バトらない自分のガラルな日々   作:アズ@ドレディアスキー

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初投稿です。よろしくお願いします。

ずっと読み専だったのですが、他の作者様の作品を読むと言う形で、貰ってばかりで、自分も何か返せないかとずっと考えていました。
幸いにも書きたいと思えるテーマが浮かび、この小説を書くに至りました。

これで少しでも何か返す事が出来ればな、と思います。

……これを読んでる他の小説の作者様は「コイツこんな事言っておいて、他の小説の評価も感想も書いてねぇぞ!」と思われるかもしれません。
それに関してはアカウントを作るのが面倒だったので出来ていませんでした。後悔も反省もしておりません。

それでは長々と語ってしまいましたが本編をどうぞ。


1話 憑依者のガラルの夜明け

 ポケモンソード・シールドが発売されてからしばらく経った。

 

 多くの人がガラルで旅をしたり、レイドバトルをしたり、ランクバトルなどを楽しんでいる中、俺は同じように楽しみつつもいまだに3DSを手放せないでいる。

 

 今日もjoyconを手放した後に3DSを掴み、パーティーのポケモン達とポケリフレで戯れる。まずは先頭のドレディアにポケ豆を与えるところからだ。

 ドレディアはポケリフレでかまってあげると左右にぴょんぴょん跳ねるのだが、これがとても愛らしい。

 

 ……もちろん新作の方でもチャンピオンになったし、図鑑もすべて埋めるくらい遊んでいる。

 

 ただ新作では出会えないポケモンが多いのだ。

 

過去作の伝説・準伝説は全滅。

アローラ固有のUBも全滅。

過去御三家もリザードン以外全滅。

それら以外にも細々と全体の約半分近いポケモンが新作に登場しない。

 

 そして何よりも自分の相棒のドレディアが居ない。

 

 

 …………なんで???

 

 

 100歩譲って前作に野生で出なかった草単タイプ&イッシュ出身のマラカッチに出番を譲ったからだとしよう。

 

 でもドレディアの対となるエルフーンは普通に出てるのに?

しかも、綿花が元ネタのポケモンとしてワタシラガとヒメンカが被っているのに?

しかもしかも、バウタウンにて水タイプジムの前にNPCと交換出来るという優遇もされてるのに?

 

……以前からも兆候はあった。

フェアリータイプ付与。

ポケモンカードに於ける格差。

グッズの格差。

これらの格差が更に人気に差をつけて、更に差が広がるという悪循環。

 

 なんで?ドレディア可愛いでしょ?お姫様でしょ?待機モーションめっちゃあざといでしょ?ポケモンの世界大会でもパーティーに選出される位強いポケモン&愛されポケモンなんだよ?

 

 あ゛ぁ〜、グラフィックが向上したドレディアが見たかった〜。ダイマックスしたドレディアが見たかった〜。一緒にキャンプがしたかった〜。一緒にガラルを旅したかったあ゛ぁ〜。

 

 ……畜生!あの優遇&害悪ポケモンめ!

 

 

 でも好き(熱い掌返し)

 

 

 ドレディアのポケリフレも終わり、隣のエルフーンのポケリフレに取り掛かる。ポケ豆を与えると嬉しそうにくるりと回るのだ。これがまた可愛い。

 仕方がない、エルフーンもドレディアとはまた違った可愛さがある。

 

 満面の笑みは見てるこっちが幸せになるし、ふわふわ浮いているところは癒やされるし、あのもこもこは触ってみると信じられない位ふわふわだった。流石は高級品にもなるもこもこ。

 ただ、この前勝手に俺の部屋に侵入して、あのもこもこを部屋中に撒き散らした挙げ句、大事な物入りバッグを隠すという所業をやらかしたのは許さない。

 

 ……でもあの満面の笑みを向けられると怒るに怒れないんだよなぁ。イタズラした子もバッグの中身をバラ撒いたりなどせずに、バッグのまま部屋に隠すなど、あくまでイタズラの範囲で済ましてるし。

 

 ただ許すのはあくまで可愛いエルフーンだけだ。もし手持ちにオーロンゲが居たとして、同じ事してきたらウールー用のバリカンを近くの農家から借りてきて、その長髪の色んな所に剃り込みをいれてやる。

 可愛いは正義、慈悲は無い。

 

 まぁそもそもオーロンゲが手持ちに居ないし、加える気も無いから起こり得ないんだけどな。

 

 というか、あれ?

 

 イタズラされた部屋って俺の部屋なのにこの部屋と違う?

 いや、そもそもポケモンが架空の生き物なのに、なんで会ったことや触ったことが有るんだ?

 

 

あれ?

 

 

________________

 

 

「……なんだ夢か」

 

 カーテンの隙間から覗くまばゆい朝日が間に入り、気怠げに目を擦る。

 

 目覚まし時計が鳴る前に起きた為、二度寝を決めようかと考えるも、後数分で鳴りそうだったため渋々毛布を剥がし、ベッドから降りてカーテンを広げ、部屋に光を入れる。

 

 顔を洗いに洗面台へ向おうかと考え、振り向くとサイドテーブルの上にある物が朝日を反射してキラリと光っていた。

 それはこの世界の象徴とも言える、赤と白で塗られた玉「モンスターボール」だった。

 

 それは朝日を受け、少し左右に揺れた所を見るに、どうやら自分の相棒も起きたようだ。

 

「おはよう、今日もよろしくな」

 

 サイドテーブルの高さに顔を合わせるようにしゃがみ、声をかけると先程よりも大きく揺れた。

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