Fate/Animation   作:Mr.tosi

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お知らせ
皆さま。Fate/Animationを読んで下さってありがとうございます。セリフばっかのつまらない作品かと存じますが、今後ともよろしくお願いします。さて今回ですが、第二章の一話の英霊紹介が全部消されていた事に気付きました。てかなんで消えてた!?それに伴い、新規に赤の陣営の英霊紹介を再投稿と言う形で掲載させていただきます。此度は大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

〜レベッカ・スカーレット・ティファニーより〜


第八話『守護柱動く』

あの事件が明けた頃、急に京都で遡行軍が大量発生した。サーヴァント達はバラバラになって対応に当たったが、数が多すぎて対処するのに苦戦していた。

 

 

 

ルドルフ

「キリエ!ゼフォン!ここを頼む!!」

 

 

キリエ

「え!?ちょっとルドルフ!?」

 

 

 

新しく私達の陣営に加わってくれたシンボリルドルフ。彼女は未来のアースから、私達の歴史を守る為に顕現したサーヴァントだ。遡行軍の大量発生が、彼女の事件と関係しているのだとしたら、黒幕は必ず何処かにいる。そう確信した彼女の向かった先は、京都から出た小さな山だった。気配を手繰りながら山道を探り、遂に遡行群とその黒幕らしき人物を見つけた。

 

 

 

 

稀咲

「三番隊と二番隊は西側の増援に向かえ。四番隊は手筈通り『レベッカ・スカーレット・ティファニー』を始末しろ。奴は今一人の筈だ。早急に消せ。」

 

 

 

黒幕は褐色の肌に金髪にメガネが指揮をしている。物陰に隠れてたルドルフが、私の暗殺を聞いて立ち上がり、彼の前に出向いた。

 

 

 

 

ルドルフ

「やはりレベッカが目的か!」

 

 

 

 

黒幕達はルドルフの登場に剣を構えた。

 

 

 

 

稀咲

「なんでだ・・・・何でアースのサーヴァントがこの時代に来てやがる!!」

 

 

ルドルフ

「我々がタイムスリップを出来ないとでも思ったか。君が何者なのかは知らないが、レベッカに手を出す輩がいる以上、私達赤の陣営は何処へでも駆けつける。あまりアースを無礼(なめる)なよ。」

 

 

 

 

穏やかでなルドルフが、その黒幕に対して物凄い腱膜で睨みつけた。動揺したのか黒幕は遡行群に指示を出した。

 

 

 

 

稀咲

「全部隊奴を殺せ!!」

 

 

 

 

けどルドルフは遡行群の突撃に怯む事なく、真っ向から勝負するつもりでいた。

 

 

 

 

宇髄

「音の呼吸・・・・一ノ型。轟!!」

 

 

 

遡行群の真上から大柄な男が、二本の包丁らしき武器を振り下ろし、遡行群の部隊に大打撃を与えた。突然の不意打ちに止まる遡行群に、今度は白い化け物が追撃を掛けた。

 

 

 

 

乙骨

「やれ!リカ!!」

 

 

 

白い化け物を操っていたのは、一見一眼見て地味そうな男であった。二人は直ぐにルドルフに合流した。

 

 

 

 

宇髄

「よお!間に合ったみたいだな!」

 

 

乙骨

「よかった!会長無事だったんだね!」

 

 

ルドルフ

「私はこの世界線に来られるのは一騎だけと聞いていたんだが?天元。優太。」

 

 

 

 

どうやらルドルフの知り合いだったようだ。と言う事は仲間か〜。

 

 

 

 

ルドルフ

「何故白の陣営である二人がここに?」

 

 

宇髄

「な〜に。そこはダヴィンチと仙空、それとアースの優秀な技術部の連中が過労死寸前まで調整に調整を重ねて、後二騎分枠を開けられてな。今頃スタッフ一同派手にぶっ倒れてるだろうよ。」

 

 

乙骨

「それで白玄の指示で、僕と宇髄さんが派遣されました。会長をサポートする様にと。」

 

 

ルドルフ

「それは頼もしいな。」

 

 

宇髄

「俺はお前を工面して生徒会関連でエアグルーヴとナリタブライアンを派手に推薦したんだがな。」

 

 

乙骨

「僕はライスシャワーさんと五条先生がいいって言ったんですけどね。」

 

 

宇髄

「ライスはともかく五条はダメだろ。あいつの術は派手過ぎて京都を壊滅させちまう。」

 

 

ルドルフ

「所長はなんて?」

 

 

乙骨

「志々雄真実だそうです。彼に対応出来るよう僕達を選んだそうです。」

 

 

宇髄

「鬼殺隊は俺じゃなくて悲鳴嶼さんの方が良かったんじゃないか?」

 

 

ルドルフ

「なるほど理解した。お喋りはここまでにして、目の前の敵に集中しようか。」

 

 

乙骨

「はい!」

 

 

宇髄

「そんじゃあ派手に名乗り口上といくか!!」

 

 

 

三人は遡行群を相手に名乗り出る余裕まであった。ん?それって真名暴露するって事?大丈夫なのそれ?

