「…なぜお前はこんなに役立たずなのだ。」
父様?
「私たちの顔に泥を塗る気ですか? 姉さん。」
ツクヨミ? 今なんて…?
「なんでこんな愚図が太陽神になれたんだ…。」
スサノオ? なんでそんな事言うの?
「フシュルルル…!!」
…! カグツチやめて! なんで私を噛むの!?
「正直に言うわ…
あなたは、落ちこぼれよ。」
母様……。
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「ふぅ…今日もくたびれた…
でも、明日から休みだしのびのびするか。」
「…」
「あれ…? 女の子かな?」
「…」
「…捨てられたのかな?」
これが、始まりだった。
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「う…うぅん…?」
目を覚ますと、見慣れた汚い天井…ではなく、白い綺麗な天井だった。
「あっ! やっと起きた!」
不意に声を掛けられたので、その方向を見ると優しそうなおじさんがいた。
「あの…ここはどこですか?」
「ああごめん、ここは僕の家だよ。君が道端で倒れてたからとりあえず僕の家にいれたんだ。」
私は、どうやら倒れていたらしい。
その証拠に、体の節々が痛く力が入らない。
そして、お腹も空いた。
おじさんは笑って、
「お腹が空くのは健康な証拠だよ♪ ほら、これをお食べ。」
と言って、ご飯を作ってくれた。
とっても美味しかった。
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私がおじさんに拾われてから、何年かたった。
おじさんはいつもとても優しくて、大好きだ。
私を捨てた人達のことは、もう忘れてしまった。
「ふふふーん♪ あっ♪今日もいい天気♪」
最近は、よく晴れる。
晴れる日が、私は大好きだ。
心が晴々とするから。
「お父様♪ 朝ごはんが出来ましたよ♪」
「おおそうか♪ アマテラスのご飯はとても美味しいからな。ありがとうな。」
「もう、お父様ったら♪」
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おかしい。
いくらなんでも、おかしすぎる。
天界に、光が昇らないのだ。
作物も実らず、神がバタバタと死んでいった。
「父上…このままでは…」
「あなた…」
スサノオとイザナミも、生活するのがやっとの状態だ。私も、もう何年も食べていない。
こうなったのはいつからだったか?
もう何年も前だ…覚えていない。
「だったら、アマテラス様を連れ帰ればいいのです。」
神の誰かが、言った。
その時には、私達はもう狂ってたのだろう。
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ピンポーン
家のチャイムが鳴った。
「はいはい、今行きます。」
今日届く荷物なんてなかった気がするけれど、とにかく玄関に向かった。
「アマテラスを返せ。」
「は?」
何を言われたのか分からなかった。
何故アマテラスの名前を知っている?
「早く返せッ!!」
凄まじい気迫で、大男は怒鳴った。
彼らと彼女の関連性は分からないが、ここで渡したら二度と彼女に会えない気がした。
「そうか……なら…。」
グサッ
「勝手にアマテラスを貰っていくぞ。」
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「お父様? どうしましたか…ッ!? お父様!? お父様!?」
心が凍りついたような感覚がした。
お父様が、大男に日本刀で刺されていたのだ。
「やっと来てくれたかアマテラス! さあ早く高天原へ帰ろう! 皆が待ってるぞ!」
大男が何を言ったか分からなかった。
ただ、猛烈な殺意と敵意が沸いた。
全てが、光と熱に包まれてく感じがして―
きづいたら、なにもなくなっていた。
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「ねえ、何読んでるの?」
「あぁ、アマテラスっていう神様のお話さ。」
「アマテラス?」
「うん、この世界っていうのは一回アマテラスによって焼き尽くされたんだって。」
「!」
「世界を焼き尽くした理由は、色々言われているけど、一説によれば、父に殺されてしまったある人の所へ行くために、世界ごと自分の自殺に巻き込んだんだって!」
「…アマテラスと、その人はどうなったのかな…。」
「さあ? でも…
もしかしたら、どこか違う世界で仲良く暮らしているのかもね?」
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シヴィニアちゃんのお腹スリスリしたい(変態)
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闇