ハーレム女王を目指す女好きな女の話   作:リチプ

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61『女好き、謎の影の願い』

キャンプファイアーの宴も終わり、皆が寝静まった夜…男性陣は外で寝て私達女性陣はテントで寝ているのだが…。

 

「………っ」

 

ねっっっれない!!

 

なにこのテント、狭いわ!!普通メリー号だとそれなりのスペースにどんどんどん!!とベッドを並べて悠々自適に個人個人で寝れるの!そりゃあ時々ナミさんやミキータが潜り込んでは来てたけど…言ってしまえばそれだけで済んだ!!

 

「…、く…っ」

 

だけど今はどうだ!?右にロビン、左にミキータ、そして上はナミさんの完璧な布陣を敷かれてる…!

4人で寝るために1列で並んでは無理だからとナミさんだけ私達とは体の向きを90度変えて貰ってるんだけど…、どうしてそんなに私に顔を近付けてるんですかね!?そしてミキータもなんで私の腕を抱き抱えて谷間に挟んでるんですかね!?普通なのはロビンだけだよ!…いやでもロビンももう少し向こうにスペースあるのに何でこっちに詰めてるの!?

 

「…ね、れない…!」

 

良い匂いだ柔らかいむらむらむらむらナミさんの唇ミキータのぽよんロビンの鎖骨ぽよんぽよんぽよんむらむらむらむらむらむらーーーー

 

 

あーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

 

「っ!!」

 

なるべくみんなを起こさないように脱出してテントを出る。はぁ…はぁ…心臓止まるって…。

 

「…ちょっと気分転換にメリー号の様子でも見てこよう」

 

はぁ…と1つ大きなため息をついて森を歩く。

森を歩くと言ってもすぐそこに湖はあるからすぐ到着したんだけど。

 

「…?なんの音?」

 

湖につけば、船の方からコーンコーンとハンマーで叩くような音が聞こえてきた。何だ?誰か船を修理してるのかな?でもさっきテントから出た時にはみんな寝てたけどなぁ…。ここからじゃ霧が深くてよく見えない…。

 

「ちょっと行ってみるか」

 

少し怖いけど、そんなに悪い感じしないし…大丈夫でしょ!

 

ルフィ達の乗ってきた小舟を動かして船のある祭壇まで移動し、音のする方へ近づいていく。

 

「……!」

 

こんなにも近付いているというのに、音を出していた正体は目の前にいると言うのに…何故かモヤがかかっているかのように上手く姿を捉える事ができない。

どれだけ視力を倍加しようが何をしようがそれが変わることはなく…それは存在していた。

 

今、目の前にいる謎の存在は…これまた謎に船を直してくれていたのだ。コーンコーンという音はハンマーで釘を叩いていた音だった。

 

「……誰?」

 

モヤはかかっているけど、辛うじて人型なのはわかる。

何かの能力か?認識をあやふやにする…みたいな。

 

『…イリス?』

 

「!!…どうして私の名前を…?あなたは、一体…」

 

その声は何とも不思議で…初めて聞いた筈なのに何故だか心にすっと響いてくるというか…安心感があるというか…初めて、会ったんだよね…?

 

『ごめんね…こんな事しか出来なくて…。実は、もうみんなと航海出来る時間もそんなに残されてないんだ…』

 

「こんな事…って、…それに、みんなとって…あなたは……、っ!?待って!あなたは、まさか…!!?」

 

『もし、今後…僕がこれ以上保たない様だったら…気にしないで置いていって欲しい。無理をしてこの先の海を乗り越えられないのは…凄くイヤなんだ。みんなには…もっとずっと先の海へ行ってもらいたいから』

 

「待ってよ!私の質問に答えて!あなたは本当にーーーー」

 

コーーン…と音を響かせたかと思うと、あれだけ濃かった霧は晴れて船は修復されていた。

…船底も何故か修理し直されてる…何故??