 

 

 

宇髄

「白の陣営所属!サーヴァント。アサシン。鬼殺隊 音柱。宇髄(うずい)天元(てんげん)!!」

 

 

乙骨

「同じく白の陣営所属。サーヴァント。セイバー。東京都立呪術高等専門学校二年。特級呪術師。乙骨(おっこつ)優太(ゆうた)。」

 

 

ルドルフ

「赤の陣営所属。サーヴァント。セイバー。日本ウマ娘トレーニングセンター学園三年。生徒会長。皇帝シンボリルドルフ。」

 

 

乙骨

(あっ!それでトレセンなんだ。正式名称初めて聞いたかも。)

 

 

宇髄

「ド派手に!!」

 

 

ルドルフ、乙骨

「押して参る!!」

 

 

 

三人は遡行群の残りの部隊と交戦に入った。だが黒幕はこれを好機に捉えていた。

 

 

 

稀咲

「チッ!せっかく集めた戦力が!!幸い、四番隊は俺のスキルで強化されてるから、足止めにはなる。この隙に!!」

 

 

 

黒幕は逃げるチャンスだと思ったのだ。けど、そう簡単には行かなかった。

 

 

 

ナルト

「螺旋丸!!」

 

 

稀咲

「何!?」

 

 

 

突然襲ってきた男性に黒幕はかろうじてかわした。現れたその男性はマントのような物を羽織っていて、背中には『七代目』の文字が書いてあった。

 

 

 

稀咲

「次から次へと・・・・なんなんだテメーは!!」

 

 

ナルト

「木の葉隠れ七代目火影。うずまきナルトだ。」

 

 

 

急に現れた増援にルドルフ達も驚いていたが、宇髄だけはなんともなかった。

 

 

 

 

宇髄

「心配するな。この時代の白玄だ。それにしても相変わらず腹が立つくらい感が鋭いぜ。」

 

 

 

 

どうやら白玄らしい。どうやら騒ぎを聞きつけて来てくれたみたいだ。それにしては感鋭くない?いや・・・・白玄はルドルフの話を聞いて黒幕の正体に心当たりがあったと思う。

 

 

 

ナルト

「ルドルフから話を聞いておおよそ予想はしてたがやっぱりお前だったか。稀咲(きさき) 鉄太(てった)。」

 

 

 

 

白玄は彼の事を知っていたみたいだ。でも何者なんだろ?

 

 

 

 

ナルト

「お前・・・・まだこんな事続けるつもりか。いい加減諦めろ!!お前は負けたんだ!!東卍に!花垣武道に!!」

 

 

稀咲

「テメーに何がわかる!!アイツの所為で俺の計画は狂いっぱなしだ!!ことごとく邪魔しやがって!!」

 

 

ナルト

「当たり前だ。アイツは体も心もボロボロになりながら、大切な恋人を、仲間を守る為に何度もタイムリープを繰り返した。お前に奪われた未来を変える為にな!!」

 

 

 

白玄は説得してるのか、それとも戦術的挑発なのかはわからなかった。でもいつもの白玄と違って感情的になっている事はわかった。

 

 

 

稀咲

「お前は俺達の世界にはいなかった。そんなやつが知ったような口を叩くな!!」

 

 

ナルト

「知っている!!お前達の運命をこの目で観て来たからな!!」

 

 

 

 

白玄は黒幕に向かって突っ込んでいった。やっぱりいつもと何かおかしい。

 

 

 

 

ナルト

「観念しろ!!稀咲ィィィィィ!!」

 

 

稀咲

斑毒痰(ふどくたん)!!」

 

 

ナルト

「ッ!?」

 

 

 

けど白玄に捕まりそうになった黒幕は、口から毒のような物を吐き出し、白玄は咄嗟に交わした。すると黒幕はその隙を突いて、丸い球を地面に投げつけた。すると煙が上がって周りを覆い尽くした。しばらくして煙が晴れると、そこに黒幕の姿はなかった。

 

 

 

 

ナルト

「俺とした事が、逃げられちまった。」

 

 

 

いつもと違う白玄の行動に、遡行群を倒し終わったルドルフ達は彼を心配そうにしていた。

 

 

 

 

宇髄

「らしくねーな。お前が感情的になるなんて。どうかしたか。」

 

 

ナルト

「相手が相手だったからな。思わず焦っちまったってばよ。」

 

 

 

二人の再会に間が開いた後、白玄の切り替わりが早かった。

 

 

 

ナルト

「てか宇髄!!何でお前京都にいるってばよ!!ロンドンに行ってくれって頼んだ筈だぞ!!」

 

 

宇髄

「ん?」

 

 

ナルト

「それと優太!!ミッドウェー島はどうした!?飛行場姫は倒したのか!!」

 

 

乙骨

「あのすいません。前から疑問に思ってたんですけど、何で深海凄艦を呪術師が討伐しなきゃならないんですか?それ艦娘の仕事ですよね?」

 

 

