レイシフトが完了し、無事に京都に到着した私達は都の外れにある丘に飛ばされたようだ。そこから京都の街並みが広がり、あまりに大きな街ので私は声が出なかった。
マリア
「ここが京都ね。」
セイラ
「初めて来たけど広い所だな!」
エルザ
「観光では無いのよ。早く仕事を終わらせましょう。」
レベッカ
「ちょっと待ったぁぁぁぁ!!」
京都に行く前にこの三人の服装だ。特にマリア姐さんは人前で出歩くにはレオタードはまずい!!
レベッカ
「まさかとは思うけど三人共そんな派手な格好して京都の街中歩くつもり?何処かで服を買って着替えないってあれぇぇぇぇ!?」
後ろを振り向いたら三人共さっきまで着ていた服装が変わっていた。マリア姐さんはレンジャーみたいな格好で、セイラとエルちゃんはブレザーを着用していた。てかいつ着替えたの!?
マリア
「何よ、騒々しい。」
レベッカ
「姐さん!!さっきまでのエロスーツは!?」
マリア
「まだ言うかこの魔術師は!!」
セイラ
「私達ただ『霊衣変換』しただけだよ。」
レベッカ
「霊衣変換?」
エルザ
「自分達の世界で着ていた衣装を魔力で変質させたのよ。因みに私とセイラ・オトシロは学生服よ。」
でもまだ目立つな。
マリア
「ほら!皆んな行くわよ!」
レベッカ
「え!?ちょっとマリア姉さん!!」
セイラ
「置いてくなよ!!」
エルザ
「騒がしい人達ね。」
マリア姐さんの後を追いかけ、辿り着いた場所は街の入り口であろう巨大な門の前に来ていた。
剣城
[
いきなり剣城君が通信で叫び出した。てかラショウモン?
剣城
[『芥川龍之介』の小説にも出てくる京都で有名な正門だよ!まさか本物を拝める日が来るなんて!!]
レベッカ
「剣城君興奮しすぎじゃない?大丈夫?」
紅莉栖
[羅生門自体は大昔に取り壊されて現物すら拝めないのよ。剣城君がはしゃぐのも無理ないわ。]
ロマニ
[そして今君達がいる場所は京都の都心『
レベッカ
「平安京か。」
私達は羅生門を通って、平安京の街に足を踏み入れた。門を抜けるとそこの大通りには大勢の人が行き交っていた。しかも敷地は塀で入り組んでいてまるで迷路のようになっている。
レベッカ
「人がいっぱい。」
セイラ
「本当だな。迷子になりそうだよ。」
レベッカ
「それにしても何か時代劇に来た感じだね。皆んな和服だから私達凄く浮いてるよ。」
マリア
「それは私も気になっていたわ。だからまさかとは思うけど私達過去にタイムスリップしたんじゃないかって?」
あれ?私達レイシフトした筈なのに?まさかのタイムスリップ!?
ロマニ
[それは大丈夫だよ。僕達の世界と違って次元世界の方では文明の発展があまり進んでないんだ。観測されたのが2年くらい前の話だから、次元世界が出来たのもつい最近と言っていいだろう。]
エルザ
「なら問題ないわね。」
じゃあ任務に支障はないんだね!と思っていたその時だった。
女性A
「きゃあああああ!鬼よ!鬼が出たわぁ!!」
男性A
「娘っ子二人追いかけられてるぞ!?」
正面から少女らしき二人は鬼らしき者達に追いかけられていた。
キリエ
「ムリムリムリっ!!あんなの『隼』無しで倒すとかムリだから!!ひびき倒してきて!!」
ひびき
「無茶言うな!!流石に私でもあの数は無理だ!!ん?」
あれ?こっちに気づいた?てか向かって来てる!?
ひびき
「おーい!!セイラ!!エルザ!!」
セイラ
「ひびきさん!?」
エルザ
「ヒビキ・テンショウ!?何故貴女がここに!?」
いや二人の同郷多くない!?
ひびき
「ちょうどよかった!あの化け物を倒すのを手伝って欲しい!」
セイラ
「わかった!任せといて!」
キリエ
「ホントお願い!私達じゃアイツら倒すのムリ!!」
そうは言うけど二人を追って来た魔物?何か確認しないと。
ロマニ
[データに該当無し?気をつけるんだ!!そいつら新種かもしれない!!]
