?」
士道「えっ?あっ…あぁ凄く綺麗だと思う。」
七罪「やっぱり!士道君分かってる〜!うんうん…やっぱり"この私"がーーー」
ガンマン「この大ウソつきがぁ!!」
七罪「キャア!?何!?」
士道「ゲェーーーッ!?1つ目の精霊!!」
七罪「なっ何なのよアンタ!」
ガンマン「平気でウソをつくヤツがこの世で最も嫌いなのだーーーっ!"
七罪「キャ!?」
士道「あっ!七罪の姿が子供になっていく!?」
七罪「…許さない…私の秘密を暴くなんて許さない!!」
ガンマン「シャババ〜!さらば!」
七罪「逃がすか!!」
士道「……何これ?」