バトルスピリッツ 獄焔 外伝 特撮カードバトラー 真木シュウヤ   作:置き物

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どうも。置き物です。
今回、陣禅祀さんが連載している『バトルスピリッツ獄焔』のスピンオフ作品を書かせて貰うことになりました。リンクはあらすじの方に載っけているので是非ご覧下さい!
この作品の主人公は『バトルスピリッツ獄焔』の第3話にて登場しました真木シュウヤ君です。
自分でリクエストしたキャラクターを自分で書くというのは何か不思議な感覚があるもんですね()
前置きはこれくらいにして特撮カードバトラー・真木シュウヤ君のお話をお楽しみ下さいー!


獄焔外伝 本編
第1話 『俺が出禁!?』


「あー…暇だ…」

 

ども。皆さんいかがお過ごしですか。

特撮カードバトラーの真木 シュウヤです。

バイト終えて暇になっちゃった俺はどうしたもんかと考えている最中ってとこで…。

 

「よし!暇つぶしにカゲトさんの行ってたショップにでも行くか!」

 

今日は休日。誰かぐらい対戦相手は居るだろう。

そう思って俺はカゲトさんと出会ったショップに行ったんですが…

そこで予想外の対戦相手が現れたとはこの時は思っても見なかったっす…

 

俺が店に到着してストレージを漁ってた時。

肩に何か感じたんですよ。

いや、別にホラーとかじゃないすよ?

 

「キミかね。真木シュウヤというカードバトラーは」

 

「は、はい。そうですけど…?」

 

「そうか…なら単刀直入に言おう」

 

 

 

「キミの出禁をかけてここで対戦しようじゃないか」

 

「はい〜?」

 

あまりの唐突さに特命係のあの人みたいなセリフがでちゃいました。

 

「てかアンタ誰ですか。人の肩に手ェ置いて!何様ですか!Qさまですか!!」

 

「いや実名だすのはまずいからやめようね。私はこの店の店長だ」

 

「へーっ、店長っすか。…!?店長ォ!?」

 

「キミの反応面白いね。マガジンマーク2つぐらいついてるよね。まぁ、それは置いといてだ」

 

店長が咳払いをした後、ある一言が放たれる。

 

「キミ、前に店来た時何したか覚えてる?」

 

「えーっと、カゲトさんのバトルして負けたんすよね…右手が光らなくて…何か俺らの存在外からの圧力感じました」

 

「いや、そこじゃないだろ。特に後半部分。キミ、ここでハーモニカ吹いただろ」

 

「あー…あれすか…」

 

そういえばそうだった。

唐突に吹きたくなっちゃったから入店する時にハーモニカ吹けばガイさんぽくてカッコよくね?と思ってやってしまった。

オーブニカ持ってくんの忘れたし。

そしたらめちゃくちゃカゲトさんとか周りの人から引かれたんすよね…。

 

「あれは若気の至りというかなんというか…唐突に吹きたくなったんですよ…これも何かの存在によって…」

 

「もう存在外とかいう言い訳はナシだぞ。それであまりにもお客さんから苦情が来てな…そこでキミを出禁にしようと思ったんだがキミも大事なお客さんであることには変わりない。そこでキミと出禁を賭けてバトスピで対戦しようと思うのだが」

 

出禁を決めるのにバトスピすんの?って思った貴方。

この作品のタイトル忘れてないっすか?

『バトルスピリッツ 獄焔 外伝』ですからね。

そりゃ、バトスピしますよ。

 

「俺、店出禁にされたくないっすよ!」

 

「それじゃ決まりだ。仮想バトルマシンまで来たまえ。キミと対戦する為に確保しておいたよ」

 

「さすが店長だぁ…」

 

てかそれって店長権限の濫用では…?

 

ーーーーーーーー

 

こうして店への出禁を賭けて俺と店長とのバトルが始まるのだった。

 

「それではシュウヤ君やろうじゃないか」

 

「俺の出禁がかかってますからね。遠慮しませんよ!」

 

「「ゲートオープン!界放!」」

 

TURN 1

 

「先行は俺が貰います。スタートとコアは無いっすね。ドロー、リフレッシュ、メインステップ。軽減なしの3コストでディケイドウィザードを召喚!」

 

ディケイドウィザード Lv1(1)BP 2000

 

バトルフィールドに仮面ライダーディケイドが現れる。

といってもその姿は仮面ライダーウィザードにカメンライドしたディケイドだ。

 

「それじゃ召喚時効果を発揮!デッキの上から3枚オープンして、その中のカード名に『ディケイド』/『ディエンド』を含むカードを1枚ずつ手札に加えますよ」

 

オープン :ディケイドビルド

:ディケイドカブト

:マシンディケイダー

 

「うーん…それじゃ『ディケイドカブト』を手札に加えて、残りを破棄。このままエンドステップまで」

 

《シュウヤ》

 

Life:5

 

Hand :5

 

Reserve :0

 

Trash :3

 

Burst:無

 

Field:ディケイドウィザード Lv1(1) BP2000

 

TURN 2

 

「私のターンだ。スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メインステップ。0軽減5コストで剥がれ落ちるウロコ山を配置」

 

店長の背後に今にも崩れそうな山がそびえ立った。

 

「そして、バーストをセット。このままアタックステップ、エンドステップだ」

 

《店長》

 

Life:5

 

Hand :3

 

Reserve :0

 

Trash :5

 

Burst:有

 

Field:剥がれ落ちるウロコ山 Lv1(0)

 

TURN 3

 

「んじゃ…スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メインステップまで。とりあえず赤1軽減の0コストでディケイド響鬼をLv1で召喚しますよ」

 

KAMEN RIDE HIBIKI!

