鉄道公安隊俊作集   作:新庄雄太郎

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久しぶりの公安特捜班の短編を書いてみました、南と高山は新幹線「ひかり」に乗って
岡山県の倉敷へ向かう事に、被害者の女性は倉敷から来た女性だった。


倉敷から来た女

今日、四谷のホテルの中庭で女性の死体が発見された、ホテルに記入した宿泊カードには。

 

 〈倉敷市中央2丁目☓番地 浅井美代子〉

 

と、書かれていた。

 

その事件は、公安特捜班にも一報が入った。

 

「はい、わかりました、早速、調査します。」

 

と、高杉班長は電話を切った。

 

「おい、警視庁から協力要請だ。」

 

「早速、当たって見ます。」

 

南と高山は、大湊室長に呼び出された。

 

「紹介しよう、こちらは警視庁捜査一課の十津川警部だ。」

 

「警視庁の十津川です。」

 

「早速ですが、事件の余韻を話してください。」

 

「事件が起きたのは今日の朝8時ごろ、ホテルの従業員から女性が死んでいると通報、被害者の女性は浅井美代子

33歳、住所は倉敷市中央2丁目☓番地と判明しました。」

 

「それで死因は。」

 

と、高山は言う。

 

「死因はナイフによる出血死です。」

 

「なるほど。」

 

「わかりました、早速捜査します。」

 

南と高山は、11時42分発の「ひかり111号」に乗り倉敷へ向かった。

 

「うわー、凄いや。」

 

「どうした、高山。」

 

「僕、一度東海道・山陽新幹線に乗って見たかったんですよ。」

 

「そういえば、N100系に乗ったことがあったな。」

 

15時53分着、岡山駅に着いた。

 

「やっと、岡山か。」

 

そこへ、岡山県警の真山刑事が迎えに来てくれた。

 

「どうも、岡山県警の真山です。」

 

「公安隊の南です。」

 

「同じく高山です。」

 

2人は、パトカーに乗って倉敷へ。

 

「この辺りは、人気の観光名所何ですか。」

 

と、南は言う。

 

「はい、ここは美観地区なんです。」

 

「この辺りは、蔵屋敷や民芸品の販売店や和風グリルが並んでる場所なんです、だから観光客が多いんです。」

 

「なるほど。」

 

「十津川警部の話では、被害者の浅井美代子には父親の遺産が受け取る予定だと分かりました。」

 

「では、その被害者には父親の遺産を受け取ると。」

 

「はい、顧問弁護士の武道弁護士が言っていました。」

 

「なるほど。」

 

特捜班では、桜井と岩泉も事件の捜査をしていた。

 

「何ですって、浅井には遺産を受け取ると。」

 

「そうだ、武道弁護士が言ってたそうだ。」

 

「じゃあ、犯人はその遺産の犯行って事か。」

 

と、岩泉が言った。

 

「じゃあ、犯人はその何に入るのね。」

 

「今、南と高山が倉敷へ行って捜査している。」

 

「倉敷か。」

 

浅井家

 

「遺産の受け取りは浅井の長女の美代子さんに間違いないですね。」

 

「はい。」

 

「そう言えば、遺産を横取りされる脅迫もあったわ。」

 

と、妹の芽美が言った。

 

「なるほど、美代子さんには婚約者はいますか。」

 

「ええ、彼氏の天川 誠司はいますけど。」

 

「彼は今はどこへ。」

 

「彼は、今名古屋へ転勤していますが。」

 

「それ、どういう事。」

 

「会社の都合で名古屋へ転勤されたんです。」

 

「それで、名古屋へ。」

 

一方、桜井と岩泉は犯人と思われる実物を割り出していた。

 

「この男が犯人かな。」

 

「あり得るな。」

 

倉敷に来ていた南と高山に伝えられた。

 

「えっ、犯人が割れた。」

 

と、高山は電話をした。

 

「うん、犯人はこの人じゃないかと。」

 

「それで、犯人は。」

 

「えーと、徳川恭一です。」

 

「じゃあ、徳川が。」

 

「ええ、浅井の元彼氏だそうです。」

 

「犯人は、その男が。」

 

桜井と岩泉は倉敷に来ていた。

 

「やっぱり、徳川が。」

 

「ええ。」

 

「ホテルの従業員の話だと徳川らしきの男を目撃されています。」

 

「そうか。」

 

南と高山は犯人が乗り捨てたホンダ・アスコットを発見した。

 

「いないぞ。」

 

「母親と芽美さんを人質に。」

 

「可能性はあるな。」

 

そこへ、桜井と岩泉と合流。

 

「これで、遺産は俺のものだ。」

 

「そこまでだ、徳川!。」

 

と、南は言った。




劇中の新幹線「ひかり」の時刻は平成6年の時刻を使用しています

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