ナルト

「仕方ねーだろ!!翔鶴も瑞鶴も手が離せねえし!!吹雪もアズレンの綾波と一緒に別の任務に向かってるし!!近くにいたのがお前しかいなかったってばよ!!」

 

 

乙骨

「僕じゃなかったら専門外の人が行かされてたのね。」

 

 

ナルト

「まさか仕事サボってこっちに来たんじゃねぇだろうな!?()()()()()()()()!!」

 

 

乙骨

()()()()です!!本人に聞かれたら怒られますよ!!それに白玄と違ってちゃんと仕事してます!!」

 

 

 

 

白玄は宇髄と乙骨がこの時代の人間?いやサーヴァントか。肝心な時だけ鋭いのにこう言う時だけ鈍いんだな。

 

 

 

 

宇髄

「あっ!そういやこん時俺ロンドンでアイツ等の面倒を見てたんだっけ!?」

 

 

ルドルフ

「アイツ等?」

 

 

宇髄

「お前の所の『ゴールドシップ』『オグリキャップ』『タマモクロス』。乙骨の所の『禅院(ぜんいん)真希(まき)』『パンダ』『狗巻(いぬまき)(とげ)』。東卍の『場時(ばじ)圭介(けいすけ)』。あと『シエスタ』と『岩永(いわなが)琴子(ことこ)』だったな。確かこの頃から『第一次未来観測事変』が終わるまでの長期任務だった。」

 

 

ルドルフ

「なるほど・・・・だから私と初めて会った時にあんなクレームを叩きつけて来た訳と?」

 

 

宇髄

「当たり前だろ!!オグリは食費掛かるわ!タマは五月蝿えわ!ゴルシは訳わからねえわ!お前の所どう言う教育してんだ!!お陰でこっちはド派手に疲れたわ!!」

 

 

 

いや・・・・そんな不満ぶちまけられても?

 

 

 

ナルト

「おい・・・・その面子、シエスタと岩永にしか教えてねえってばよ?」

 

 

宇髄

「そうだよ!!とんでもねえ連中押し付けやがって!!てかいい加減気付けよ!!何でこう言う時だけ鈍感なんだテメーはよ!?」

 

 

ナルト

「え?」

 

 

ルドルフ

「そう言う事だ。」

 

 

ナルト

「宇髄と乙骨もか・・・・・。」

 

 

 

頭抱えながらやっと気づいたようだ。

 

 

 

宇髄

「で?あのガキンチョは?お前知ってるだろ?」

 

 

ナルト

「稀咲鉄太。東京卍會を乗っ取った奴だ。」

 

 

ルドルフ

「マイキーの組織をだと!?」

 

 

宇髄

「ほう?ガキンチョのケンカにしちゃ派手にやるじゃねえか。あのケンカの強え万次郎の目を欺いて乗っ取るとはな。」

 

 

ナルト

「その様子じゃマイキーは未来にいるみたいだな。」

 

 

乙骨

「でも中学生のケンカですよね。そんな白玄が取り乱すなんてらしく無いですよ。」

 

 

ナルト

「ただの中学生のケンカだったらよかったんだけどな。」

 

 

 

 

確かに中学生のケンカ屋だった少年にそんなに向きになるかな?ルドルフならともかく、宇髄と乙骨は紛れもなく戦闘のプロ。そんな彼等ですら、お世辞では無く白玄に一目置いているのだ。

 

 

 

 

ナルト

「稀咲はタイムリーパーを相手に、未来を変えた男だ。」

 

 

 

 

最初は、何を言ってるのかわからなかったが、話が進むにつれてその詳細が徐々にわかって来た。『東京リベンジャーズ』と言う物語となって。それを聞いたルドルフ達の表情も険しくなっていった。そして私達がそれを知るのは、遥か未来の話である。

 

 

 

 

ルドルフ

「マイキーとドラケンが稀咲の名前を聞いて嫌悪感を抱くのも、武道の名前を聞いて感謝の意を表すのも、全て辻褄が合ったよ。」

 

 

宇髄

「特に『血のハロウィン』ってのは派手にやばすぎだろ。一虎騙して仲間だった場時を刺し殺すまで追い込むなんてよ。」

 

 

乙骨

「中学生のする事じゃないですよね。」

 

 

 

 

どうやら相当やばい話らしい。

 

 

 

 

ナルト

「なあルドルフ。いい加減話してくれないか。俺はそこんとこは慎重になるし、他言無用にするし、タイムパラドックスも引き起こさない。だから話してくれ。一体未来で何が起こってる。」

 

 

 

 

だがそれを聞いた宇髄が首を傾げてルドルフの方を振り向いた。

 

 

 

 

宇髄

「お前話してなかったのか!?」

 

 

ルドルフ

「話せる訳ないだろ!そんな事をすれば私達の時代だってどんな影響があるか!」

 

 

宇髄

「大丈夫だって!白玄はそこん所の守秘義務は守る男だ。お前も見ただろ。稀咲に対してのこいつの異様な焦り具合。」

 

 

ルドルフ

「まあそうだが?」

 