 

それにさっきの影……消えちゃった…。でも、間違いない…今のは…。

 

私は急いで船首まで行って、メリーの頭に飛び乗りコンコンと叩いた。

 

「ねぇ!あんな一方的に何なの!?時間が残されてないとか何とか…!これからもずっと航海出来るんでしょ!?ねぇ!」

 

そんな私の叫びは、夜の闇に溶けて消える。

メリー号の船首像は、いつもの様に変わらず前を見据えるだけだった…。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「見ろ!言った通りだろ、ここに誰かいたんだ!見たんだおれは、やっぱりあれは夢じゃなかった!!」

 

「…!ゴーイングメリー号が…修繕されてる…!」

 

朝、メリー号まで戻れば昨夜と同じくメリー号が直っていた。

私が予想外だったのはウソップもあれを見ていた事だ。…でも近くまでは来てないみたいだね、…どうしよう、時間も残されてないとか意味深な事言ってたから言い出し難いな…。

 

「良い奴がいるもんだ」

 

「おれァてっきりオバケかと…」

 

「…しかしこんな辺境で誰が船を直してくれるってんだよ、神の島(アッパーヤード)は俺達以外敵しかいねェ筈だぞ…」

 

ゾロは怪訝そうに眉を潜めるが、ウソップはメリー号がフライングモデルじゃなくなってる事に気が付いたようだ。

…ていうか、たしかにフライングモデルじゃなくなってるね、あの姿は気に入らなかったのかな?

 

 

「直ったんだからいいじゃない、それより昨日のおさらいよ、この地図を見て!」

 

ナミさんが地図を広げてみんなに見せる。

 

「探索組のルートはこうね、南へ真っ直ぐドクロの右目に向かって!この右目に何らかの遺跡がある筈だから…まぁ敵もろもろに気をつけて黄金持ってきて!」

 

「簡単に言いやがって…」

 

「何だお前、オーゴンオーゴン言ってる癖に来ねェのか?」

 

「そうよ、だってコワイじゃない、それにイリスが脱出組なんだからそっちに行く訳ないでしょ」

 

「まぁ…そりゃそうだ」

 

ルフィですら納得する程の説得力だったのか…?

 

「その間私達はメリー号でこの島を抜けるわ、なるべく早く遺跡付近の海岸へ行くからそこで落ち合いましょう!そしてそのまま空島脱出、これで私達は「大金持ち海賊団」よ!好きな物買い放題♡」

 

「いいね、頼んだよルフィ」

 

「おう!!そんじゃ行くかァ!!」

 

ちなみに脱出組は私、ナミさん、サンジ、ウソップの4人とガン・フォール&ピエール。

探索組はルフィ、ゾロ、チョッパー、ロビン、ミキータの5人だ。

またロビンとミキータと離れてしまったけど、それぞれの能力を考えるとこの配分がいいという事に決まったのだ。

未だ気絶したままのシュラに関しては脱出組で見張る事になった。もし野放しにして行動されれば探索組の邪魔になる可能性がある為で、この島を脱出する際に何処かに捨てる手筈となっている。

 

みんなでメリー号を祭壇から下ろし、それぞれのチームに分かれて行動を開始した。

 

雲の川(ミルキーロード)は起伏が激しいからルフィ達が乗ってきた小舟の動力に頼らざるを得ず、その小舟にメリー号が押される形でゆっくりと前へ進む。

この動力は1度コニスちゃんが言ってたようにダイアルを使ってるらしい。便利だなーダイアルって。

 

船を動かすだけの私達はそれだけでも危険だとはいえ探索組に比べると安全だ。

つまりする事が無くなるのでその辺に座ってサンジの入れてくれたジュースを飲みながら外の景色を見る。

 

「……この国の歴史を少し…話そうか」

 

「…?」

 

突然ガン・フォールがそんな事を言い出した。

…確かに気にはなるけども。

 

