無限の世界と交錯する世界   作:黒矢

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嘘予告とはいったい何だったのか……?


[データ削除済み]

□■After Days……

 

 

「――ただいま戻りましたっ。懐かしの我が(クラン)です……」

 

「マスターさんもフォルトさんも、お帰りなさい。随分な旅路だった様ですね?」

 

「本当ですよーっ。“ドリームマン”案件なのは知ってたけど、まさかあんなにヤバいだなんて思わなかったよ……」

 

「あ、あはははー。ごめんなさい、詳しくは言えない事情があったので……」

 

「ん、上の人から了承は出てたから良いんだけどね。こんな事でもなきゃ態々遠路はるばる黄河まで行く機会なんてなかったしね」

 

「それでもそのお土産の量は明らかに買い過ぎだと思いますが」

 

「ふ、二人分。二人分のお土産だから……クランメンバーの皆やオーナー。勿論ラストさん用のお土産もちゃんと別個に買って来てるんですよ?」

 

「まぁ良いですよ。これでも私達はベテランの<マスター>なんですから多少の散財は進んでするべきでしょうし」

 

「わぁい! 私ラストさんのそういう意外と柔軟な所好きですよっ」

 

「但しマスターさんはその珠については後でちゃんと説明してくださいね?」

 

「…………こ、これは私の戦利品デスヨー?」

 

「はぁ……火種は持ち込むべきではないと思うのですけど」

 

「まぁまぁ。あれは一応……一応、ちゃんとした貢献と交渉の成果の報酬だから……」

 

「分かってますよ。そうじゃなかったらもっと強く言っています……」

 

「そうですよっ、私かーなーり頑張りました。褒めてくれても良いと思いますっ」

 

「いつも割と普通に褒めてるじゃないですか……でも、ええ。<イレギュラー>討伐のMVPになるとは思ってもみませんでした。本当に凄いですよ」

 

「実力はある筈なのに、他の<超級>相手の勝率はすこぶる悪かったからねぇ。良かった良かった!」

 

「ふふーん! ――あ、そういえば」

 

 

「そちらに出たと言う<イレギュラー>の方は、結局どうなったんですか?」

 

「ああ、それなら――――――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆

 

 

 

 

 

 

 

◆◇

 

 

 

 

 

 

 

◇◆

 

 

 

 

 

 

 

□■

 

 

 

『███――』

 

 

 旧ルニングス公爵領から数百キロメテル離れた平原地帯。

 ……その端の端、何もないかのように見える場所……多重の隠蔽結界で囲まれた其処。

 そこに、【アルコーン・セプテム】の分体――【アルコーン・ハイドラグ】は居た。

 

 それは、万が一の為にと予め本体から切り離していた分体。

 スライムのそれとほぼ同じであるが、サーキズムの使徒である【アルコーン】はスキルなど用いなくともそれを為し……そして、結果的に保険は此処に成功したのだった。

 

 だが……所詮、保険は保険だ。

 所持しているリソースは本体の1%にすら満たず、その知性も本来のそれと比べ大幅に削がれている粗悪品……【アルコーン】から分かたれ、その名を持っているのが情けなるほどに脆弱な存在だ。

 本体と比べ削れている所は余りにも多く、【アルコーン】たらしめる異界の秘奥も僅かな数しか使用する事はできはしない。

 

 そんな脆弱な分体は、今……この人気が無い平原地帯で酷く怯えているのだった。

 その理由は当然――本体である【アルコーン・セプテム】が討伐された事を知覚しているからだ。

 

 

 【アルコーン・ハイドラグ】は知っている。脆弱な身になった今だからこそ……より脆弱である人間達がどの様に考え行動しているのかと言う事を、本体以上の共感力で以て知っている。

 客観的に見て、【アルコーン】がどういう存在であるのかを、その存在に関係している者を敵対者がどうしようと思っているかを――――

 

 

 ……間違いなく、【アルコーン・ハイドラグ】の存在が知れたら草の根分けてでも探し出して、確実に始末しようとしてくるだろう。

 生かしておけぬと赫怒の表情で、必殺の意気で殲滅しに来るであろう。

 

 

 ――嫌だ。それだけは嫌だ。

 

 自分は【アルコーン・セプテム(七番目のアルコーン)】から分かたれ……そして、最後に残った希望なのだ、と。

 自身を構成する大きな要素である悪意や加虐心すらも己の生存の為に隠れ潜み敵手をやり過ごす手段を探る知恵へと回し――

 

 

「ほう。案外近くに居たか。当てが外れずに済んだようだ」

 

 ――あってはならない、他者の声を聴いた。

 

 

『██――ッ!?』

 

 

 

