今回はサブの通り、登録をします。
「「「「お、男ぉぉぉぉぉ!!!?」」」」
多くの冒険者達が俺に気付き、一斉に叫びだした。かなりの大人数だったので俺の耳がかなりのダメージを受けた。
やべぇ、耳がキーンってなってめちゃくちゃ痛い。
「 嘘!男!?何でこんな所に!!?」
「まさか!冒険者になりに来たとか!?」
「もしそうだったらどうする!?」
「もしそうだったら、私達のパーティーに誘おうよ!!」
「あ、それ賛成!」
「もしパーティーに入ったら手取り足取り……グフフフフ」
「イケメン男子、ハァハァ///」
何で男が居るのやら、パーティーに誘おうやら、何か冒険者達がコソコソと話し合っていた。まぁ邪な考えを持った奴のパーティーには入らないし、てか最後の奴はこれ以上近づくな。
さてと、そろそろカウンターに行かないと。場所は、まぁルナさんの所で良いだろう。
「すみません、冒険者登録をしたいのですが。」
「………は、はい!?冒険者登録ですが!?危ない仕事ですよ!?男の人がやっていい仕事じゃ……」
なるほど。この世界では、男はかなり貧弱なんだな。この必死さでは恐らくそうなのだろう。
「それは分かっています。でもなりたいんです!冒険者に!」
「わ、解りました。では冒険者について説明を。………まず、冒険者とは街の外に生息する、人に害を与えるモンスターの討伐を請け負う人の事を言います。そして冒険者には各職業がございます。」
おぉ来たよ!職業!すごいワクワクしてきた!
「職業は、ナイト、ウィザード、ランサー、アーチャー、プリースト、盗賊などが存在します。」
おぉぉ!!アニメと全く同じだ!!やべぇ、興奮してきた!!すると、ルナさんは俺の前に一枚のカードを差し出した。
「これは冒険者カードという冒険者の証で、自分のステータスを見ることが出来ます。それと此方にレベルという項目がありますね?ご存知の通り、この世のあらゆるモノは、魂を体の内に秘めています。どの様な存在も、生き物を食べたり、もしくは殺したり。生命活動にとどめを刺すことでその存在の記憶の一部を吸収出来ます。通称、経験値と呼ばれます。経験値は目に見えませんが、」
ルナさんがカードの一部を指差した。
「冒険者カードを持っていると、吸収した経験値が表示されます。経験値を貯めると、急激に成長します。レベルアップ等と呼ばれますが、分かりやすく言うとレベルが上がるとスキルを覚えるためのポイントなど、様々な特典が与えられるので頑張ってレベルを上げてくださいね」
説明を聞いて、ますますゲームっぽいなと思ってしまう。
「まずは、こちらの書類に、身長、体重、年齢、身体的特徴の記入をお願いします。あ、書きたく無いものは書かなくてもいいですよ。」
ルナさんが書類を差し出しながらそう言ってきた。この世界では男の体重などを聞き出すのはマナー違反なのだろう。まぁ、俺は書くけど。
身長は多分同じく170センチ、体重は同じく57キロ、年は16、赤髪、黒目に黄色い瞳………。
「はい、ありがとうございます。では次に此方の水晶に触れてください。」
これがステータスを測る水晶か、予想以上に綺麗だな。俺はそう思いながら水晶に触れる。すると、水晶が光り輝く。
これが生で見られるなんて夢みたいだ。
「はい、ありがとうございます。カンナヅキヤトさんですね。ええと………。はああああああっ!?なんですか?これ!?筋力以外平均を大幅に超えています!!特に俊敏が尋常じゃないんですが、男なのに、一体何者ですか………っ!?」
ルナさんの言葉を聞いて冒険者達は驚き、ざわつき出した。男は身体能力が低く、女の方が上なのが普通なのに俺のステータスがその普通を覆したのだ。驚かない訳がない。
「これならクルセイダーなどの筋力が必要職業以外だったらどんな職業にだってなれますよ!!」
どんな職業か……どんなと言われると迷うな、剣を使う系の職業に付きたいし、そうだ!
「ルーンナイトでお願いします。」
「ルーンナイトですね。解りました。冒険者ギルドへようこそカンナヅキヤト様、スタッフ一同今後の活躍を期待しています。!」
こうして俺の異世界生活が始まった。
俺は、此処二週間、ジャイアントトードの討伐クエストを受け続けていた。視線の先にはジャイアントトードが複数いる。生で見るの初めてだけど、かなり気持ち悪い。特に目が。でもそれを気にしていたって仕方無いと思い、斬魄刀を抜いた。
「さてと、一狩り行くか!!」
俺は、一番近いピンク色のカエルに瞬歩で近づき、斬りかかった。瞬歩は冒険者カードのスキル欄にあったので、速攻で覚えた。一番使ってみたかったからだ。
ピンク色のカエルを切り捨て、次のカエルに行こうとしたとき、ある叫び声が聞こえた。
「アクアー!あんた、喰われてんじゃないわよーー!」
この言葉からしてカエルに喰われたのだろう。てか若干違うけど何か聞き覚えあるセリフだし、取り敢えず行ってみるか。
俺は瞬歩で叫び声が聞こえた所に行ってみるとカエルの粘液でねちょねちょになったら女神アクアと、ショートソードを片手に息切れしている同い年ぐらいの少女がそこにはいた。
見てくれてありがとうございます。
次は主人公サイドか女体化カズマサイドのどっちかにしたいと思っています。