曰く、呪いとは深海のようなものなのです。
深海とは古来より数多の人々が底を見ようと確認し、しかし終ぞ目にする事は叶わなかった世界。それどころか引き摺り込まれ深海の微睡の中に文字通り魂を奪われてしまいました。
それは別の時空に存在するかつて来たりし火の時代においても、私達人が支配する世界においても変わりはありません。人が抱く呪いに際限は無し。ならばそれは深海と同じこと。人は知らずのうちに、自らの人間性の中に深海を見出していたのです。
そして遍く呪いは、人々を悪夢の微睡へと誘うのでしょう。結局人は人である限り、自らを深海の微睡に閉じ込めてしまうのです。それに気付かず、永遠に。
でもそれって、実に運命の輪廻に囚われた人間らしいと思いませんか?忌々しいと呪いを禁忌するのに、実は呪いとは自分自身の中に巡っているのですから。ある種輪廻の縮図ですよね。
海とは命の源です。海が無ければ、地球という宇宙の辺境に位置する小さな星に住まう生命は、須く死滅するでしょう。海からの幸を受け、生命は巡る。それは自然の摂理です。
それが自然の摂理ならば、呪いとは、そして人間性の深海とは、やはり人間にとって必要不可欠なのでしょう。幸せが無ければ呪いは生まれない。その逆もまた然り、呪いが無ければ幸せすらもただ普遍的な概念と化します。それでは差異が生まれません。
魔法少女とは奇跡を齎す存在であると、他の次元の私は考えていました。自らの献身と引き換えに、大切な何かを守る救済の使者なのだと啓蒙されました。
しかし、本当にそうなのでしょうか。果たして魔法少女の真価とは奇跡のみに留まって良いのでしょうか。
魔法少女とは、呪いと奇跡の表裏一体。私は奇跡という表面だけでなく、彼女らに潜む呪いすらもタレントだと考えています。
思い出してもみて下さい。美国織莉子は私という呪いの影に奇跡を見出しました。魔法少女を救済する可能性を私に託し、百江なぎさという幼い魔法少女を殺めてみせました。ひたすらに破壊を齎し、その使命を全うしてみせたのです。
私の友人であるほむらちゃんも、私との出会いを繰り返す奇跡の中で、私に宇宙すらも凌駕する膨大な因果を齎しました。それに留まらず、きっと彼女の因果すらも既に類稀なるものと変貌しているでしょう。これは奇跡とは呼べず、ただ呪いの一環であると言えませんか。
人間がそうであるように、魔法少女もまた闇の可能性を秘めています。それもそのはず、人間とは闇より生まれし落し子なのですから、魔法少女もまた本質は闇なのです。不完全であり、不器用なのです。
他次元の、それこそお互いに観測し得ない程に遠い宇宙で瞳を宿しかけた私から啓蒙されました。魔法少女を絶望で終わらせてはならないと。故にその私は、全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女をこの手で生まれる前に消し去るという願いを思いついたようです。
でも、私は魔法少女ももちろんそこから産まれる呪いである魔女ですら、愛おしい。
愛とは無限に有限で、互いに与え合う事で成り立つ人の性。いつしか私は、あの魔女にすらなれなかった百合の狩人の思想に感化されていたのです。
少女達が愛し合う世界。そこには一片の穢れも無く、呪いすらも愛と化す。上位者が身勝手な欲望と啓智のために生きるものであるならば、これもまた上位者らしいと言えませんか。
パパに、ママに、タツヤに、さやかちゃんに、マミさんに、杏子ちゃんに、仁美ちゃんに、マリアちゃんに、そしてほむらちゃんに愛されている。
しかしそれすらも足りない。私は、すべての魔法少女の呪いを受けたい。愛が欲しい。彼女達を救い、その先に待つ愛を受けたいのです。須く、穢れなき少女達の愛を私は欲します。