 

特徴的な音叉の音が鳴り響き、響鬼の姿となったディケイドがバトルフィールドに現れる。

 

ディケイド響鬼 Lv1(1)BP 1000

 

「続いてディケイドウィザードをLv2にアップさせます」

 

ディケイドウィザード Lv1(1)→Lv2(3)4000

 

「それじゃ、アタックステップ!ディケイドウィザードでアタック!」

 

「フラッシュは無いぞ」

 

「こちらのフラッシュ!赤2軽減の1コストで仮面ライダージオウ ディケイドアーマービルドフォームの【チェンジ】を使用!」

 

【チェンジ】についてあまり知らない人もいるかもしれないんで解説するっす。

【チェンジ】は仮面ライダーコラボブースター及びコラボスターターから登場した能力で、仮面ライダーのフォームチェンジを再現したキーワード能力っすね。

まぁ手札からマジックの様に使用出来るスピリットの効果…って感じです。

最近は仮面ライダーだけじゃなく、デジモンやウルトラマン、はたまたゴジラにまで使われるようになった効果っす。

僕の好きな作品ばかりでヨダレが…

 

「コラコラ、シュウヤ君。解説するのはいいがヨダレが垂れてるぞ」

 

「す、すいません…てか、何で解説してんの分かったんすか()。まあ、いいや。とりあえず効果で系統:『仮面』を持つコスト6以下のスピリットと回復状態で入れ替えますよ」

 

ディケイドウィザードの姿が消え、代わりに仮面ライダージオウがパワーアップした姿である

ディケイドアーマービルドフォームが現れる。

 

「なるほど。【チェンジ】でディケイドウィザードを再び召喚するのか。フラッシュはない」

 

「こちらもないっす」

 

「それではそのアタック、ライフで受けよう」

 

《店長》

 

Life 5→4

 

「ライフ減少時でバーストは…ない」

 

「それじゃターンエンドっすね」

 

《シュウヤ》

 

Life:5

 

Hand :5

 

Reserve :0

 

Trash :1

 

Burst:無

 

Field :ディケイド響鬼 Lv1(1)BP 1000

:仮面ライダージオウ ディケイドアーマービ ルドフォーム Lv2(3)BP 7000

 

TURN 4

 

「私のターン。スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メインステップに入るぞ。まずは赤と紫でそれぞれ1軽減0コストで亡霊怪獣シーボーズをLv1で召喚だ」

 

亡霊怪獣シーボーズ Lv1(1)BP 2000

 

体表に怪獣の骨そのものの姿をしたスピリットが召喚される。

コイツは初代ウルトラマンに登場した怪獣なんすよね。

 

「さらに紫2軽減1コストで旅団の摩天楼をLv2で配置する」

 

ウロコ山の隣に暗闇が覆う摩天楼のネクサスが配置される。

 

「配置時の効果で1ドロー。そしてシーボーズのLvを2に上げ、アタックステップだ」

 

亡霊怪獣シーボーズ Lv1(1)→Lv2(3)BP 4000

 

「シーボーズでアタック。その時、旅団の摩天楼のLv2効果を発揮!自分の系統:『無魔』を持つスピリットがアタックした時相手のスピリットのコアを1個リザーブに置くぞ。それではディケイド響鬼のコアを置いてもらう」

 

維持に必要なコアを失い、ディケイド響鬼が消滅する-。

…にみえた。

 

「そこだ!手札にあるディケイドカブトの効果を発揮!」

 

「何だと…?」

 

「ディケイドカブトは自分の赤のスピリットが破壊または消滅した時にコストを支払わず召喚出来るっす。それじゃディケイドカブトをLv1で召喚!」

 

ディケイドカブト Lv1(1)BP 5000

 

バトルゾーンのディケイド響鬼がカードを取り出し、ディケイドライバーに差し込む。

 

KAMEN RIDE!KABUTO!

 

ベルトの音声が鳴った次の瞬間、響鬼からカブトへとカメンライドしたディケイドの姿がそこにはあった。

 

「変わった効果だ…。フラッシュはあるかね?」

 

「ないっすよー」

 

「こちらもないぞ。BP4000でアタック中だ」

 

「ここはライフで受けますね」

 

《シュウヤ》

 

Life 5→4

 

「それではエンドステップだ」

 

《店長》

 

Life:4

 

Hand :4

 

Reserve :1

 

Trash :1

 

Burst:有

 

Field:亡霊怪獣シーボーズ Lv2(3)BP4000 疲労

剥がれ落ちるウロコ山 Lv1(0)

旅団の摩天楼 Lv2(2)

 

TURN 5

 

「俺のターンっすね。スタート、コア、ドロー、リフレッシュ。メインステップ。それじゃ、厄介なネクサスを早めに退かしときますかね!赤1軽減の2コストでディケイドウィザードの【チェンジ】効果を発揮!相手のネクサスを1つ破壊しますよ。対象は…」

 

ん…?コレ…どっちが厄介だ…?