「我輩…6年前まで“神”であった…」

 

「頭打ったかおっさん」

 

そんなウソップをピエールが馬になって頭に噛みつくが、いきなり神だったとか言われたらそらそうなるって…。

 

「…この神の島(アッパーヤード)がスカイピアに姿を見せたのは…お主らの知る通り400年も昔の話だと聞く。それまでのスカイピアはごく平和な空島だったそうだ、たまに突き上げる海流(ノックアップストリーム)に乗ってやってくる青海のわずかな物資は、空の者にとってはとても珍しく重宝される」

 

空島の物資だって地上じゃ価値あるもんね。

 

「空島にある大地(ヴァース)は全てそうやって偶然空にやってきたものだ。だが神の島(アッパーヤード)ほど大きな大地(ヴァース)が空にやって来る事はまずあり得ぬ……、奇跡なのだ」

 

「奇跡…」

 

「うむ、空の者は当然それを天の与えた“聖地”だと崇め、喜んだ。…しかし大地(ヴァース)には先住民もいて… 大地(ヴァース)を巡る戦いは始まった。その者達こそが“シャンディア”」

 

「ゲリラ達のこと?」

 

聞いた事あるなぁ…前世の記憶だろうけど、シャンドラ…?とかなんとか言ってたような。

 

「うむ」

 

「じゃああいつら元々地上のジャヤに住んでた奴らなのか!?」

 

「そうだ、きっと不本意に島ごと空へ飛ばされたのだ」

 

「なのに島を追い出しちゃったって事!?」

 

「そうだ、空の者が私欲の為に彼らの故郷を奪い取った…以来400年、シャンディアと空の者との戦いは未だ止まぬ。シャンディアはただ故郷を取り戻そうとしているだけだ」

 

「「じゃおめェらが悪ィんじゃねェかよ!」」

 

そんな2人にピエールが噛みつく。

…それ、ちょっと切ないね。

 

「ーーーそうだな、お主らの……言う通りだ…」

 

その言葉には、ガン・フォールの計り知れない気持ちが込められている様だった。

 

「エネルは?何なの?(ゴッド)エネル」

 

「我輩が神であった時…どこぞの空島から突如兵を率いて現れ、我輩の率いた「神隊」と「シャンディア」に大打撃を与え神の島(アッパーヤード)に君臨した…6年前の事だ。神隊は今その殆どがエネルによって何やら労働を強いられている、詳しくは分からん。…だがシャンディアにとっては…神が誰であれ状況は何ら変わらぬ、ただ故郷を奪還するのみ」

 

「その“故郷を奪還するのみ”のシャンディアが何で俺達を狙ってきたんだ、空へ来た途端に」

 

「今労働を強いられていると言った神隊、時に船を手に入れ逃げ出す事があるのだ。シャンディアにとっては当然敵である、逃さず排除しようとする…!それと間違えられたのだろう!」

 

間違いで命を狙われたのか…。

あ、間違えて殺しちゃったーめんご、とか冗談にもならないよ…。

 

「我輩「空の騎士」となったのも、そんな脱走者を他の空島へ無事逃してやる為でもあるのだ、犯罪者ゆえもはやエネルの目の届くこの国にはおれんでな」

 

「聞いてりゃ(ゴッド)エネルってのはまるで恐怖の大王だな」

 

「恐怖か…いや、それより性質(タチ)が悪い。エネルはお前達の様に国外からやって来る者達を犯罪者に仕立て上げ、裁きに至るまでをスカイピアの住人達の手によって導かせる。これによって生まれるのは国民達の“罪の意識”。己の行動に罪を感じた時…人は最も弱くなる、エネルはそれを知っているのだ…迷える子羊を自ら生み支配する、正に“神”の真似事という訳だ……食えぬ男よ……」

 

「…エンジェルビーチへ着いた時はここは楽園にさえ思えたのに、とんでもない…かつての黄金郷もえらいトコへ飛んで来ちゃったものね…」

 

「おおそうだお主ら、その…昨夜から騒いでるオーゴン(・・・・)とは一体…何なのだ?」

 

………え??