レベッカ
「ウソ!?」
妖怪のような落武者のような魔獣はそれぞれ刀を持ち、空飛ぶ骨の妖怪は小刀を持って私達の前に立ち尽くした。アースでも不明の魔獣をどう倒すか。いきなりの難関だ。
マリア
「ここは私が引き受けるわ。」
レベッカ
「マリア姐さん!?一人で全部倒すの!?」
マリア
「アイツ等がただの雑魚ならこの数私一人でも対処は効くはずよ。」
魔獣の数は10体。槍を持った奴が3、小刀の魔物が3、普通の刀を持った落武者が4。これだけの数本当に倒せるの?
マリア
「エルザとセイラとそこのサーヴァント二騎はレベッカの護衛をお願い!」
するとマリア姐さんは、首から下げていた赤い宝石みたいな物を取り出し、呪文?いや歌を唱え始めた。
マリア
「Seilien coffin airget-lamh tron.」
するとマリア姐さんが突然光に包まれたかと思ったら、光が晴れた瞬間いつものエロスーツを着用していた。
マリア
「手の届く!場所だけを!守ればいい♪それしかわたしには出来ない♪」
って何か歌い出しながら敵に突っ込んでんだけど!?
打刀
「ウガァァァァ!!」
短刀
「キシャァァァ!!」
向こうも全員でかかって来たぁぁぁぁ!!マリア姐さん本当に大丈夫なの!?
マリア
「チクショウ!と吠える空が私にはある限り♪どんなに敵に踏み躙られ例え腕が折れても♪」
打刀
「グガァッ!?」
槍
「グゴッ!?」
ところがマリア姐さんは歌いながらも次から次へと敵を斬っていき、チリのように消し去っていく。まるで戦場がライブステージみたいだった。
マリア
「敵に負けたっていい♪自分には負けぬ事がわたしの炎なんだッ♪」
歌い終わった後には全ての魔獣が消えていた。正直驚いた。姐さん強いし、綺麗だし、凄いわ。すると姐さんの戦いを見ていたのか、いつの間にか大勢の人が集まっていた。
男性A
「いいぞ!南蛮の姉ちゃん!!」
女性B
「凄く綺麗だったわよ!!」
周囲から拍手喝采が湧き上がっていた。こりゃかなりの好評だったわ。ん?いいこと思いついた。
マリア
「何かいつの間にか人集りになってたわね。」
セイラ
「どうやら私達が芸をしていたと勘違いしているみたい。」
マリア
「犠牲者が出なかったからよかったけどね。」
ひびき
「だけど最高のパフォーマンスだった!エクセレント!!」
マリア
「私、ただ戦ってただけよ?」
エルザ
「けど貴女は戦場すらステージに変えてしまった。中々出来ることではないわ。」
マリア
「あら?ならさっき「水商売」って言った事は取り消して貰えるのかしら。」
エルザ
「ええ、取り消すわ。ただ気になる事もある。何故貴女がアイドルを辞めたのかを。」
エルちゃんの問いかけた時の姐さんの表情は何処か悲しそうだった。
マリア
「そうね・・・・悪い事をした自分への罰・・・・かしら。」
まるで何か我慢してるような、割り切れないけどそうしなきゃいけない理由があったからだと思う。それに気づいていたのは、やっぱり芸能界に携わっていたエルちゃんとセイラ、そんな二人の知り合いのひびきって人だった。
レベッカ
「皆さん如何でしたでしょうか!我等『ティファニー一座』の華麗なる武芸を!さあ皆さん彼女の舞に歓喜溢れた人はこの布に賽銭をどうぞ!!」
当然私はそれを知る事も無く、この状況を大いに有効活用して資金稼ぎをしていた。ポケットから取り出した袋を差し出したら次から次へと小銭の入る音が聞こえた。何だろう、私達の世界じゃ電子マネーだから、硬貨?を見るのは初めてだったけど、なんか・・・・いい。
マリア
「レベッカ、何してるの。」
後ろを振り向いた時、マリア姐さんとエルちゃんとセイラが私の方を睨みつけながら見ていた。あれ?なんか不味かった?
レベッカ
「今後の活動資金の調達を・・・・。」
マリア、セイラ、エルザ
「何やってるのッ!!」
そしてこの後私は三人に叱られながら通りを歩いていた。さっき私達に助けを求めて来たサーヴァントも連れて。
マリア
「ホント信じらんない!戦闘終了後に資金稼ぎなんて!先ずは民間人の安否を確認しないと!!」
レベッカ
「でも今後の動くのにやっぱりお金は必要だよ!」
マリア
「それはエルザとセイラが路上ライブすれば済む話よ!」
セイラ
「ってマリアさんは!?あんなに素敵なライブ披露出来るのに!!」
マリア
「私までそっち入ったら誰が情報収集するのよ!」
エルザ
「それもそうね。」
あれ?姐さんいろいろ考えてくれてる?