恐らく店長は系統:『無魔』のデッキだから旅団の摩天楼は維持しときたいはず…

けど、あのウロコ山。何かあるに違いない。

だから先に破壊しておこう。

 

「剥がれ落ちるウロコ山で」

 

ディケイドウィザードから放たれた炎がウロコ山を燃やし尽くした。

 

「そして【チェンジ】効果で仮面ライダージオウディケイドアーマービルドフォームと回復状態で入れ替えますよ」

 

これでまたディケイドウィザードを回収する手段は整ったっす。

 

「それじゃディケイドウィザードのLvを1にダウンさせて、ディケイドカブトのLvを2を上げます」

 

ディケイドウィザードLv2(3)→Lv1(1)BP2000

 

ディケイドカブト Lv1(1)→Lv2(3)BP7000

 

「アタックステップ。ディケイドカブトでアタック!Lv2・3 アタック時効果で自分はデッキから1枚ドローし、相手のBP5000以下のスピリットを破壊するんで亡霊怪獣シーボーズを破壊!」

 

『CLOCK UP』

 

ディケイドカブトが『アタックライド クロックアップ』のカードをベルトに差し込む。そして一瞬とも言うべき速さでディケイドカブトがシーボーズに攻撃を浴びせ、破壊する。

 

「それでは相手による自分のスピリット破壊時にバーストを発動だ。鬼岩要塞!バースト効果によって疲労状態のディケイドカブトを破壊する」

 

突如として現れた要塞から波動が放たれ、為す術なくディケイドカブトが爆散する。

 

「ぐぬぅ…」

 

ディケイドカブト後から【チェンジ】で回収しようと思ってたのになぁ…

 

「そしてコストを支払わずに配置。配置時効果で1ドローだ。そしてフラッシュ確認だがこちらは無いぞ」

 

「うーん…どのみち除去られそうだからなぁ…フラッシュ、赤2軽減の1コストでディケイドアーマービルドフォームの【チェンジ】でディケイドウィザードと入れ替えます。フラッシュありますか?」

 

とりあえず手札にディケイドウィザードがあればこのデッキは何とか動けるんで確保するのが吉だ…

 

「フラッシュはないぞ」

 

「了解です。それではターンエンドで」

 

《シュウヤ》

 

Life:4

 

Hand :6

 

Reserve :2

 

Trash :4

 

Burst:無

 

Field :仮面ライダージオウ ディケイドアー

マービルドフォーム Lv1(1)BP 4000

 

TURN 6

 

「私のターン。スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メインステップ」

 

「しばらくは除去に徹するか…紫2軽減2コスト。落ち武者ボーンをLv2で召喚する」

 

落ち武者ボーン Lv2(3&Sコア有)BP 5000

 

矢に刺され、骸骨になりながらも未だ動くスピリットが現れる。

 

「そしてバーストをセットし、アタックステップだ」

 

「落ち武者ボーンでアタック。その時、アタック時効果によって相手のスピリットのコアを1個リザーブに置くぞ。なのでディケイドアーマービルドフォームのコアは0になり消滅する」

 

仮面ライダージオウディケイドアーマービルドフォーム→消滅

 

落ち武者ボーンが相手の生気を奪い去り、ジオウの存在を消滅させる。

 

「ぐっ…回収の為だったとはいえ、1コアで置いておくもんじゃないっすねぇ…」

 

「更に落ち武者ボーンの上にソウルコアが乗っているのでトラッシュにある紫のスピリットカードを1枚手札に加える。私は亡霊怪獣シーボーズを回収する」

 

落ち武者ボーンの力によってシーボーズはトラッシュから手札に戻る。

怪獣墓場にいたんだから眠らせてあげて…という原作的なツッコミは無粋だからしないでおくっす。

 

「フラッシュはないっすよ」

 

「こちらもないな」

 

「コイツもライフで受けましょう」

 

《シュウヤ》

 

Life 4→3

 

「それではターンエンドだ」

 

《店長》

 

Life:4

 

Hand :5

 

Reserve :0

 

Trash :2

 

Burst:有

 

Field : 落ち武者ボーン Lv2(3&Sコア)BP5000 疲労

:旅団の摩天楼 Lv2(2)

:鬼岩要塞 Lv1(0)

 

TURN 7

 

「ターン貰うっす。スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メイン

ステップ。それじゃ0軽減の3コストで再びディケイドウィザードをLv1で召喚」

 

ディケイドウィザード Lv1(1)BP 2000

 

「それじゃ召喚時効果で3枚オープン!」

 

オープン :仮面ライダーディエンド(ネオディエンドドライバーver.)

:ディケイド龍騎

:仮面ライダーディケイド激情態

 

「それじゃ仮面ライダーディケイド激情態と仮面ライダーディエンド(ネオディエンドドライバーver.)を加えますよ。残ったディケイド龍騎は破棄で。手札増加後等のバーストはありますか?」

 

「いや、ないな」

 

「それじゃ…1軽減2コストでマシンディケイダーをLv2で配置」

 

マシンディケイダー Lv2(1)

 

ディケイドが乗るバイク型のマシンがネクサスという形で俺の背後に出現する。

 

「バーストをセットしてアタックステップ、エンドステップまで」

 

《シュウヤ》

 

Life:3

 

Hand :7

 

Reserve :1

 

Trash :5

 

Burst:有

 

Field :ディケイドウィザードLv1(1)BP3000

:マシンディケイダーLv2(1)

 

TURN 8

 

「私のターンだ。スタート、コア、ドロー…!リフレッシュ、メインステップ。まずは紫2軽減の0コストで再び亡霊怪獣シーボーズをLv1で召喚」

 

亡霊怪獣シーボーズ Lv1(1)BP 2000

 

店長のフィールドに再び亡霊怪獣シーボーズが召喚される。

 

「見せてあげようシュウヤ君。これが私のキースピリットだ…紫3軽減の4コスト!」

 

「禍々しき三つ首の王よ、我が(フィールド)に来たれ-!黒き骸王バルトアンデルスをLv1で召喚!」

 

黒き骸王バルトアンデルス Lv1(1)BP6000

 

