第2話です。
初陣は5、6話くらいになるかもです。
Side一夏
(えーーっと・・・・・・なんでこうなってるんだ?)
俺は織斑一夏。
高校入試の会場で偶然あった『女性しか起動できない』ISを『男なのに』起動させてしまって、IS学園に入学した。
うん、ほんとにどうしてこうなった。
俺の周りは全員女子。
男は俺一人。
正直キツイ。
Bodの大会でもここまで緊張しなかったぞ!?
確かに観客は多かったけど、全員女子ではなかった。
さらに俺の彼女に連絡しようにも、あいつは3組。
どうあがいても絶望だ。
「・・・・・・夏くん、織斑一夏くん!」
「は、はい!?」
「あ、ご、ごめんね?驚かせちゃったかな?い、いま自己紹介をしてもらってて、次は織斑くんの番
なんだ。だ、だから自己紹介してもらってもいいかな?」
「あ、そうでしたか。わかりました。」
とりあえず前に出る。
「えっと・・・・・・織斑一夏です。」
・・・・・・なんだその「もっと話してよ」的な目は!?
「しゅ、趣味というか特技はBodです!」
パアンッ!!
「まだあれをやっているのか、織斑。」
暴君がいた。
「げっ、タイラント!?」
パアンッ!!
「誰が生体兵器の暴君か。」
いや基本暴力で黙らせる目の前の姉ですが。
パアンッ!!
「今何か失礼なことを考えただろう。」
「・・・・・・いえ。」
パアンッ!!パアンッ!!パアンッ!!
「・・・・・・スイマセン。」
実の弟をここまで叩くか。千冬姉。
「諸君、私がこのクラスの担任『織斑千冬』だ。」
なるほど、千冬姉が担任か。
連絡すらほとんどよこさないと思ったら、こんなとこで教師やってたんだな。
そんなことを考え、女子の叫びから鼓膜をガードしながら、俺は次の休みにミリアに会いにいくことを計画したのだった。
~そんなこんなで休み時間~
さて、休みになった。
ミリアのところにでも行くか。
「・・・・・・ちょっといいか。」
・・・・・・なにやら声をかけられた。
「箒?」
声の主は、6年前に別れた幼馴染だった。
彼女は『篠ノ之箒』。
小学校の時、千冬姉と通っていた剣術道場の子で、ISの生みの親『篠ノ之束』の妹だ。
「ここじゃなんだ、屋上へ来い。一夏。」
屋上っていつの不良ですか・・・・・・。
「早くしろ!」
これ以上ほっとくと竹刀が飛んできそうだ。
俺は仕方なく、箒についていった。
「久しぶりだな。」
「あ、ああ。久しぶり。」
さて、俺はちょっと悩んでいる。
なぜなら、小5の秋頃から剣をあまり振らず、中学1年になる頃にはもう触ってすらなかったのだ。
なぜか。
千冬姉に追いつき、追い抜くためには剣じゃダメだと思ったのと、小6時のトラウマだ。
千冬姉を崇拝する女数人に竹刀やらなんやらでボコボコにされたのだ。
そいつらは今服役中らしい。
まあ、暗い話は思い出さないほうがいいだろう。
「そういえば、Bodとはなんだ?」
おお、俺の話しやすいネタだ!!
「FPS形式のシューティングゲームだ。世界大会まで開かれてるんだぜ?」
「む、ゲームだと・・・・・・?」
あ、ヤバイ。箒さんが怒ってらっしゃる。
阿修羅のようだ。
そういえば、阿修羅といえばBodアドベンチャーステージ6のボスにもなんか鬼みたいなのいたな。
両手に太刀持って向かってくる奴。
っといかんいかん。まずはここから逃げねば。
「じゃ、じゃあ俺は予習があるから!」
「お、おい!一夏!」
なんか箒が言ってるがもう気にしない。
Bodでも危険回避は基本だ。
そんなわけで、おれはさっさと逃げ出すのであった。
箒は序盤は扱いが悪いかもです。
なんせ一夏が真逆の戦法なので。