セイラ
「それに私達お金儲けするつもりなんて無かったのに、これじゃあ騙しとってるような感じだよ。」
レベッカ
「でもお金もいっぱい貰っちゃったし、もう済んだ事は忘れよう。」
エルザ
「黙りなさい。人として最低な事をしたのだから、しばらく反省してなさい。」
グサァッ!!エルちゃん・・・・さっきのは流石に効いた。
キリエ
「別にいいじゃない?お金だって今後の為にも必要だし、結果オーライだって!」
おっ!いい事言うじゃん!てか誰?
ひびき
「ダメだ!こんな事でお金儲けをしたらバチが当たるよ!!」
いや〜流石エルちゃんとセイラの知り合い。なんかめんどくさい。
ひびき
「と言う事でどうだろう!私と契約しないか!」
レベッカ
「え?何でそんな話に?」
ひびき
「さっき二人に聞いたんだ!サーヴァントが魔術師と契約を結ぶ事で本来の力を発揮出来るって!それに君達は聖杯を回収しに来たと聞いた!なら問題ない!!」
レベッカ
「いや問題大有りだよ?いいの、聖杯を回収するって事は聖杯に掛けた願いも叶えられないって事だよ?」
ひびき
「構わないさ!私の願いは君と一緒にいれば叶えられるかもしれないし、
レベッカ
「よくわからんが貴女が納得したならわかった。じゃあ始めるよ。」
私は彼女と手を合わせ、契約の呪文を唱えた。
レベッカ
「キャスターに告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に、聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うなら我に従え!"鳳凰の少女"よ!この命運、汝がこの剣を預けよう!」
ひびき
「汝の盟約に従い、我が身を"赤の陣営"に捧げよう。キャスター
何か熱いサーヴァントが仲間に加わったな。
キリエ
「あー!ひびきばっかズルい!!私も契約して!」
レベッカ
「我儘か!?」
キリエ
「まあね!でも私と契約したら絶対後悔させないよッ!」
レベッカ
「言ったな!どうなっても知らないよ!!」
そんで何処の誰か知らないサーヴァントまでも契約する事になった。
レベッカ
「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に、聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うなら我に従え!"疾風迅雷"よ!この命運、汝がこの剣を預けよう!」
キリエ
「汝の盟約に従い、我が身を"赤の陣営"に捧げる!ライダーキリエ!いっきまーす!!」
こっちは元気いっぱいの女の子だった。
ひびき
「私は『天翔ひびき』。エルザやセイラと同じアイカツをしているアイドルだ!これからよろしく!」
レベッカ
「レベッカ・スカーレット・ティファニーだよ。よろしく!で?そっちのライダーは?」
キリエ
「ライダーじゃないよ!『キリエ』だよ!」
レベッカ
「わかった!よろしくね、キリエ!」
何か騒々しいサーヴァントが二人も仲間になった。
グゥ〜。
腹・・・・減った。
マリア
「一気に二騎も契約したから、魔力が減ったのね。何処かで何か食べましょう。」
レベッカ
「賛成!!私うどん食べたい!!」
セイラ
「いきなり元気になった!?」
エルザ
「さっきの事反省している?」
マリア
「何でうどん?」
レベッカ
「いやちょうどその先にうどん屋があるから。」
私達のちょっと行った先にうどん屋が見えていたからだ。時代劇に出てきそうな古風あるお店で、名前は『さつき屋』と言ううどん屋さんだった。早速お店に向かい中に入ってテーブルに座った。何故か私はキリエと同席になってしまった。するとこの子は、注文をしていた時にまたとんでもない我儘を言い始めた。
キリエ
「え!?パンケーキ無いの!?なんで!?」
レベッカ
「あるわけねぇぇぇぇだろ!!ここうどん屋だぞ!!カフェ行け!カフェ!!」
エルザ
「お店で騒がない!!」
レベッカ、キリエ
「すいません。」
煉獄
「うむ!女子が食事中に騒ぎ立てるなどはしたない!反省したまえ!!」
レベッカ、キリエ
「え?はい、すいませんでした。」
何故かツッコミ入れた私までエルちゃんに怒られ、さらに隣にいたお客さんにまで怒られる事に、なんたる理不尽!!