地面が割れ、紫の光がバトルフィールドに広がってゆく。

そこから翼を広げ、咆哮を上げる三つ首のスピリットの姿が現れた。

 

「こ…これが店長のキースピリット…!」

 

思わず店長の言ったことをオウム返しにしてしまう。

それほどまでにこのスピリットの威圧感はとんでもなかった。

1番ヤバかったのはカゲトさんのアレですけど…()

 

「召喚不足コアは旅団の摩天楼から、維持コアは落ち武者ボーンから確保。それにより落ち武者ボーンと旅団の摩天楼はLv1にダウンする。いくぞ!アタックステップ!」

 

落ち武者ボーン Lv2(3&Sコア)BP 5000→Lv1(2&Sコア)BP3000

 

旅団の摩天楼 Lv2(2)→Lv1(0)

 

「黒き骸王バルトアンデルスでアタック!アタック時に疲労状態のコスト7以下の相手のスピリットを破壊するが対象はいない」

 

ん?それだけなのか?

いや、店長がこれだけの為に出すわけがない…

何かあるはず…

 

「そして()()()()()()()()()()()()連鎖(ラッシュ)発揮!」

 

赤シンボル…?そんなのどこに…

ウロコ山は破壊したし、赤シンボルは見当たらないはず…

 

「待てよ…確か!」

 

「そうさ。君の予想通り赤シンボルは存在する。この亡霊怪獣シーボーズがね…!」

 

亡霊怪獣シーボーズ。

コイツは色とシンボルを赤としても扱えるスピリット。

1コスト低くて似たような奴にソウルホースって居るんすけど

あっちと差別化できる点はズバリ系統。

シーボーズだからこそ旅団の摩天楼といった無魔サポートと組み合わせられるのはソウルホースにはない利点だ。

 

「バルトアンデルスの連鎖(ラッシュ)。相手は可能ならば必ずブロックする!」

 

「赤シンボルが欲しいって時に…!」

 

【チェンジ】でバルトアンデルス(あのカード)を除去しようにもコアが足りない。

 

「フラッシュはあるかね?」

 

「いや、ないです」

 

「それでは今フィールドに居るディケイドウィザードでブロックしてもらおうか」

 

「ぐぬ…」

 

襲いかかる三つ首がディケイドウィザードを蹴散らし、破壊する。

 

「ディケイドウィザードが…」

 

「それではこれでエンドステップ」

 

《店長》

 

Life:4

 

Hand :4

 

Reserve :0

 

Trash :4

 

Burst:有

 

Field:落ち武者ボーン Lv1(2)BP 3000

:亡霊怪獣シーボーズLv1(1)BP 2000

:黒き骸王バルトアンデルスLv1(1)BP6000 疲労

:旅団の摩天楼 Lv1(0)

:鬼岩要塞 Lv1(0)

 

(さて、あのバーストがどちらのカードか気になるな。どちらにしよ反応されては困るから耐性がまだついていない状態のLv1のバルトアンデルスでアタックしたのだよ。さぁ…シュウヤ君。この程度で終わるバトラーではないだろう?)

 

TURN 9

 

「厳しいっすなぁ…。スタート、コア、ドロー。リフレッシュ。メインステップ。いや、まだ巻き返せる…!赤1軽減の0コストでディケイド響鬼をLv1召喚!」

 

ディケイド響鬼 Lv1(1)BP 1000

 

「続けて赤2軽減2コストでディケイドアギトをLv2で召喚!」

 

ディケイドアギト Lv2(3)BP 5000

 

KAMEN RIDE AGITΩ!

 

オルタリングの変身音が鳴り、ディケイド響鬼に続いてディケイドアギトがフィールドに姿を見せる。

 

「更に赤2軽減2コスト!ライドブッカーをディケイドアギトに直接合体(ダイレクトブレイヴ)!」

 

ディケイドアギトの手に剣へと変化したライドブッカーが握られる。

 

「ライドブッカーの召喚時効果を発揮!デッキの上から3枚オープンしてその中の系統:『仮面』を持つスピリットを1枚手札に加えます」

 

オープン :仮面ライダーゴーストオレ魂

:白晶防壁

:ディケイドクウガ

 

まだ引けない…けど貰えるものは貰っておこう。

 

「それじゃ仮面ライダーゴーストオレ魂を加えて残りは破棄しますよ。そして、アタックステップ!ディケイドアギトはLv1・2効果で指定アタックできるのでバルトアンデルスを指定アタック!」

 

さっきはディケイドウィザードをブロックさせられましたけど次はこっちの番っすよ!

ご自慢の破壊時耐性もまだついてない今がチャンス…!

 

「仕方あるまい。ブロックしよう」

 

「じゃあマシンディケイダーのLv1・2効果で系統:『仮面』を持つ自分のスピリットがブロックされたんで1ドローしますね」

 

ディケイドアギトがカードを差し込む。

 

FINAL ATTACK RIDE!A A AGITΩ!

