公安特捜班 北陸特急連鎖殺人・冬の北陸に殺意が走る   作:新庄雄太郎

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そして、特急「しらさぎ」で殺人が起きて、被害者は北陸へ行っていたが

帰りは特急「北越」と上越新幹線に乗って帰京する事になっていた。

そして、高山は小海と一緒に高岡へ向かった。



第4章 小松で下車した男

特急「しらさぎ3号」で毒殺された山谷俊雄のアリバイ捜査については、石川県警の協力を得ることにした。

 

 山谷が、特捜班が調べた北陸旅行の行亭は、次の通りだった。

 

12月20日 東京駅出発 新幹線「ひかり」に乗り名古屋で下車、名古屋から特急「しらさぎ3号」に乗車、金沢で     下車、金沢で1泊。

 

  21日 金沢のホテルを出発し、七尾線で輪島へ向い、輪島へ1泊

 

  22日 輪島-金沢-高岡まで列車に乗り、雨晴の旅館で1泊

 

  23日 高岡を出発、特急「北越9号」に乗車 東京へ帰京。

 

「これが、北陸旅行の日程か。」

 

「帰りは高岡から「北越」に乗って東京へ帰る予定だったんですね。」

 

「ああ、よし、早速事件の足取りと聞き込みを当たってくれ。」

 

そして、南と水野と高山と小海は2つの事件の足取りを追う事にした。

 

今野と小泉と松本は、瀬口一馬の足取りを追って、聞き込みの報告をした。

 

「ええ、瀬口は東京から京都まで新幹線「ひかり」に乗り、京都から「雷鳥」に乗って福井へ行ったことがわかりました。」

 

「何、瀬口は京都から福井へ行ったのか。」

 

「ええ、推理すると。」

 

小泉は、瀬口の足取りを話は次の通りだった。

 

12月5日 東京出発。新幹線「ひかり」乗車し京都で下車、京都発9時23分発特急「スーパー雷鳥3号」に乗車、

     福井で下車。

 

  6日 福井からL特急「加越10号」に乗車し新幹線で帰京。

 

「やはり、福井へ行ってたのか。」

 

「はい、大事な商談で福井の死者へ行ってたことは確かです、瀬口は自殺しそうな人には見えないんですが。」

 

「という事は、誰かに突き落として殺したって事も。」

 

と、今野は言った。

 

「その可能性があるな。」

 

「ああ。」

 

と、小泉はうなづいた。

 

「じゃあ、ご苦労さん。」

 

今野と小泉と松本は東尋坊で起きた事件を調べることにした。

 

「高山と小海達は何か掴んできたのかね。」

 

と、高杉は言った。

 

南と水野は特急「しらさぎ3号」で起きた殺人事件の捜査本部がある金沢東警察署へ向かった。

 

「鉄道公安隊の捜査主任の南です。」

 

「同じく水野です。」

 

「警部の小沢だ、こちらが松岡と桜井刑事。」

 

「早速ですが、事件の状況をお話し願いますか?。」

 

「被害者は、小松を発車直後に殺害されたと。」

 

「はい、おそらく凶器はペーパーナイフではないかと。」

 

「はい。」

 

「金沢駅の周辺を聞き込みをしたのですが、不審者は見当たりませんでした。」

 

「そうですか。」

 

「犯人は小松から乗ったって事は。」

 

「その可能性があるな。」

 

「今、小松署にも調べて貰ってるから。」

 

そこへ、小松に聞き込みに行った小沢警部の部下長瀬警部補が戻ってきた。

 

「警部、小松駅に聞き込みをしてたら、駅から特急「しらさぎ3号」に下車するのを目撃されています。」

 

「じゃあ、その男が犯人か。」

 

「ええ。」

 

「という事は、米原で北陸本線の特急に乗って小松で下車し、飛行機で東京へ帰ったって事も。」

 

「考えられるな。」

 

南と水野は金沢から16時37分発特急「かがやき7号」長岡行と東京行「あさひ4号」に乗って東京へ帰る事にした。

 

「何、死因は財布による出血死。」

 

「はい、小沢警部の話だと犯人は小松で下車し飛行機に乗って東京へ戻った可能性もあるんです。」

 

「なるほど、犯人はそれを利用したって事か。」

 

「考えられますね。」

 

「よし、その線で調べてみよう。」

 

一方、高山と小海は山谷俊夫の足取りを追っていた。

 

「山谷とは前に勤務していた高岡で一緒に働いていましたが、4年前にあんな事にならなきゃね。」

 

「あんな事って。」

 

「私は忙しいので、そちらの磯巾着に聞いてください、詳しいこと知っていますから。」

 

と言って中田専務は商談へ行った。

 

「4年前、何があったんですか?。」

 

と、高山は言う。

 

「はい、うちの事務所で拳銃を持った男が押し入れられ3人の社員が死傷されたんです。」

 

「あっ、富山の高岡で起きた事件ですね。」

 

「はい。」

 

高山と小海は4年前に起きた事件を調べるために高岡へ向かった。

 

高岡中央警察署

 

「高岡中央署の市川です。」

 

「早速ですが、事件の状況を説明してください。」

 

「犯人はサングラスとマスクの男が侵入、3人に発砲して逃走、凶器は拳銃、弾丸からSWモデル59てことが判明しています。」

 

「なるほど、じゃあまだ捕まっていないんですね。」

 

「はい。」

 

高山と小海は、高岡から特急「しらさぎ」と新幹線を乗り継いで東京へ戻った。

 

公安特捜班

 

「4年前の射殺事件。」

 

「はい、恐らくその男が犯人じゃないでしょうか。」

 

「うん、その可能性もあるな。」

 

「じゃあ、その男が犯人って事も。」

 

「可能性があるな。」

 

「という事は犯人は東京から北陸で犯行を計画したって事か。」

 

「ええ、その可能性がありますね。」

 

 

 

 

 




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そして、特捜班たちは関係者から事情聴取を行います。

本当に小松から東京へ帰ったのでしょうか?
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