マリア
「ひびき、聞かせてもらえないかしら。今の聖杯戦争の状況を。」
ひびき
「わかった。全て話すよ。」
現在、聖杯戦争で生き残っているサーヴァントは、私が契約したひびきとキリエ、仮面を付けたセイバー、そしてアーチャー、ランサー、アサシンを葬って来たバーサーカーである。問題はこのバーサーカーにあるようだ。
キリエ
「そうそう!そのバーサーカー「首置いてけ!!」って言ってた!」
煉獄
「うまいッ!!」
セイラ
「え!?おっかないな!!そんなサーヴァントと戦ってたのか!?」
煉獄
「うまいッ!!」
ひびき
「ああ。実際に3騎のサーヴァントを倒してるのもそのバーサーカーなんだ。セイバーにバーサーカーを倒すため、一緒に戦おうと協力を頼んだんだが、聞き入れてもらえなかった。」
煉獄
「うまいッ!!」
レベッカ
「セイバーも協力に応じずか。私達で何とかするしか無いね。」
煉獄
「うまぁぁぁいッ!!」
レベッカ、キリエ
「うるさぁぁぁぁい!!」
私とキリエは立ち上がって隣に座っていた客に怒鳴り込みに行った。さっき私達に注意しといて自分は騒ぐんかい!!
煉獄
「むッ!また君達か!食事中に騒ぎ立てるとは感心しないぞ!」
レベッカ、キリエ
「それお前ぇぇぇぇ!!」
言ってる事メチャクチャ何だけどこいつ!?
キリエ
「私達に騒ぐなって言っといて自分は何!?凄くうるさいんだけど!!」
レベッカ
「てかさっきから「うまい!!」しか言ってないし!食レポ下手かッ!!」
煉獄
「うむ!よくわからんがその辺にしておけ!他のお客様にもご迷惑だ!」
エルザ
「少しいいかしら。」
私達の後ろからエルちゃんが声を掛けて来たけど・・・・これ絶対怒ってるよね!?
エルザ
「食事中に騒ぐのはマナー違反ではなくて。」
エルちゃんがこの変な眉毛男を睨みつけて威嚇しているような感じだった。よっぽど許せなかったんだろうメチャクチャ怒ってます。でもこいつはそんなエルちゃんの威嚇に全く動じてない。彼女を見て何を思ったのか、突然箸を置いて私達を見渡した。
煉獄
「うむ!なるほど!如何やら迷惑を掛けたのは俺の方だったようだ。すまなかった!!」
何か突然謝って来た!?何を悟った!?
煉獄
「よもやよもやだ。『柱』として不甲斐無し。人様に迷惑を掛けるなど笑止千万。穴があったら!入りたい!!」
レベッカ
「じゃあ最初から騒ぐなよ。」
煉獄
「すまなかった!ここのうどんが余りにも美味しくて、感情を抑えられなかった。特にこのさつまいもの天ぷらは中々絶品である!」
お皿に残っていた最後のさつまいもの天ぷらを一口頬張った。するとめっちゃ口元が緩んで笑みを浮かべた。
煉獄
「ワッショイ!」
よっぽど好きなんだな。さつまいも。その後彼は食事を終えて店員に支払いをしていた。そんな時にも、無粋な奴らは再び現れる。
女性A
「きゃぁぁぁぁ!!鬼よ!!」
あの魔獣達が今度はお店の前に現れたのだ。私は直ぐ皆んなに戦闘準備をするよう指示した。
レベッカ
「全員戦闘準備!姐さんまだやれる!?」
マリア
「いけるけどさっきより数が多いわね。ざっと20くらいかしら。」
レベッカ
「エルちゃん!セイラ!姐さんのサポートを!!」
エルザ
「ええ!」
セイラ
「わかった!!」
とは言えこれだけの数をマリア姐さんで相手にできるか。
煉獄
「やけに外が騒がしいが、客人でも無ければ賊でもない。なるほど!貴様等が京都に潜む鬼か!!」
さっき店員に支払いをした彼が突然店を出て来た。しかも私達の前に出て・・・・いや前出過ぎ!!
マリア
「危ないわ!!下がって!!」
煉獄
「下がるのは君達だ!!俺の間合いに入れば巻き込み兼ねない!」
レベッカ
「何言ってるの!!そいつ等人間じゃない!!化け物なんだよ!!」
煉獄
「ならば尚の事!!俺の専売特許だ!!」
するとそいつの体から炎が吹き出した様に熱くなった!?何こいつ!?
煉獄
「この煉獄の赫き炎刀が!お前等を骨まで焼き尽くす!!」
すると彼は腰に刺していた刀らしき物を手に取り、抜く構えを見せた。その瞬間だった。
煉獄
「炎ノ呼吸、壱ノ型!
