Fate/Animation   作:Mr.tosi

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第九話『ルドルフと今泉』

 

 

 

 

決戦当日の昼間、天皇御所は慌ただしく準備が行われていた。その中で、天皇の部屋に兄貴の伝達役として動いていた高倉さんがいた。

 

 

 

高倉

「よろしかったのでしょうか。炎柱殿を彼方に行かせて。」

 

 

耀輝

「不満かい。」

 

 

高倉

「不満ではなく疑問です。元々炎柱殿は客将としてこちらが招いたに過ぎませぬ。それを身勝手に追い返すような真似を、彼に失礼ではありませんか。」

 

 

耀輝

「確かにそうだ。けどね高倉。炎柱もまたサーヴァントだ。元々はあの西洋の娘等と共に歩むべき道だった。それを無理矢理我等に付かせて戦わせるのは彼の望みではない。彼の自由を奪う行いこそ無礼に値する。だから私は彼を追い出し、他のサーヴァントと共に戦う選択を残したかった。それが私の答えだが不服かい?」

 

 

高倉

「滅相もございません。私の方こそ、無礼あるまじき問いに答えていただき感謝します。」

 

 

 

 

高倉さんは深々と天皇に頭を下げてお礼を言った。この人も冷静沈着だけどちゃんと人の心も持ってるし、何より私達や兄貴をずっと見てきた。こんな意味のない戦いに何があるのか、彼自身不安だった。

 

 

 

 

耀輝

「さてと。お前は高倉より不満を抱いてるようだね。輝之。」

 

 

 

 

天皇の隣には輝之君がいた。彼は今回の騒動に納得がいってなかった。自分の力で何とかお父さんを説得しよう。そう考えていた。

 

 

 

輝之

「父上。このような戦を今すぐに取り下げて下さい。元はと言えば私が起こした失態です。レベッカは関係ありません。どうかお願いします。」

 

 

耀輝

「なら尚更取り下げる事は出来ないよ。何故ならこれはお前へのお仕置きでもあるのだから。」

 

 

輝之

「ですがレベッカは関係ありません!!私達のお家事情に彼女等を巻き込まないで頂きたい!!」

 

 

耀輝

「だがその要因を作ったのも、紛れも無いお前だ。」

 

 

輝之

「確かにそうかもしれません。ですが外に出なければあの様な貧しい集落がある事にも気付きませんでした。なのに父上は!金のないもの達にでさえ税を搾取する。活気付いている都より多く徴収している事も!!」

 

 

耀輝

「あの集落は都にとって重要な役割になっている。だから私は貧しいものには何も与えぬし与える必要も無い。」

 

 

輝之

「なら多額の税収は許すと申しますか!?」

 

 

耀輝

「何を勘違いしているかは知らぬが、お前が気にするにはまだまだ幼い。」

 

 

 

 

輝之君は納得していない様子だった。天皇のする事など権力を奮って民主を苦しめる乱暴者と一緒だと見ていたからだ。

 

 

 

 

耀輝

「さあ、部屋へお戻り。今お前がすべきは学ぶ事だ。心境に変化があれば追って伝える。」

 

 

 

 

輝之君はお父さんに言われるがままにその場を去って行った。その後、高倉さんから思わぬ台詞が飛んできた。

 

 

 

高倉

「もし若様の証言が事実であれば大問題ですぞ。」

 

 

耀輝

「確か、青龍の地区の政を任せていたのは"利根川(トネガワ)"だったね。」

 

 

高倉

「それと家臣の"大槻(オオツキ)"と"一条(イチジョウ)"です。」

 

 

耀輝

「一条はまだ若いからやり直しは効くが、利根川と大槻は私の父の代からの言わば"老害"だ。そろそろ潮時かもしれないね。」

 

 

高倉

「では今回の騒動が終わり次第、青龍殿に調べさせましょう。」

 

 

耀輝

「お願いするよ。」

 

 

 

 

まさかこの騒動に、ルドルフとセイラとエルちゃんが関わってくるとは思いもしなかった。まあそれは別の話になるんだけどね。

 

 

そうして作戦決行日の夜、英霊達は作戦通りにそれぞれの守護柱の所に向かった。けど白玄は皆んなに内緒で分身を使って、こっそり皆んなの戦いを観察することにした。多分やばくなったら白玄が助っ人に入る感じかな?

