がっこうぐらし! マルチプレイ風 四次創作小説   作:影響を受ける人

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一人称で書いたけど、大丈夫かな?
読みやすくなかったら改良していきたいと思います。
駄文ですので、期待しないでね。
一人称で、誰かと会話しています。


セーブ001 一日目 証言ファイル01 

━━━恵飛須沢胡桃の証言━━━

 

ん? ああ。あの時の事聞きたいのか。

最初から聞きたい? …お前、嫌な奴だな。

ああ、大丈夫だ。一応自分の気持ちには蹴りつけているよ。

ジュンがああしなかったら、自分がしていたと思う

絶対にしていたな。 アア、あの人は憧れだったんだ。初恋だったんだ。

 

まぁ… はかなく散ったけどな。

櫛灘潤子について?

幼馴染みだ。家が近所

ジュンは脳筋だ。だが、腕っ節以外がないわけじゃない。

それでも馬鹿って訳じゃない。

後輩にはかなり優しかったし、ぶっきらぼうだけど面倒見は良かった。

 

あの時も、後輩達と一緒に部活道具を片付けていた。

それが終わって帰って来た時に、先輩が…

慌てて噛みついた奴を突き飛ばして、周りを見回したらもう大騒ぎさ。

あいつら、呻き声はするけど小さくて声が聞き辛いし。

変に気配が薄いから気が付かなかった。

 

もうあの時点で、大分侵入されていたんだろうな。

運動部のかけ声で五月蠅かったろうし。誰もが気が付くのが遅れたんだ。

その後はアイツが周りに避難するように呼びかけながら、近づいてくる奴らを殴り飛ばしていたよ。

一応手加減はしていたな。ジュンの奴も、躊躇いはあったと思う。

靴を替える余裕なんてなかった。そのまま安全な場所を求めて進んだ。

 

校舎の中も大騒ぎ。安全な場所があるかわからなくて不安だった。

その度にジュンが「諦めるな」「俺がついている」って言ってくれなかったら、屋上にもたどり着いていなかったと思う。

そうこうしているウチに何とか屋上に着いたけど、扉は閉じていて奴らがいた。

アイツらは執拗に扉をたたいていたけど、ジュンがいつの間にか手に入れていたモップでどかして(ぶっとばして)、その隙に屋上に出る事が出来た。

ジュンは、まだその時点では殺してない。殺さなかったんだ。

 

元々同じ学校の奴らだったんだ。攻撃できても、殺すなんて、そうそう出来るわけがない。

屋上に来てりーさんは、まだわかってない状態だった。

でも、校庭を見てようやく状況がわかったんだろうな。酷く狼狽えていたよ。

とにかく離れたかった。あの地獄に通じる扉から。

物音があって振り返ると、ジュンがロッカーを持ち上げて二段重ねにしているのが見えた。

 

アイツ、本当に馬鹿力だよな。ちょっと笑えた。

状況がわかっていなかったから、話し合おうとして… そうだよ。その時に先輩が変化したのは。

いや、階段を上がる途中から身体から熱が消えていくのはわかっていた。

わかって無視していた。

だって、先輩は色々出来た。何でも出来ると思っていた

だから、大丈夫だと思ったんだ。

 

特別な人間なんていないのにな。でも私は信じて…裏切られた。

あー… 先輩が裏切ったわけじゃない。現実が理想を、願望を切り捨てただけさ。

先輩は、アイツらになった。

大声を上げて、すごい興奮したような状態だったな。

確か…強化個体だっけ? 先輩はそういう存在になっていたよ。

 

思わず取り押さえようとしたら、ものすごい力で振り払われた。

人は無意識に力をセーブしている。それはなぜか? 自分で自分を破壊してしまうからだ。それぐらい強い力だった。

一歩一歩、先輩は歩いて先生達の方に向かっていった。

襲われなかったのかって? 私に目もくれないで、一直線だった。

私達の様子が気になっていたジュンが最初に気が付いて、すずかの奴が腰のナイフを引き抜いた。

 