私が作る、私達だけの天国において咲く百合の花。それは甘美で、淫らで、潤しい百合の花。想像するだけで達してしまいそうな程。少女達が愛し合い、私に最上の愛を向けるのです。
百合の狩人が為そうとしている事と、私の願いは変わらないかも知れません。きっと低次元の思考に頭を悩ませる現人類ではその区別は殆ど付かないでしょう。それは仕方のない事なのです。それが限界なのですから。
百合の狩人、それに擬態する上位者が為そうとしていることは、あの寂れた箱庭において、手の届く範囲で魔女と化した魔法少女の遺志を拾い上げ、復元する事です。それは確かに僅かながらの百合が咲き、果たせなかった幸せを逃した少女にとっての救いとなるかもしれません。
ですがやはり、狩りによって赤子となった上位者の限界なのでしょうか。私にはその行為が自己満足の域を出ていないように感じます。私が為すのは魔法少女全ての真の救済なのですから。
ああ、悲願の達成前となると言葉が何度も巡ってしまいますね。今まで只人として、鈍臭くて取り柄の無かった私が大勢の魔法少女を救済できるんですから。それはとっても、嬉しいなって、思うのです。
もう、あの白い小さな上位者達の思いのままにはさせません。少女を利用し裏切り、いつか死に逝く宇宙を嘆く彼らはやはり魔法少女の敵。彼らには本来の役割のみを果たしてもらいます。不満は無いでしょう?
私はこれから自分の世界を売ってしまうのです。そうして残るのは神として、概念として昇華した鹿目まどか。それでも良い。友達や家族と会えなくたって、私が私である事は変わらないのだから。
崩壊した故郷を一人歩きます。住んでいたり、お仕事をしていた人達はもういないようでした。彼ら、又は彼女らがどうなったのかは知る由もありません。しかし避難所として用いられていた体育館にはさほど人は居なかったので、きっと他の避難所に居るか……或いは、死んでしまったのかもしれません。
ですがご安心を、この宇宙が根こそぎ改変されればその人達も元通りです。私にはそんな力があるのです。
しかし強すぎる力は時として人から妬まれるものです。今も背中に突き刺さる殺意に、私は足を止めます。
「織莉子さんは理解してくれたんだよ。私の為そうとしている事にね」
振り返り、追ってきた私よりも背の高い少女を一瞥します。彼女は明らかに昇る怒りのみを私に向けているようでした。理性なきその様相は獣と変わらないでしょう。怒りとは実に人の理性を落ち込ませる感情であります。
少女は血走る片目を抑える事なく言います。
「お前が織莉子を殺したんだッ!」
言うや否や、その少女、呉キリカさんの身体は糸の切れた人形のように地に伏せました。長い手足が崩壊したアスファルトの上に投げ出され、無防備な姿を晒します。
代わりに彼女の魂から現れたのは魔女。無機質さを感じさせる同色の女体に刃とハットを備えたシンプルな魔女でした。きっと、魔法少女的に表記するならば……
と。そうなるのでしょうか。しかしなるほど、ラトリアとは。至聖三者に贈られる最高礼拝を意味するその魔女は、やはりこれより人を超える私に捧げられるのに相応しいでしょう。かつての彼女達の事を考えれば、それは皮肉にも等しいでしょうが。
そしてその性質は籠絡。美国織莉子の駒として身も心も捧げた献身的な彼女に相応しいとも言えます。
「愚かさと賢さはね、キリカさん。決して対になる言葉じゃないと思うんだ」
両手を胸に添え、私はその魔女に祈りました。安らかな愛を向けるために。彼女が愛する者の下へと向かえるように。これは、私から貴女への手向けなのです。
魔法陣のような円が私の足元に広がり、それは次第に魔女をも飲み込みます。
「だって、愛とは愚直に愛するからこそ為せるものでしょう?私はその祈りが、想いが無駄だなんて思わない」
こちらへ迫っていた魔女はぴたりと足を止めました。もう戦わなくて良い。苦しまなくても良い。ただ貴女は、還るべき場所へと還りなさい。