 

 

 

 

五条

「さてと気になる所は多々あるけど、目玉は"トレセンの生徒会長"と"総北のエース"かな。なんせ僕の知ってる二人の共通点と言えばレースだからね。それが王道バトルをするとなるとは面白くなってきたじゃない。」

 

 

 

そして彼等は動き出した。最初に動き出したのは、玄武の所に向かったゼフォン、キリエ、そして()()だった。

 

 

 

乙骨

()()です!!」

 

 

キリエ

「どうした〜?急に何も無いところでツッコんで?」

 

 

乙骨

「いや今誰かが僕の名前でいじってきた様な気がして?」

 

 

キリエ

「だってアンタの名前覚えにくいんだもん。()()だっけ?」

 

 

乙骨

「ワザとやってるでしょ?」

 

 

ゼフォン

「お二人共、お喋りはそこまでです。目の前に玄武がいますよ。」

 

 

 

 

三人の前にいたのは、余裕の表情で待っていた玄武だった。ただ彼の余裕さが、三人にとっては不気味なものに感じた。

 

 

 

鏡夜

「やはり君達が来たか。堕天使ゼフォン。キリエ。乙骨優太。」

 

 

ゼフォン

「何故私達の真名を!!」

 

 

鏡夜

「私の手に掛かれば、君達の名前くらい占星術と降霊術ですぐにわかる。」

 

 

乙骨

(クジョウ・キョウヤさん。今の彼はガンプラバトルの世界チャンピオンだって聞いてたけど、前世は日本最強の陰陽師!?)

 

 

鏡夜

「さて、呪術しか知らない君は、私とどう戦う。」

 

 

乙骨

「勿論、貴方を倒してレベッカさんを助けます。」

 

 

鏡夜

「そうか。ならこちらから先手を打たせて貰うとしよう。」

 

 

 

先に仕掛けたのは玄武だった。彼の影が急に円状に動き出し、彼を中心に周りへと広がっていった。それを見ても乙骨は全然反応を示さなかった。まるで、彼の技をどこかで見た様な気がしていたからだ。

 

 

 

乙骨

「伏黒君と同じ十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)か。なら攻略しやすい。」

 

 

鏡夜

「なるほど。でも私の術式は君の知ってるのとちょっと違うかな。」

 

 

 

 

玄武がそう言うと乙骨の影から、黒い犬?いやオオカミが飛び出してきて彼に襲い掛かる。乙骨は避けて距離を取ったが、キリエとゼフォンを見た時に驚愕した。

 

 

 

 

キリエ

「何これ!?」

 

 

ゼフォン

「体が動かない!?何なんですかこの蛇!?」

 

 

 

 

キリエとゼフォンに無数の黒い蛇が絡みついていたのだ。けどその蛇はゼフォン達でさえも引きちぎるどころか振り払う事すら出来なかったのだ。

 

 

 

鏡夜

「彼女達を縛っているのが蛇影(じゃえい)で、君の目の前にいる狼は狼影(ろうえい)だ。」

 

 

乙骨

「やっぱり術式か。」

 

 

鏡夜

「そうだ。全ての影からあらゆるものを生み出し、あらゆるものを呼び出す。正に妖の門。それが私の術式『陰漏(かげろう)』だ。」

 

 

乙骨

「陰漏・・・・聞いた事がない。」

 

 

鏡夜

「そうだとも。何故ならこれは私が作った術式だからね。」

 

 

乙骨

「でも、伏黒君の式神と変わらない!!来い!リカ!!」

 

 

 

 

乙骨は自分の背後から白い化け物"リカ"を呼び出して反撃を開始した。

 

 

 

 

リカ

「ユウタヲイジメルナァァァァ!!」

 

 

 

 

リカは狼影を叩き潰した。それを見ていた玄武の表情が曇った。

 

 

 

 

鏡夜

「君・・・・過去に怨霊に取り憑かれた事があるね。」

 

 

乙骨

「よく分かりましたね。」

 

 

鏡夜

「一眼見ればわかるよ。その姿の怨霊は取り憑かれた人間にしかわからない。さらに使いこなしていると見るに、その怨霊を使役していたね。」

 

 

乙骨

「全て・・・・お見通しと言うわけですか。」

 

 

鏡夜

「どうやら君は素晴らしい人材のようだ。呪術だけの知識しか無いのが勿体無いくらいだ。」

 

 

 

 

乙骨の過去に何があったか知らないけど、玄武は彼を見て過大評価していた。けどそれが地獄の始まりだった。

 

 

 

 

鏡夜

「なら私も少し本気を出さないとね。」

 

 

 

 

今度は玄武の影から無数の蝶らしき虫が舞い、乙骨の所に飛んでいった。でも狙いは乙骨じゃなくて白い化け物のリカだった。

 

 

 

 

リカ

「ユウタァァァァ!!タスケテェェェェェェ!!コイツラキライ!!」

 

 

乙骨

「リカ!!」

 

 

 

白い化け物に黒い蝶が群がっていた。振り払おうとしても寄ってくる。しかもリカはすごく嫌がっていた。

 

 

 

 

鏡夜

「それは黒死蝶(こくしちょう)と言う式神でね。その蝶に取り憑かれると相手の霊力を吸い尽くす習性があるんだ。」

 

 

 

 

怖いわ!!つまりその蝶は花の蜜の代わりに人間の生き血みたいなのを吸ってるって事!?

