転生した私に待っていたのは、非力な腕力と友達のアラガミでした。(完結) 作:黒音195(kurone)
「やってられない」
皆さんはそう思った事は無いだろうか?
私は、現在進行形でそう思っています。何故かって?
最近噂になっている通り魔が、うちの上司だったから。
それを知られた上司は社内の人間を私以外全員殺害、私は命からがら逃げてきた。だが、もうすぐ見つかり、私も死ぬだろう。そうでなくても私の脇腹にはナイフが刺さってる。すぐに逝く・・・あぁ・・・GOD EATERの新作やりたかったな・・・
そんな事を思いつつ、私は息を引き取った。
ここは何処だろうか?私はもう死んだはずなのに・・・という事はここは閻魔大王が居る場所だろうか?
「残念ながら違う。今お前がいるのは生と死の狭間だ、そしてお前には転生をしてもらう。拒否権なんぞ認めん・・・」
何だこの子・・・頑張って背伸びしてるようにしか見えない・・・そして普通に心読んでくるんだ・・・プライバシーの侵害だ!訴えてやる!
「そ、そんなことないし!!?背伸びなんかしてないよ!!というかやめて!訴えないで!神界の裁判とか勝てる気しないから!!・・・話が脱線してしまった、ではお前が行く世界についての説明と特典をやろう。」
そういうと目の前の子は、説明を始めた。
「行先はGOD EATER、初期の作品だな。そこでお前には様々な事を学んできてもらう。それが終われば私と役割を交代してもらう・・・単純に私もこの仕事に飽きた。遊びたいし、寝たいし、美味しいもの食べたい。」
・・・なら、私と行こうよ。知ってる人が居れば心強いし、何より貴女が退屈そうにしてるの見るとはらわた煮えくり返るよ。
「そんな恐ろしいこと言わないでくれるかな!?私だって好きでやってるんじゃないよォ!けど、神様だから舐められる様な事をするなって言われてて・・・って、え?一緒に連れてってくれるの?」
うん、その方が嬉しい・・・
神機とか偏食因子とか要らないから話し相手が欲しい。
フェンリルとかいうブラック企業には行きたくない・・・下手したら入社初日に死ぬじゃあないか!だから行くなら一緒に行こうよ、そしたら私は話し相手が出来る、貴女は退屈しない。一石二鳥だよ?
「うぐぐ・・・なんか乗せられてる様な気もするけど、まぁいいか!よろしく!」
うん、よろしく。
こうして、私とちょっとアホな幼女の神様との凄く長い冒険が始まろうとしていた。
「ちょっと!?今私の事バカにしたよね?!ねぇ!?聞いてる!?聞いてよ!ねぇ!?」
訂正、喧しい幼女だ・・・