 

宇髄

「お前は真面目過ぎんだよ!」

 

 

乙骨

(宇髄さんはもう少し真面目になって欲しいな。)

 

 

宇髄

「まあ何から説明したらいいか。少なくとも俺達が関係している事は変わりない。」

 

 

 

ルドルフ達から、未来の事件について聞かされたが、私達から聞かされる事は無かった。話を聞いていた白玄だけがその事実を知り、知った上で全て黙認するつもりでいた。

 

 

 

ナルト

「『未来観測事変』か。」

 

 

宇髄

「何だ?リアクション薄いな。」

 

 

ナルト

「『東京リベンジャーズ』が絡んでる事件なら不思議はねえってばよ。」

 

 

宇髄

「なるほどな。なら。」

 

 

ナルト

「時の向くまま、気の向くまま。干渉せずにしておくよ。」

 

 

ルドルフ

「ありがとうございます。貴方に話して正解でした。」

 

 

ナルト

「いいってばよ。」

 

 

 

 

と言う事で白玄の中にしまっとくのだった。

 

 

 

 

ナルト

(けど稀咲の奴が兄蜘の血鬼術を使ってたのは何故だ?召喚の影響か、聖杯の影響か。未来の話だからまだ気にする必要も無えけど調べてみるか。問題はそんな奴と戦える宇髄達だ。少なくともこの時代じゃ他の白の陣営のサーヴァントにそんな訓練はさせてない。かと言って下手に動くとタイムパラドックス現象が起きるとも限らない。はてさてどうしたらいいのやら。)

 

 

宇髄

「そういや、こっち来る時白玄が任務ついでにこの時代の白玄に修行を付けてもらえとか言ってたな。」

 

 

ルドルフ

「所長が?」

 

 

乙骨

「はい。何故かはわかりませんが。」

 

 

ナルト

(なるほどな。未来の俺なら知っててもおかしくないか。これで心置きなく、動けるってばよ。)

 

 

宇髄

「ん?おい!何だその笑みは!?」

 

 

秋雨

「いや〜。天海さん風に言うなら「面白くなって来たじゃな〜い。」と思ってね。早速帰ってこの岬越寺(こうえつじ)秋雨(あきさめ)直伝の生死を賭けた地獄の特訓メニューを考案しなければ。」

 

 

宇髄

「おいッ!!何か目光らせてるけど!?お前俺達に何させる気だ!!」

 

 

秋雨

「君の想像以上だよ宇髄君!!楽しみにしていたまえ!!」

 

 

宇髄

「恐怖でしか無えわ!!」

 

 

ルドルフ

「頼むから安全だけは保証してくれ!!」

 

 

秋雨

「安心したまえ!!生かして殺さずの精神で身も心もボロボロになるまで追い込むから!!覚悟しておきたまえ!!」

 

 

乙骨

「僕お家帰りたい!!」

 

 

 

 

え・・・・白玄の修行ってどんなの?と私は天皇御所のいざこざが終わった後、何も知らずに白玄に特訓を頼み込んだのだが、まだ半殺しの方がマシだと思う地獄を味わう事になろうとは思ってなかった。そしてルドルフ達は震えながら山を降りていった。

 

 

話は変わるが、ルドルフが黒幕のところに行く前、私は一人お家でお留守番していた。そこに思わぬ来客が迷い込んで来た。

 

 

レベッカ

「また来たの。()()君。」

 

 

輝之

「すまない。お忍びで視察に来たら鬼が現れたとの事で此方に避難してきた。お邪魔では無かったか。」

 

 

 

 

彼は『産屋敷(うぶやしき)輝之(てるゆき)』君。時々この家に遊びに来ている子で、チビ達の友達だ。質素な服装をしているが、この子はあの産屋敷天皇の息子さんなのだ。街の視察を口実に屋敷を抜け出しては遊びに来ている。どうやら私達が来る前かららしく、白玄や他の英霊達も彼の存在は知らない。彼の立場上もあって、チビ達は内緒にする事にした。

 

 

 

 

鏡歌

「気にしないで。雀も虎次郎も喜んでいるから。」

 

 

 

こうして雀と虎次郎とも遊んであげているのだ。

 

 

 

 

竜二

「それにしても良かったのか。お屋敷抜け出してこんな所で遊んでて。」

 

 

輝之

「いや。これも立派な務めだと外に出て初めてわかった。でなければこんな場所があった事も知らなかったし、今後の京の為にも参考になるよ。」

 

 

 

 

輝之君は真面目でいい子だな。どっかの誰かさんにも見習って貰いたいものだ。

 

 

 

 

五条

「マイケルじゃクソいッ!!」

 

 

宇髄

「なんだそのくしゃみ!?」

 

 

乙骨

「マイケル・ジャクソンでくしゃみするのベタですよ?」

 

 

ルドルフ

「風邪でも引いたか?」

 

 

宇髄

「いや誰か噂してんだろ?白の陣営結構文句言う奴多いからな。」

 

 

秋雨

「この感じは・・・・レベッカだ。」

 