あの魔女は、一瞬苦しむような仕草を見せた後にその動きを止めました。刹那、霧のようにその姿を消してしまいます。それは即ち、死であると言うこと。私は戦わず、かの魔女を救済したのです。
キリカさんの冷たい身体を整えて、私はまた歩き出します。もうすぐなのです。もうすぐ、魔法少女達は救われる。誰も私の意志を覆す事はできませんし、必要もありません。
「暁美さんっ!?マリアさんはどうなったの!?どこへ行ったの!?」
錯乱しながら巴マミが暁美ほむらの肩を揺さ振る。しかしほむらには答えられなかった。その答えを知る由もない。なぜなら全ての決着が着く前に、彼女は仲間の元へと返されてしまったのだから。
ほむらは、あの闇に呑まれた直後にマミ達が死守する場所へと転送させられた。最早狩るべき敵も居らず、ただ崩れ行くワルプルギスの夜を眺めていた彼女達のすぐそばに、訳も分からず現れた彼女は、説明を求められて事情を話したのだ。
意思を持つ影との闘い。そしてそこに現れた百合の狩人。脳味噌の前に立ち尽くす彼女の事を。
ルドウイークはマミを優しくほむらから引き離すと伝える。
「やめ給えよ、君。あの狩人は夢を見る狩人。であれば、彼女に死など存在しない。あるのはただ、悪夢のみ。それに、見給えよ」
死んでいない。それだけで彼女の救いとなる。へたり込みながら聖剣に促され、他の少女達がそうするようにマミもまたワルプルギスを眺める。
見滝原の湖の上空に巣食う悪夢は、最早散る間際だった。ボロボロと崩壊していく悪夢に術は無く。ただ死ぬのを待つ病人と同じ。ならば彼女らにもする事はない。そのはずだった。
だが、その中で一人だけ。あの百合の狩人に育てられ、そして彼女を憎み、しかし依存する若い狩人だけが前へと躍り出た。
狩人とは、獣ではない。そして上位者ですらないが。その啓蒙は只人よりも優れているのだから。彼が今、師が何を思っているのかも分かるのだろう。
血は繋がり、しかしその意思は真逆であるが。それは彼なりのケジメの付け方。
「上条君?」
月光の聖剣を携えた彼に、仁美は尋ねる。対して恭介は振り向かずに、ただ言うのみ。
「これは、葬送だ」
聖剣を掲げ、月より流れし魔力を貯めていく。
「我が師、月の香りの狩人に。さやかと僕からの」
崩壊し、それでも原型を留めているワルプルギスの夜。それはゆっくりと地表へと迫ってきている。隕石のように迫るそれは、着地すれば大被害を齎す事を今になって彼女らは理解した。
ルドウイークは強い眼差しで頷いて見せる。
「君の使命を、果たし給え。人々を救い、さやかの遺志を継いで見せろ」
恭介は何も言わず、ただ聖剣を掲げ。
ワルプルギスの残骸に向けて一気に振り下ろす。その刀身から放たれる月光の奔流は大きな光束となりワルプルギスを呑み込んで見せた。遥か彼方、高次元暗黒に潜むルドウイークの師、月光は確かに恭介へと力を貸してみせたのだ。
光波が過ぎ去れば、そこにワルプルギスの夜は最早存在せず。塵一つ残さず、悪夢は葬られたのだろう。百合の、そして月の香りの狩人を呑み込んで。それは長く失われた記憶を取り戻した狩人に向けての葬送であった。
そして。体育館において娘を待ち続けていた月の魔物は啓蒙された。娘の意志を。何を得たのかを。
「……リリィ」
呟く声は陽気にはしゃぐ子供達に掻き消され。しかしその横に佇む乳母にだけは聞こえていた。彼女は同じく感じ取った啓蒙で、彼に話しかけた。
「お嬢様は、やはり魔法少女だったのですね」
その言葉に月の魔物は頷く。彼は全てを知っていた。その昔、別の世界。娘はただの魔法少女であった。ただ必死に戦い抜いて生きたいと願う哀れな少女は、しかし魔法少女の呪いのせいで老いることはできず、放浪していた事も。そして行き着いたヤーナムにおいてその呪いを解くべく血の医療を受け入れた事も。