ボケが進んじゃったのかな?

 

ピエールにギロリと睨まれたんだけど…なんで?心が読めたりするんですかね??

 

 

よくよく話を聞いてみれば、空島の住民にとって黄金とは価値のある物ではないらしい。

それよりも地上の大地…つまり砂や土の方が重宝されるのだ。クロコダイルをここに連れてきたら本当の意味で英雄になれそうだな。

 

「おォそうだおっさん、神官の1人が使ってた衝撃(インパクト)ってのァ…ありゃなんだ?まるで体の内側から攻撃されてる様な感覚だったぜ」

 

「…ふむ、ならばその事についても説明しよう」

 

インパクト?なんだそりゃ。

 

「お主らに初めて会った時我輩が傭兵をかって出たのも、青海人では“空の戦い”についてゆけぬからだ」

 

「空の戦い?」

 

私がそう首を傾げると、ガン・フォールは懐から平べったい巻貝を取り出して渡してきた。

なんだこれ、ダイアルってやつ?

 

「空樽はあるか?」

 

「あるにはあるが…」

 

「持ってくるよ、確か食糧庫にあったよね?」

 

「あァ」

 

サンジに了承を得て持ってくる。

船の船首側のデッキ…フォアの真ん中に空樽をどん、と置きガン・フォールの指示で樽の上に巻貝を乗せた。

更に私の身長分くらいはありそうなハンマーも用意して準備万端だ。

 

「これは何の為に用意したの?」

 

「やればわかる、その貝を思い切り砕いてみよ」

 

「よーし」

 

「イリス、そーっとだぞ!甲板に穴空いちまうからな!」

 

「思いっきりやればよい」

 

「てめー他人の船だと思ってテキトーな事言うなァ!!」

 

ウソップがキレてるけど、何もそこまで鬼じゃないでしょ。

思い切りやれっていうなら思い切りやるよ。

 

「…ふぅ、… 20倍灰(にじゅうばいばい)…」

 

「よせー!!!穴が空く所か船が割れちまうぞ!!」

 

「思い切りハンマー!!!」

 

「技名適当かっ!!イヤそうじゃねェ、船がァーー!!……あ?」

 

「あれ?」

 

「?」

 

私も、そしてウソップも見ていたサンジとナミさんも首を傾げる。

船を叩き割るくらいの気持ちで振り下ろしたハンマーの衝撃は、貝の下の空樽すらも割れなかったのだ。勿論、その貝も。

 

「…何だろう、貝に衝撃を吸い込まれたみたい…」

 

思い切り叩いたのに結果が伴わないから不完全燃焼だな…。

 

「では(ダイアル)の穴を空樽に向け裏の殻頂を押してみよ」

 

「?こう…?」

 

ポチッとな。

 

「ッッ!!!?ちょぉっ!!?」

 

「イリスッ!!」

 

ボォンッ!!ととてつもない衝撃が巻貝から発生して空樽を粉々に破壊する。

その衝撃は殻頂を押しただけの私にまで伝わり、完全に油断してて倍加無しの素の状態だった私を吹き飛ばす。

 

「イリスちゃん!危ねェ!」

 

「っと!…あ、ありがとうサンジ…!」

 

そのまま船外まで飛ばされそうになったのをサンジが体を掴んで止めてくれたから何とかなったけど…。

 

「…すまぬ、まさかそれ程までの衝撃を貯えさせておるとは…」

 

「おっさん、見た目に騙されるなって。神官とこいつの戦い見たんだろ?」

 

「ほんと…イリスに何かあったらわかってるんでしょうね?ん?」

 

「す、すまなかった」

 

私からは見えないけどナミさんの顔を見てガン・フォールとついでにピエールが顔面蒼白になって頷いた。

 