 そこに――何らかの方法で接近を隠蔽していたのか、僅か数十メテルと言う距離に立っていたのは一人の……特に特筆する様な特徴もない、老人だった。

 そこそこに良い外套を羽織った、何の武器も持っている様子がない老人だ。

 

 だが、しかし……先の発言と合わせて、左手に刻まれし<マスター>の象徴たる<エンブリオ>の紋章が刻まれているのが僅かにでも見えれば……

 その老人が偶然此処に迷い込んだだけの老人ではあり得ない事が誰にだって理解できるだろう。

 

 【アルコーン・ハイドラグ】の行動は迅速だった。

 ――即座に構築した確殺の魔弾を……命中した対象を抵抗の余地なく強制的に“生贄”に捧げさせる呪詛が込められた魔法を幾発も老人に向けて解き放った。

 

 それは、本体のそれと比べて大幅に劣る【アルコーン・ハイドラグ】が行える最強最大最速の攻撃魔術。

 分かたれて尚その状況判断と決断能力には翳りはなく、己の生存の為の最適解を行使したのだ。

 

 老人の目的も分からず、そして相手は<マスター>なのだから殺した所で大して意味はない?

 そもそも本体が倒されて数刻もせずに残った分体である自身の所に来ている時点で――それが良い物である可能性など僅か程にしか残っていないのだ!

 その僅かな可能性に賭ける程の余裕も希望もある筈もなく……ならば、邪魔者を排除するついでにその身体を司るリソースを贄として捧げさせる。

 そして、<マスター>であろうと一度死亡したからにはあちら(・・・)で情報を伝えられるとしても、この世界(・・・・)とは若干のラグがある。

 その間に得たリソースをも費やして全力で身を隠し再起の為に地下深くへ潜る――――瞬時の内にそう判断し不確定要素を省いた最適解に向けて行動したのだ。

 

 

 実際に、【アルコーン・ハイドラグ】の判断は間違っていない。

 確かに件の老人は【アルコーン】を助けようとするつもりなど欠片もなく、排除する為に探していたのだし、此処で倒れては他の行動できる<マスター>へ連絡しようとしても一手遅れていただろう。

 勿論、索敵に特化した<エンブリオ>も存在はするが環境適応能力も持ち逃げに徹する【アルコーン・ハイドラグ】を追い詰めるのは並の<マスター>では一筋縄では行かないだろう。

 ……卑小な分体とは言え、あれは【アルコーン】なのだ。

 僅かにでも行使できる魔術を組み合わせれば熟練の<マスター>のパーティだって返り討ちにする程度は容易いのだから。

 地下に潜り、リソースを溜める事が出来たのなら、猶更の事だ。

 

 

 だから、【アルコーン・ハイドラグ】の判断は間違っていなかった。

 

 

 

 ――間違っていたのは、眼前の障害を排除する為の行動の選択と……そして、拙速を重んじて相手を深く観察する前に速攻で行動に移った事だった。

 

 

 仮に……攻撃する前に注意深く眼前の老人の<マスター>を観察していれば、気付けていただろう。

 その<マスター>の左手に刻まれていた紋章が――()()()()()()()()()だという事に。

 

 そう、二重の円枠の中心に向けられた三本の矢印の紋章――――SCP財団のマーク(・・・・・・・・・)と同じ物であるという事に。

 

 

 

「ああ、対処手段は用意していたが、そう来るか。()()()()()()()

 

 

 老人……クラン、<Superior Calculation Pioneer>のオーナー、オリジンの左手の紋章が輝き、その手に()が創出される。

 眼前に迫る呪詛の魔弾に対して、彼の有するTYPE:アポストルWithルール・ラビリンスの【災秘櫃 パンドラ】の

 

 

「パンドラ」

『了解――《確保》』

 

 

 <()()()()()()()>の力が顕現した。

 

 固有スキルが宣言された次の瞬、【アルコーン・ハイドラグ】の放った渾身の魔弾は……霞の様に消えた。

 

 ――――否、そのアイテムボックス()に……【パンドラ】に()()()()()のだ。

 

 

 

『――…………ッ!?』

 

 【アルコーン・ハイドラグ】が一瞬だけ疑問と驚愕に虚を突かれ。

 そして、その一瞬だけで勝負は決していた。

 

 

「さて、あれは本来の物ほどの不死性はないと思うが……不死身の怪物を屠るには、まぁ()()()()()()跡形もなく消し飛ばす――と言うのは定石だろう?」

 

 

 ――次の瞬間。

 【パンドラ】から放たれた極光の光線――――《OVERDRIVE(【グローリア】の極光ブレス)》が【アルコーン・ハイドラグ】の全身を呑み込み。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 極光の照射が終わり、後に残ったのは……既にモンスターですら無くなり、完全にリソースとして分解され光の塵となった【アルコーン・ハイドラグ】と、勝者であるオリジンだけだった――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇ 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆

 

 

 

 

 

 

◆◇

 

 

 

 

 

 

□■ ――幕間

 

 

 

 ……それは、闇の中での一幕。

 本来であればあり得ざる筈の……ゲームマスター(管理AI)と一プレイヤーとの私的な会話――――

 

 

 

[――全く。今回程クールタイムが明けるのが待ち遠しい時は無かったぞ――本当に今回はやってくれたな。私達も度肝を抜かれたよ。終わったと思っていた悪夢に再会した気分だ。仮にこれが普段の意趣返しであれば大成功間違いなしであろうな]

 

 

【まぁそう言われると思っていたけどもー。別にあれらは結果としてああなりはしたけど、僕らが意図して騒動を湧き起こしたんじゃないんだよー?】

 

 

[だが、その為の(UBM)は其方で用意したし――――その騒動で一人でも<超級>が増える事を望んでも居たのだろう? どうやら、今回は空振りだった様だが]

 

 

【否定はしないよー。……君達も知っての通り、僕達にも僕達の目的があるからね。ティアン(この世界の人達)には悪いとは思っているけど――】

 

 

[何、別にそこは問題ではないだろう。だが……流石に今回の相手は不味かっただろう。この世界の理(<アーキタイプ・システム>)に非ざる術理の使い手は――場合によっては全てが台無しになる可能性すらあった筈だ]

 

 

【……うん。僕達もそこは油断したなって思わないでもないんだけど――我流の術理の使い手は、その……僕達にも察知できないと言うか、むしろ僕達も教えて欲しい所があるくらいなんだけどねー】

 

 

[……頼むからもっとしっかりしてくれ……宣伝か? もっと宣伝して<マスター>を増やして欲しいのなら回りくどくしなくて良いぞ。私達もこの世界に消えて貰っては困るのだぞ……!]

 

 

【あははー、分かってるって。よっぽど<マスター>が減った時はお願いするかもねー】

 

 

[ああ。……今回の要件の一つ目は終わりだ。それで――]

 

 

【分かってるよ。合図を送ったのはこっちだからね。――今からジェームズ・フランクリン(犯罪者)の座標とマーキングを其方の部下の方に送らせて貰うよ】

 

 

[了解した。……うむ。座標の受け取りは完了した様だ。情報提供感謝する]

 

 

【どういたしましてー。まぁ、こういうのは僕ら(管理AI)の得意分野だからねー】

 

 

[ふ、得意分野だからと言ってこうも簡単に実行できるというのも末恐ろしいと思うが。あれも<マスター>(利用者)になり得る者だったのだろう?]

 

 

【――あれは君達みたいにお行儀良い人達と違ってこの世界を侵略しようとして来ていたからね。<マスター>になるつもりすらない慮外者に丁寧に接してあげる理由はないと思わないー?】

 

 

[違いない。……さて、まだ少し時間があるが――私は此処で失礼させて貰おう。向こうの方でも動かねばならないからな]

 

 

【うん、いってらっしゃーい。――捕り物劇の成果、僕達も期待してるよ――――】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇

 

 

 

 

 

□■<決闘都市ギデオン・第四闘技場>闘技場控室

 

 

 

 

「――って感じで、向こうはある程度手続き(・・・)を踏んで来てるのにこっちはマナー悪いんだからー」

 

「ははは。多少の横紙破りは許してくれよ。君達の中で最も接触しやすいのが君だったのだ」

 

 

 

 同時刻。

 王国の大都市ギデオン。その闘技場の一室で……二人の男が向き合い密談に興じていた。

 

 片方は元よりこの部屋の主である者。

 長らくアルター王国の決闘王者であった青年の<マスター>にしてアルター王国の現決闘ランキング4位でもある猛者――【猫神(ザ・リンクス)】トム・キャット。

 

 もう一人は――許可なき闖入者。

 如何なる手段によってか施錠もされている筈のこの部屋に侵入せし珍客。

 ――カルディナクランランキング第30位、<Superior Calculation Pioneer>のオーナーである【大賢人(アーク・セイジ)】オリジンだった。

 

 

 ――だが、確かにそれは二人の肩書であるが……今対峙している二人としては、それだけでは不足だ。

 

 即ち、正しくは……管理AI13号チェシャにして、【無限増殖 グリマルキン】。そして超級職にして<超級エンブリオ>を持つ<マスター>、それと同時に――

 

 

「まったく――“創設者(ザ・ファウンダー)”、オリジン(原初の一人)がこんな所で油を売っているだなんて知れたら部下達のモチベーションが落ちるんじゃないのかなー?」

 

「この程度は息抜きだとも。やるべき仕事はきちんと熟しているのでな。今回だって――ほら」

 

「――これは……■■■■■……の、欠片……もどき?」

 