 

 

 

 

乙骨

「待ってろリカ!今助けるから!!」

 

 

鏡夜

「他人の心配より自分の心配をした方がいいよ。」

 

 

乙骨

「えっ・・・・ッ!?(何だ。いきなり肩が重くなった!?しかも強力な呪力!?)」

 

 

あやめ

「ホホホ・・・・。」

 

 

 

乙骨が振り向くとそこには目と口が真っ黒で首の長いの日本人形が彼の右肩に乗っていた。いやこれも怖い!!私なんて振り向いた瞬間失神する!!

 

 

 

鏡夜

「それは特級呪具"禍人形(かにんぎょう)"又は"渦人形(うずにんぎょう)"とも呼ぶ。一見薄気味悪い人形だけど、人の精神を狂わせる呪法を持ってるから取り扱いには注意だよ。」

 

 

あやめ

「ッ!?ホホホ・・・・!!」

 

 

鏡夜

「ハハハごめんよ。あやめ。お前は可愛いから大丈夫だよ。」

 

 

 

どこが可愛い!?どこが大丈夫!?

 

 

 

リカ

「ユウ・・・タ。」

 

 

乙骨

「そんな・・・リカ。」

 

 

 

リカは黒死蝶に魔力を吸い取られて消えてしまった。

 

 

 

鏡夜

「さて、君の切り札は消えた。そろそろ終わりにさせて貰うよ。」

 

 

 

玄武は乙骨にとどめを刺す気でいた。

 

 

 

鏡夜

「領域展開『開かずの間"コトリバコ"』。」

 

 

 

その瞬間黒い影がドームみたいに乙骨を包み閉じ込めてしまった。

 

 

 

乙骨

「何だここは。和式の部屋?」

 

 

 

日本の古い家にありそうなお座敷みたいな所にいた。そこには大量のお札が貼られた襖がその不気味さを醸し出していた。そしてその襖が開かれた時、乙骨憂太は・・・・。

 

 

地獄を見た。

 

 

 

 

乙骨

「あァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

 

黒いドームから乙骨の悲鳴が響いた。

 

 

 

 

キリエ

「優太!?」

 

 

ゼフォン

「彼に何をした!!」

 

 

鏡夜

「私の()()達と少し遊んで・・・ッ!?」

 

 

 

 

突然玄武が展開していたドームを解いてしまった。すると乙骨の姿は何処にもなかった。何処に消えた?

 

 

 

 

鏡夜

「いない?領域から脱出した?だがどうやって。」

 

 

五条

「そりゃ()()したんじゃなくて()()したからだよ。」

 

 

 

 

そこにはマスク姿の男性が乙骨を抱えていた。多分白玄だと思う。

 

 

 

 

鏡夜

「私の出した予知では君は複数人に分身し、各守護柱の所で英霊達の補佐に入る。私の領域に危機感を感じて動き出したと言う事か。」

 

 

五条

「そりゃそうでしょ。お宅なんちゅう化け物飼ってるの。あれ、下手すりゃ家の優太が丸焦げになってたよ。」

 

 

鏡夜

「なるほど。流石にやり過ぎたか。それでどうする。まだ続けるかい。」

 

 

五条

「いや遠慮しとくよ。明らかに僕達が負けみたいだしね。」

 

 

鏡夜

「おや?君はかかってこないのかい?」

 

 

五条

「冗談は吉田くんの島根自慢だけにしてよ。あんな気味の悪いだけの観光名所も無いしょぼい土地なんて行きたがる奴の気がしれない。」

 

 

鏡夜

「神の聖地を冒涜するとはなんと罰当たりな!そんな態度ではいつか天罰が降るぞ!!」

 

 

五条

「上等♪僕神様に嫌われてるから、本気で消しにくるなら望むところだよ。」

 

 

鏡夜

「恐れ知らずな奴だ。」

 

 

 

 

昔、神様に何されたの?

 

 

 

 

鏡夜

「それに君は何故戦わない。」

 

 

五条

「そっちが先に売ってきたケンカに簡単に乗ると思った?僕は戦いに来たんじゃなくて止めにきたのよ。それにお宅等も乗り気じゃ無いみたいだしね。」

 

 

鏡夜

「そう言う事か。」

 

 

五条

「じゃあさ。この三人君の屋敷に入れてくれない?」

 

 

鏡夜

「君はどうするんだ。」

 

 

五条

「僕は他の所に行くよ。朱雀の方も動き出してる頃だしね。だから三人は任せたよ。」

 

 

 

 

そう言って白玄の分身体は姿を消した。玄武は彼の行動に疑問を抱いていた。でもすぐに彼の気持ちに気づいたと言う。

 