 

宇髄

「え?何?くしゃみで誰か特定できるの?」

 

 

ルドルフ

「ある意味すごい芸当だな。」

 

 

 

 

背筋に悪寒のような物を感じた。白玄に何されるか想像しただけで悍ましい。

 

 

 

 

鏡歌

「レベッカさん?どうかしましたか?」

 

 

レベッカ

「いや今悪寒が。」

 

 

 

だがその悪寒は白玄のものでは無かった。まるで獣に睨まれた殺気を感じたからだ。そして入り口の前まで来て、こちらを覗き込んでいた。

 

 

 

 

輝之

「白虎!?何故其方がここに!?」

 

 

不死川

「これは若様。このような所においででしたか。」

 

 

 

 

ヤバッ!!白虎!?何で!?ここ青龍が担当してる地区でしょ!?何で白虎が!?

 

 

 

 

 

輝之

「待ってくれ!!視察の最中に鬼が出たと言う噂を聞き、こちらに逃げて来た!!」

 

 

不死川

「作用でしたか。なればここは我々が若様を安全に送り届けましょう。」

 

 

 

 

ん?輝之君を迎えに来ただけ?何だ良かった〜。家臣の人達が輝之君を連れて家を出て行った。雀と虎二郎は悲しそうな表情をしていた。でも引き止める素振りは見せなかった。わかっていたんだ。輝之君の事情が如何に大事なのか。この年でちゃんとしてるなんてえらいな。

 

 

 

 

不死川

「おっとそうだ。鬼畜米兵を忘れる所だった。」

 

 

レベッカ

「えっ・・・・・。」

 

 

 

 

ほんの一瞬の出来事だった。白虎に胸ぐらを掴まれそのまま投げ飛ばされ、壁を突き破って外にお掘り出された。一瞬の事で何故こんな事になってるのかわからなかったが、いきなり白虎が私に迫った事、壁と地面に叩きつけられて背中を中心に色んなところから痛みがある事、そしてとどめを刺すかの様に、白虎が私の所に迫って来た所だった。

 

 

 

 

鏡歌

「やめて下さい白虎様!!レベッカさんは悪い人じゃ無いんです!!」

 

 

 

 

鏡歌の声も届かないまま、白虎は再び私の胸ぐらをを掴み持ち上げた。

 

 

輝之

「やめるんだ白虎!!その者は無害だ!!直ぐに手を放せ!!」

 

 

不死川

「いくら若様と言えどその命は聞けません!!此奴は西洋人!!異国の人間ですぞ!!」

 

 

 

 

それどころか、天皇の息子の言う事すら聞かなかったのだ。此奴は完全に私の事を殺す気だ。

 

 

 

 

不死川

「とは言え若様の命令だ。とりあえずは放してやろう。」

 

 

 

 

何故かは知らぬが助かったのか?はぁ〜・・・・輝之君に感謝だな。

 

 

 

 

不死川

「貴様の制裁は!!」

 

 

 

 

いきなり強烈な右フックが炸裂した!!芯まで響く痛みと鈍い音・・・・ヤバッ!?骨折れた。

 

 

 

不死川

「変わらないがな!!鬼畜米兵!!」

 

 

 

左も!?もう顎が動かない。完全に折れたわ。

 

 

 

不死川

雷光拳(らいこうけん)!!」

 

 

レベッカ

「ぐはぁッ!!」

 

 

 

 

最後に強烈な腹パンが襲い掛かった。私は地面に蹲りながら血反吐を吐いていた。肋骨二、三本逝った。腹が苦しくて息ができない。

 

 

 

 

不死川

「此奴を連行しろ!」

 

 

 

 

家臣達に縄で縛り付けられ、引き摺られながら連れて行かれた。子供達は泣きながら私が連れて行かれるのを引き止めようとしてたし、輝之君も泣きながら白虎を説得しようとしていた。けれど子供達の訴えも虚しく終わり、私達はその場から立ち去った。

 

 

そして私達が着いた先は天皇御所で、そこは広間とは違って外の砂利が敷き詰められた庭のような場所に連れて行かれた。私はそのまま白虎に顔を押さえつけられ、当の本人もそのまま座り込んだ。そこには輝之君のお父さん、産屋敷耀輝天皇も縁側に座っていた。そしてしばらくして遡行軍の討伐に向かっていた守護柱が帰還し、天皇御所に呼び出されていた。

 

 

 

 

鏡夜

「どう言う事か説明してもらおうか。」

 

 

不死川

「見ての通り下手人である鬼畜米兵を捕らえただけだが。」

 

 

「そうじゃ無いでしょ!!都がこんな時に何していたのよ!!」

 

 

不死川

「ちゃんと鬼も倒して来た。それはそうと青龍の領地に鬼が入り込んでやがったぞ。他人を心配する前に自分の心配くらいしたらどうだ。」

 

 

今泉

「ああ・・・礼を言う。」

 

 

「ちょっと青龍!!」

 

 

今泉

「残念だが今は不死川に有利な状況だ。ここは引くしか無い。」

 

 

 

 

青龍達も無念の思いを秘めて、天皇にひざまづいた。そして今後の私の処遇についての話が行われた。

 

 

 

 

耀輝

「皆顔をおあげなさい。」

 

 

 

 

天皇の言葉に皆んな頭を上げた。私は頭押さえつけられて上げられなかったけどね!!