本当に一瞬の出来事だった。刀を抜いた瞬間、魔獣達がまるで炎に包まれる様に次々斬られ、あっと言う間に全ての魔獣達が火に焼かれた様に灰となって消滅した。何が起こったのかわからなかった。
レベッカ
「姐さん・・・・今何が起こったの?」
マリア
「わからない。一瞬の出来事だった。彼から炎が吹き出したと思ったらいつの間にか魔獣が消えていたとしか言えないわ。」
ですよね。本当に一瞬でしたよね。するとそんな噂の彼がこっちに戻ってきた。
煉獄
「皆無事か!!」
レベッカ
「私の目と頭は大丈夫じゃありません。」
煉獄
「何!?あの鬼共の『
マリア
「いいえ。貴方の技を見てこの子の思考が驚いてるだけだから気にしないで。」
煉獄
「つまり大丈夫と言う事かッ!?」
レベッカ
「全然大丈夫じゃねぇぇぇぇ!!何者だアンタぁ!!」
私が勢いで問い詰めた所、彼は急に黙り込んでしまった。何か自分の正体を話したくない様子だった。
煉獄
「うむ。すまないが、君に俺の正体を明かすどころか、名を明かす事も今は出来ないのだ。」
レベッカ
「え?なにそれ?」
エルザ
「当然よ。彼
え!?この人サーヴァントなの!?
煉獄
「やはり気づかれてしまったか。君には悟られぬ様注意したのだが、さっきの戦闘で見破られてしまったようだ。」
エルザ
「貴方のあの熱いオーラは私の知る限り見たことがないわ。それにあの常人離れした技は普通の人間では出来ないもの。」
煉獄
「なるほど。俺が思った通り、やはり君はサーヴァントだったか!」
え!?いつからエルちゃんがサーヴァントって気づいていたの!?
煉獄
「君だけじゃ無い。そこの赤髪をしたうるさい少女以外は、君と同じサーヴァントなのだろ。」
レベッカ
「「うるさい」は余計だ。」
てかエルちゃんだけじゃ無くて他のみんなもサーヴァントだって気づいていたの!?
マリア
「いつから私達がサーヴァントだって気づいたの。」
煉獄
「君達が店に入って来た時だ。特にそこの三人はただならぬ覇気を感じた。」
まさかエルちゃんとセイラとひびきの事?確かにオーラは凄いけどな。
煉獄
「これ以上はお互いの詮索はここまでだ。そちらにも何やら事情がある様だから、今回はお互い引く事にしよう。」
エルザ
「ええ。こちらとしても助かるわ。これ以上、貴方に関わる時間は無いから。」
煉獄
「ならば良し!」
高倉
「炎柱殿!炎柱殿!!」
すると向こうから男性の武士らしき人が彼を呼んでいた。彼の知り合いみたいだけど、まさかあの人もサーヴァントって事はないよね?
煉獄
「高倉殿!」
高倉
「こちらにおいででしたか、炎柱殿。帝より至急宮殿にお越し頂くよう命が出ております。」
煉獄
「うむ。では参るか。」
彼は立ち去ろうとした時、何かを思い出したかのようにいきなり立ち止まった。
煉獄
「俺の事は『
レベッカ
「炎柱?」
煉獄
「縁があったらまた会おう!さらばだ!!」
そう言って彼は去ってしまった。初めての出会い、そんな彼と再び再開したのはこの聖杯戦争で召喚され、生き残っているサーヴァント達が相対する時だった。『
英霊紹介
真名:『
クラス:『
宝具:『Be star』
作品名:『アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜』『アイカツオンパレード!』
プロフィール
ピュアパレットの前に舞い降りた『スペースアイドル』。ラブミーティアの『
真名:『キリエ』
クラス:『ライダー』
宝具:『
作品名:『荒野のコトブキ飛行隊』
プロフィール
コトブキ飛行隊のメンバーの一人。操縦技術と空間把握能力の高さを誇り、機体の性能を引き出す才能に溢れている一方、短気なところもあり、「本能のみで飛んでいる」「技能だけが優秀で技術が無い」と指摘されている。だが金では動かない心情も持っており、仲間からは信頼されている。『疾風迅雷のキリエ』の異名を持つ。好きな食べ物はパンケーキで、ぞんざいに扱えば殴りかかる程の大好物である。それまでは『サブジー』と言う老人の影響を受けて空を飛んでいたが、『イケスカの動乱』で自分が空を飛ぶ事が好きなのだと言う答えを見つけた。その後は英雄の一人として有名になり後輩達からも慕われている。ただ本人は目立つのが好きで無いのか、偉く嫌っている。