 

 

 

鏡夜

「最初から、戦うつもりはなかったか。おかしな男だ。」

 

 

 

 

その後、ゼフォンとキリエ、それと気絶してしまった乙骨は玄武の屋敷に案内された。圧倒的に玄武が有利になった戦いは、白玄の介入でこちらが白旗を上げて終わった。でもまだ戦いは終わってない。朱雀の方でも戦闘が始まっていた。

 

 

そっちはセイラとエルちゃんとひびきが向かっていた。先に仕掛けたのは三人だと言う。

 

 

 

 

セイラ、エルザ、ひびき

「アイドル♪カツドウ♪GoGo let's go♪ゴールに向かって♪走り続ける♪君が見える♪ファイトくれる♪」

 

 

 

 

セイラの宝具に同調してエルちゃんとひびきが歌を歌っていた。何故?

 

 

 

 

「うんうん!いいわ!!貴女達すごく才能がある!!」

 

 

 

 

歌い終わった後、朱雀から拍手を頂き好評だった。勧誘しそうな勢いでね。

 

 

 

 

「でも勿体無い!!凄く勿体無い!!それだけの才能があって何で『幻影結界(げんえいけっかい)』に辿り着けないの!!」

 

 

セイラ

「げんえいけっかい?」

 

 

エルザ

「聞いた事無いわね。」

 

 

「嘘でしょ!?芸者なら誰もが憧れる領域よ!?」

 

 

 

いやそう言われてもわからないけど?

 

 

 

「なら見ていきなさい。今回は貴女達にだけ特別公演!これが幻影結果よ!!」

 

 

 

 

朱雀の舞が始まった途端、辺りが眩しく光、紅葉が広がり舞い散る空間へと変わっていったのだ。それを見たエルちゃん達は、彼女の輝きに呆気に取られていた。

 

 

 

 

セイラ

「きれい・・・・。」

 

 

ひびき

「夜だったのが一気に明るくなった!?」

 

 

エルザ

「これがプロの領域・・・・。」

 

 

 

 

朱雀の舞が終わった時、エルちゃん達は唖然とするしかなかった。あまりの美しさに彼女達ですら見惚れるくらいだった。

 

 

 

 

「どうだったかしら。」

 

 

ひびき

「エクセレント!!素晴らしい踊りだった!!」

 

 

セイラ

「ラララ♪って光が音のように弾んでた!!」

 

 

エルザ

「正にパーフェクトだったわ。私達が如何に自分達が狭い世界でアイカツをしてきたか、それを思い知らされるくらいにね。」

 

 

セイラ

「もっと頑張らないとな。」

 

 

「あら?貴女達の実力なら幻影結界出来るはずよ?」

 

 

セイラ、エルザ、ひびき

「え!?」

 

 

 

 

朱雀がとんでもない事言いだした。なんとセイラ達にも幻影結界が使えるのだと言う。話ではどうやらセイラ達が扱うアイドルのオーラはこっちの人達で言うところの"静の覇気"と全く同じらしい。それに朱雀の見立てでは、三人共既に幻影結界が使えなくてもおかしく無いと言っている。それに私達は動の覇気の一つ死ぬ気の炎しか知らないのだ。

 

 

 

 

「もしかして貴女達、二つの覇気について全く知らないの?」

 

 

エルザ

「死ぬ気の炎くらいしか知らないわ。」

 

 

「なるほどね。つまり根本的な基本は知らないか。なら教えてあげるわ。」

 

 

 

 

朱雀から"覇気"について詳しく語られた。

 

 

 

 

「動の覇気は「己の"力"を示すもの。」。静の覇気は「己の"存在"を示すもの。」。この二つに部類されるわ。」

 

 

 

 

動の覇気?()()()じゃなくて?まあそれはいいとして動の覇気の"力"とは人間の能力や武術と言った気の力の事である。死ぬ気の炎がそれである。それで静の気もとい静の覇気の"存在"は自分をアピールする力で、セイラ達アイドルのオーラの事である。それ等を発現する事によって習得できると言う。それが覇気の基本的な使い方である。でも朱雀がわからない事は、セイラ達がその幻影結界を使える領域まで来ているのに、その発動する兆しが見えないのだと言う。

 

 

 

 

「本来なら貴女達の実力で幻影結界を習得してもおかしく無いのにそれが見られないの。それってやっぱり貴女達がサーヴァントだから?」

 

 

セイラ

「それを私達に言われてもな。やっぱりわからないよ。」

 

 

 

 

そんで全員で考えていた時に、白玄は姿を現す。

 

 

 

 

五条

「ふーん。面白い話をしているね!」

 

 

セイラ

「白玄!?」

 

 

エルザ

「貴方何処から出て来たの!?」

 

 

五条

「知らないのかい?悩める可愛子ちゃんあるところ五条先生あり。」

 

 

ひびき

「何か今無性に寒気がした。」

 

 

セイラ

「やばい。何されるかわからない。」

 

 

 

 

茶化しに来たなら帰れ!!変態!!