 

 

 

 

耀輝

「さて、ではその西洋の娘をどうするか。皆の意見を聞きたい。」

 

 

不死川

「聞くまでもありません!!この鬼畜米兵は旅館の住人や客を皆殺しにしたのですぞ!!明らかな罪人!!今この場で斬首すべきです!!」

 

 

耀輝

「落ち着きなさい。白虎。」

 

 

 

 

思った以上に白虎はアメリカ人に対する憎しみが強い。あの戦争でよっぽど辛いことがあったんだな。

 

 

 

 

耀輝

「他の皆んなはどうしたい?」

 

 

鏡夜

「彼女を罪人と決めつけるには早いでしょう。もう少し調べてからでは決めようがありません。」

 

 

不死川

「まだそんな戯言を吐かすか。あんな殺し方が出来るのは鬼畜米兵のみ!それをあれだけの通行人が見ていたんだ!!今更何を調べる!!」

 

 

今泉

「使われていた凶器、旅館の中、事件が起こる前の旅館の様子。調べる事は山程ある。それをこれから俺が調べる。だからお前は大人しくしていろ。」

 

 

不死川

「そんなチンタラやって罪人を逃す気か!!そもそもそんな残忍な事を出来るのは鬼畜米兵以外考えられんだろ!!」

 

 

鏡夜

「いい加減にしろ白虎!!もう戦争は終わった!!日本は負けた!!皆んなその事実を受け入れて歩もうとしている!!アメリカを許そうと努力している!!そうやって子供みたいに駄々を捏ねてるのはお前だけだぞ!!」

 

 

不死川

「本土にいた貴様に何がわかる!!ついこの間まで笑ってたダチが目の前で殺される所を!!終戦の知らせを聞いて帰って来たら故郷は更地で自分の家は無くなって!!その瓦礫を退かしたら、親父と御袋と弟が骨になっていたんだぞ!!敗北して戻った挙句大事な家族すら守れかったこの屈辱がお前にわかるかぁ!!」

 

 

 

 

白虎にそんな過去があったなんて。しかも戦地で戦っていたなんて。そりゃよっぽど悔しいわけだ。アメリカ人を恨む気持ちもわかる・・・・なんて同情すると思ったかァァァァァァ!!

 

 

 

レベッカ

「さっきから黙って聞いていれば赤ちゃんみたいに駄々こねやがって。」

 

 

 

白虎に押さえつけられているが力づくで立ち上がって払い退けた。

 

 

 

 

レベッカ

「中にはアンタみたいな境遇の中でも、文句も言えず精一杯生きようとしている子供だっているんだぞ!!そんな気持ちアンタにわかる!!」

 

 

不死川

「なんだと?」

 

 

レベッカ

「あとさっきから鬼畜米兵鬼畜米兵って!私は英国紳士!!まごう事なきイギリス人だァァァァァァっ痛ッ!?」

 

 

 

 

私は思いっきり頭突きしたけど、何故か私が頭から血を流し伸びてしまった。そして受けた本人は平気な顔をしていた。何でだ!?

 

 

 

 

「いやァァァァァァ!!レベッカちゃん!!」

 

 

 

 

朱雀さんはそんな私を見て慌てふためいていました。まあおでこから血を流した状態で目を回したまま伸びてたら驚くのも無理ないか。それから私は家臣に連れられて、朱雀の屋敷へと運ばれ退場した。

 

 

 

 

耀輝

「本人はいなくなってしまったが、私から皆に良い提案をしよう。レベッカの家臣の"英霊"なる者達と一戦交えようと思う。」

 

 

 

 

それを聞いた守護柱達は驚いていた。まさかこともあろうか赤の陣営+鑢七花と戦うと言い出したのだ。

 

 

 

 

鏡夜

「いやはや無理難題をお申しつけられる。陛下は我々に死霊相手に戦えとおっしゃるのですか。」

 

 

耀輝

「勘違いしてはいけないよ玄武。相手はただの死霊では無い。実態のある幽霊だ。我々と同等か、あるいはそれ以上か。そして彼等に人の慈悲はあるのか。それを、お前達で見定めて来なさい。」

 

 

 

あのすいません?私の許可は?てかそんな話聞いてないけど!?終わるタイミングで言うパターンだなこれ!?