異常に気が付いた先生達だけど、ちょうどドアの圧力が酷くなっていたから離れられなかった。

唯一だった男子の大介は、武器を作っていたけど間に合いそうになかった。

モップを持っていたしずくが構えて、他は…押さえているか腰が抜けているかだったと思う。

ジュンもモップで牽制していたけど、先輩はお構いなしで突っ込んでくる。

 

私が何度も先輩を取り押さえようとしたけど、全然駄目で…

どうしよう。どうしよう。どうしたら先輩を“止める”(殺す)事が出来る?

そう考えているウチに、ふっとスコップが目に入った。

もうその時の、私の精神も限界だったんだろうな。

それを使って止める(殺す)しか、私には考えつかなかった。だから手に取ろうとして…

 

そうだよ。ジュンが、私がとる前に手に取って… 先輩を… 殺した。

何度も、何度も、叩き込んで。腕で防がれても怪力で叩きまくった。

けど、どうしても倒れないから足の膝を壊して、立てなくさせて…

一応運動部だったからな。人間の弱点なんかも熟知していたよ。

倒れ込んだ先輩の頭を… 悪い。もうこれ以上は話せない。

 

ただ。アイツは、ジュンは私の代わりに殺した。殺してくれた。

最初の頃は多少恨んでいたよ。「お前は殺しちゃいけねぇ」なんて言われたから、じゃない。

私に“殺させてくれなかった”事を恨んでいたんだ。

今ならわかる。アイツは優しいから。私が先輩を殺す事が許せなかったんだ。

ジュンは。最高の親友(最悪な仇)だよ。

 

 

 

━━━柚村貴依の証言━━━

 

うん? 取材? なんで自分に…

はいはい。わかりましたよ。正直言ってあの時の事はあまり思い出したくないけど…

あの時、わたしは二階で由紀とすずかの補習が終わるのを待っていたんだ。

理由? 買い物する予定だったんだよ。三人で

でも二人共。今日の小テストが散々だったんだ。

 

めぐねえ… えっと、佐倉先生がそれではいけないと言って、そのまま補習にレッツゴー。

それに付き合う形で私も残っていたんだ。

二人と友達になったきっかけ?

由紀は高校に入ってからだな。なんか「精神年齢が低い奴がいる」と思っていたよ。

それで、わたしは態度とか口調がこんなんだから、私は友達が出来にくくてね。

 

皆からは、チンピラみたいに思われていたんじゃないかな?

だけど、ゆきはそんな事お構いなしに話しかけて、正直いって面食らった。

まあ、そのおかげでクラスに溶け込めたんだけど。

ん? ああ。すずかについてか。

あいつはゆきと一緒に補習していたから知った…かな。

 

ブチョウメン目つきが私よりも悪いから、ずっと一人だった。

しかも影が薄い

すずかの実家を思えば当然だったけど、当時は異様にしか見えなかった。

成績が悪いから良く居残りしていて、その御陰でゆきと知り合いになったみたいだ。

最初はゆきも、どう話しかければ良いかわからなかったみたいだ。

 

ゆきは意外と勘が良いから、なんとなく気が付いていたんだろうな。アイツの正体に。

でもさ、わからない問題で唸り声を上げて。

脂汗流して必死に問題を解いている姿を見た時。

「人間だったんだな」って思った。ゆきにも素直に言ったよ。

そうしたら「すずっちは元から人間だよ?」いわれて、あはは。あの時も笑ったなぁ…

 

〔少しの間笑い続ける〕

 

はぁ。はぁ。えっと、話を戻すか? そうか、戻すぞ。

その日は佐倉先生、かなり気合いを入れていたから、二人の目が死んでいたのを思い出したよ。

苦手な科目が一緒だから、二人は必死に解いていた。

でも時間がかかりそうでさ。仕方がないから購買部に行く事にしたんだ。

購買部の品揃え、かなり良くてお菓子も手に入ったからな。よく利用したよ。

 

