鉄道公安隊俊作集   作:新庄雄太郎

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90年のダイヤ改正で寝台特急「鳥海」が運転開始されました、かつては特急として運転され、昭和57年から63年にかけて運転してました

今回は寝台特急「北陸」の殺人にも出演しました鶴岡晟弥が主役に書いてみました


寝台特急「鳥海」愛の終着駅

北の玄関「上野駅」、ここには別れがある出会いがある、東北や北海道へ行く人はここが始発駅である。

 

「おーい、きよしさーん。」

 

と、1人の女性が吉野に声を掛けた。

 

「おう、待ったか。」

 

彼女の名前は船本めぐみ、めぐみの彼氏は吉野 きよしである。

 

「本当なの、北国へ行くって。」

 

「ああ。」

 

「次の寝台は羽越本線経由の夜行特急「鳥海」は21時23分か。」

 

「ホームへ行こうか。」

 

「そうだな。」

 

吉野と船本はホームへ来ると、青森行の寝台特急「鳥海」が入線してきた。

 

「私たちは7号車ね。」

 

「うん。」

 

そして、発車ベルが鳴った。

 

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ

 

「まもなくー、15番乗り場に寝台特急「鳥海」青森行が発車します、ドアが閉まりますご注意ください。」

 

ピィーッ!

 

と、警笛を鳴らして上野駅を発車した。

 

上野と青森を結ぶ特急「鳥海」はかつては中高特急として活躍してきたが、90年9月のダイヤ改正で寝台特急として復活された、高崎線・上越線を経由して羽越本線へ入る、秋田からは奥羽本線を通って青森へ行く、上野を21時23分に発車し、大宮、高崎、村上、あつみ温泉、鶴岡、余目、酒田、遊佐、象潟、仁賀保、羽後本荘、秋田、八郎潟、森岳、東能代、二ツ井、鷹ノ巣、大舘、碇ヶ関、大鰐温泉、弘前、終着青森には翌朝9時15分に着く。

 

9時15分 青森

 

「あれっ、吉野さんは。」

 

「えっ、うそ。」

 

そこへ、車掌がやって来た。

 

「どうしました、お客さん、終点青森ですよ。」

 

なんと、寝台で殺人が起きたのだ。

 

その事件はすぐに東京公安室に知らされた。

 

「はい公安特捜班、えっ、寝台特急「鳥海」で殺し、はい、吉野 きよし、わかりました。」

 

と、高杉は電話を切った。

 

「おい、高山、鶴岡、寝台特急「鳥海」で殺しだ。」

 

「わかりました、早速捜査します。」

 

高山と鶴岡は早速吉野の身元を調べることにした。

 

「ええ、吉野は昨日から彼女と一緒に上野で夜行列車で青森へ行くと言ってたけど。」

 

と、吉野の上司は言った。

 

「彼女は誰かわかりますか?。」

 

「ええ、確か船本って言ってたな。」

 

「船本ですか。」

 

高山と鶴岡は早速、吉野 きよしの彼女船本めぐみの自宅へ向かった。

 

「まさか、きよしさんが殺されるなんて、私も信じられないわ。」

 

「気の毒ですが、あなたは何か恨まれることはありませんか?。」

 

と、鶴岡は言った。

 

「実は、私、三日前にストーカーに会ってるんです。」

 

「何ですって。」

 

と、高山は驚く。

 

「どんな人か覚えていますか?。」

 

「相手は男で、20代から30台前後です。」

 

「なるほど。」

 

船本は三日前からストーカーに会っていたことが判明された。

 

公安特捜班

 

「何っ、被害者の彼女はストーカーに会っていた。」

 

と、高杉は言った。

 

「それ本当か、高山、鶴岡。」

 

と、捜査主任の南は言った。

 

「はい、三日前に後を付けていたそうです。」

 

「という事は、吉野の前の彼氏の可能性も。」

 

そこへ、桜井がやって来た。

 

「何ですって、ストーカー。」

 

と、桜井は言った。

 

「許せないわ!、私も捜査に加えて下さい。」

 

「そうか、よし、桜井も高山と鶴岡と一緒に捜査してくれ。」

 

「必ず、逮捕してみます。」

 

早速、高山は推理してみた。

 

「犯人は、スカジャンを来た20代から30代前後の男って言ってたなわね。」

 

「ああ、恐らく被害者の彼氏の船本は前の彼氏と見て間違いない。」

 

「すると犯人は、秋田で下車しそこから羽越線経由の特急に乗ったとみて間違いない。」

 

「そうか、犯人は特急「いなほ」と上越新幹線「あさひ」に乗り次いだんじゃない。」

 

そして、3人はスカジャンを来た20代から30代前後の男を追う事にした。

 

「ああ、その男の人なら、来られましたよ。」

 

「そうですか。」

 

高山は売店の店員にスカジャンを来た20代から30代前後の男が来たと確認された。

 

一方、鶴岡がスカジャンの来た男を発見した。

 

「あっ、あの男は。」

 

鶴岡は追いかけた。

 

「待てぇー。」

 

「にっ、くそっ。」

 

そこへ、桜井が挟み撃ち。

 

「観念しなさいっ!、」

 

と、制圧した。

 

「お前を殺人の容疑で逮捕する。」

 

と、鶴岡は手錠をかけた。

 

「高山、犯人を逮捕したわ。」

 

「そうか。」

 

犯人の名前は越田雅弘、彼女にやり直そうと責めたことでの犯行だった。

 

「3人ともご苦労であった。」

 

と、高杉は言った。

 

「はい、ありがとうございます。」

 

こうして、事件は解決した。

 

 




劇中の列車時刻は96年3月のダイヤを使用しています

なお、寝台特急「鳥海」は97年のダイヤ改正で廃止されました

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