 

 

 

 

五条

「あと幻影結界だっけ?それセイラ達使えるよ。ほんの一瞬だけど。」

 

 

セイラ、エルザ、ひびき

「はぁ!?」

 

 

 

 

え!?いやいや!当の本人達使えないって言ってるけど!?

 

 

 

 

五条

「忘れてない?会場のボルテージが一気に上昇した時に発動できるアピールアクション。」

 

 

セイラ

「それってもしかして・・・・スペシャルアピール!?」

 

 

エルザ

「でもあれはアイカツシステムが無いと出来ないわよ!?」

 

 

五条

「君達の世界だとね。でも知らずに発動していたんだよ。でなきゃあれほど美しい輝きは見せられない。それに今の君達はサーヴァントだ。そんな物なくても輝けるよ。」

 

 

ひびき

「本当なのか。」

 

 

五条

「本当さぁ!五条先生を信じなさい!!五条先生を信じたものだけに救いはアリマース!!」

 

 

 

 

メッチャ信用できないし、お前は宗教信者か何かか!!

 

 

 

 

五条

「じゃあレベッカの方はよろしくね!もう会長の方始まってるから。」

 

 

セイラ

「会長?」

 

 

五条

「ルドルフの事だよ。正直あっちがやばそうだからね。直ぐに止めに入らないと。」

 

 

ひびき

「なら私達も!」

 

 

五条

「三人はレベッカを頼むよ。あっちはあっちで()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

 

 

意味深なセリフを残して白玄は去ってしまった。私はその時治療中だったから三人が来ていることを知らなかった。ただ私の願いは、一刻も早くこの戦いを終わりにしてほしい。それだけだった。

 

 

そしてルドルフは青龍と既に交戦していた。

 

 

 

 

今泉

(こいつの動きに隙が無い。それに異様な威圧感。まさか大空の呼吸の使い手の生き残りがいたとはな。それがサーヴァントだと。)

 

 

ルドルフ

「荒々しく見えて的確な太刀筋。その上容赦のない斬り込み。流石は()()()()()()()()()()()だな。」

 

 

今泉

「ッ!?」

 

 

ルドルフ

「そう驚くこともないだろ。剣を交えてわかっている筈だ。覇気を流した状態の呼吸を使う剣技はこの世界のこの国しか実在しない。つまり前世の私はこちらの世界の元住人であると。」

 

 

今泉

「そんな事はいい。俺が気にしたのは何故お前が俺の本名を知っているのかと言う事だ。少なくとも俺がお前に会うのは今日が初めてだ。それともこの先の未来で俺達は出会うのか。」

 

 

ルドルフ

「私達が出会うとしたらサーヴァントになってからかな。だが私は前世の頃から君を知っている。でも当時は日系人だった為アメリカにいたから、日本には行った事がない。そんな私が何故君の事を知っているか。あの大戦中に私も戦地にいたからだ。『陸軍日系部隊』として、"硫黄島"の戦闘の最中で元新撰組の二人に出会い戦った。」

 

 

今泉

「何が言いたい。」

 

 

 

 

段々二人の雲行きが怪しくなり、青龍から怒りの表情が伺えた。白玄は、二人の衝撃の事実を知る事になる。

 

 

 

 

ルドルフ

「私の前世の旧名は幸平(ゆきひら)蒼華(そうか)。鳴子章司と小野田(おのだ)山道(やまみち)を斬ったのは紛れもないこの私だ。今頃なら二人の死亡通知が君の所に届いている筈だが。」

 

 

 

 

それを聞いた瞬間、青龍は一気にルドルフの間合いに入り、斬り殺しに掛かった。でもルドルフはわかっていたのか、それを弾いてしまった。

 

 

 

 

今泉

「何故、不死川が割り切れない気持ちでいたか、今ならわかる気がする。お前の話を聞いて、戦う理由が出来た。今この場で二人の敵討ちが出来るのだからな。覚悟しろ幸平蒼華。お前を士道不覚悟で斬首する!!」

 

 

ルドルフ

「いいだろう。貴様の様な小者に私の首を打ち取れるならな。」

 

 

 

 

二人の殺意が嫌な空気を包んでいた。まるでこれから殺し合う様なそんな空気になっていた。

 

 

 

 

今泉

「雨の呼吸。十二ノ型。」

 

 

ルドルフ

「大空の呼吸。終ノ型。」

 

 

 

 

二人は互いの全力を掛けて必殺技を放とうとしていた。

 

 

 

 

今泉

時雨濁龍牙(しぐれだくりゅうが)ぁ!!」

 