 

 

 

耀輝

「それから炎柱には戦が終わるまで天皇御所と守護柱の屋敷の立ち入りは禁ずるものとする。どうかな守護柱達。」

 

 

今泉

「わかりました。陛下の命であるなら依存はありません。」

 

 

鏡夜

「私も問題はありません。陛下の命であるならお受け致しましょう。」

 

 

「ではレベッカちゃんは私の屋敷でお預かりしましょう。」

 

 

耀輝

「彼女の治療を頼むよ。朱雀。」

 

 

「はい。」

 

 

耀輝

「白虎もそれでいいね。もうワガママを言ってはダメだよ。」

 

 

不死川

「はっ!」

 

 

 

 

白虎は何を思っていたのか、何処かで心が揺らいだような感じにも見えた何か思うところがあるのかな。そんな思いを馳せつつ、彼等は準備に取り掛かった。私は治療の為、急遽朱雀の屋敷に泊まることになった。つまるとこの入院だ。

 

 

そうとは知らず、サーヴァント達が帰って来たのは日が暮れる夕方だった。兄貴とセイラとエルちゃんが戻ってきて、何やら手紙らしき物を見ていたが、それは私が誘拐されてから天皇御所で起きた事までの内容だった。

 

 

 

キリエ

「ただいま〜。ルドルフ戻ってない?急にどっか行っちゃうからさ。」

 

 

 

ちょうどキリエとゼフォンが戻って来たが、その不穏な光景に静けさを感じていた。

 

 

 

 

セイラ

「二人とも大変だ!!レベッカが連れ去られた!!」

 

 

キリエ

「え!?レベッカが!?」

 

 

ゼフォン

「まさか白虎ですか!?」

 

 

煉獄

「そのまさかだ。詳細は皆が集まってから発表する。それまでは待機!!」

 

 

マリア

「今戻ったわよ。」

 

 

右衛門左衛門

「おや?姫様の姿が見当たらぬが?」

 

 

ひびき

「一体何処に行ったんだ?」

 

 

豊久

「厠にでも行っとるんじゃろ?」

 

 

七花

「てか何で毎回戻る度に全員集まるんだ?」

 

 

 

 

と指示を出したタイミングで全員帰ってきた。

 

 

 

 

煉獄

「よし!では発表するぞ!!」

 

 

鏡歌

「ごめんなさい!!」

 

 

煉獄

「なぬ!?」

 

 

鏡歌

「私達・・・・何も出来ませんでした!!」

 

 

竜二

「輝之も白虎様を止めようとしましたが、聞き入れてもらえずそのままレベッカさん連れていかれました。」

 

 

煉獄

「だそうだ!!そこで天皇御所から手紙を授かっている!!内容は「レベッカを返して欲しければ力づくで天皇御所に殴り込みに来い!!」だそうだ!!」

 

 

 

 

いや兄貴!?流石に飛躍し過ぎじゃない!?

 

 

 

 

キリエ

「本当だ。そのまま書いてある。」

 

 

 

 

天皇適当かよ!!

 

 

 

 

煉獄

「うむ!?続きが書いてある!!どうやらレベッカは朱雀殿の屋敷で治療中だそうだ!!」

 

 

マリア

「あの子怪我してるの!?」

 

 

ゼフォン

「だとしたら早いところ連れ戻さないと行けませんね。」

 

 

とがめ

「なるほど。レベッカがそのような事になっていたか。」

 

 

マリア

「白玄!!」

 

 

 

 

ちょうどいいタイミングで白玄達も戻って来た。

 

 

 

 

とがめ

「で?どうなんだ?未来でレベッカは白虎に連れ去られたのか?」

 

 

 

 

それを聞いてか、ルドルフ達の顔は青ざめていた。

 

 

 

 

宇髄

「ちょっと待てェェェ!!レベッカが不死川にボコられて拉致られたのって今日か!?」

 

 

乙骨

「だとしたら不味いですよ!!禰豆子ちゃんを串刺しにするくらい危ない人でしょ!?」

 

 

宇髄

「てかルドルフ!!お前何で黒幕の所行っちまったんだよ!!アホだろ!!バカだろ!!お前グハッ!!」

 

 

乙骨

「え?ヘブッ!?」

 

 

 

 

宇髄があまりにもうるさいので、ルドルフは一回回転し上層をつけた回し蹴りをお見舞いし、宇髄は乙骨と一緒に蹴り飛ばされた。それに巻き込まれた乙骨優太はドンマイである。

 

 

 

 

ルドルフ

「お前達がこちらに来るとわかっていたら残っていた。」

 

 

 

 

宇髄のさっきの一言でルドルフは一気に機嫌を悪くした。

 

 

 

 

煉獄

「ん?今宇髄の姿が見えたが?」

 

 

ルドルフ

「気のせいです。いたのは"バカ柱"と"ポンコツゆ○うた"ですから。」

 

 

 

 

これもう完全に怒ってるな。

 

 

 

 

ゼフォン

(彼女の様子では何処へ行ったか追求出来そうにありませんね。機嫌が良くなったら聞きに行きますか。)

 

 

キリエ

「ちょっと!!今まで何処行ってた!!アンタがどっか行っちゃうからゼフォンと私で大変だったんだよ!!」

 

 

ゼフォン

(このライダーはバカですか?)

