椎名さんと過ごす日々   作:ニアランテ・オルタ

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WREEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!はい。テストが終わりました。けれどまた二週間後にやって来ますシクシク。それまでは投稿ペースを維持……出来るかなぁ。あとお気に入り登録者様が200人を突破していたので結婚式の回は幻にならなくて済みそうです。


椎名さんと赤点回避

 「……そろそろ帰りましょうか…」

 

そう言って帰り支度をする椎名さん。先程、椎名さんにかっこよかったと言われお互いの顔が見れなくなっていたので勉強を教えてもらうことも出来なかったのだ。俺も帰りの支度をし、図書館を後にする。

 

「…そう言えば、彼が言っていた赤点を回避する方法はどうやって見つけるのですか?」

 

どうしようか、ヒントになるのは多分小テストなのだろうけれど…。そう考えていると

 

「さっきも言いましたが、少し頭を空っぽにして考えてみてはどうですか?」

 

そうだな。頭を空っぽにして思い付いたことをしてみよう。そう思い、空っぽにして考える。すると真っ先に出てきたのは『先輩に頼る』だ。困った時には知っている人に頼ればいい。椎名さんにも協力してもらえばいい結果が出せるだろう。

 

「いい案が出来た感じですね」

 

お陰さまで、早速椎名さんに作戦を伝え『生徒会室』へ向かう。

 

 

 

 

 

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生徒会室に着いたら、まずは椎名さんと俺で扉を叩き、生徒会のメンバーを呼んでもらう。生徒会長と副会長はハズレだ。この学校を統治するぐらいなのだから、無理に決まっている。

 

「では、そのお二方が出てきた場合はどうするのですか?」

 

生徒会室に向かう途中に椎名さんに作戦を説明する。椎名さんは二人が出てきた場合はどうするのか?と聞いてくるが問題無い。生徒会に入りたいと言ってくれればいい。

 

「どうしてそれで大丈夫なのですか?」

 

多分だが、生徒会の席は全て埋まっていると思う。だから確実に拒否され、事なきを得ると言う訳だ。

 

「なるほど。それで、それ以外の方が出てきた場合にテストについて聞くのですね」

 

そのとおりだ。これならなんとか情報を得れるだろう。

 

「そうだと良いですね…着きましたよ」

 

椎名さんと共に生徒会室の扉の前に立つ。二人でノックをし、待つ。

 

『何の用だ?』

 

oh………パンフレットに載っていた顔、この先輩が『生徒会長』だ。

 

「私達、生徒会に入りたくて来たのですが…」

 

椎名さんも彼が会長だとわかったようでプランを変えてこの場を去ろうとする。

 

「ふむ、お前達は確か…Cクラスの生徒だったか」

 

知っているんですか?と思わず聞き返してしまう。

 

「当然だ。生徒会長として必要なことだ。そして俺達3年や2年の生徒を頼るつもりだったようだが、残念だったな」

 

どうやらこちらの作戦はバレていたようだ。だったらこのまま帰らせて貰おう。

 

「そうだな、今度はちゃんとしたカードを持ってくるといい」

 

そう言って会長は生徒会室へ戻っていった。

 

「…まさか会長にバレていたとは…って、顔ですね」

 

そんな顔していたとは…少し恥ずかしいな。しかし、このままだと龍園君さんに何を言われるかわかったものじゃない。

 

「今は気にしていても仕方ありませんし、帰りましょう」

 

それもそうだ。まだ時間は残っている。結果さえだせばなんとかなるのだから!

 

「元気でたみたいですね。さぁ、早く帰りましょうか」

 

気づけば、椎名さんに励まされていたらしい。……やっぱり椎名さんにはかなわない。

 

 

 

 

 

 

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椎名さんが部屋に戻り、一人になると寂しさを感じてしまう。いつの間にか椎名さんのいる生活が日常になってしまっていた。そんな自分に苦笑いしつつ、水でも飲もうと思い、冷蔵庫を開けると水がなくなっていた。俺は自販機で無料で売っている水を買って来ようと思い、外に出る。

 

 

 

 

 

目的の水を数本抱え部屋に戻る途中、寮の裏を見ると生徒会長に綾小路君が襲われていた。俺は水を地面に置くと、急いで携帯の録画機能を使う。声は流石に聞こえないが、このシーンをとって置けば綾小路君が会長に怪我をさせても正統防衛が使えるはず。そう思っていると、

 

『そこに隠れている生徒。出てこい』

 

…どうやらバレていたようだ。素直に両手を上げ二人の前に出ていく。すると、もう一人女子生徒がいた。

 

「なっ!いたのか」

 

『まさか、お前だったとはな』

 

二人ともいい反応をしてくれている。

 

『全く…おい、その動画を今すぐ消せ』

 

まさか動画を撮っていた事までバレていたとは…

 

『どうやら本当に撮っていた用だな。それでお前はそれを素直に消してくれるのか?』

 

会長は声をトーンを少し落として脅す用に喋る。ここで逃げてはいけない。椎名さんにいい結果を持ち帰るために俺は賭けにでる。

 

『何?消す変わりに今回のテストで赤点を取らない方法を教えて欲しい。だと?』

 

そうだ。これぐらいなら何かなるだろう。

 

『ふん、まぁ良い。変わりに動画は俺の手で消させろ』

 

交渉成立だ。俺は会長にどうやって赤点を回避するかを聞く。

 

『何、方法はメールで送ってやる。ついでにその方法に必要な物もな』

 

会長はそう言うと俺の携帯を取り、自身の番号を入れると、今回の動画を消した。そして、そのまま帰って行った。

 

「すまん。助かった」

 

偶然近くを通りかかったから良かったけどこう言ったことは今後は無くして欲しい。大切な友達を無くすのは嫌だから。綾小路君にそう言うと、

 

「まぁ、気をつける」

 

何だか歯切れが悪かったが良いだろう。俺は置いていた水を回収し、その場を去る。明日は椎名さんに良い報告が出来そうだ……

 

 

 




この物語の主人公はオリ主であり、あなたです。
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