 

ディケイドアギトが足を前へと出す。彼の足元には紋章が浮き出た。

その後構えを取り、蹴りを繰り出した彼は目の前の敵・バルトアンデルスに向かう。

ディケイドアギトのキックを受けた骸の王は爆発し、息絶えた。

 

「破壊後のバーストは…ないな」

 

「よし!それじゃこのままエンドステップまで」

 

《シュウヤ》

 

Life:3

 

Hand :7

 

Reserve :0

 

Trash :4

 

Burst:有

 

Field :ディケイド響鬼Lv1(1) BP 1000

:ディケイドアギトLv2(3&Sコア)+ライドブッカー 合計BP 7000 疲労

:マシンディケイダーLv2(1)

 

TURN 10

 

「私のターン。スタート、コア、ドロー、リフレッシュ。メインステップ。ふむ…こう来たか。ならば安全策でいかせてもらおう。私はデッキの上から3枚破棄する事でこのカードの召喚コストを3軽減し、紫3軽減の0コストで紫煙獅子をLv3で召喚!」

 

破棄 :スケープゴート

:旅団の摩天楼

:咎人の骨剣エグゼキューショナーズ

 

紫煙獅子 Lv3(5)BP 10000

 

その名の通り紫の煙を纏い、雄叫びを上げながら獅子がバトルフィールドに舞い降りた。

…って紫煙獅子ィ!?アイツの効果っていったら…

 

「その通り紫煙獅子のLv2・3効果。お互い紫以外のスピリット/ブレイヴカードを効果で召喚する際、5コスト余分に支払わなければ召喚出来んよ」

 

オイオイオイオイ。

めんどくせぇヤツ出しやがりますね…。

しかもご丁寧に維持コアは5コアと来た。

恐らくはあのカードを予測してなんでしょうけどね…。

てかまた人の心の中読んだでしょ()

 

「そして紫2軽減の3コスト。落ち武者ボーンに魔神姫を召喚。2個の不足コアは落ち武者ボーンから1個、シーボーズから1個確保する。シーボーズは消滅する。」

 

落ち武者ボーン Lv1(2&Sコア)→Lv1(Sコア)

亡霊怪獣シーボーズ Lv1(1)→消滅

 

「そして、落ち武者ボーンに魔神姫を左合体(ブレイヴ)させ、紫煙獅子を右合体(ブレイヴ)させる」

 

落ち武者ボーン Lv1(Sコア)+魔神姫 合計BP 7000

 

紫煙獅子 Lv3(5)+魔神姫 合計BP 14000

 

「ゆくぞ、アタックステップ。魔神姫を左合体した落ち武者ボーンでアタック。まずは魔神姫の左合体時効果から解決。自分のトラッシュにあるこのスピリットと同じマジックカード1枚を手札に戻す。私はトラッシュにある紫のマジックカード、スケープゴートを手札に加えるぞ」

 

魔神姫が自身から紫の色を解き放ち、舞う。

その力がマジックカードをトラッシュから手札に引き寄せる。

 

「続けて落ち武者ボーンのアタック時効果。ディケイド響鬼のコアを1個リザーブへ。ディケイド響鬼は消滅する!」

 

ディケイド響鬼 Lv1(1)BP 1000→消滅

 

「そしてソウルコアが乗っているのでトラッシュから再び亡霊怪獣シーボーズを手札に加えるぞ。さて、バーストはあるかね?」

 

グギギギギ…

アンタが縛ってんでしょうが…()

 

「バーストもフラッシュもねぇっすよ!」

 

「オイオイ。キレるな…私もないぞ」

 

「ライフで受ける!」

 

《シュウヤ》

 

Life 3→1

 

俺が伏せたのは仮面ライダーディエンド(ネオディエンドライバーver.)なんだけど、ライフ減少バーストを満たしたるのに紫煙獅子(アイツ)のせいで開けねぇ…。

しかも現況の紫煙獅子も控えてるしなぁ…。

 

「けれどライフが減少したことによってマシンディケイダーのLv2効果を発揮!相手によって自分のライフが減った時、BP7000以下の相手スピリットを破壊する!落ち武者ボーンを破壊!」

 

「そいつは必要経費…!さぁ、これで終わりだ。魔神姫を右合体(ブレイヴ)した紫煙獅子でアタック!」

 

「…フラッシュタイミング!赤3軽減の2コスト!仮面ライダーゲイツゲンムアーマーの【チェンジ】効果でシンボル2つ以上の相手スピリットを1体破壊する!」

 

颯爽とバトルフィールドに仮面ライダーゲイツのゲンムアーマーが現れ、魔神姫によって強化された紫煙獅子を消し去る。

その後、彼もこのバトルフィールドから姿を消した。

 

「何…?」

 

「まぁ、チェンジ元が居ないんでこのまま破棄されちゃうんですが」

 

あ、危ねぇ…。

マグネティックフレイム代わりに入れてたのが功を奏した…。

 

「店長、ちと急ぎすぎたんじゃないすか?」

 

「…反省しよう。エンドステップだ」

 

《店長》

 

Life:4

 

Hand :4

 

Reserve :6

 

Trash :3

 

Burst:有

 

Field :魔神姫 Lv1(0)BP 4000

:旅団の摩天楼 Lv1(0)

:鬼岩要塞 Lv1(0)

 

TURN 11

 

「俺のターン!スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メインステップ!決めるしかない…!まずは赤1軽減の2コストで仮面ライダーゴースト オレ魂を召喚!」

 

仮面ライダーゴーストオレ魂 Lv1(1)BP2000

 

レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!

その変身音と共に仮面ライダーゴーストが現れる。

 

「仮面ライダーゴースト オレ魂の召喚時効果でトラッシュにある系統:『仮面』を持つスピリットカードを1枚手札に戻す!俺はディケイドカブトを手札に加える!」

 

「ディケイドカブトを加えられたか…!」

 

「更にバーストを張り替えますよ」

 

バースト

仮面ライダーディエンド(ネオディエンドライバーver.)→???

 

「行きますよ!アタックステップ!ディケイドアギトでアタック!」

 

「一気に決める気か…。だが、まだ終わらぬ!フラッシュ!紫3軽減1コストでスケープゴート!」

 

手札 4→3

店長 リザーブ 6→5

トラッシュ 3→4

 

スケープゴート…!?