 

ルドルフ

天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)!!」

 

 

 

 

二人の剣が激突する、その一歩手前だった。

 

 

 

 

鳴子

「なに・・・・なにやっとんねんスカシ!!」

 

 

今泉

「鳴子!?」

 

 

 

 

白玄が二人の間に入って奥義を止めていたのだ。でもさっきのマスク男じゃなくて赤い髪の男と、色は違うがルドルフと似たような格好をした女の子が二人の衝突を止めに入った。

 

 

 

テイオー

「もうやめて会長!!」

 

 

ルドルフ

「テイオー!?いや違う・・・白玄!?」

 

 

 

ルドルフは直ぐにそれが白玄だと言う事に気付いた。でも何で二人の知人なんかに化けてるんだろう?

 

 

 

 

テイオー

「こんなの会長じゃない!!僕の知ってる会長は強くて優しくて、時々寒い親父ギャグも言ったりする七冠の最強のウマ娘なんだ!!僕が憧れたウマ娘なんだ!!だから戻って来てよ!!僕が知っている会長に!!」

 

 

ルドルフ

「・・・・。」

 

 

 

ルドルフは剣を収めた。もう戦う気力を失っていた。

 

 

 

鳴子

「正直、お前の過去なんか知らん。ワイの知っとる今泉は、いつもスカしてばっかで悪態付く気に食わん奴や!!けどな!!御堂筋にボコボコにされようが、仲間の為にダルマのように起き上がって全力で走り出す熱い男やって事を知っとる!!そんなお前が未練タラタラのまま来世に来てみろ!!ワイは絶対許さへんからな!!」

 

 

今泉

「鳴子。」

 

 

 

青龍は立膝を着いて剣を置いた。その瞬間、二人を説得した白玄の分身体が消え、マスク男の姿で白玄が登場した。

 

 

 

五条

「気は澄んだかい。」

 

 

ルドルフ

「ずるいぞ。」

 

 

五条

「え?」

 

 

ルドルフ

「ずるいぞ。偽物とは言えテイオーを使うなんて!」

 

 

五条

「偽物じゃなくても、本人も同じ事を言ってたと思うよ。それだけ二人の戦いは見るに耐えなかった。」

 

 

 

 

私は知らなかったが相当酷かったらしい。

 

 

 

 

今泉

「幸平蒼華。聞いてもいいか。」

 

 

 

 

すると青龍がルドルフにいくつか質問をして来た。ただその中で衝撃の事実を知る事になる。

 

 

 

 

今泉

「なんで・・・・アメリカは日本に爆弾を落とした。何故関係の無い民間人を殺した。何故日本を焼け野原にする必要があった。」

 

 

ルドルフ

「私も夫も、その話を聞いた時は驚いたよ。だが更に驚く事があった。大統領やホワイトハウスはおろか、最高指揮官もそんな残虐な指示を出した者はいなかった。」

 

 

今泉

「何だと!?」

 

 

ルドルフ

「日本との終戦後にアメリカは航空隊及び各航空母艦の艦長を軍法会議で追及されるくらいの騒ぎになった。だがそれでも、やった者は出なかった。」

 

 

今泉

「嘘だろ。」

 

 

ルドルフ

「それと新型爆弾についてもアメリカは投下していない。あまりに危険性が高い為、開発が中止となったからだ。」

 

 

 

 

何か私の知らないところでやばい話が進んでる?

 

 

 

 

今泉

「最後に聞かせてくれ。鳴子と小野田を見逃す選択肢は無かったのか。」

 

 

ルドルフ

「互いに守るべき者があった。二人にも私にも。それは避けられなかった。」

 

 

今泉

「そうか。」

 

 

 

青龍は下を向いたまま涙を流していた。でもルドルフの話にはまだ続きがあったそうだ。

 

 

 

ルドルフ

「鳴子彰司は確かに殺した。小野田山道には・・・・返り討ちにあってしまった。」

 

 

今泉

「なに!?」

 

 

ルドルフ

「やはり強かったよ彼は。まるっきり歯が立たなかった。」

 

 

今泉

「ちょっと待て!!じゃあ小野田は生きているのか!!」

 

 

ルドルフ

「ああ。ただ・・・もう日本には帰ってこない。確かに彼は勝ったが、自ら捕虜になる事を条件に、硫黄島の戦闘を終わりにしてほしいと言う要望で幕を閉じた。彼を犠牲に生き残った日本人兵士を撤退させた彼の勇気ある行動に、私達アメリカ軍は感銘を受けたよ。」

 

 

今泉

「お人好しにも程があるだろう。」

 

 

五条

「でも嫌いじゃない。」

 

 