品揃えが良い理由も、今思えば助かったけど反吐が出る。

ああ、悪い。話を戻すよ。

お菓子を買った後、他の仲の良い子と時間潰しで話していた。

他愛もない話さ。恋愛だったか、駅近くに可愛いお店が出来たとか。そんな感じ。

今はもう思い出せないよ。それだけ、普通の話だった。

 

いた場所? えっと、確か… 二階の、真ん中じゃない… 端よりだったはず。うん

中央階段から離れていたのは覚えているよ。そのせいで、逃げるゆき達と合流できなかったんだから。

気が付いたのは、目の前で話していた子が唐突に噛まれたから。

お互いに何が何だかわからなかった。

でも、痛かったんだろうな… 「痛い」「助けて」って叫んでいた。

 

手を伸ばしてきて、すがろうとして、わたしは何も出来なかった。

非現実的過ぎて、頭が停止していたんだと思う。

それでも、私は下がってしまった。危険だと思ったからかな?

その子が倒れて、群がられて、周りでも被害が出始めて…

それから逃げ出した。

 

最初は下に逃げようとした。でも、アイツらが上がってくるのを見て上に逃げた。

三階に到着したけど、教室からアイツらが出てきて悲鳴を上げそうなになった。

いや。上げたかもしれないな。

当時は混乱していたし、あんまり整理できていないんだ。悪い。

もう駄目だと思って、ロッカートイレに閉じこもろうとしたんだけど…

 

ゆき達の事を唐突に思い出してさ。ゆきは大丈夫だろうか? そう思ったら、気になってきて…

危険だと思わなかったのか? 思ったよ。

すでに廊下はアイツらがいたし、捕まったらアウト。

ゲームでも同じさ。ゲームよりも無慈悲だけど。

それでも、ゆき達と合流する為にがむしゃらに動いた。

 

手を伸ばして生きたアイツらを… もしかしたら、助けを求めていたかもしれない手を無視して、わたしは走った。

必死に走った。そんなに距離はないはずなのに、長く感じたな…

中央階段に出た時、ちょうど四人がいた。

佐倉先生、ゆき、しずく、すずか。四人とも無事だった。

その姿を見て、私が口にした言葉はなんだと思う?

 

「ま、待ってくれ! 自分も連れて行ってくれ!」

 

だった。

知り合いの子を見捨てて、道中の生存者も無視して、自分が助かる事しか考えていなかった。

考えられなかった。

四人の姿を見て安堵したのは間違いないけど、それよりも自分が可愛かったみたいだ。

それは仕方がない? ああそうか。アンタも経験者だもんね。

 

でもさ、思っちゃうんだよ。

自分の都合で見捨てて、自分の都合でゆきとすずかを理由にして、自分は何様だって。

だからかな。次の日からわたしは武器を手に取った。

手に取って自分の為に、皆の為と言って自分の為に戦った。アイツらを殺した。

吐かなかったのかって? 吐いたよ。

 

でも結局、わたしは補助みたいなもんだったけどな。

すずかが、あんなに強いなんて知らなかったよ。

スパパーンって、殆ど斃した。いや、もう一人だけで良いんじゃないかって思ったね。

最初の時の話はこれで終わりさ。

どこにでもあるような、何の面白みもない話だろ?

 

 




以上ですね。
投稿二回目。最後までやっていけるだろうか?
というか、キャラの心情を勝手に書いたような物だけど、大丈夫かな(汗
お気に入りが2020/01/03時点で7件!
UAが250近く!!
感謝、圧倒的感謝!!
校舎の見取り図が欲しい… 明日購入しにいこう。そうしよう。




自分で作った方が早いかな?
2020/01/04 ソフィア様、誤字の指摘ありがとうございます。
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