 

 

 

 

ちょっとキリエ。不機嫌なルドルフにそんな事言ったら。

 

 

 

 

ルドルフ

「そうか。それはすまない事をした。黒幕らしき気配を感じたからそちらを叩き潰した方が君達の戦闘もいくらか楽だったが、お節介だったようだな。」

 

 

キリエ

「痛い痛い!!ごめんなさいごめんなさい!!ありがとうございます!!私が悪うございました!!だから離して!!痛い!!」

 

 

 

 

ルドルフはキリエの頭を掴みそのまま握り潰そうとしていた。言わんこっちゃない。ゼフォンも呆れた顔で見るのも無理ない。

 

 

 

ルドルフ

「すまなかったなゼフォン。君にも迷惑をかけた。」

 

 

ゼフォン

「いいえ。貴女の事ですから、首謀者を見つけたのだと思いました。お陰で戦闘が長引かずに済みました。感謝します。」

 

 

右衛門左衛門

「それはそうと皇帝。貴様最初から姫様が連れていかれるのがわかってて何故私達に黙っていた!!」

 

 

ルドルフ

「未来の()()からの忠告でしたが何か文句でも!?」

 

 

右衛門左衛門

「反論せず。そう言う事情なら仕方あるまい。」

 

 

 

 

強気に出た右衛門左衛門もルドルフに押されていた。

 

 

 

 

とがめ

「まあどちらにせよ、レベッカは死なせもしないし、死なせる気もない。天皇陛下からの挑戦状に乗ってやるとでもするか。何でかって?だって私・・・・。」

 

 

五条

「最強だから。」

 

 

 

 

何でアイマスクみたいなお兄さんになってるの?

 

 

 

 

宇髄

「イテテ・・・ルドルフの奴本気で蹴りやがって。」

 

 

乙骨

「僕まで何で・・・」

 

 

煉獄

「やはり宇髄だったか!!」

 

 

宇髄

「よお!煉獄!派手に助っ人に来てやったぜ!!」

 

 

七花

「あれ?宇髄と乙骨って海外にいるはずじゃ?」

 

 

五条

「気にしなくていいよ。こいつらレプリカだから。」

 

 

乙骨

「本物です!!」

 

 

宇髄

「人を偽物呼ばわりしてんじゃねぇ!!」

 

 

五条

「その話は完全無視して、早速作戦会議と行こうか。」

 

 

 

と言う訳でレベッカちゃん救出作戦会議が始まった。

 

 

 

 

五条

「僕の予想じゃ天皇御所の周りは守護柱が警備に当たっている。西は白虎、南は青龍、東北は玄武だろうね。そんで朱雀は自分の屋敷だろう。レベッカ守るために置いているだろうね。おそらく布陣はこんな感じだね。」

 

 

豊久

「青龍は煉獄とルドルフがよかど。剣の使い手であるなら、同じ侍でなきゃいかん。白虎は(おい)とマリアに七花。んでそこの今入ってきた阿呆の()()に。」

 

 

宇髄

「テメー脳髄って俺か?俺の事言ってるのかぁ!!」

 

 

豊久

「そんで玄武はゼフォンとキリエそんで()()ぞ。」

 

 

乙骨

()()です!!」

 

 

豊久

「そんで最後に朱雀だが、こっちはセイラとエルザとひびきがよかばい。この布陣ならば、守護柱の大将武者狩取れる。」

 

 

 

流石戦の達人の豊さん。あっという間に人選を思いつくなんてやっぱすごい。

 

 

 

ルドルフ

「すまない豊さん。その人選に一つ訂正してほしい所がある。」

 

 

豊久

「なんぞ?」

 

 

ルドルフ

「青龍は・・・・私一人で相手をする。」

 

 

 

ルドルフが青龍と一対一で戦うと言い出した。何故!?

 

 

 

ルドルフ

「頼む!彼とは立ち合わなければならない理由がある!確かめたい事もある!だからお願いしたい!!」

 

 

豊久

「おう。ええぞ。」

 

 

ルドルフ

「本当か!!」

 

 

豊久

(おい)達がこの戦ば起こす目的は、レベッカの救出じゃ。それさえ忘れんとかばったら、構わんぜよ。」

 

 

ルドルフ

「ありがとう!!」

 

 

豊久

「なら煉獄ば白虎所に行ってもらう。」

 

 

煉獄

「俺は構わんが、ルドルフ一人で大丈夫か。」

 

 

豊久

「こいつは、女でありながら剣の腕は立派なもんじゃ。青龍ば互角にやりあえる。」

 

 

 

けどルドルフが何で青龍と戦いたいのかわからない。彼と何か因果関係でも?

 

 

 

五条

「じゃあ作戦も決まった事で!」

 

 

マイキー

「こん中にレベッカ拉致られてひよってる奴いる?いねえよな!!天皇潰すぞォォォォ!!」

 

 

マリア

「レベッカを助けに行くんでしょうがぁ!!」

 

 

乙骨

「天皇様潰したら大問題です!!」

 

 

 

 

私の知らぬ間に危ない発言をしていた白玄。そして天皇御所と、赤と白と未来の同盟陣営が激突する日は、明日の夜となった。

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