ジリリリリリ!!!
?「ん・・・・んん」
「こらああ!!洸人早く起きないと遅刻するわよ!!」
階段の下で大声で叫ぶ母親、その上でベッドから起き上がる高校生の少年、
その少年の名は東 洸人 高校二年生
?「洸人!迎えに来たよ!!」
玄関の前で大声で洸人のことを呼んでいるのは幼馴染みの御神楽 愛菜(みかぐら まな)
母親「ほら!愛菜ちゃん迎えに来てるよ!」
光里「お兄ちゃんお先ーー!」
洸人「あああーーー!!」
なんとか学校に辿り着き、1日の授業を終えた洸人は幼馴染みの愛菜と一緒に帰るところだった。
愛菜「はあー今日の体育はいきなり長距離だなんて信じられないよーー!!」
洸人「うん・・・・そうだね・・・・」
愛菜「ちょっと洸人!今日は元気ないよ!どうしたの」
洸人「いや・・・・だって今日は・・・・」
洸人にとって今日という日はとても辛いことがあった日でもあるのだ。
愛菜「あ・・・・そっか・・・・今日はお父さんの」
洸人「うん・・・・」
洸人にとって今日という日は父親の命日でもある。
洸人の父親は世界的に有名な考古学者であり、他の有名な世界遺産の謎を解き明かした記録を持っている。
その冒険好き父親に洸人は憧れていた。
いつか大学に入り考古学を勉強しいつか世界中で冒険している父親と一緒に歩みたい。
そう願っていた。
だが・・・・
去年の今日・・・・ニュースで父親が行方不明という事件が起きた。
噂では誰かに殺されたとかそのような噂が誰かに流れたことで洸人の心を蝕んでいた。
だがそれを支えになってくれたのが愛菜であった。
愛菜「大丈夫だよ!洸人のお父さんだって必ず生きているよ!だからさ暗くならないでいつもの笑っている洸人を見せてよ。ね」
愛菜の励ましで洸人は苦笑いをした。
洸人「うん・・・・ありがとう」
洸人は愛菜と別れ洸人は家に着くと玄関の前に郵便配達員が洸人に質問した。
郵便配達員「あのーこちらに東洸人さんという人はいらっしゃいますか?」
洸人「はい・・・・東洸人は俺ですけど」
郵便配達員「そうでしたか。東洸人さん宛にお届けものをお持ちしました。」
洸人「届け物?」
洸人は郵便配達員からもらった小包を手に持って家に入った。
母親「洸人 おかえりー!!」
洸人「ただいま・・・・」
光里「おかえりー」
洸人は階段に上って自分の部屋に入りその小包が誰からなのか宛名を見てみるとそこには思いもよらない人物からであった。
洸人「あずま・・・・こういち!?父さんからだ!?」
小包の宛先名は東 洸一 洸人の父親の名前である。
洸人は疑問を感じた。なぜ行方不明になっている父親が息子の洸人に小包を送ったのかを・・・・
洸人「中に何が入っているんだ?」
洸人は早速小包を開けて中を見るとそこには・・・・
洸人「腕輪?それに・・・人形?」
箱を開け中身は透明の水晶がはまった長刑型の腕輪と3つの灰色の人形である。
洸人「・・・・・・・・これを腕にはめるのか?」
洸人は右腕のほうに腕をはめたその時、
バチバチバチバチバチ!!!
洸人「うわあああああああああ!!!!」
ドサッ
母親「ちょっと洸人!・・・・洸人・・・・」
洸人「・・・・ここは?」
?「洸人・・・・」
洸人「!」
洸人が目覚めたのは周りは白い空間で下には蒸気が漂っていた。
そして後ろから聞き覚えのあった声が聞こえ振り向くと
洸人「父さん!?」
洸一「よう!」
洸人の父親、洸一がいた。
洸人「父さん!どうして?」
洸一「洸人・・・・心配してすまなかったな・・・・だがお前がここにいるということはお前があの腕輪をはめたらしいな・・・・」
洸人「腕輪?・・・・あれか!」
洸人は届いた小包の中の腕輪を思い出した。
洸一「洸人・・・・突然だがよく聞いてくれ!」
洸人「え?」
洸一「この先・・・・お前にとって信じられないことが起こってしまう・・・・それは恐ろしいことでたくさんの命が失われてしまう・・・・」
洸人「え?なんで?どういうことなんだよ!父さん!」
洸一「“奴等”がこの時代に目覚めてしまったからだ」
洸人「奴等?」
洸一「奴等の名は“リアン”かつて大昔にこの地球に降り立った地球外生命体・・・・その目的はこの地球の命の抹消だ」
洸人「地球の命の抹消・・・・」
洸一の言葉にその非現実的な言葉を聞いて信じられないと感じられてしまう洸人
洸人「そんな信じられないよ!現に今は・・・・」
洸一「こんなに平和だと思うよな・・・・だがそれは長く続くとは限らない・・・・いずれは壊れてしまう。リアンが目覚めてしまえば幼馴染みの愛菜ちゃん達も助かる保証はない・・・・」
洸人「そんな・・・・」
洸一「だが希望はある」
洸人「希望?」
洸一「洸人お前には3人の戦士を探さなくてはならない!」
洸人「3人の戦士?」
洸一「ああ・・・・一人目はお前の近くにある万年山の地下に眠っているそこに行け!」
洸人「万年山・・・・」
その時、徐々に洸一は洸人のほうを退いていった。
洸人「待って!待ってよ!父さん!」
洸一「その3つの人形が導いてくれる・・・」
洸人「父さああああああああああーーーーん!!!」
洸人「はっ!」
母親「洸人!気がついたのね?」
光里「お兄ちゃん大丈夫!?」
洸人「母さん・・・・光里・・・・」
目覚めた洸人は腕輪をはめた腕を見てみるとそこにはなにもなかった。
だが3つの人形が洸人の近くにあることを確信した。
(万年山の地下・・・・・・・・)
洸人は洸一の言葉を聞いてすこし疑問が膨らんだが夢で見た父親の言葉通りにそこに行こうと決めた。
洸人「明日は土曜か・・・・」
土曜 翌日
愛菜は新聞配達のバイトで朝早起きで家中に新聞を配っていた。
愛菜「さあて・・・・あと残りは・・・・ん?」
愛菜は洸人の家で洸人が作業着のような服装に着替え自転車に乗って走っていった。
愛菜「洸人?」
つづく