 

「このマジックは自分のトラッシュにある紫のスピリットカード1枚をコストを支払わずに召喚する。ただし、スピリットの召喚時効果は発揮されないがね。蘇れ!黒き骸王バルトアンデルス!」

 

地中からあの強大なスピリット・バルトアンデルスが再び現れる。

 

黒き骸王バルトアンデルス Lv2(3)BP8000

 

「だけど、ここは突破する!フラッシュタイミング!」

 

「何だと…?」

 

「見せてやる…!全てを破壊し、全てを繋ぐ仮面ライダーの真の力を!」

 

ディケイドアギトがある物を取り出す。

その名はケータッチ。

ディケイドをある姿へと強化するアイテムだ。

 

KUUGA!AGITΩ!RYUKI!FAIZ!BLADE!

HIBIKI!KABUTO!DENーO!KIVA!

 

FINAL KAMEN RIDE! DE DE DE DECADE!

 

「煌臨条件はコスト6以上!ライドブッカーを装備したディケイドアギトに仮面ライダーディケイドコンプリートフォームを煌臨!」

 

平成ライダー9人のライダーカードが胸に付き、自身のカードが頭に付く。

別名・歩くライダー図鑑。

ディケイドが真の姿・コンプリートフォームへと進化を遂げる。

 

仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム

Lv2(2)+ライドブッカー 合計BP 12000

 

「ディケイドコンプリートの煌臨時効果!デッキの上から5枚をオープン!そして、その中の系統:『仮面』を持つスピリットカードを好きなだけ召喚する!」

 

「ここで更にスピリットを増やす気か…!」

 

「それじゃ5枚をオープン!」

 

 

オープンカード :ディケイドビルド

:ディケイドブレイド

:ディケイド龍騎

:仮面ライダーディケイドーライ ドブッカー装備ー

:ライドブッカー

 

「この中の系統:『仮面』を持つスピリット計4体を召喚!仮面ライダーディケイド-ライドブッカー装備の維持コア確保の為コンプリートフォームのLvは1に下がる!」

 

ディケイドビルド Lv2(3)BP8000

ディケイドブレイド Lv1(1)BP2000

ディケイド龍騎 Lv1(1)BP2000

仮面ライダーディケイドーライドブッカー装備

Lv1(1)BP6000

 

仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム

Lv2(2)→Lv1(1)

 

コンプリートフォーム。

ディケイド本編では各ライダーの最強フォームを呼んでたんすけど、バトスピにおいてはあらゆる系統:【仮面】持ちを召喚できるっす。

それが2018年のディケイドだとしても-。

 

「ディケイドブレイドの召喚時の効果を発揮!相手のネクサスを1つ破壊する!鬼岩要塞を破壊!」

 

ディケイドブレイドから放たれた斬撃が鬼岩要塞を崩壊させる。

 

「そしてディケイドビルドのLv2時効果でカード名に『ディケイド』/『ディエンド』を含む自分のスピリット全てをそのスピリットの最高Lvとして扱える!」

 

ディケイドビルドが他のディケイドに力を与える。

そしてこの効果が維持コア確保の為にLvの下がったコンプリートフォームの力を取り戻させる。

 

「更にコンプリートフォームのLv2・3常在効果で系統:【仮面】を持つスピリットのBPを+5000する!」

 

自らが呼び出したディケイドビルドによって力を得たコンプリートフォームはフィールド全ての仮面ライダー達に更なる力を与える。

その姿はまさしく平行世界の王だろう。

 

「なるほどな…!大量にスピリットを展開してきたか。だが、そのパンプアップは仇になるぞ!」

 

そう。

黒き骸王バルトアンデルスはLv2・3破壊時効果で相手の手札を破棄し、それがスピリットカードだった回復状態で場合残ることが出来る。

当然こちらの方がバルトアンデルスよりBPは大きい。

バルトアンデルスでブロックすればハンデスしつつ、擬似的な無限ブロッカーとしての役割を担う事が出来る。

 

「そんなの承知の上ー!フラッシュはありますか?」

 

「こちらはない」

 

「こっちもないっす。行け!コンプリートフォーム!」

 

「受けて立とう!バルトアンデルスでブロック宣言!迎え撃て、バルトアンデルス!」

 

骸王と並行世界の王。

2つの王が対峙する。

攻撃を仕掛けたディケイドコンプリートフォームが空高く飛び上がり、自身のライダーカードをベルトに差し込む。

 

FINAL ATTACK RIDE!DE DE DE DECADE!

 

現れたカードの列を通り抜けるようにディケイドがキックを放つ。

その衝撃にバルトアンデルスは耐えきれず爆散した。

ーだが。

 

「バルトアンデルスのLv2・3破壊時効果を発揮!相手の手札1枚を破棄し、そのカードがスピリットカードならば回復状態でフィールドに残る」

 

破棄カード :ディケイドクウガ

 

「破棄したのがスピリットカードなのでバルトアンデルスはフィールドに残る」

 

黒い爆煙から骸王の姿が姿を覗かせた。

 

「まだまだぁ!仮面ライダーディケイドーライドブッカー装備ーでアタック!Lv2・3アタック時効果でBP5000以下のスピリットを破壊!」

 

「その効果は不発だな…!」

 

「いいや!この効果は系統:『仮面』を持つスピリット1体につき、このBP破壊効果の上限を+1000する!今フィールドにいる『仮面』を持つスピリットは6体!よってBP11000以下のスピリットであるバルトアンデルスを破壊!」

 

「どうしても突破する気か…!再びバルトアンデルスの破壊時効果を発揮!」

 

破棄 :仮面ライダーディケイド

 

「再びスピリットなのでフィールドに残る!更にトラッシュの咎人の骨剣エグゼキューショナーズの【不死】を発揮!このブレイヴの【不死】は系統:無魔を持つ自分のスピリットが破壊された時に発揮できる!」

 

バトルステップ中にも関わらず、バトルフィールドのバルトアンデルスにあらゆるスピリットを『処刑』したブレイヴが握られる。

 

「紫2軽減の3コストで召喚し、直接合体(ダイレクトブレイヴ)!これによりバルトアンデルスのLvは1にダウンする」

 

店長 バルトアンデルスLv2(3)

→バルトアンデルスLv1(1)+咎人の骨剣エグゼキューショナーズ

合計BP 11000

 

なぜこのタイミングでー!?

