椎名さんと過ごす日々   作:ニアランテ・オルタ

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昨日出せずにすいません!私の都合で水曜日と金曜日は出せないと思います。すいません……ただ、書ける時もあるかもなので、応援ください。テンション次第です。


椎名さんと小テスト

 「今日のお弁当は月末ですから少し奮発して、無料ではない鳥肉を使った唐揚げにしてみました」

 

そう言って二つお弁当箱を取り出す俺の友人の椎名ひよりさん。ただ…

 

『リア充…滅べ…』

 

『fu○k you!』

 

『あんな美少女のお弁当とか…羨ましい』

 

と言った感じで周りのクラスメイトの視線が痛い。やっぱり一つは俺が持って行く方がいいんじゃ…

 

「もう、そう言って過去に何度か忘れてるじゃないですか。信用できません」

 

椎名さんはそう言って俺の前にお弁当を置き、自分を開けていた。

 

「なんでしたら、大きいのを一つ作って二人で分け合いますか?」

 

椎名さんがそう言って瞬間周りの視線がより痛くなった。勘弁してほしい。

 

「ふふっ、冗談ですよ早く食べましょう」

 

気にしていても仕方ない。俺も早く椎名さん特性弁当を食べて午後の授業もがんばるとしよう。

 

「いただきます」

 

椎名さんと声をそろえて言う。後二時間がんばれそうだ………

 

 

 

 

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六時間目の授業の時、いつもはプリントを使わない坂上先生がプリントを持って入って来た。珍しい。

 

「いきなりで済まないが、月末だから小テストを行う。後ろに回してくれ」

 

そう言ってプリントを配る坂上先生。するとクラスメイトの一人が

 

「え~もしかして抜き打ちっすか?」

 

そんなことを言う。まぁ無理もない。誰だってテストなんてやりたくは無いだろう。

 

「安心してくれ。これはあくまで今後の参考資料になるだけだ。成績表には一切影響は無い」

 

前もこんな風に含みのある言い方をしていたな。やはり今回も何かあるのだろうか…

 

「でも、テストなら私が教えましたし大丈夫ですね」

 

小声で椎名さんが言ってくる。確かに椎名さんはとても教え方が上手かった。これなら大丈夫だろう。そう思い、ブリントを見ると1科目4問で、国・数・英・理・社の5科目、計20問ある。配点は1問、5点の計100点のテストだ。

早速名前を書き、解き始めるだが…あまりにも簡単過ぎる。こんなの入試よりレベルが低い。そう思い解いて行くと、最後の3問。レベルが違う。高1でやらせるレベルじゃない。後で椎名さんに聞いて見ようかなと思っていると、チャイムが鳴った。

 

「そこまで。後ろから回してくれ。それと今日はHRはないので、回し終わったら解散だ」

 

坂上先生がそう言って、クラスのプリントを集め終わるのと同時に椎名さんに最後の3問について聞いてみる。

 

「あれですか。確かに難しかったですね」

 

やっぱり椎名さんですら難しいのだ。他の問題はあまりにも簡単だったから

 

「確かに、中学校1年生の時に習ったものばかりでしたね」

 

学校が何をしたいのかわからない。ただ、あのプリント…何か裏があるのだろう。

 

「そんな気がしますね。あ、私は部活なの失礼しますね」

 

そう言って椎名さんは鞄を持って部活へ行っていく。さて、図書館にいくか…

 

 

 

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 図書館で本の続きを見つけ、手を伸ばすと

 

「あ、すいません」

 

1人の男子生徒と手をあった。見た目はあまり冴えないが、凄く強そうだ。だが、折角椎名さん以外の本仲間を手に入れるチャンスだ。そう思い、本、好きなんですか?と話しかけてみる。

 

「え、ま、まぁ」

 

よし、言質は取った!ここからは椎名さんの様にガッツリと!そう思い、男子に勢い良く話しかけていく。すると

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ」

 

そう言われ我に帰る。すいませんと謝りつつ自己紹介をする。

 

「あぁ、大丈夫だ。俺はDクラスの綾小路清隆。よろしくな」

 

そう言ってくれた綾小路君ここで押し切る!こちらこそよろしくと言い、良ければ友達にならないかと聞く。

 

「え、良いのか?」

 

当然。友達が増えるのは嬉しいから。

 

「そっか、じゃあよろしく」

 

そう言って手を差し出す綾小路君。もちろん手を握り、連絡先の交換を切り出す。

 

「あぁ、勿論良いぞ」

 

なんだか、踊り出しそうな綾小路君と連絡先を交換した頃に、電話がなった。見ると椎名さんから食材を買ってきて欲しいとの事だ。これは急がないと

 

「行くのか?」

 

そう言ってくる綾小路君に頷き、図書館を出てスーパーに向かい、無料の食材を5つ、かごに入れ他の食材も買って帰る。途中に

 

「あ、あなたは…」

 

と言われた気がするが関係ない。食材に傷が付かない程度に走り部屋に戻ると、

 

「お帰りなさい。ご飯にする?お風呂にする?それとも…………すいませんちょっと待ってください」

 

そう言った椎名さんは携帯を取りだし何処かに掛ける。

 

「先輩。お風呂のあとは何を言えばいいんでしたっけ?」

 

俺は急いで椎名さんの携帯を取り、連絡を切る。

 

「あっ、何するんですか」

 

そう言った怒ってくる椎名さんを宥めつつ、食材を渡す。

 

「もう、ありがとうございます今日はシチューにしますね」

 

そう言ってキッチンへ向かって行く椎名さん。全く、椎名さんにとんでもないことを言わせようとした先輩は何とかしなければ…

 

「ふふっ、少し待ってくださいね」

 

そんな俺に気付いてかそう言ってくる椎名さん。やっぱりわかってしまうのか。まったく、椎名さんには敵わない。

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