彼らの特別な血とは、即ち聖血である。その血は人の身体を作り替え、魂までも人とは見えぬように変えてしまう。魔法少女とは魂の具現化。であるならば、人としての魂は作り変えられ、しかし魔法少女の魂は何処へ行き着くのであろうか。
どこにも行き着く場所などない。ただ魂のみは放浪し、そして定めである魔女へと変貌し、世界すらをも跨いで渡り歩くのであろう。
故にリリィという狩人には魔法少女であった記憶などない。狩人として生まれ変わり、魔法少女の部分は流れてしまったのだから。それは必然だった。
「これからだぞ、リリィ」
父である上位者は、娘の未来を憂う。それは今まで以上に険しい道のり。此度相手にするのは唯の上位者では無く。それこそ神と言っても差し支えのない存在なのだから。
晴れた空。寸前まで嵐がこの街を襲っていたのだと、誰が思うものか。どこまでも澄んだ空は美しく、まるで少女達の未来を歓迎するかのよう。大量に散らばるワルプルギスの夜のグリーフシードが無ければ、の話だが。
少女によって、その光景に対する捉え方は異なるだろう。巴マミ、佐倉杏子、志筑仁美、そして恭介は大切な仲間……愛する人を失ってしまった。
傷はなく、しかし魂すらも無いその身体を抱き抱え、恭介は涙する事なく空を見上げるのだ。喪失感を覚えながら。それを埋める事など誰にもできない。
「さやか……」
託された月光を、恭介は自らの夢に仕舞い込む。この聖剣は彼女の遺志。恭介が継がずに誰が継ぐ。
そして、闘いが終われば協力者とは去るもの。ルドウイークと烏羽の存在が希薄のものとなっていく。ルドウイークはその結末に満足いく訳が無い。かつての狩りのように、自ら育てた者が死に、また生き残ってしまう。
「少年。彼女はきっと……」
「分かってるさ、それは。だが、それでも、僕は……」
少年の複雑な思いは計り知れない。故にルドウイークはただ消えることしかできない。
暁美ほむらは、彼女の悲願を達成した。悪夢は潰え、それを歓迎するように晴れる空にただ両手を伸ばす。
それは長い、長い闘いの歴史。誰にも知られず、そして知られてはならぬ闇。故にそれが晴れれば、発狂してもおかしくはなかった。
確かにやりきれない。大切なまどかの親友であるさやかは死に、よく分からなかったが最期まで戦いに付き合ってくれた百合の狩人も消息不明。しかしそれでも喜ばずにはいられない。
とっくに、暁美ほむらは狂っている。時を戻し、否、世界を切り替えて目的を達成するまで繰り返すという事は即ち、現代人において神の業にも値するものなのだから。それを一介の魔法少女が経験するなど、気が触れない訳が無い。
「やった……!まどか!やったよ!まどか達!今まで見殺しにしてごめんね!でもやったの!貴女に頼らずワルプルギスの夜を倒して、貴女を救ったのッ!あははー!やったんだー!やったぁー!まどかァー!!!!!!」
そこに凛々しい暁美ほむらの姿は無い。ただ壊れ、子供のように喜ぶ少女がいるだけ。そんな姿を、仲間達は訝しむように眺めていた。
ワルプルギスの打倒とは、この物語におけるある種の終点。それを喜ばない時間軸など存在しない。はずなのに、何なのだこのやり切れぬ感じは。やはり美樹さやかの死が関係しているのだろうか。
否。それはすぐにやってくる。
「ほむらちゃん、もう良いんだよ」
覚醒した少女は、壊れかけた大切な友を後ろから抱きしめる。その暖かさは不死にとっての火のように。ほむらを包み込んだ。一気に狂気が醒め、ほむらの精神は正気に引き戻される。そして次に現れる感情は涙。歓喜の涙だった。
振り返り、まどかを抱き締め返すとほむらは告げた。
「やったよ、まどか……!私、今度こそ貴女を死なせずに……!」
「うん、うん……ありがとうほむらちゃん……でも、ごめんね。私いかなくちゃ」