 

「そしてそのアタックはライフで受ける!」

 

《店長》

 

Life 4→3

 

「そしてバーストを発動!選ばれし探索者アレックス!」

 

「ここでアレックス…!」

 

「バースト効果で召喚し、私はボイドからコア1個を増やす効果を選択!」

 

選ばれし探索者アレックス Lv1(1)BP5000

 

「そしてアタックステップを終了する」

 

現れたアレックスがコアの恵みを与え、敵対する者の攻撃を中断させた。

 

「押し切れると思ったんだけどなぁ…エンドステップ…」

 

《シュウヤ》

 

Life:3

 

Hand :4

 

Reserve :0

 

Trash :3

 

Burst:有

 

Field : 仮面ライダーディケイド コンプリート フォームLv3(1)+ライドブッカー 合計BP14000 ※ +5000(α)疲労

:仮面ライダーゴースト オレ魂Lv1(1)BP3000+5000(α)

:ディケイドビルド Lv2(3)BP 8000 ※+5000(α)

:ディケイドブレイド Lv3(1) BP7000 ※+5000(α)

: ディケイド龍騎 Lv3(1)BP8000 ※+5000(α)

: 仮面ライダーディケイドーライドブッカー装備ー Lv1(1)BP 10000+5000(α) 疲労

マシンディケイダーLv2(1)

 

※ ディケイドビルドの効果によって最大Lv扱い

(α)仮面ライダーディケイド コンプリートフォームの効果によるBP追加分

 

TURN 12

「私のターン…!スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メインステップ!私はアレックスをLv2に黒き骸王バルトアンデルスのLvを3にアップ!」

 

選ばれし探索者アレックス Lv1(1)→Lv2(2)8000

黒き骸王バルトアンデルスLv1(1)→Lv3(6)12000

 

(私もそろそろ札が少なくなってきたな…!だが…!)

 

「私は紫2軽減の2コストでトーテンタンツを使用する。私は手札にある咎人の骨剣エグゼキューショナーズを破棄し、ディケイドビルドと仮面ライダーゴースト オレ魂からコア1個ずつをリザーブに置く」

 

破棄:咎人の骨剣エグゼキューショナーズ

 

しまった…!

ディケイドビルドのLvが…!

 

仮面ライダーゴースト オレ魂 →消滅

ディケイドビルド Lv2(3)→Lv1(2)

 

そう。ディケイドビルドが『ディケイド』/『ディエンド』のLvを最大として扱える効果はLv2の時のみ。Lvが下がればその力は消えてしまう。

 

「そしてアレックスに魔神姫を左合体《ブレイヴ》させ、アタックステップに入ろう。黒き骸王バルトアンデルスでアタック!この時咎人の骨剣エグゼキューショナーズのアタック合体アタック時効果でこのブレイヴを破棄することで、相手は相手のスピリット1体を破壊する!」

 

「こっちの数を減らしに来た…ディケイドブレイドを破壊します…」

 

エグゼキューショナーズが自らの姿を消し去ると同時にディケイドブレイドの姿が崩壊していく。

 

「更にバルトアンデルスアタック時効果で疲労しているコスト7以下のスピリットを破壊する。私は仮面ライダーディケイドーライドブッカー装備ーを破壊!」

 

バルトアンデルスの咆哮がディケイドに襲いかかり、破壊する。

 

「そして連鎖《ラッシュ》を発揮。可能ならばブロックしてもらおう…!フラッシュはあるかね?」

 

「いや、ないっす…」

 

「私もないな。それでは誰でブロックするかね?」

 

「ディケイド龍騎でブロックします…」

 

ディケイド龍騎がバルトアンデルスに薙ぎ払われ、その姿を消していく。

次々と自身のライフを守るスピリット達が失われてゆく。

 

「相手によるスピリット破壊後にディケイドカブトをコストを支払わずにLv3で召喚!ディケイドビルドは維持コアがないので消滅します」

 

ディケイドカブトLv3(6)BP12000

 

ディケイドビルド Lv1(2)→消滅

 

「このタイミングでディケイドビルドを消したか…」

 

(彼のディケイドカブトのBPは12000…私の魔神姫を左合体したアレックスと同じ。だが、決着をつけるには消さねばならんな…!)

 

「続けてアレックスでアタック!魔神姫の左合体時効果でアレックスと同じ色のマジック、トーテンタンツを回収する!」

 

再度、魔神姫がマジックカードを回収する。

 

「フラッシュ確…」

 

「そこだー!相手の手札増加によりバースト発動!」

 

「何…!!」

 

「仮面ライダーディケイド 激情態!バースト効果で相手のスピリットのコア3個をリザーブに置く!店長のアレックスから3個リザーブへ!」

 

FINAL ATTACK RIDE!