「ご、ごほん、ともかく…それが“衝撃貝(インパクトダイアル)”、与えた衝撃を吸収し自在に放出する。本来手の平に手袋やバンテージで固定して使用するのだ、正確にヒットすれば並の人間を死に至らせる力を持つ」

 

へぇ…戦闘には便利そう。

 

 

「……ぐ、ここは…?」

 

その時、丁度シュラが目を覚ましたので私はもう一度思い切り衝撃貝(インパクトダイアル)をハンマーで叩いた。

こいつは並じゃないし、試すには丁度いいや。

 

「てめェは…!く、この縄さえ解ければ…!」

 

「どーれどれ…?」

 

衝撃貝(インパクトダイアル)をぽん、と暴れるシュラの胸に当てた。

そんでこの殻頂だったよね。

 

「…何?衝撃貝(インパクトダイアル)…?そんなものでこの俺を…」

 

衝撃(インパクト)ッ!!」

 

「ーーーーッ!!?」

 

面白い程吹き飛んで行ったシュラが雲の川(ミルキーロード)を走るメリー号を越えて周りの森の中へと突っ込んで行った。

飛ぶ直前に白目向いてたからまた気絶したね、あれは。

 

「なるほど、確かに強烈だな」

 

「う、うむ……」

 

ほォ…と感心した様に見るサンジと、ドン引きのガン・フォール。

 

「おっさん…あいつの嫁にだけは危害を加えるな、あと危害を加えるような発言もするな、ああなるぜ」

 

「気を付けよう…」

 

でもやっぱりこの貝便利だね、ルフィでも誰でもいいからこの貝を1発殴っておけば、ナミさんやウソップのいざという時の自衛アイテムになるじゃん。

 

「… (ダイアル)ってもっと日常的なものなのかと思ってた」

 

「そうだとも、だが人が便利だと思う物には必ずそれに反する悪用方法があるものだ、使う人間次第でな」

 

深いね。確かに…前世でもそうだったかも。

 

(ダイアル)は極めて便利であるが…それゆえ戦闘に用いればそれだけの力を生んでしまうのだ。例えば料理を温める熱貝(ヒートダイアル)でさえ槍に仕込めば自在に高熱を発する熱の槍(ヒートジャベリン)と化す」

 

「シュラが使ってたね」

 

「空の戦士達はそれらを鍛錬により使いこなす。知らぬ者では手に負えまい…だからこそお主らが神官を2人落としたのはこの空島にとって異例の事なのだ」

 

ルフィ達が倒した神官はわかんないけど、シュラに関してはただの鍛錬不足だと思う。

 

「じゃあよ…あの俺達の動きを先読みするマントラってのにも何か理由が?」

 

心綱(マントラ)か…あれは我輩も使えるわけではないのでな、上手く説明は出来んのだが… 心綱(マントラ)とは()()()だと言われている…何やら人間は生きているだけで体から声を発しているらしいのだ」

 

声?

 

「それを聞く事で相手の次の動きも分かるという、更に鍛えるとより広域まで声を聞ける様になる…、神官共は神の島(アッパーヤード)全域ーーエネルはこの国全域までその力が及ぶ。あの力ばかりは得体が知れぬ…」

 

…という事はその(ゴッド)エネルは私達が空島に来た時既にこちらの存在を認知していたって訳か…。

そして今も……、……は、プライバシーもクソもあったもんじゃない。

シュラが私の攻撃を読んでいたのもそれが原因だったんだ、厄介な力だね…。

 

その時、ビリ、と視界の端で電気が走ったのがちらりと見えた。

…?なんだ…?

 

 

「ヤッハハハ!お初にお目にかかるな、青海人諸君」

 

「……はっ!?」

 

「貴様は…!!」

 

一体いつ現れたのか、メリーの頭に男が座っていた。

 

……全く気付かなかった…何だ、コイツ……!!?

 

 

 

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