公安特捜班 北陸特急連鎖殺人・冬の北陸に殺意が走る 作:新庄雄太郎
東尋坊と言えば、L特急「加越」のヘッドマークにも描かれています
次の舞台は東尋坊で人が転落した、事件が起きた。
花丸は、一条谷遺跡を見物した後、芦原温泉で一晩泊って東尋坊へ行く事になった。
「東尋坊か、でも、ちょっと怖いずら。」
と、花丸は緊張していた。
「崖には海が見えるずら。」
東尋坊とは、荒々しい岩肌の柱状節理が延々と1kmに渡って続く勇壮そのものの東尋坊は、国の名勝・天然記念物に指定されています。なかでも岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ大地の断崖は勇壮というより壮絶で、日本海の荒波が打ち寄せる姿は恐ろしいほどの迫力です。遊覧船ではライオン岩、ろうそく岩など自然の造形が目を楽しませてくれます。
「東尋坊と言えば、サスペンスドラマがイメージ的なんだずら。」
ところが、東尋坊の海に事件の予感がした、花丸は、遊覧船から降りた時事件は起きた。
「あっ、何ずら。」
花丸は断崖から人が落ちたのを目撃した。
間もなく、福井県警のパトカーが到着し、捜査は開始されていた。
「被害者の身元が割れました。」
「そうか。」
「よしっ、調べて見よう。」
東尋坊の起きた水死体は、公安特捜班に一報が入った。
「はい公安特捜班、ええ、瀬口一馬、はい、34歳、分りました早速こちらで調査します。」
と、電話を切り、高山と小泉と松本は高杉のところへやって来た。
「今、福井県警からの協力要請だ。」
「早速、当たって見ます。」
と、高山と小泉達は瀬口が勤務する須藤企画へ向かうことになった。
「ああ、瀬口は先週の水曜日から休暇しています。」
「あのー、理由は何ですか。」
「ええ、確か旅行へと聞きましたが、あのー、瀬口に何か。」
「実はですね、福井県の東尋坊で水死体で発見されましてね。」
「えっ、瀬口が。」
「はい、瀬口が最後に会ったのはいつです?。」
「ええ、休暇前に新作のアニメを企画とか言ってたし。」
瀬口は先週の水曜日に休暇で旅行へ行くと言ってたことが分かった。
「どこへ旅行に行ったか分かりますか?。」
「確か、冬の北陸に行くとかって言ってたけど。」
「冬の北陸か。」
高山と小泉と松本は特捜班に戻って高杉班長に報告した。
「えっ、休暇で北陸ヘ。」
「はい、日曜には東京へ帰京するそうです。」
そこへ、今野がやって来た。
「被害者はどうして東尋坊へ行ったんでしょうか。」
「何しろ、自殺の名所で有名ですからね。」
「でも、自殺しそうには見えないだけどね。」
「実は私もそう考えてたんだよ。」
そこへ、捜査主任の南がやって来た。
「主任もそう思いますか。」
「ああ、もしかしたら誰かに突き落として殺害したんじゃないかな。」
「それも、考えられますね。」
花丸は、東尋坊を見物した後芦原温泉駅から特急に乗ってまた北陸の旅へ出た。
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第一の事件は福井県の東尋坊で人が転落したのだ。