 

突如として背後から現れたディケイドがアレックスに向け、攻撃を叩き込む。

自身の存在を保つコアを失い、アレックスは消滅する。

そしてアレックスの居た場所には魔神姫のカードが残るばかりだった。

 

「…維持コアが無くなった為、アレックスは消滅する…」

 

「そして仮面ライダーディケイド激情態をLv3で召喚!ディケイドカブトはLv1にダウン!」

 

ディケイドカブト Lv3(6)→Lv1(2)BP 5000

仮面ライダーディケイド激情態 Lv3(4)BP12000

 

激情態。

それは仮面ライダーディケイドが『世界の破壊者』である事を受け入れた姿。

禍々しく歪んだ複眼と紫へと変色したクリスタルが彼の変貌を物語っている。

 

「…フラッシュはあるかね?」

 

「フラッシュはないです」

 

「こちらもないぞ。アレックスが消滅したことによってアタックが消滅する。…ターンエンドだ」

 

《店長》

 

Life:3

 

Hand :3

 

Reserve :2

 

Trash :2

 

Burst:無

 

Field :黒き骸王バルトアンデルス Lv3(6)BP 12000 疲労

:魔神姫 Lv1(0)BP 4000

 

TURN 13

 

「これが正真正銘のラストターンだ!スタート、コア、ドロー、リフレッシュ、メインステップ!まずはディケイドカブトをLv2へアップ!」

 

ディケイドカブト Lv1(2)→Lv2(3)BP 7000

 

「更に赤2軽減の2コストでディケイドイリュージョンのメイン効果を使用!デッキから2枚ドロー!」

 

このカードは…!!

コイツがあればこのバトルを終わらせられる…!

 

「リザーブのコア残り2個を激情態に乗せて、アタックステップ!決めてやる!仮面ライダーディケイド 激情態でアタック!Lv2・3アタック時効果でBP12000以下のスピリット…魔神姫を破壊!」

 

ディケイドが手に持つミサイルランチャー・ギガントを構え、放つ。

そのミサイルが無惨にも魔神姫を破壊した。

 

「さぁ、フラッシュ確認ですよ!」

 

「フラッシュは…ない」

 

「こちらのフラッシュ!ディケイド激情態のLv3フラッシュ効果!自分の手札にあるスピリットカード1枚の【チェンジ】をコストを支払わずに使用できる!」

 

俺が使う【チェンジ】。それはー

 

「仮面ライダークウガ ライジングマイティの【チェンジ】効果!このターン、自分のスピリット全てのシンボルを赤のシンボル2つにする!」

 

激情態が作り出した銀の幕から最初の平成仮面ライダー・クウガが呼び出される。

現れたその姿は電気ショックによって変身が可能になったライジングマイティフォームであった。

 

「そしてこの効果で【チェンジ】を使用した時、そのカードを入れ替えずに召喚する!ディケイド 激情態をLv2にダウンさせて、仮面ライダークウガ ライジングマイティをLv2で召喚!」

 

現れたクウガは入れ替わることなく、その場に佇む。

 

仮面ライダーディケイド激情態Lv3(6)→Lv2(3)BP 10000

 

仮面ライダークウガ ライジングマイティ Lv2(3)BP 10000

 

「フラッシュは…ない」

 

「それではダブルシンボルを受けてもらいますよー!」

 

《店長》

 

Life 3→1

 

「続けてディケイドカブトでアタック!Lv2・3アタック時効果で1ドロー!破壊対象は居ないっす」

 

「フラッシュ…!紫1軽減3コストでトーテンタンツ!ボーン・トプスを破棄し、仮面ライダーディケイドコンプリートフォームとディケイドカブトからそれぞれ1個をリザーブへ…!」

 

仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム→消滅

 

ディケイドカブト Lv2(3)→Lv1(2)BP 5000

 

コアを失い、コンプリートフォームの姿が消滅する。

だが、ディケイドカブトのアタックは止まらない。

 

「フラッシュはないっす…!」

 

「ライフで受けよう…。いいバトルだった」

 

《店長》

 

Life 1→0

 

《Congratulation! Winner:シュウヤ》

 

ーーーーーーーーーー

 

「俺の勝ちっすね…!」

 

「ああ。約束通りキミの出禁は取りやめよう」

 

っしゃあ!次は音叉辺りを…

 

「ただし、またハーモニカ等を持ち込んだ場合どうなるかは…分かっているな?」

 

その一言を告げた瞬間。

店長の背後にバルトアンデルスの姿が映り、咆哮した。

 

「うわぁ!?」

 

「ん?どうしたのかね」

 

「い、いや。なんでも…」

 

今の幻か…?

仮想バトルマシン使ってたからかなぁ…

もしかして店長の殺気っすか(小声)

 

「まぁ、トラブルさえ起こさなければ問題ないがね。よろしく頼むよ」

 

「いやいや…こちらこそよろしくお願いします。それじゃ、今日は何か疲れたんで帰りますかね」

 

「そうか。また店に来るといい。歓迎しよう」

 

こうして店の出禁を巡ったバトルは幕を閉じた。

意外な対戦相手だったけどいい経験になったっすね。

バトルを積み重ねていつかカゲトさんにリベンジしないとなぁ…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

バトルスピリッツ 獄焔 外伝

特撮カードバトラー・真木シュウヤ

第1話 『俺が出禁!?』 了。




いかがだったでしょうか?
バトスピ小説は書くのが初めてなのでガバガバなところがモロに出ちゃってるかもしれません…(汗)
誤字やプレミ等のご指摘があれば感想等で言っていただけると嬉しいです。
それではまた次回にご期待下さい!
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