ルドルフ

「私はしばらく監視役として彼の側にいた。でも私は彼が釈放されるなら日本に帰還出来るよう手配するつもりだった。でも彼はその選択を選ばなかった。「大切な人が出来た。」そう言って私のくすり指に指輪をはめてくれたよ。私も彼の事を好いてしまったからお互い同意して釈放と同日に結婚した。」

 

 

今泉

「そうか。」

 

 

五条

「結婚か〜。」

 

 

今泉

「は?」

 

 

五条

「え?」

 

 

今泉、五条

「誰と誰が結婚したってぇぇぇぇぇぇ!?」

 

 

 

 

ルドルフの話に二人は驚きを隠せなかった。まあルドルフが結婚した事実ではなく、そのお相手が問題だったらしい。

 

 

 

 

ルドルフ

「だから私と山道だ。多分この時代なら子供もいて今2歳くらいか。」

 

 

今泉

「待て待て何の冗談だ!!あの小野田がお前と結婚して子供!?嘘だろ!!」

 

 

ルドルフ

「事実だ。真面目な話をしているのにふざける訳ないだろ。」

 

 

今泉

「結婚とは無縁の小野田だぞ!?ふざけてる以外何がある!!」

 

 

ルドルフ

「夫の昔の同僚とは言え私の目の前で彼を侮辱するとはどう言う了見だ!!」

 

 

五条

「ごめん。話がぶっ飛び過ぎてふざけてるようにしか聞こえないのよ。」

 

 

ルドルフ

「君までそんな事を言うか!!」

 

 

五条

「だって僕からしたら、弱虫ペダルの小野田坂道とウマ娘プリティーダービーのシンボリルドルフが結婚だよ!?著作権的にもマズイし、何よりファンがうるさいからさ!!しかも別作品同士の結婚なんて前代未聞だよ!?炎上!垢BAN!起訴も有り得るレベルだから!!コメント欄荒らし放題だから!!」

 

 

ルドルフ

「何を勘違いしてるかは知らないが、それは来世の私達であって今話しているのは前世の事だ!それを周りからとやかく言われる筋合いはないぞ!!」

 

 

五条

「因みに子供の名前は?」

 

 

ルドルフ

創真(そうま)だ。好奇心旺盛で元気な息子だぞ。」

 

 

五条

「へー・・・・そうなんだ(しかも息子は食戟のソーマの幸平創真ってどうなのよ!?)。」

 

 

 

 

もう驚きの余り苦笑いしかしなくなった。ルドルフの爆弾発言で二人は動揺しかなくなっていた。そのせいか青龍は横たわって落ち込んでいた。

 

 

 

 

五条

「あ〜今泉君?これ君の負けにする?完全に戦意喪失してるよね?」

 

 

今泉

「勝手にしろ・・・・。もうどうにでもなれだ・・・・。」

 

 

五条

「そう言う事だから会長。彼の事お願いしていい?」

 

 

ルドルフ

「やれやれ。世話が焼ける。」

 

 

 

 

ルドルフ達の所は何とか無事に終わったようだ。何か話がおかしな方向に行ってしまったが、白玄が解決してくれるから別にいいか!!

 

 

 

 

五条

「何かレベッカが僕に押し付けて来た感じがするが。」

 

 

 

 

そして最後は白虎の方だったが、こっちはこっちで苦戦していた。

 

 

 

 

宇髄

「マジかよ。」

 

 

煉獄

「刃が通らないだと!?」

 

 

 

 

兄貴と宇髄が左右から斬り込みに掛かったが白虎は両腕でガードした。けど刃受けてる筈なのに血が出てないのだ。

 

 

 

豊久

「チェストォォォォ!!」

 

 

 

すかさず豊さんが背後から斬りに掛かった。でも首を狙った筈なのに全然刃が通ってない。

 

 

 

不死川

「首を刎ねるんじゃねえのか。落武者がよ。」

 

 

豊久

「お(まん)・・・・・妖か何かか?」

 

 

不死川

「存在と人相が妖みてえな奴に言われたく無いわ!!」

 

 

宇髄

「犯罪者ツラしたテメェ言うか!!」

 

 

不死川

「アホみたいな格好しているテメェよりかはマシだ!!」

 

 

宇髄

「こっちのセリフだ!!」

 

 

 

お前等余裕だな。

 

 

 

 

不死川

「剣士ってのはただ棒切れ振り回してるだけのチャンバラごっこか。大層お気楽な職業だな。」

 

 

宇髄

「刃物だから普通に振り回しても切れるんだよ!!なんだその体!?何で傷ひとつつかねえんだ!?バカじゃねえの!?」

 

 

不死川

「お前等が軟弱過ぎんだよ!!こんにゃくかテメェ等は!?」

 

 

宇髄

「タイム!!」

 

 

 

宇髄が待ったを掛けて作戦立てる為に一回全員を集めた。

 

 

 

宇髄

「なあ。あいつ鬼殺隊の頃より強くないか?」

 

 

煉獄

「格段に強くなっている。性格は変わってないがな!」

 

 

マリア

「でも彼の体おかしいわよ。何で刃物で傷がついていないわけ?」

 

 

七花

「いや刃物だけじゃないぞ。内向にもダメージが効いて無いみたいだ。」

 

 

豊久

「だから(おい)は言ったんじゃ。アイツ妖やぞ?」

 

 

不死川

「テメェ等の作戦会議全部丸聞こえだぞ。」

 

 

 

 

馬鹿なの?

