「ああ、そうだった。」
ん?どうしたんだ千冬姉。
「織斑。お前のISだが、ガンスリンガー社から専用機が支給されることとなった。」
「専用機!?この時期に!?」
「ガンスリンガー社って、あの!?」
ガンスリンガー社。
Bodの開発企業の子会社だ。
No5を筆頭にガンマスターたちが設立した。
ISの武器にも着手してるって聞いたけど、俺に専用機か・・・・・・。
「こいつと、3組のシュトーレンはガンスリンガー社のテストパイロットという扱いだ。」
そう、俺がISを動かせると世界中に放送されてすぐ、ガンスリンガー社から連絡が来たのだ。
なんでも、あっちこっちから勧誘やらなんやらが来るから先に手を打つとさ。
ということで、俺と、IS学園に入学が決まったミリアはガンスリンガー社のテストパイロットになった。
「今日の放課後、すぐに第3アリーナにいけ。」
「わかりました。」
俺の専用機か・・・・・・。
っといかんいかん。
だからといって油断するのは素人だ。
油断してて負けましたなんてガンマスターの名が泣くぜ。
~放課後~
俺はミリアと合流し、第3アリーナにいた。
そこで待っていたのは・・・・・・。
「よお、あんたたち。」
「お母さん!?」
「ラナさん!?」
ミリアの母さんにして、四人目のガンマスター。
No.4『ラナ・シュトーレン』だった。
「なんでここに居るの!?」
「なんでって、そりゃあんたたちの専用機を届けにさ。」
そう言って後ろにあった2つのISを見た。
「ガンスリンガー社初のIS。機体名は、一夏のがデュナメスアイン。ミリアのがツヴァイだよ。」
名前が同じ・・・・・・?
「ああ、もともと兄弟機なんだ。一夏のはこっち、ミリアのはそっちだよ。ほら、さっさと初期化(フォーマット)と最適化(フィッティング)を済ませちまおう。」
俺たちは言われるままISに乗り、数分・・・・・・。
「おっし、完了。じゃあ、武装の説明をするよ。」
俺は武装を確認する。
「まずは二人ともに共通して、ショットガン,マシンガン、キャノンがある。試しに出してみな。」
「わかったわ。」
「ああ。」
そう言ってミリアはショットガン、俺はマシンガンをコールした。
「じゃあ次だ。ミリア、スナイパーライフルを、一夏はハンドガン2つをコールだ。」
言われた通りにコールする。
ほかには・・・・・・ってあれ?
「小型ナイフ・・・・・・雪片・・・・・・閃型?」
「ああ、それは日本の倉持技研ってところが渡してきた物だ。
なんでも、織斑千冬の弟なら持つべきなんだと。」
雪片。
千冬姉の現役時代、使っていたISに唯一搭載されていた武器だ。
その特徴は、自分のシールドエネルギーを使って相手のバリアを無効化する斬撃(零落白夜)。
・・・・・・でもなぁ。
「・・・・・・IS初心者に自滅武器渡す?」
「だよなぁ・・・・・・。そうまでして千冬姉を求めるか?」
こんなものもらっても基本使わないんだけどな。
「ほら、とりあえず軽く慣らして来な。」
「はーい。じゃあ一夏、お先に。」
そう言ってミリアはアリーナに飛び出していった。
「あ、待てよミリア!」
「待てって言われて待つ人間はそういないわよ。」
・・・・・・だよな。
俺はミリアのあとを追って、アリーナへ出るのだった。
「なあ、ミリアって入試で教官は・・・・・・。」
「もちろん、倒したわ。瞬殺。」
「やっぱりミリアだったのか。」
「やっぱりって何よ?」
「いや、お前と同じで教官を倒したってやつと勝負することになってさ。
そいつが言ってたんだ。」
あの後。
ミリアと軽く肩慣らし(とは名ばかりのマジの撃ち合い)を終えて、俺たちは食堂にいた。
「そういえば、一夏。あなた部屋はどこなの?」
「うーん、しばらくは家から通うことになってる。ミリアは?」
「あたしは1035号室。ルームメイトは知らないわ。」
そう言ってのんきにオレンジジュースを飲む。
「お、織斑君!」
山田先生がやってきた。
「どうしたんですか?」
「えっと、織斑君の部屋が決まりました。」
え?
「あら、ラッキーじゃない。」
「あの先生、俺はしばらく自宅から通学すると聞いているんですが・・・・・・。」
「その件だが、急遽部屋割りを変更した。」
千冬姉が来た。
「着替えと携帯の充電器。その他お前が日常的に使っているものは私が既に部屋に送っておいた。これが鍵だ。」
そう言って何かを投げてきた。
それをキャッチし、確認すると・・・・・・。
「1035号室・・・・・・。」
「あら、同じ部屋なのね。これから宜しく、一夏。」
それはつまり、俺とミリアが同室ということを意味するのだった。
はい4話目です。
一夏はミリアと同室にしました。
え?箒?
しりません。
専用機は一夏は白、ミリアは青がメインカラーのガンダムデュナメスをイメージしてください。
ただし、一夏のほうはスナイパーライフルの代わりにハンドガンを積んでいます。