「ああ、【アルコーン】の分体が持っていた物だ。大方、研究して複製でもしようとしていたのであろう」

 

「なるほど、それは危なかった……と言う程でもないかなー?」

 

 

 そう言ってオリジンから差し出された物を受け取りながら苦笑する。

 

 ……実際に、管理AIであるチェシャとしても■■■■■を部分模倣したとでも言えるそれは驚愕に値する物ではあるのだ。

 それは間違いなく、この世界で公表されればパワーバランスを一変させ得る可能性を秘める程の技術だ。

 

 だが……チェシャの心理としては、脅威と言うよりも先に、感心と興味の方が先に出てしまうのが致し方ない事だろう。

 それを為したであろう超常的な技巧と言うのはこの世界でも神と言える程の超越存在である管理AI達ですら持っていないのだから。

 

 ……あるいは、眼前にあるこれと同格以上のオーパーツと言える、かつての強敵(ライバル)である同様に超常的な技巧を持つ者が作った、封印するだけならまだしも封印した〈UBM〉の固有スキルの限定行使すら可能なとある珠の事を思い出して。

 

 そして何より――

 

 

「複製――とは言っても、これ自体は使用者の指向性に合わせるだけのリソースの塊でしかないからねぇ」

 

「違いない。広まればリソース獲得の近道にはなっただろうが」

 

「それだけでスペリオルクラスに――インフィニットクラスになれるのなら苦労は要らないんだけどねー……」

 

 

 今までの苦労を……この<Infinite Dendrogram>のサービスを開始するまでと、開始してからの苦労を脳裏に浮かべそう嘆息する。

 ……管理AIである彼ですらしみじみと回想する程に濃く、そして長い苦闘の日々だった。

 

 

 ……しかし。

 

 

「――だが、そちらはもう目標数の半ば以上は済んでいる、だろう? 実に羨ましい事に」

 

「――それは、その通りだねー。<マスター>の皆のお陰だね。勿論君達みたいな人達もねー?」

 

「私としては我が財団の精鋭達を以てしても四人(・・)しか<超級>に至っていないのが憤懣やる方ない所なのだがな……」

 

「いや、四桁人程度の試行数で四人ってのは普通に凄い事なんだけどねー!?」

 

 

 その様に、古い知り合い(・・・・・・)との短い会合を終えて――世界は再び回っていく。

 その先に、その未来に何があるかは……きっと(無限級)ですら分からない事――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆

 

 

 

「――……本当に、羨ましい事だ。だが、こちらとて歩んでいるのだ。――進んでいるのだ」

 

「我らは我らの理念と律を持つ。それが同じ方向を向いているのなら……協力を惜しむ理由は欠片もないだろう」

 

「異世界の限定構築は既に確立された。後は彼らの――新たな無限級(インフィニットクラス)の誕生を見届けるのみ」

 

 

「――――本当に、実に羨ましい事だよ。だが……我らの目的はその遥か先にある物なのだから」

 

「その為に――君達(無限級)をも普遍的な物(Explained)とする為に、応援しているとも、愛し子(エンブリオ)達よ――――」

 

 

 

 ――Episode End.

 




ステータスが更新されました――――

名称:【災秘櫃 パンドラ】
<マスター>:オリジン
TYPE:アポストルWithルール・ラビリンス
能力特性:確保・収容・保護
到達形態:Ⅶ
スキル:《確保》《収容》《保護》《災厄封ず人理の守り人(パンドラ)
モチーフ:ギリシャ神話における災いが詰まっていた箱“パンドラ”
紋章:二重の円枠の中心に向けられた三本の矢印
備考:アイテムボックス型の<超級エンブリオ>。
 機能的には超凄いアイテムボックスでしかない。
 【パンドラ】内空間超拡張や【パンドラ】内外からのあらゆる干渉に対する絶対的な耐性と隔絶、そしてそんな隔絶空間に対して状態を維持したまま収納する事が可能となるスキルが揃っている。
 必殺スキルは常時発動型の各固有スキルの性能強化と、特殊性の欠片もないアイテムボックスの延長にしかない<エンブリオ>。

 【サイクロンポケット】の様に間接攻撃であればそれが物理的非物理的を問わず収納して更にそれを放出する事も可能であったり、圧縮空気や圧縮水を放出する事による攻撃や大洪水(物理)、土砂流(物理)の他に超大質量攻撃等も可能だが、ただのアイテムボックスの延長である。
 
 
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SCP-3000「アナンタシェーシャ」
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サーキシズム・ハブ
http://scp-jp.wikidot.com/sarkicism-hub
O5司令部書類
http://scp-jp.wikidot.com/o5-command-dossier
SCP財団とは――
http://scp-jp.wikidot.com/about-the-scp-foundation
 

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