 

 

 

 

不死川

「もうやめだ。一人ずつかかってこい。どっちにしろお前等は鬼畜米兵の小娘に加担した罪人共だ。あの小娘諸共あの世に送ってやる。さあ出てこい!最初に死にたい奴は前へ出ろ!!」

 

 

謙一

「はい!梁山泊一番弟子!白浜(しらはま)謙一(ケンイチ)!!参ります!!」

 

 

宇髄

「何でお前が名乗り出てんだァァァ!?」

 

 

マリア

「こいつ馬鹿なの!?」

 

 

 

 

緊張感が漂う中、それをぶち壊す様に白玄が登場した。

 

 

 

 

不死川

「いいだろう。何処の小僧か知らねえが早死にしたいなら望み通りにしてやる!!」

 

 

謙一

「お願いします!!」

 

 

 

白虎はこんな子供にも容赦なく拳を上げた。

 

 

 

不死川

「雷撃拳!!」

 

 

 

白虎から無数の拳を白玄に放ったが、彼は白虎の全ての攻撃をいなしながら戦っていた。その内白虎は手を止めてしまった。

 

 

 

不死川

「何だこいつ!?雷撃拳を全ていなしただと!?」

 

 

謙一

「無駄です。流水制空圏はあらゆる拳も受け流す。それに今の貴方は心が乱れている。迷いがある。そんな武術家に勝機はありません!!」

 

 

 

 

今度は白玄が反撃に出た。

 

 

 

 

謙一

「貴方の迷いも恨みも!!この拳で打ち砕く!!魚人空手奥義!!武頼貫(ブライカン)!!」

 

 

 

水を纏った拳が白虎を直撃し、物凄い衝撃波で吹き飛ばされてしまった。

 

 

 

 

不死川

「テメェ・・・・覇気を使えるのか。」

 

 

謙一

「それもあります。ですが貴方の心の乱れが無ければ勝てませんでした。その原因は貴方の戦争時代にありますよね。それについて気になる情報を入手しました。後日青龍の屋敷に来て下さい。」

 

 

 

 

白玄はそう言っていたそうだ。これで全ての戦いは終わった。大半は白玄が解決しちゃったけど、被害が出なかった事が幸いだ。そしてその報告は天皇にも伝わっていた。

 

 

 

 

高倉

「ご報告します。先程朱雀殿の方が終わり、レベッカの側近の者達も屋敷に上げたそうです。」

 

 

耀輝

「玄武は圧勝と聞いているが流石は陰陽師だ。驚いたのは青龍と白虎だね。」

 

 

高倉

「まさか武人であるあの二人が惨敗とは未だに信じられません。それと玄武殿の話では白玄と言う男が関わっている話だそうです。」

 

 

耀輝

「何者なんだい?」

 

 

高倉

「詳細は分かりませぬが、何でもサーヴァント達の戦いに介入したとか。」

 

 

耀輝

「なるほど。その男が関わっているなら、どうやら私達の狙いがズレてしまったと言う事か。明日、レベッカ以外の者達を私の所に連れて来なさい。そこで全て決着をつける。」

 

 

高倉

「わかりました。」

 

 

 

 

天皇達の会議が終わった後、予想だにしない出来事があった。

 

 

 

 

耀輝

「それと今回は特別に許すから勝手に人のお家に入るのはしちゃダメだよ。竜二、鏡歌、雀、虎次郎。」

 

 

 

 

何とちびっ子達まで来てしまっていたのだ。どうやら輝之くんを心配して来てくれたと言う。

 

 

 

鏡歌

「天皇様!レベッカさんは返してくれるのでしょうか!?」

 

 

耀輝

「そうしたいのは山々だが、今は安静にする為にこちらでしばらく預かる事にした。納得してもらえるかい。」

 

 

竜二

「わかりました。レベッカさんをお願いします。」

 

 

耀輝

「いい子達だ。今日はもう遅い。ここで泊まっていきなさい。」

 

 

鏡歌

「ありがとうございます。」

 

 

 

後日、()()含めて皆んなを集めて今後について話が行われたが、それはまた次のお話にしましょう。では皆様次回をお楽しみに!!

 

 

 

 

〜see you next time〜

 

 

 

 

 

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