ふと。そこで、抱き締めているまどかの手に何かが握られているという事に気がついた。涙ながらに彼女の手を見てみれば、そこには見たくも無い忌むべき存在が握られている。
擦り切れ、生きているかも怪しいキュゥべぇ。まどかの手にはそれがあった。
「ひっ!?まどか、何をするつもり!?」
ほむらは問う。そして、守りきったと思った親友の瞳を覗き。今度こそ発狂した。
宇宙。広大な暗い闇に広がる星々が、まどかの瞳に名一杯広がっているではないか。それはいつか見た、百合の狩人よりも凄まじく。銀河そのものと言っても過言ではないほどの宇宙。
━━宇宙は空にある!それは正しい。だが誤りでもあり。宇宙とはまさしく、まどかの脳にあるのだ。悍しく、しかし狂うほど美しい。誰もがそれを欲する。故に誰の手にも届かない。
それを、少女は手に入れた。
「ああああ!ああああ、アァーッ!!!!!!」
まどかの腕の中で絶叫し悶えるほむら。人の身に過ぎた啓蒙とは毒だ。深い真理に辿り着こうとするたびに、人の脳では処理し切れない。
「か、鹿目さん!?一体何をしたの!?」
マミが問うも、まどかは微笑をするのみ。
「安心して、ほむらちゃん。貴女の愛を、無碍にはしないよ」
そう言ってほむらに口づけすれば、あれだけ暴れていたほむらは黙った。深く、熱い口づけは見ているだけで息を呑む。それはまるで魂を呑み込んでいるようにも見え。
だがほむらは、冷静にまどかから離れていく。
「ダメ、ダメよまどか……やっと、やっと倒したじゃない!美樹さやかは死んだけど、貴女の敵はもういない!だから、やめて!魔法少女なんかにならないで!」
後退りしながら懇願するほむらに、まどかは告げる。
「魔法少女にはならないよ。私は、神になるの。ほむらちゃんは、神様のお嫁さんになるの」
少女らしく頬を染めて言い切るまどかは、しかし次の瞬間には不気味なほど静かに。
「さぁ、キュゥべぇ。叶えてよ。私の願いを」
草臥れ言葉を発しないキュゥべぇに、その願いを告げた。
「全ての魔女を生まれる前に消し去るの。すべての宇宙、過去と未来の全ての魔女をこの手で!そして私は、天国を築く!魔法少女達の楽園を!」
理は、覆される。感情を持たぬ白き宇宙の使者達は、その誘いにまんまと乗ってしまった。どうしようもなく利己的で上位者らしく、しかし宇宙規模の願いを。
少女の救済
上位者を超える存在となる少女、鹿目まどかが齎した奇跡。敵味方問わず戦う者達の魂を止め、狩人ならば高次元すぎる啓智のため発狂を促す。また不死人であるならば因果より振り分けられた呪いで石化する。魔法少女であるならば円環の理に強制的に引き摺り込まれる。
深淵すらも飲み込む愛という名の野心を持った少女の心は、宇宙に潜む者達では最早手に負えない。優しき友の記憶は時の歪みに囚われた少女が長い年月をかけて自らの中に奇跡として積み上げられた。そしてそれを理解し、自らの奇跡として再構築したのだ。膨れ上がった因果の前で最早敵や味方など意味を為さない。ただ少女の、遍く愛を手に入れたいという欲の前に呑み込まれるのみだ。
死とは、終わりではない。その先に待ち受ける極楽浄土のためらなば、誰が生に執着しようか。
どこまで書いたら良いかアンケート取ります。反映するかしないかは気分です(横暴)
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アニメ本編のみ。あともうちょい
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叛逆。展開は変えるかもしれません
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叛逆後も。クオリティ低し(断言)